乙女ゲーマーはお兄さまに恋してる

乙女ゲーヒロインを操作して恋愛することになった喪女の波乱万丈の乙女ゲーム生活を描いている『(ヒロインの)精神潜入ロマンティックラブストーリー』

【リプルのたまご】苦行

今回攻略したのは『リプルのたまご』
D3Pから古に発売された女の子専用ゲーム的なアレだ。

正直中身がなさ過ぎて書くことがない。
が、頑張って結構長めに書いた。
のにクソブログは突然フリーズして勝手に再読み込みされすべて消えた。
ので本当にもう適当に書く。

この話は魔法使いみたいな存在であるリプルの見習い主人公が、呪いの本の封印を解いてしまい覚めない眠りについてしまった王子様を助けるべく隣国の王子様たちと協力するという感じである。


ここでヒロインができるのは3つ。
①移動してお目当てのキャラの元を訪れて特訓
②カードの修練
③休む(翌日になる)

実質2つしかやることがない。

このゲームにおけるクリア条件は、100日目の王位継承式までにライバルとのカードバトルに5回以上勝利することとお目当てのキャラの好感度を一定以上にすることだ。

そしてこのカードバトル、滅茶苦茶クソだ。
カードには6つの属性があり、修練によって強化されていく。
そして10日ごとにライバルがバトルを仕掛けてくるので勝たなければならないのだが、ライバルは最初から強いカードを使ってくるのだ。
こっちはレベル1からスタートな上に修練結果もランダム。
最大効率でカードレベルを上げるために大成功が出るまでロードの繰り返し。
なんとか大成功で強化してもカードバトル自体も運に左右される。

苦行か???????


そして肝心の恋愛部分。
本作にはデート(3か所のみ)と好感度イベント(3段階)、そして100日間もあって2回しか特殊イベントがない。

3ヵ所しかないデートも相手から誘われないと発生しないのだが、好感度が上がれば上がるほど誘ってくる頻度が高くなる。終盤などひどいときはほぼ毎日「暇か?」とデートに誘われる。


一応好感度3段階に合わせてシナリオは変わるとはいえ3ヵ所しかデートの選択肢ないのに何度も誘うな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

こっちは修練でカード強化しないとならねーんだよ!!!!!!!!!!
しかも断ったら悲しそうな顔するな!!!!!!!!!!!!
毎日デート誘われて場所の選択肢も3つしかないなら断られるに決まっとろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

そしてこのデートによっても一応好感度は上がっているのだろうが、このゲームにおいて好感度を上げる一番の手段はカードバトルに勝利した時にもらえる『ラブエッセンス』という謎アイテムなのだ。

そう、つまりはヒロインと相手との様々な会話や多様なイベントによって恋が芽生えるのではなく、バトルによって勝ち取った謎の薬によって自分を好きにならせるというあまりにも虚しすぎる恋愛なのだ。


あとこれだけは言っておきたいのだが、
ヒロイン、攻略キャラと会話してる時の返事「そうなんですかぁ」多用しすぎ

お前どんだけ相手の会話に興味ないんだ。

まあこのゲーム、デートとかイベントで攻略キャラが話す内容の半分以上がこの世界観の説明とかキャラ紹介っていうあんまりにもあんまりなシナリオなので仕方ないのかもしれないが、ヒロイン、
「そうなんですかぁ」
「はい」
「いいえ」
「まぁ」
「そうですか」
で大体の会話を回していることに気がついて最早笑えてきた。

 

と、ここまで文句ばかりになってしまったが一応キャラ別感想も書いておく。


火の国 ウルツ
いわゆるお馬鹿元気系王子。
この男、謎の生き物(名前忘れた)を連れていてその生き物に関する話とかデートでされたりするのだが、この生き物、いるか????
この生き物の説明にかかった分、もう少しヒロインとの関係性を示すようなイベント入れられなかったか??
無意味なものとか設定が嫌いなわけじゃないが、正直こんなに恋愛イベントないのに謎の生き物の話の必要性とは?となってしまった。すまねえな。でも彼は良い奴だ。


水の国 セピオ
ショタ系王子。
デートで薔薇をプレゼントされてその棘で怪我した時に絆創膏貼ってくれるイベントがあってウケた。
だって魔法が主軸にあるファンタジーでフッツーに絆創膏出してくると思わないじゃん。絶対舐めるイベントか魔法で治すイベントだと思ったわ。


花の国 スピネル
あんまりチャラくない女性を大切にしてる系女たらし王子。
良い奴。

土の国 ユークレース
真面目なおっとり系眼鏡王子。ちなみにcv紀章
デートで部屋を訪ねた時のユークレース

「突然ですがあなたは神の存在を信じていますか?」

笑った。宗教勧誘か?


雪の国 エクリュ
不思議引きこもり系王子。
不思議ちゃんキャラはゆっくり喋る奴が多い。それすなわちセッカチな私との相性最悪。エクリュは某志水パイセンよりは早く喋ってくれたが。
この男だけは無駄に会話が暗くてヒロインも「まぁ…」と返答に困るような感じだった。
前髪が鼻のあたりまであり、メカクレが嫌とかではなくロン毛なのも相俟って非常に鬱陶しい見た目だったのだがエンディングで前髪切られてたのはGJだった。


風の国 トリフィル
騎士であり王子。
一番普通にカッコイイ見た目で一番常識人で一番普通の感性で一番好きだった。
女性慣れしてなくてかわいい。
デートを断るのが一番心にきた。


師匠 クラウディ
ヒロインのリプルの師匠。
ちなみに王子様を助けようとして呪いの影響を受けてアヒルにされてしまっている。
ストーリーの9割アヒルの姿の師匠と接することになる。
しかし元々ヒロインと師弟関係であり、一番恋愛になるのがしっくりきたので乙女ゲームとして見るならこのルートが一番である。


眠れる王子様 レグラント
これマジで文句言っていい??

この王子は寝てるからデートできないじゃん?
さらに他の攻略キャラは移動で部屋を訪ねて一緒に修練みたいなことできるけどこの王子はカードバトルに6回勝たないと部屋訪問すらできないわけよ。
つまりカードバトルに毎回勝利(一回目とか相当厳しい)して最短で61日目からしか訪問できないわけだよ。

そして訪問すると王子の呪いを解けるか試せるんだけど絶対に失敗して今のあなたの力じゃ無理ねって言われるんだけどさ……
99日目の固定イベントでしか目が覚めないのに試させるなよ!!!!!!
ヒロイン61日目で既に最強のリプルだよ!!!!!!!カード最強なんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

しかもこの部屋訪問した日に夢をみてその中で王子の思い出を見るっていうのが5回だけあってあとはエンディングまで何もなし。

エンディングで呼び出されたと思ったら
ほとんど話したことはないけど君が好きなんだ!
と全然嬉しくもときめきもしない告白をされる。

王子は小さい頃一度だけ遊んだヒロインのことをずっと好きだったとかいう話なのだが、リプルのたまごとして現れたヒロインが自分の好きな女の子だと気がついていたのに声をかけなかったのは、ヒロインの方から声をかけてほしかったからという意味不明かつしょうもない理由。
好きなら自分から声かけろや!!!!!!!!!!!!!!!
自分の立場分かってるのか!?!?!?!?!?!?

あと王子にあの時のこと覚えてるか聞かれて、一応話の流れ上プレイヤーとして覚えているを選択したわけだけど、ヒロイン、夢の中で王子の思い出見た時に一緒に遊んでいる幼い自分を見て「なんか見たことある気がするなぁ」くらいにしか反応してなかったのに堂々と嘘つくから笑った。

 

以上、愚痴と突っこみばかりになってしまったが、このゲームをやって良かったのはライバルの女の子が可愛かったところだ。
ライバルの女の子がヒロインに張り合ってくるのが、ヒロインがクラウディ師匠の元ではなく自分の師匠の下で一緒に修行したいという理由なのだ。かわいすぎる。
見た目もヒロインより可愛い。

もう書くことがなくなってしまった。
こういうちょっと昔のゲームすると懐かしい気分になれるのが一番楽しいところだなと改めて気づきを得たプレイであった。

【はかれなはーと】攻略キャラへの愛vs母親への怒り

今回の感想は、『はかれなはーと』
ざっくりとしたあらすじは、ヒロインは全く身に覚えがないのに『妖輝石』という石を持ってるだろ!よこせ!と次々に現れる変なイケメンたちに襲われ、そんな彼らと一緒に生活する羽目になる……という話。

OPに惹かれて買った。
宮野真守なので聞いて。

 

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尚、エンディング付近までがっつり金太郎飴だ。
長すぎて舐めきるのに顎が疲れるくらいの金太郎飴だった。


ゲームスタートして初っ端から母親のキャラが濃すぎて話が何も入ってこないというアクの強さ!!!!
真っピンクの髪にロリロリした声、不思議ちゃんな性格!!!!!ギャルゲの攻略対象かよ。
私は本作においてこの母親にありえん苦しめられた。
金太郎飴ストーリーよりもロード時間の長さよりもこのゲームにおける一番のストレスはこのヤベェ母親だった。

この母親は典型的不思議チャンで自分のことを家族にまでペンネームで呼ばせ人の話を聞いてくれないという奴なのだが、最初に述べたようにヒロインを狙う男どもが次々に現れ普通に命を狙ってくる。
それなのにこの母親は「うちに住めばいいのよ~」とイケメンが現れる度に家に居候させるのだ。
正気か?

ヒロインは毎回その度に置いてけぼりにされて話が進み、周囲だけが盛り上がってヒロインが逆におかしいみたいな空気にさせられるのだ。
常識人が苦労する展開が無理なので胃に穴が開くかと思った。

攻略キャラの一人に先生がいるのだが、そいつだけは常識人だったので心配して家庭訪問してくれるシーンがある。
しかしこのイカれた母親は娘の担任相手でも容赦なしに不思議ちゃんムーヴをかまし、話が進まない。先生は完全にお手上げ状態だった。

娘を殺そうとしてる奴らを娘と一緒に住まわせて仲良くしなきゃメッよ~とか抜かす頭の湧き具合が永遠に続き、しかも攻略キャラ並みにストーリーに登場するので、キレすぎて命の母を服用しながらでないと進められないほどだった。

しかもヒロインに差分などないのにこの毒親には幼女が着るようなウサギのパジャマの差分立ち絵まで用意されていたり、無駄に父親とラブラブしているスチルなどまで出てくる。
いらないだろ。


今まで攻略キャラの性格の悪さやヒロインの頭の悪さにキレることは多々あったが、モブであるべきはずの母親にキレることはなかった。
というより結構な数の乙女ゲーをプレイしてきたと思うがここまでキレてストレス溜まったことはないくらいにこの母親に苦しめられた。

この物語では最大の山場というか真相がラストで語られる。
ヒロインは実は三年前の交通事故で死んでしまったが、父親が元々研究していた妖輝石を心臓代わりに埋め込んで生き返らせた。そして妖輝石の稼働時間がもうすぐ終わってしまうからヒロインは今度こそ死んでしまう……というという今までののんきなストーリーからは思いもよらないような激重な真実を知らされるのだ。


正直、居候に対して何もせず寧ろ一人目の居候を受け入れた父親も母親ほどではないが嫌な家族だな!と思っていた。
しかし娘の為に黙っていたとはいえずっと研究を続け、娘の為に協力者として一人目の居候を受け入れたことが分かり、個人的に父親は良い奴だなという感じになった。

問題はあのイカれた母親だ。
この話を聞いても「まぁ~そうだったの~」と全然取り乱さず、挙句の果てに自分を責めないのかと項垂れる父親にかけた言葉は「怒ってはいますけど十分苦しんだから許します~」

娘が二度目の死を迎えるかもしれないというのによくもまあこんなヘラヘラしていられるな!?

とまあ、終始この母親にキレすぎて肝心の攻略キャラに心を砕く暇がないというかストレスフルな状態で攻略しなければならず大変だった。

挙げるときりがないがこのままではヒロインの母親への怒りだけの長文ブログになりそうなのでサックリと攻略キャラの感想を書いていく。


姫宮七星(cv岸尾だいすけ

いわゆるパケ男。
一番最初に現れる宇宙人だ。彼が妖輝石を求めるのは、母国に帰る船のエネルギーにするため。そして先に述べた父親の協力者でもある。
地球の常識がないのでおかしな言動をとりがちだが、終始ヒロインを守ってくれる男でもある。

HAPPYEND
真相を聞いたヒロインは自暴自棄になり、自分を騙していた七星に対しても心を閉ざす。
そんなヒロインに七星は隠していた真実、自分は故郷では王子だが権力争いの真っ最中で、現在独裁政治を行っている王は地球侵略まで企んでいるからこれ以上犠牲を出さない為に妖輝石を手に入れたい、ということを話してくれる。
しかし七星はヒロインのことを好きになってしまっているので、故郷の未来とヒロインの命を天秤にかけることはできないと苦しんでいる。
しかしヒロインと話し合い、母星から迎えに来る弟が持つ別のエネルギー機関とヒロインの妖輝石を交換して埋め込むという成功確率の低い賭けに出る。
ここで弟に一緒に帰ろうと言われて、「俺にはもう国より大切な人ができたんだ」と熱い気持ちを語ってくれるのだが、いや、国より大切は言っちゃ駄目だろ!!!!!!!!!!
国は捨ててないとは言っているが結局はヒロインを選んで王の責任から逃げたんだから似たようなもんだよなと冷静になってしまった。
結局母星の争いはおさまり、2人も幸せに暮らしましたとさ。な終わり。


BADEND
バッドエンドなので「ヒロインのことは嫌いじゃない。けど、やはり俺は故郷の星が大切だ」と言われる。
正直こっちの方が好きだ。惚れた女と世界を天秤にかけて簡単に女を選ぶのがあまり好きではないので。
ヒロインもあっさり承諾し「無駄にしないでね」とだけ言って自ら殺される。

結局妖輝石を手に入れても故郷は戦争になり多くの犠牲が生まれ、ヒロインの為にも頑張ろうと七星が決意して終わる。

メインではあるがあまりパッとせず終わった。けど彼もずっといい人で良かった。

 

 

高坂ルイザ(cv宮野真守

自称魔術怪盗のルイザ。ナルシスト気味でcv宮野真守が非常に良く似合う。
こいつも最初は特に人の話を聞かない。「どうしてこのゲームのキャラはヒロイン以外みんな人の話を聞かないし自分勝手なんだ!?」とルイザにもキレていたが、彼は数少ないヒロインを殺そうとはしない攻略キャラなのだ。
そんな意外と良い奴なのでバッドエンドが存在しない。

妖輝石の真相を知らされた日に皆は出ていってしまう。
妖輝石もどうせ使えなくなるから!みんな私のことなんてどうでもいいんだ!と自暴自棄になるヒロイン。いや、わかってただろ!何を勘違いしているんだ。

ルイザもいなくなったと思ったら突然マスコミが家に押しかけてくる。
ルイザがマスコミにヒロインの命を狙うと嘘の予告を出し、マスコミと警察が協力してテレビ局で衆人環境の中ヒロインを守るとか言うクソ茶番が突然始まりヒロインも私も付いていけてない。

ルイザが助けに来てくれたけど完全見世物。
エリーゼ号の上で、ただの宝石なんかに興味ない。お前と言う宝を手に入れたいだけさ!こうして盗み出したんだからお前はもう俺のものだろう?だから勝手に死ぬな。勝手にいなくなることは許さない と告白されるけど見世物にされた時点でもうこっちの心は完全閉ざされてるんだよ。

最後に両親のところにいって昨夜話した通り娘さんはもらっていきます。とかいって、は?最後までヒロインだけ置いてけぼり?と最後までキレさせられた。

ラスト、皆が突然消えたのは巨大な魔法陣作る為だった。ルイザがヒロインを救ったのは人々の注目の力を集めて生命エネルギーに変換して、皆んなの寿命をちょっとずつもらったんだとか。いや、元気玉!!!!
テレビを見てる人からももらうことを考えると膨大なエネルギーらしい。つかそんなことできるなら普通に救えたのでは?このゲームにそういうこと言うのもアレだが。その反動でルイザは持って生まれた魔力全て失ったけど二人で幸せに暮らしましたとさ。

 

 

森泉晴音(cv小清水亜美

晴音は女装趣味の某国のスパイエージェント。
国の命令により妖輝石を手に入れようとしているがヒロインが気に入って居候仲間入りしたちょっと危ないお姉さんだ。声も完全に女性声優なので最後まで男だと思えなかった。

この√では真相知った途端にじゃあ殺して石をいただくわってなり、他の奴らも参戦。
皆倒され、ヒロインは自ら命を差し出す。どうせ死ぬなら役に立って死ぬと。
でも直前にできない!ってなってナイフを落とす晴音……そんなときに突然テラ(シナリオ途中で少しだけ出てくる隠しキャラ)が登場。
テラは悪魔で、妖輝石は元々テラの目玉だったらしい。
で、テラはヒロインの命を助ける代わりに晴音の母国と対峙してる国にある妖輝石の偽物を奪えと交換条件出される。そんなことすれば戦争になると悩む晴音。

HAPPYEND
母国の援助を受けず孤立無援で戦い、ヒロインの元に帰ってきた晴音。しかしその体はボロボロの死にかけ。
ヒロインは晴音を助けてといい、晴音はヒロインを助けろという。お菓子の取り合いみたいだとテラに言われ、じゃあテラがヒロインに与えるはずだった命の半分を私にちょうだい。ひとつしかないのなら譲り合わないで半分こしましょうと言って貰った命を半分こするエンド。
キャラもカプも好みから遠かったけどこの命を半分こエンドは割と好きだしぜひ他のゲームでも採用してほしい。どっちかが先に死ぬのしんどいじゃん……


BADEND
あんなにいい感じだったのに最後にやっぱり殺すって言われる笑
ヒロインはそれを受け入れ、晴音さんの生き方を貫いてください、そういう晴音さんが好きですから、と言うんだけどこのヒロインのこういうところ好き……好きな男の為に最後には命を差し出せる女が好きなので。

結局晴音は女装という生き方(生き方か?)だけは変えず、でも国への誓いなど消えてただ彼女の望む私でいることだけが残された。という本作でも特に後味悪いエンド

 

 

高柳尊(cv伊藤健太郎

ツンデレショタ生意気忍者くん
好きとかじゃなかったけどやっぱりショタツンデレは可愛い。

頭領がヒロインを殺せって命令してきたけど何かの間違いだから殺せない!と里の忍と戦って裏切り者認定。
尊を明らかに好きなクノイチが追っ掛けてきて、そのクノイチにお前のせいだ!って怒られるヒロイン何も悪いことしてないのに可哀想である。

ただ1番尊敬してるじっちゃが実は頭領なのにそのじっちゃの命令に背いてまでヒロイン守ってくれる尊くん最高に素敵だよ……


HAPPYEND
尊くんが自分のせいで苦しんでるのに耐えられないヒロインは自分の妖輝石を取り出してと頼む。それに対し、忍びの仕事で死にたくないのに殺されていく人をたくさんみてきた尊くんは、自分から死にたいなんていう奴は嫌いだ!と怒る。

その後あのクソな母親を人質に取られ、俺一人で助けに行く!というが舞さん(母親のペンネーム)は尊くんのことも息子のように思ってるからそんなの望んでない。私が行くとヒロイン。
母親は母親で捕まってるのに呑気でここでも最後まで腹立たしい。

じっちゃは、高柳の誇りを忘れたか!?とわざとはっぱをかけ、尊くんは自分が本当に守りたい存在……ヒロインのことを考えて、高柳の忍びの誇りとは主人を守ることだと思いだす。
じっちゃは尊くんの口からヒロインを守って自分の誇りを貫くという言葉を聞けて喜ぶ。
エンド後はじっちゃの墓参り。いつまでも追ってくるクノイチの女から逃げながらこれからも二人で〜的なやつなんだけど……

このルート、ヒロインの心臓どうなったの!?


BADEND
やっと隠れ家にたどり着いてもクノイチとじっちゃがいて、最後のチャンスだから今ここで殺せって言われるが拒否する尊。
ヒロイン「できるよ、尊くんなら」「私、尊くんのことずっと傍で見てたからわかるの。それが尊くんの仕事だし、尊くんきは忍びの誇りがある。私は、それを知ってる」

そして殺す尊……

ラスト、未だにヒロインを殺した時のことを鮮明に覚えている尊くん。あれから何人もの人間に仕え、命じられるがままに殺した。
「あの人のことだけ、あの人の思い出だけ、染みついたように離れない。あの人に会ったせいで、俺は……」
早く忘れよう。と考えてエンド
晴音バッドと似てるけど忘れようと思ってる点においてこのエンドが一番虚しいかもしれない

 

 

瑞穂昴(cv宮田幸季

昴くんは天使。神様からの命令でヒロインを悪魔から守るために来た子。本当に良い子だけど、良い子すぎてあとショタすぎて恋愛としては微妙だった。でもマジで本当に唯一の味方だったから許せる。

真相告げられて自暴自棄になった時に心配して昴くんがきてみんな心配してますとか言うけど
「皆って誰が?」
「嘘だよ。だって皆は妖輝石を狙ってここにきたんだから。私自身のことなんか、どうでもいいんでしょ?」

そうだよ。

テラの存在もあって昴は先輩の天使からこの件から手を引くように言われてしまって何もできないのだが、天使なら助けてよ!ってブチ切れたら昴が泣き出して笑った。
ヒロインも、神様や先輩に逆らって自分を想ってくれる昴くんに辛く当たってちょい反省。
自分の言うことを聞かない昴をヒロインが誑かしたんだと激昂する先輩天使はヒロインを殺そうとする。
錯乱状態の先輩天使はナイフを投げまくり、昴にまで当たりそうになったのをヒロインが庇ってしまう。
ここで血まみれのヒロインを抱える昴くんのスチル最高。

神様は僕の大好きな人をなんの感情もなく殺せるような存在なんですか!?そんな、そんな神様なんか、僕はいらないっ!天使でなんかいたくないっ!悪魔でもなんでもいい!助けて、助けてっ!由香里さんを!

とあんなに優しくてフワフワしていた昴くんが泣き叫ぶのはとても良い。
しかし神様を否定したことで昴は消えてしまった。

そこにテラが現れ、精神体である天使の元である羽があれば妖輝石にもう一度力を吹き込めると言って消える。

昴を庇って仮死状態になり半年昏睡状態になっていたヒロインを蘇らせる父親。
そこに妻を連れてくるのはまぁいいよ。その肝心の母親が「お邪魔しま〜す」とかいって全く娘の心配してないの本当になんなの?こいつが真の悪魔やんけ。

ヒロインの意識が戻ると昴くんが。ここは夢の世界らしい。昴くんの願いが叶うと知るが、それはつまり目を覚ましたら昴くんの命が消えるということなので目を覚さない!生き返らないというヒロイン。僕だって一人の男として貴方と共にいたい!という昴くんの言葉と共にテラが待ってましたみたいな感じで登場。昴の成長とおまえたちの可愛い愛に免じて大サービスだ!ってテラが二人とも生き返らせてくれるというエンド。バッド無し。

 

 

国谷和樹(cv堀川りょう

この男はヒロインの担任の先生。
そう……教師なのだ。つまりはJKヒロインの敵だ。ときメモ以外の教師攻略キャラを目の仇にしている喪女)
彼の選択肢選んでたら見たことないシーン。報告書を見ながら「彼らの情報はこれがすべてか。」「正体不明が3人とは。委員会でも突き止められないということはこの世界に存在し得ない、とも言えるはず」え、なに?

指輪しようとしたヒロインの手を取って男がつけてあげるものだよとか言って指輪つけてくれるの普通に許されざる所業。

全員共通で女友達が余計なことして発生するデートイベントがあり、そして必ず邪魔が入って1回目はお流れになるんだけど、まさかの文化祭練習中に呼び出されてこの前デートできなかったからみんなに内緒ねとか言ってカフェに連れ出されて普通にキモすぎた。引いた。本業教師じゃないだろうがやはり無理。

あと雷がすごくて恐怖するヒロインを慰めるイベントも共通であるのだが、その時こいつは真夜中に電話してくるのだ。いい大人が真夜中に電話すんじゃねー!僕も雷が怖くてとか堂々と嘘こいてんじゃねーぞ!!!常識ないんか!!!!!!!!

2人で花火見るシーンで、誤解されると困りますよねみたいなのゆーたら「いいや、少しも嫌ではないよ」「私は君の隣にいることを心地良いと感じてる。それを誰になんと言われても構いはしない」
って構えや!!!!!!!!!!!
いい雰囲気になってたら尊くん登場。先生から離れた方がいいって忠告。
「国家管理委員会のエージェントってすごいじゃん。隠すことないのに」

この教師もどきはヒロインの監視が使命だったのだ。

この後尊の手下の忍をバンバカ銃殺してく先生わろた。しかもここでルイザが駆けつけてくれてやっぱルイザはウザイがいい奴だなとなった。

真相告白後、先生はあくまで監視だから殺したりはしないけど所詮石のためなんだとショック受けるヒロイン。

先生はエージェントとして過去を捨てることを命じられ、毎回誰かを演じてきてそんな薄っぺらい自分を愛せるはずもなかったけどこの国谷和樹だけは違ったと告白してくる。
ラストみんな殺し合い。
晴音が殺しにきた時に先生と相討ちに。長瀬千遥が本当の名前だからチハルと呼んでくれ、と息も絶え絶えに言ってくる。
その後ヒロインも死ぬ。走馬灯みてる中でにテラに出会って右目のこととかを知る。犠牲になった感想聞かれて私が火種じゃないですか。と答え、テラが俺にも落とした責任あるという言葉にお父さんが移植したのが原因と答えるヒロインを面白く思ったのか願いを叶えるというテラ。
生き返らせなくていいから先生から私の記憶を消してと頼むと、テラは予想以上にいい女だと感心して、ヒロインが高校生になるところまで巻き戻してくれる。
そこには長瀬千遥と名乗っている先生が。お互いに記憶はないけど懐かしさを感じている……というエンド。
う~~~~ん……切ない系だけど、なんというか……泣けない時かけ


羽生凌也(cv杉山紀彰

PS2からの追加攻略キャラらしい。彼は本当にルートに入らないと何者か分からない一番殺意を感じる同級生。
ヒロインと同じく交通事故に合ってそれ以来誰も寄せ付けない性格に代わってしまった謎の男子だ。

初見で首を絞めてくるし話しかけるだけで無視されたり怒ったりするので正直一番やりたくね~~~~と思っていたこの√。(私は怒られたくないので)

しかし!!!!しかしだ!!!!!!!

彼はデートイベントで一応来てくれるしリベンジデートもちゃんと映画に誘ってくれてその後カフェにも連れてってくれる。
雷イベントではヒロインが怖がっていないか見に来てくれて膝枕までしてくれる。
そう……彼はなんやかんやできっと根が善人なのだ。だからこそ一緒に住むうちに少しずづ心を開いてくれるというかデレてくれるのだ!!!!!!!!

彼の秘密は終盤に語られる。彼は身体に不調を抱えており、その忌々しい身体をなんとかするためにヒロインを殺す必要があるという。

ある日彼に呼び出され、もう仲良くなれたと思っているヒロインはホイホイ付いて行く。
しかしそこで最初に会った時のように殺されかけるヒロイン。

七星が助けに来るが、2人が戦う中で凌也の腕が機械でできているのを見てしまう。
七星を退けた凌也はとうとうヒロインを手に掛けようとするが、殺せない。

「なんでお前なんだよ。お前じゃなければこんなことにはならなかった!」

こんなしんどいことあるか?!?!?!?!
その後凌也からヒロインと妖輝石の真相を知らされ、同時に自分の身体は殆ど機械だということも教えてくれる。

ヒロインが以前自分と凌也は似ていると言うことがあったのだが、それは半分合っていて、ヒロインは妖輝石で生き返ったが凌也は機械化で死を免れたのだと……。

その機械化は非公式実験みたいなもので、体は思い通りに動かないし毎日メンテナンスが必要でちょっとしたことで壊れてその度に死にたくなるような痛みに苦しむ……だから石を手に入れようとしたのに、凌也はヒロインを好きになってしまったのだ。

「お前にさんざんバカだって言ったけど。本当のバカは俺だ。殺そうとしてる奴のこと、好きになるなんて。本当にバカだ」

ヒロインはそれに対して自分も同じ気持ちだと告げるが直後に凌也の父親がきて凌也を連れて行ってしまう。


BADEND1
あれ以来凌也は家に戻ってこず、自分から凌也の家を訪ねるヒロイン。
そこでやっと会えた凌也は最初に出会った時のように無慈悲にヒロインを殺そうとする。その目は自分に告白してくれた時の目ではなかった。

凌也の父が、凌也の記憶を操作してヒロインへの好意だけ消したのだ。
ヒロインは最後、凌也の為ならと抵抗をやめ殺される。
殺した後勝手に出てくる涙に戸惑う凌也に、すぐに調整してやると凌也の父親が言ってエンド。

こういうバッドエンドは好きだ。しかしなんというか凌也が普通に可哀想すぎて大好きなはずのバッドエンドに興奮しきれなかった……


BADEND2
凌也に会いに行って凌也の父親に捕まってしまうヒロイン。
凌也の父は、息子の事故はチャンスだった。自分の開発した人工臓器を試す絶好の機会だったと言う。ヒロインの母親もやべぇ奴だが凌也の父親は真の意味でやべぇ奴だった。

自分の父とは違いただ欲望のために自分の子供を実験に利用したと怒るが、もう逃げられないと悟ったヒロインは自分が犠牲になって凌也が助かるのならと抵抗をやめる。
そんな時、凌也が駆けつけてくれるのだ。
薄汚れた手で由香里に触れるな!と怒ってくれたことにも名前を呼んでくれたことにも興奮した。
凌也は暴走し研究室を滅茶苦茶にするがそれはつまり体のメンテナンスを受けられなくなるということでもあった。

ボロボロの凌也を見て、もう私は死ぬからいいの!と言うと
「黙れよっ!お前を犠牲にして生きるなんてできるか!」
「どうせ死ぬからいい?だったら最初から助けに来ない。俺は、俺はお前が好きだ、大事なんだ。だから、あと数日であっても生きていてほしいんだ」

もうどう考えても神ルート。

逃走した父親によって崩れていく研究所に閉じ込められた二人。
凌也の身体ももう限界で動けなくなる。


「あいつを殺して自分も死ぬとか、よく考えてたけど。こういう最期は、考えてなかった。」
「好きな奴と一緒にいられるって」
「由香里、もし俺のわがままを許してくれるならら。俺もお前も死ぬはずだった人間だ。一緒に、死に直そうか」
「うん。凌也くんと一緒なら、いい」

 


最後キスをしながら
『機械だなんて信じられない。腕も手のひらも、唇も全部、こんなに優しくて暖かいのに。けれど、私と凌也くんは……本当は出会っちゃいけなかったのかもしれない。恋をすることも、ただ一緒に生きていくこともできないはずの命だったんだから……』と思って死んでいく。

 

 

このエンディング、本当に本当に最高だった。
正直乙女ゲーやる気力ずっとなくしていたけどこのエンドのおかげで愛を思い出しましたよ私は。


HAPPYEND
上記のバッドエンドの死ぬところで分岐し、
もっと違う出会い方をしていたら。
ここじゃないどこかの世界を夢見ることが許されるのなら

私、凌也くんと普通に恋をしたかった!

 

と強く願ったヒロインの元にテラ登場。
「ここじゃない世界も普通の恋も許してやらないが、自力で切り開く未来は与えてやってもいい」といって瀕死の二人を助けてくれる。

その後凌也は居候を続け、ヒロインは凌也が昔得意だったピアノを習い始めて二人仲良くエンド。

 

バッドエンドの方が好きではあるけどなんか一番良かった~となったエンディング。

 

 

テラ(cv杉田智和
全員ハピエン向かえると攻略可能な悪魔。
本当は神様。

真相√的な扱いなせいで物語がややこしいが、本当にアバウトに振り返るなら、神である自分が作った世界は自分が作ったようにしか動かないから退屈だったから滅ぼそうとしたけどヒロインの頑張りによって心境の変化があって世界を滅ぼすのはやめたよ☆みたいな話だった。

 


全体を振り返り、やはり金太郎飴の苦痛が半端ではなかった。
しかも母親のせいで本当にとんだ苦行だった。
もしこれをプレイする私と同じ感性の人がいたら真面目にアロマ焚いてハーブティー飲んで命の母を飲んだ方がいい。

ただ、ヒロインが既に一度死んでいるとか死ぬ運命とかいう重い設定なのはよかった。ぜひ検索してほしいのだがこのゲームのイラストはギャルゲ的なふわっとした絵柄で、まさかこんな死にまくったり重い話だとは思わなかった。こういうジャケ詐欺は大歓迎。

あとどうでもいい感想としてはヒロインの部屋殺風景すぎた。ヒロイン部屋マニア的に未だなってないほど人の生活感がない。
ヒロインの部屋感がなくてすっかり写真も撮り忘れてた。

【怪盗アプリコット】奴は大変なものを盗んでいきました

2020年初プレイの乙女ゲーは怪盗アプリコットだった。
移植を繰り返した本作が最初に発売されたのは2002年。乙女ゲーマーたちが令和の神ゲー・バスタフェを絶賛してプレイしている中、何故か時代を逆行して18年前の作品をプレイした。
もちろん同時期にプレイしている乙女ゲーマーは誰もいなかったので時代に取り残されたような気分になったが、実際私が勝手に過去に取り残されに行ったようなものなのでまあ仕方ないよなと思いつつ、令和のこの時代に古き良き乙女ゲーを感じられて結構楽しかった。

本作は怪盗アプリコットであるヒロインのあんず(全編ボイス有り……というかボイスオフ機能がない)が、先代アプリコットである母親からターゲットのハートを盗めという試験を課されて男を攻略していくというストーリーだ。
ターゲットのハートを盗まねばならないヒロインは、日中は素の姿でターゲットに偶然を装って近づき、夜は予告状を出して部屋に不法侵入するというアプローチで男どもを攻略していく。

ターゲットは5人。
河村元気(cv石田彰)15歳のショタでありアイドル
一之瀬知明(cv井上和彦アプリコットを追う新聞記者
周防篤(cv関智一)同級生のツンデレ金髪男子
屋敷渉(cv三木眞一郎)友達の従兄弟の寡黙なあんちゃん
松原大樹(cv櫻井孝宏)爽やかサッカー選手

と声的にも錚々たる面々である。ここに、

綾瀬望(cv伊藤健太郎)クラスメイトの迷探偵
藤巻瑞希(cv笹島かほる)恭介と同じ学校の謎の物静かな男子
望月草(cv小西克幸)お兄ちゃん♡♡♡
満(cv???)公園で空き缶拾ってる人

という4人を加えた計9人が攻略可能となっている。
いつもの初期予想はお兄ちゃんと周防が好きそうという以外全く決められなかったため、取り敢えず以前クリアしたことのある元気√から始めることにした。

 


河村元気

まずこの元気くんは上で述べたようにアイドルでありショタである。(ちなみにヒロインは高2)
元々ショタに食指が動かずしかも近年アイドルを攻略するのが無理になっているので結構きつかった。しかもこのショタ、二面性キャラなのである。何度でも言うが私は裏表のあるキャラが苦手なので色々積んだ。しかし文句ばかり言ってもいられないのでサクサク進める。

この元気くんはアイドル姿の時に撮影スタッフとして話しかけた際はイイ奴なのだが怪盗姿で会うと可愛げのないムカつくショタだ。
アプリコットとのやり取りも、警察に通報するぞ!などと最初はつっけんどんである。(通報は別に当たり前だが)
しかし、部屋に通い続けている内に心を開いてくれるというのが彼の√の大体の展開だ。

アプリコットに愛ある喝を入れられたことにより、スタッフ姿のあんずで接した時のアイドル元気くんもどんどんグイグイになっていく過程は良かった。
普段アイドルの仮面を被り、仕事のせいで友達もいない彼が、本来の性格で気を遣うことなく接することのできるアプリコットに惹かれていくというのはまあ分かる。

しかし日中スタッフとして正体を隠して話している中で元気くんがヒロインに惚れたのはよく分からなかった。

一番分からなかったのは元気の害悪ファンどもが撮影場所に押しかけてそれを追い返そうとするヒロインを元気くんが庇ってくれるシーンだ。
こういう展開はテニス部に押しかける雌猫を追い払ったら苛められたマネ夢主を跡部様が庇ってくださるという夢小説でよく読んだので『進研ゼミでやったところだ!』みたいな感じのイベントなのでそれ自体はいいのだが、何故かその後にケー番をくれるのだ。
たかがバイトにアイドルがケー番?!オメーはアイドルとしての自覚あるのかボケ!!!令和初乙女ゲーキレした。

あとは元気くんが飲みかけのお茶をヒロインにくれた時も汚ぇ!!!となってしまった。もう乙女ゲーマーやめた方がいいんじゃないか?


更に、終盤で元気くんから突然キスされるイベントが発生したのだが、何を隠そう私は了承もなく両想いの確認も取れていないのに突如キスしてくるのがマジで嫌なのでハ!?となった。
キレてばっかりである。


尚このゲームは怪盗エンドと怪盗にならなかったパンピーエンドみたいな2種類がある。
元気√はエンド分岐直前に実はあんず=アプリコットでした~五人の男の子のハートゲットは試験でした~とネタバラシすると、他の男にも会って品定めしてたのかよとキレられ(当たり前)もう現れるな!といった最悪の状態だ。


【怪盗エンド】

元気くんが知らぬ間に麻薬の運び屋をやらされていると知ったヒロインが助けに行かなきゃ!と元気くんを逃がし、その悪の組織に殺されそうになったところを元気くんが庇ってくれるというイベントが勃発。
正直この時まで元気くんに対しての感情が無あるいは怒りくらいしかなかった。
しかしヒロインを庇った後、
「あの時君を庇って死ねるなら本望だと思った。けどそれじゃ駄目だ……ずっと生きて君を守りたい」
と百億点の告白をしてくれたのだ。
もちろんヒロイン庇ってくれるキャラはLOVEだが、お前さえ生きてくれればそれでいい……と勝手に満足して諦めて愛した女を一人残して死んでいった数々の攻略キャラに聞かせてやりて~となった。
ちなみにEDが流れた後、2年後の元気くんは成長しショタではなくなっていた。

【ノーマルエンド】

パンピーエンドことノーマルエンドでは、「僕は僕を好きになれないのに、どうしてそんな僕を君に好きになってもらえるっていうんだよ……」という吐露の後に「君を好きな僕は、少しだけ好きになれそうな気がするよ……」という前向きな台詞が入ったのが良!だった。
ざっくりとした展開としてはあんずの通う学校に転校してきて恋人エンドという感じで終わった。

あとは、テレビで元気くんが明らかにヒロインのことを匂わせる発言しているのを聞いたお兄ちゃんがテレビを睨んでいてそれを指摘したら「最近目が悪くなって都合の悪いものが見えないんだ」と返してきたのには萌えちゃった♪

 

 

綾瀬望

探偵を目指すクラスメイトの綾瀬くん。
探偵を目指してるくせに推理力なさすぎて、ミステリ好きな私は「なんだこいつなめとんのか?」と好感度マイナスからのスタート。
彼は駅前広場でいつも人間観察をしているらしく、中学生の頃の趣味人間観察だった黒歴史を持つオタクは死んだ。
足音でヒロインが来たと推理するイベントがあったのだが、それが恋に落ち始めてるから愛の力で分かったのかマジで足音を記憶していたのかは分からんが後者だとしたら普通にこえーな……とか思ってたら、別の日も足音で当てられた時に「いつも(この教室に)ヒロインが来るから足音が聞こえるとついヒロインだと思ってしまう」みたいなことを言われてフゥ~~~↑となった。

あとは観覧車に乗るデートイベント来たと思ったら綾瀬くんは高所恐怖症らしく、ヒロインにしがみついてるスチルが入ったのも笑った。

綾瀬くんは探偵の父親が先代アプリコットを追っていたから自分もアプリコットを追うんだ!といってアプリコットを追っているのだが、「私はなにも悪い事していないのにどうして捕まえようとするの?」という至極まっとうな質問を投げかけられた後に自分でちゃんと考えて、「今まで誤解していた。好奇心からだけど君を手伝いたい」って素直に告白してくれた真っ直ぐさが一番魅力だった。

表でも裏でもいい感じになったところで、シャンプーの香りでヒロインがアプリコットだとばれてしまうというまさかの展開。声とかじゃなくシャンプーて……。

【怪盗エンド】

ずっと騙しててごめんと謝るヒロインに、気付けなかった自分が悪い、秘密にするのは当然のことだから気にしてない と言ってくれてマジで良い奴すぎた。
何より告白の言葉が
「君の全てが知りたかった。夜だけじゃなくて、一緒に日の当たる場所を歩いてみたいと思った」
っていう言葉で、いや、良すぎん???
綾瀬くんの当初の目的はアプリコットを捕まえる事だったけど結果的に別の意味で捕まえたね☆みたいな終わり。
ずっとお互い苗字呼びだったのが二年後は名前で呼び合っててウフフとなった。


【ノーマルエンド】

ヒロインが怪盗を辞めるといっても残念がることなく、「君と同じ目線で歩みたかっただけだから君が何者であろうと構わない」て言ってくれてマジでマジで綾瀬くんの告白良すぎ。
怪盗になれなかったけど一緒に探偵やろう!となって受験勉強イチャイチャスチルでFIN。

 

 

この男は公園で空き缶拾ってる謎の男だ。cvも???となっているがオタクなので櫻井孝宏だと速攻分かった。
ミステリアスなこの男、ほんとに意味わからなくて好きな食べ物聞いたら好きなものも嫌いなものもない。君は知らないだろうが時々無性に食べたくなる豆腐料理があるんだ。みたいなこと言われて本気で意味わからなかった。

本当にこの男は意味不明なのだが、ネタバレするとこいつは悪の組織のボスである。元気くんに薬の運び屋やらせようとしてたあの犯人なのである。
そして攻略キャラの一人 周防篤の働くカフェのマスター青木という優しそうに見える男はこの悪人・満に雇われてる殺し屋なのである。
怪盗アプリコットは意外とシリアスで闇が深いのだ。

取り敢えずそんな感じなのだがヒロインはそんなことは微塵も知らんので、満と普通に接し、満さんてよく分からないけど何故か惹かれるのよねみたいなことを呑気に考えているのだ。

しばらく満に会えない日が続き、やっと会えたと思ったら盛大にやつれていて心配するヒロイン。
久々に会った満「君は雪を見たことあるかい?」
唐突すぎてマジで意味わからん。


こんな不審な男に対してヒロインは「生まれた時からずっとあの人を探していたような気がする」と思い始めているのだが、いや、ここに関してはフルコンプした今一番謎すぎた。
なんでヒロインがこの男に惹かれたのか分からなさすぎて、惚れた過程を重視したい私は完全に思考停止してしまった。

その後話は急展開。満は悪の組織ムスカリのボスだと判明し、しかもヒロインの父親はかつて満を助けた恩人だという。満はヒロイン父が自分を殺すためにヒロインを差し向けたのだと思い込み、「私を殺せ」とか言ってくる。
満は悪の組織のボスでありながらなんか色々なことに疲れているような様子で、恩人の娘を殺すことなんてできないから自分が殺される方がいいと考えているのだ。

しかしヒロインは光属性な上に満に惚れてるので「殺せない!」となる。まあ当然だ。


そこで突然のキススチル。

満「本当は君に許されたかったのかもしれない……」


?????????????????????


重い展開なのは分かるが色々と説明不足なうえに急展開すぎて感情がおいつかない。私をおいて行くな!!!

満がヒロインに惚れたのはまあ百歩譲っていい。恩人の娘だし。でもヒロインが満に惚れたのほんっっっとに何故?!?!?!?!?!
出会いが空き缶拾ってる不審人物だった満をどうして昔から知っていたみたい……って惚れたんだ?!?!?!

しかも満は今まで散々悪事を働いてきたから君に殺されたいみたいなこと言ってたくせにヒロインが許しますつーた途端に「じゃあ君に側にいてほしい。雪が見たいんだ」って言い出すのホントなに?!?!?!?!??!?!?!??!?!?

しかもエンディング映像がいつもと違う!!!!!!!!!!!!!!!!
映画のスタッフロールみたいにしんみりした音楽が流れる!!!!!!!!!!!!!!

ラスト、2人で窓の外の雪を見ているスチルが入る。
ヒロインはいわゆる元気系ヒロインだが、この時ばかりは目のハイライトが消えて別人みたいなのはちょっといいじゃんとか思ってしまった。
満が、「(ヒロインを)初めて見た時からさらってしまいたかったのかもしれない……側にいると雪のように真っ白だった頃に戻れるような気がするから」と告白してくる。
そんな満に外に出てみようと声をかけるヒロイン。しかし満は目を閉じたまま返事をしない。


満、おそらく死亡。
(√の途中で余命半年と自ら告げていたし、エンドはちょうど半年後なので……)

ヒロインが「おやすみ満さん」と言って終わるのも他の√では絶対にない終わりで、展開としては中々良かった。

ただし本当に意味不明すぎてせっかく雰囲気は良いのに心が追い付かなかった。
あと三人目にやってしまったことにより、普段は気のいいマスターとして振る舞ってる青木がただ銃を撃ちたいだけでなんの反省や後悔もしていない満以上の極悪人だということを知ってしまった状態で残りを進めなければならないのは中々に気まずかったしいちいちむかついたのでそれは失敗だった。

 

 

松原大樹

松原はヒロインが元々ファンのサッカー選手だ。
爽やかイケメンだが最近調子が悪い。なんでもアイドルの水島みらに恋焦がれてしまって他のことが手につかないという。しっかりしろよプロ!!もうオメーいい年だろうがよ!!未成年アイドルに熱浮かしてんじゃねー!!!!

アプリコットとして会いに行ってもそんな調子で見向きもされない。そしてとうとう、水島みらに想いを伝えてきてくれみたいな依頼をしてくる松原。
アプリコットとして依頼を受けて水島みらに会いに行くが当然答えはNO。
なんだこの誰も幸せにならんイベントは。

しかもこの失恋イベントが終わった後にノーマル姿で松原に会いに行くと謎にケー番を貰えるのだ。
オメーつい昨日までのみらちゃんみらちゃんって熱に浮かれて失恋して泣いてたのに切り替え早すぎんだろ!!!いい加減にしろ!!!!!!
失恋した途端に対応に差がありすぎてキレたわ!!!!!!!!!!!!!

その後松原と良い感じになってそういうイベントが多発するのだが、ヒロインが一之瀬と話してるのを見かけて他のファンを放置してヒロインの元に駆けつけ食事の約束をする松原お前ホントいい加減にしろよ!ファンをないがしろにすな!!アイドルじゃないとはいえ一応有名人なの考えろや!!!!!!!!!!!
てかここにきて年確されたし、なんだ?こっちが年上だとまずいことでもあるんか?水島みらのことといいロリコンか??

アプリコットとして会いに行ったときに「実は今すきな女子高生がいて……」と告白される。
お前が好きな女は目の前にいるわよとかそんなことは置いておき、いや、アプリコット相手に年下未成年女子を好きなんだって2回も打ち明けるな!!!!!


【怪盗エンド】
アプリコットのパートナーとして松原は有名すぎるからこの恋は諦めよう……と別れを告げにいくと松原はイタリアチームへの移籍が決まったと報告してくる。
お前イタリアでも未成年にお熱になるんじゃねーだろうな……。
最後に実は松原さんが好きでしたと告白して逃げるアプリコット
1年後、自宅にエアメールが届く。内容は、実はアプリコット=あんずだと後から気がついた。そしてあんずとアプリコット二人のことが好きだった。と……


いやいやいやいや!!!!おめーそれあんずとアプリコットが同一人物だったからよかったものの最初は気づかないで二人に恋してたってことだろうがよ本当にいい加減にしろ!!!!!!!!!!!!!!どんだけ気が多いんだよ!!!!!!!!!!!!!


ラストではエアメールに書かれていた依頼通り、松原のハートを奪いに行って終わり。

 

【ノーマルエンド】

イタリア行き応援します!と言ったら「一緒に来てほしい」って…………

ヒロインは高2つってんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒロインもヒロインでほいほいイタリアについて行って終わり。

 

 

一之瀬知明

17歳JKと26歳新聞記者って組み合わせにもう犯罪臭しかしない。ときめけるか?自分……と不安しかなかったこの√。
結論から言えば一番『無』だった。

一之瀬は昔からアプリコットを追ってる男なので割と最初から好感触。
しかし如何せんこいつはセクハラ発言が多い。普通にきもくて萎えっぱなしだった。

特筆するようなイベントもなかった√なので大分端折るが、終盤でずっと憧れていたアプリコットが目の前にいるのに記事にできないもどかしさとアプリコットを好きになってしまった己の気持ちの間で揺れ動きすぎたのかメンタルがヘラってしまいもう俺の前に現れるな!と脅してくる。
わかったわ……と立ち去ろうとすると突然のバックハグ。
「君を好きで苦しい事ばかりじゃなかった」
とかなんとか言われるけど週刊誌にアプリコットのスリーサイズはみたいな記事載せてた男にそんなん言われてもな……。


【怪盗エンド】

最後に一度だけ一之瀬に会いに行こうとする。
すると一之瀬は麻薬の件で満に取材をしようと試みて殺されそうになっていた。そんな一之瀬を庇ってヒロインは怪我を負ってしまう。
気がつくと一之瀬の部屋。一之瀬はアプリコットの招待に気がついていた。
その後一之瀬と正式にパートナーとなり、逃亡する満を追いかける。
なんやかんやで追い詰めたところで水島みら登場。
「私たちがしてきたことは謝って済むことじゃないけどもう2度としないから見逃して!」

そう。水島みらは満の妹なのだ。
ついでに言えば元気√で元気のカバンに薬忍ばせたのも水島みらだ。

正直、調子良いこと言ってんじゃねー!ってキレたがヒロインが「ウソ……!」とかいってモタモタしてる間に普通に逃げられた。
一之瀬が、この試験はアプリコットのパートナーを探すことだけじゃなくて満の組織を倒すことも目的で関係者を攻略対象にしたんじゃないかと鋭い指摘をしてきて初めてそういう事なんか!となった。
エンディングの恋愛面的な部分はあまり覚えてない。この√全体的にキレすぎて記憶にない。


【ノーマルエンド】

アプリコットのネタばらししたら気付いてた。
でも黙ってたからお互い様だよねで終わり。エンド後にヒロインは何故かフィギュアスケーターになっていた。


この√で一番面白かったのは一之瀬が欠伸する時の台詞が「はわわ……」だったことだ。

 


桐生恭介

恭介くんは、恭介くんの祖父が先代アプリコットに助けてもらったということで、祖父の命によりアプリコットの手助けをしてくれるという立ち位置。
正直、他の誰の√やってても出てきて手助けするどころか邪魔なので恭介を見るとイライラするようになってしまっていたのだが、√をやると意外と良い奴だった。

彼の家はyaのつくアレだが、そんな彼らの組の縄張りで違法なことをしている犯罪組織ムスカリと対立していて最終的にアプリコットと協力することでその問題が解決してハピエン、というのが全体のストーリー。

まあなんというか全体的に普通によかったのだが何と言っても彼は声が結城比呂なのが最高だった。
バックハグスチルと共に、「こんな風につなぎとめておかねーとお前ってすぐどこかに行っちまいそうで……」
と言われた時には『まあこのヒロインほいほいイタリアまでついて行っちまう女なんだぜ……』となった。


終盤、実は試験妨害こそがじいちゃんからの命令だったとカミングアウト。邪魔だと思ってた私悪くね~じゃん!
どうやら桐生家は桐生家でアプリコットのハートを奪うのが襲名試験だったらしい。

【怪盗エンド】

ムスカリを倒すのを手伝ってほしいという依頼を恭介から受ける。うちの組でできることなら報酬はなんだっていい、と。
結果、2人は殺人を犯すことなく相手を倒す。報酬は、「私のパートナーになって!」

2年後、ならず者相手に不正取引現場を抑える怪盗をやっている二人。奪った一億円でマイホーム建てたいみたいな話をしながらエンド。


【ノーマルエンド】

怪盗失格を謝るが、別に気にしていないと言われ、そのまま告白される。
エンド後は俺の嫁になれ!という終わり。

 

 

藤巻瑞希

アプリコットとして怪盗していると途中で怪盗アイリスというライバルが現れる。なにを隠そうというか全然隠せてないのだがこのアイリスこそ瑞希くんだ。
ヒロインは勿論そんなことは知らないので、自分を殺そうとしてくるアイリスに戸惑うばかり。
私の代わりに5人の男の子からハートを奪う依頼受ける?と聞くと同じ過ちを繰り返すのか!と滅茶苦茶キレられる。

そして一方、普通の姿で出会う瑞希くん。最初はマジで取り付く島もないといった感じのクールボーイ。
しかし話しかけ続けるとデレてきてめちゃ可愛い。

夜になると何度もアプリコットの邪魔をしにくるアイリス。ある日桐生が助けに来てくれるが、そんな時でさえ「誰かが傷つくのは悲しい……」とかいって全然攻撃も反撃もしないアプリコット。アイリスはキレて立ち去る。アイリスだけじゃなくて私もキレた。
このイベントの翌日、自分が死んだら悲しいかと聞いてくる瑞希くん……

次にアイリスにあうと、恭介の心配をして気に病んでるし、この前のことを恨んでないのか?と聞いてくるし……
「私はアプリコットを倒すためだけに育てられたのにお前にすら必要とされないならどうすればいい……!」
「怪盗になんてなりたくない!」
と泣き叫ぶように捨て台詞を吐いて去っていくアイリスがもう可哀想すぎてここの声も良すぎて一番グッと来た。


ヒロインは瑞希くんとどこかで会ったことがあるはず……と序盤から言っているのだが正直私は『満相手に生まれた時から運命感じてたみたいなこというヒロインのいうこと信用できるかよ』と適当に流していたのだが、これに関しては本当に出会っていた。
なんと、瑞希くんはヒロインの従兄弟だったのだ。

詳しい話を両親に尋ねると、お母さんはかつて姉と怪盗を継ぐことで争っており、どうしても怪盗になりたくて何よりターゲットであるお父さんを愛していたから頑張ったが、お姉さんはそれに納得がいかずアイリスとして現れた。しかし勘当されてしまい以来姿を見せなくなったと思っていた中で、息子である瑞希くんといるところをお父さんが偶然発見したのだという。ヒロインが瑞希くんと会った記憶はその時一度だけ一緒に遊んだ時の記憶だったのだ。

ヒロインはアイリスにもう一度会いに行き、その真実を告げる。
それを聞いたアイリスは、もう貴方になにもできない……と崩れ落ちる。
瑞希くんの初恋の女の子もあんずだったのだ。

やっと和解かというところでお母さんの姉、つまり瑞希くんの母親が登場し、「この子は今まで嫌だなんて言わなかったわよ!」と今までの自分の行動を反省する様子がない。
しかし瑞希くんはやっとここで、お母さんに捨てられるのが嫌で我慢していただけ、本当は女の子が欲しかったんでしょ!?とずっと秘めていた想いを母親にぶちまける。

そこにヒロインの母親も登場し、怪盗は一人だけという決まりさえなければ自分は姉さんと2人で怪盗がしたかった、と告白する。
それを聞いたヒロインは、じゃあ私と瑞希くんがパートナーになればいい!と宣言。

最後2人はパートナーとなり、かつて自分たちの母親がなしえなかった希望を叶え、怪盗として活躍するのだった……。


この√、怪盗アプリコットの中で一番最高だった。
従兄弟オチということで恋愛は薄いが、一番人間ドラマ的に面白かったし作品中に散りばめられた謎や設定が綺麗に回収されてよかった。
絶対みんな好きでしょ瑞希くん……
この√をやって、アプリコットやって良かった!と心底思った。

 

 

屋敷渉

彼については最高に盛り上がった瑞希くん√の後ということでイマイチ心が乗り切れなかった。
ので記憶が薄い。

屋敷さんは無口なイケメンマッチョなのだが、職業たこ焼き屋さん(近所の公園が売り場)という中々におもろい男だ。
おもろいが、序盤は本当に何もしゃべってくれないのでコミュニケーションが全然成り立たない。
しかしアプリコットとして接する中で彼は親友を青木に殺された為、たこ焼き屋さんをやりつつ復讐の機会を狙っているということが分かる。

協力を申し出るが死ぬのは俺一人で良い、という屋敷さんに「なら私を守って。目の届くところで動かれた方がいいでしょ」とうまいこと持ち掛けるヒロイン。
いや~~~これぜってえ屋敷さん復讐しねえな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

一方JK姿で屋敷と接してるパートでは、「また来るのか?」とこちらを気に掛けるそぶりを見せたりなんかしてくれて萌えた。
そしてこの√ではヒロインがガツガツしていて、祭に一緒に行くことになった時は「デートですね!」とかいうし「腕組んでいいですか?」とか聞いちゃう。
いや、試験として攻略しなければいけないから別にいいんだが他の√ではそんなんしなかったやんけ。

しかも屋敷√では夏祭りイベント海で溺れて救助イベント、更には看病イベントまであるのだ。
乙女ゲー頻出ときめきイベントてんこ盛りか?屋敷さんは制作陣のオキニなんか?????


【怪盗エンド】

キレていい?キレたしキレるけど。
一言でいうと「復讐なんかヤメテー!」のエンドだった。
まじで、無理。
屋敷は日和って青木の右手を撃つだけにとどまり、自分は今後ヒロインを守って生きていくからみたいなことを言って復讐オワリ。
満も青木もその場で殺せや!!!!!!!!!!!!

お前の親友は勘違いで殺されたんだぞ?!?!?!?!
その復讐するためにこれまで生きてきたのにJKに唆されただけでやっぱ復讐はやめようてなるかよ!?!?!?!?

しかもその後
満が逃亡しようとする→ヒロイン「そんなの許せない!」→満「じゃあ殺すしかないな(屋敷に銃口向け)」→みら「ヤメテー!」

ハイハイハイハイ!!!!例のやつきたよ!!!!!!!!!!
どうしてこんなことをするの?!とヒロインが問い詰める。

満「2人で生きていくにはこうするしかなかったんだよ」
みら「私のせいなのね……」(銃口自分に向け)
アプリコット「危ない!」
アプリコットの武器()パチンコで銃を打ち落とす。
みら「お兄ちゃん……今の気持ちが大切な人を失った人の気持ちなのよ……もう帰ろう……?久しぶりに……臭豆腐が食べたいな……」

 


なんで

臭豆腐

なの

なんで

 

もうここ茶番すぎて作中でも1、2を争うシリアスシーンなのに大爆笑した。
臭豆腐じゃなくてもよかったじゃん。
なんで?臭豆腐がだめとかじゃなくて、もっとノーマルというか一般的な食べ物じゃだめだったの?
臭豆腐ってめっちゃ臭いんだよね確か……そんなさ、中々インパクト大な食べ物チョイスしなくても良かったじゃん……
臭豆腐インパクトでかすぎて今までの内容頭から抜けたよ……
青椒肉絲とかじゃだめだったの?

なんか……満√を楽しんでしまった後だけど冷静に考えて満はクソだし水島みらもよくわかんねーし青木は最後まで生き残ってムカつくし……
なんなんだろうこの気持ち……

気を取り直してラストだが、お前がいるから死ぬのが怖くなったって屋敷に言われたのはよかったと思いました。

【ノーマルエンド】

キレていい?もう五億回キレたけど。
ヒロイン「復讐なんてヤメテー‼助けてくれた親友の人だってそんなの望んでない!」

はいきたよ。憎いやつ。
屋敷も屋敷でそうかもとか納得すんなし。
自分は死んだものとして生きてきたし何も怖いものはなかったけどお前を失うのは怖いって告白された。

私はJKとちょっと過ごしただけであっさり復讐やめるオメーのが怖いわ。

あと屋敷さんの服装がタンクトップなのが無理だった。
何しててもタンクトップが気になって……
もはや上半身裸の方が良かった……


周防篤

周防くん……私は君に会うために怪盗になったのだわ……!と思うくらいぞっこんラブになったこの√。
満や屋敷√のようにツッコミどころがあるわけでも瑞希くん√のようにシナリオに緩急というか勢いがあるわけでもなかった。
しかし、古き良き乙女ゲーというか、奇をてらってない普通の展開なのにこんなに萌えられるのか!と改めて乙女ゲーの楽しさを思い出させてくれた。

彼はツンデレ金髪同級生なので最初は普通に口が悪いのだが、根が良い子なのでツンデレしててもお礼は言ってくれるし謝れる出来た攻略キャラだった。

好きな人がいるかを聞かれて答えようとしたら、もう何も言うなと真っ赤になりながら正面から抱きしめられた。

アプリコットとして彼の部屋を訪ね、帰ろうとした時には「気を付けて帰れよ」と自然に気遣ってくれた。

そんな普通の彼に、荒んだ私の乙女心は完全に持っていかれてしまった。
周防篤は大変なものを盗んでいきました……それは私の心です。(ニコ動全盛期オタク)
そういえば序盤、周防くんが頑なにヒロインを放送部と呼ぶのだがそれに対し「周防くんって何も部活やってないのよね。じゃあこれから帰宅部って呼ぶわね。じゃあね、帰宅部!」って言い返すのめっちゃ笑った。


【怪盗エンド】

彼の祖父はトレジャーハンターだったらしく、その影響で周防くんも考古学とかに興味があった。
というわけで、2人はパートナーになりトレジャーハンターという名の怪盗になりましたとさ。

【ノーマルエンド】

怪盗にはなれなかったが、2人は純粋に恋人同士になり、頭のよくないヒロインは頭の良い周防くんと一緒にたくさん勉強して無事同じ大学に進学しましたとさ。
ただしここでの告白がいわゆる公開告白だったことだけは無理の介だった。(公開告白ド地雷オタクなので)

 

 

望月草

待ちに待ったお兄ちゃん。
お兄ちゃんの良かったところは乙女ゲーお兄ちゃんにありがちなヤンデレお兄ちゃんじゃなかったところだ。
重度のシスコンだが変に暴走せず見守ってくれて甘やかしてくれるという貴重なお兄ちゃんで久しぶりに癒された。
お兄ちゃんは正式攻略キャラの立ち位置ではないのでイベントもまあ薄い感じのばかりで正直備忘録を書くこともほぼないのだが、お兄ちゃんはイベントというより何気ない会話や共通ルートでみられる妹への純粋な愛情っぷりが最高だったのでそこまでの文句はない。

萌えたのシーンは多々あるが、机の上にラブレターを見つけてしまい、「お兄ちゃんってすっごくモテるのに、どうして誰とも付き合わないの?」と聞いたら
「そんなの簡単なことだよ。誰も好きじゃないから付き合わないんだ」
と当然かのように返されたところとか良かった……。
お兄ちゃん、部活の後輩にキャーキャー囲まれていても妹がくると速攻駆けつけてくれるんだよ……ラブ……

あとはコソコソ隠れて何かしてると思ったら、犬アレルギーの妹に配慮してこっそり犬の次郎を散歩させるバイトをしていたというなんとも和むイベントもあった。

その時のイベントシーン一部抜粋↓

お兄ちゃん「次郎、1678×3引く5033は?」
次郎「ワン!」
お兄ちゃん「じゃあ3972÷4+2567引く3559は?」
次郎「ワン!」

ここ笑うシーンなのだが私は答えが1になる複雑な計算式を咄嗟に言えるお兄ちゃん素敵……とときめいてしまった。

この後バイト期間が終わり次郎とも別れることとなったのだが、そこでお兄ちゃんに泣かないのかと尋ねると

「……お兄ちゃんが泣く時は、あんずになにかあった時だけだよ。それに、お兄ちゃんが悲しい時は、あんずが泣いてくれるから、それでいいんだ」

お兄ちゃん……なんて純粋に良いお兄ちゃんなのだ……
近年乙女ゲーのお兄ちゃんといえば狂った男ばかり。そんな狂人どもを好きな女なのでなんともいえないがそれでも私の心は知らず知らずのうちに疲弊していたのだろう……。ただひたすらに優しくて妹を家族として愛してくれてるお兄ちゃんを前に、完全に『妹』になってしまった。

しかもバイト代が入ったお兄ちゃんはそのお金でアクセサリーを買ってくれるのだ。最初から、その為と決めていたと……。お兄ちゃん~~~♡♡♡

他イベント詳細は割愛するが、お兄ちゃんの萌えた台詞集

「お兄ちゃんに黙って彼氏を作るなんて許さないぞ?(全然怖くない優しめボイス)
「男の急所は知ってるか?何かあったらそれで時間を稼げ。お兄ちゃんが自転車で駆けつけるから
「本当に心配なんだよ。お兄ちゃんがお前の代わりに女怪盗になればよかったと思うくらいに」
「あんずより優先させるものがあるわけないだろう?」
(幽霊がいたとビビるヒロインに)「幽霊に何かされたのか?大丈夫だよ。おまえは心が綺麗だから

 

【怪盗エンド】

誰のハートも奪えなかったヒロインはパートナー不在になってしまうがお兄ちゃんが今まで通り自分がパートナーをやる!と両親を説得。
ヒロインも、まだ好きな人ができるなんて考えられないけどその時まではお兄ちゃんに甘えてもいいよね?
という感じで二人は良きパートナーとして怪盗を続けてい。

【ノーマルエンド】

怪盗になれず落ち込むヒロイン。
しかしお兄ちゃんは元々あんずに婿候補なんて早いと反対していたから安心した、気に病むなと。
「あんずが怪盗じゃなくなってもヒース(怪盗の手伝いをするお兄ちゃん作のロボット)は家族だし、怪盗服だって着たければ着てもいい」
「爆弾だって、投げたくなったら投げていいし」
↑こういう天然発言するところもお兄ちゃん最後まで癒しだった。

ヒロインは普通のJKとして生きていくこととなり、ヴァイオリニストのお兄ちゃんは留学を蹴って妹と過ごすために音大に通うことに。
ヒロインはかつてやめてしまったピアノをまた始める。
母親やお兄ちゃんのように音楽の才能はないので上手ではないが、自分がお兄ちゃんの側にいるにはこれしかないと。

「(お兄ちゃんは、いつまでも私の側にいてくれる訳じゃないだろうけど、今私が一緒にいたいのは、やっぱりお兄ちゃんだもん。)」
「(もう少し、私が大人になるまで……私だけのお兄ちゃんでいてね、草お兄ちゃん……)」

 

 

 

というわけで、怪盗アプリコットをフルコンプした。
全体的な感想としては、確かにちょっと古い乙女ゲーだが色あせることのない面白さがあって、近年の「こういう変わったのが好きなんだろ~オラオラ」みたいな空気を感じなかったのが良かった。
あとやっぱりヒロインはうじうじして流されるタイプより明るくてはっきり意思を示せる子の方が愛せるな!と思った。


そうそう、このゲームで忘れてはならぬのがミニゲームの存在だ。本作には怪盗度パラメータを高めるミニゲームが3種類あり
・お母さんとの神経衰弱
・放送部仲間の友達とのタイピングゲーム
・化学の先生が作った杏拾いゲーム
なのだがどれもめちゃくちゃめんどい。

神経衰弱はスマホで写真を取ればなんとかなるが、あんず拾いは上から落ちてくるあんずを100個拾わねばならずしかも一つでも落としたらゲームオーバーなのだ。
しかし一番だるいのは放送部ゲーだ。
指定された文章を画面上のキーボードで打つのだが、文章が滅茶苦茶長いうえに制限時間付き、なによりキーボードのひらがなの並びが毎回ランダムなのだ。
ミニゲームがある乙女ゲーは時々あるがマジで1、2を争うだるさだった。
あと化学の佐藤先生、ヒロインが昔の恋人に似ているからというキモイ理由で依怙贔屓してきてドン引きするが実は父親の変装だったというオチなので佐藤先生のことはキモがらないであげてほしい。(このこと忘れてて元気√でずっとキモいキモい言い続けたオタク)


あと、エンディング映像と音楽が平成初期アニメのEDみたいだからマジで見てほしい。キッズステーションの再放送とかで流れてそう。

 

恒例ヒロイン部屋

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【ピリオドキューブ】血圧が上がったぽよ~~☆( ´_ゝ`)

今回プレイしたのは『ピリオドキューブ~鳥籠のアマデウス

ヤバそうな匂いがして買わずにいたのだが、お兄ちゃんが攻略できるというフォロワー情報により発売から数年たって買った。
ゲームの世界の話ということしか知らない。
とにかく語ることが多過ぎるので早速感想。
あったことを淡々と書き連ねて死ぬほどツッコミ入れてるからすごい読みにくい。

あと、本当にボロクソにツッコミ入れてキレてるから好きな人は読まないでね、以上。


尚初見での好きダービーは
お兄ちゃん(cv鳥海)>アストラム(cv櫻井)>ラディウス(cv前野)>ザイン(cv平川)>ディメント(cv梅原)>ヒロヤ(cv岡本)>リベラ(cv花江)


とりあえずまずはジャブとしてヒロヤから。

 

ヒロヤ


序盤から置いてけぼり状態。

「食らええええっ!インゲルス・レベリオ!」

いや、なんかもう、え?
助けてくれたキャラを見て「……ひろ、や?」と呟いたところでOPからの現代に。

 

紘也は幼馴染の男の子。なんかヒロインのお兄ちゃん・志貴と連絡が取れないから心配になってヒロインにも話を聞きに来た。
「ワールドV(というサーバ)には近づくな」というコメントを残してお兄ちゃんと連絡取れなくなったらしい。
勉強に集中したいから連絡絶ってるんじゃ?というヒロインに「志貴さんはなにがあったってオマエのこと、最優先にする」と言われてもうヒィ♡

 

二人でお兄ちゃんの家を訪ねる途中『突発性昏睡症』という突然気絶したり目覚めたりを繰り返す病気について話を聞く。
なんでもヒロインは小学生の時に事故に遭い、その後何度か眩暈で倒れて入院したことがあって紘也はそれを案じてくれているのだ。


お兄ちゃんのアパートに着くが、新聞溜まりっぱなしでPCも点けっぱなし。怪しすぎる。

その後紘也に言われて一度部屋を出て、コンビニへ。コンビニ店員の声が梅原なんだけどナニ?!
え?現実世界でのディメント?とかいう奴はコンビニ店員なんですか?


お兄ちゃんを探して自分もゲームを始めた途端ゲームの中に吸い込まれる2人。
話が進まないから仕方ないのは分かってるんだけど、なんか久々にこういう異世界トリップ物やるからか、ゲームの中に入ったみたいだ……って結構軽めに納得してるのツッコミてえ。

 

このゲームは悪魔と天使に別れて遊ぶらしいのだが、ヒロインは天使でも悪魔でもない種族に分類されている(ステータス確認したら神剣ってなってた)
あと、特別クエストクリアすればその難易度に応じてリアルに一時帰還できるらしい。


とかなんとか言ってたらヒロインを狙ってるモブたちに襲撃された。

そして突然のモンスター襲来。
モブ、撃沈。
ヒロヤもやられてしまう。私だって役に立ちたい!と願った瞬間ヒロインの上空から無数の光の剣が降り注ぐ。
え?アンリミテッドブレイドワークス?
カズハ「I am the bone of my sword.」ってこと?

 

その後とりま洞窟で休もうぜって二人して寝るんだけど馬鹿か?wwwwwwwwww寝るなwwwwwwwww
ここでリベラという新キャラ登場(見た目は女だが攻略キャラなので男なことはプレイヤーは分かってる)。
ヒロヤが回復魔法使っても回復しないのは毒ステータスだからだと教えてくれて毒消しまでくれる。コイツは神剣がどんなか見に来ただけで敵意はないらしい。

図書館で迷う夢をみるヒロイン。なんの伏線だ~


翌日、街に到着!cvちわちゃんのキャラがいる!!最高!!
あとヒロヤが薬買うためにリベラにお金渡すんだけど、

いいのか?こいつ嫌な奴オーラプンプン出てるぞ?絶対に金ぱくるぞ???


分かっちゃいたがヒロヤはカズハのことが好きなんだね……ということがよく分かるシーンが続く。
そしてこの後、ちょっとした問答が続き、ヒロインが怪我してたのがバレる。
膝をケガしてんだけどさ……

舐めんな!!!!!!!
きたねえよ!舐めた方も舐められた方どっちも!!!!!


この後のシーンで、昔のことを思い出すヒロイン。泣いているヒロヤの姿を一瞬思い出すがそれ以上はない。


てかやっぱりリベラは金持ってトンズラしてた。常習犯らしい。
もうリベラは私の中でブラックリストに登録したからな。

街を出ようとしたらマスコットのポヨポヨ登場。どう考えてもお兄ちゃんんんんんんん!!!
しかし声がキッツイ

 

リベラがカズハが聖剣使ってる時のスクショとidを情報として売ってると教えてくれる。
とりあえずポヨポヨのアドバイス通りに進もうということになるが、敵が強い。やられそうになってると魔剣の持ち主・ラディウス登場。
孤高のプレイヤーなので感じ悪ぃんだけど強い。
ヒロヤはカズハを護る為に俺たちとパーティー組んでくれと頼むが拒絶される。

 

そんな時、死の顎といわれる触れると全てデータが消える霧みたいなものが大量発生。
ラディウスでもどうしようもなく、防ぐので精一杯。
ヒロインにだけ謎の男が見え、そいつが逃げ道を教えてくれて嫌がるラディウスも無理矢理連れて逃げる三人。

 

ラディウスは時間内に特別クエストを達成したかったらしいんだがヒロインたちに巻き込まれたから無理になった。でもちょうど雨が降ってきて、雨の日の特別クエストを受けに行こうということに。ヒロヤが連れてってと頼むとヒロインも「私、ヒロヤがやりたいことなら応援したい」
お前、進研ゼミの漫画に出てくる母親か????

ラディウスから色々教えてもらったんだけど、冒頭で出た突発性黄昏症候群ってワールドVにいる人達のことだったんだなって今更気付いた。


ヒロヤ、焦ってるのか知らんが、もっと強くなりたいから手合わせしてくれとかいって時間ないのにラディウスに突然戦闘ふっかけて、え、無理。
こういう考えて行動できないキャラにイライラする……。


結局クエストクリアでリアルに戻ってきた。
ふとお兄ちゃんの卒アル見てたら、さっきヒロインにだけ見えた助けてくれた人がいた。名前は結城那津。
那津の家に電話かけようってなって電話かけたらお母さんが出て、那津は死にました。って。


つーーーーーかさ!!ワールドVにいるってことは那津だってリアルでは昏睡状態て分かってるのになんで電話した?って感じなんだが。


翌朝コンビニで買い物したらお釣り貰い忘れたらしく店員さんが追っかけてきてくれたんだが、やっぱコイツどうみてもキャラ紹介でみたディメントっつー奴やんけ!

お兄ちゃんの部屋に戻ってヒロヤと話してる時に、お兄ちゃんは部屋に呼んでくれたこと一度もなかった……ってしょぼくれるんだけど、これがリジェットのお兄ちゃんなら「部屋にお前を読んだら襲わない自信なかった」とかいうやつだよね。


掲示板にアストラムとかいう天使の書き込みあって、情報得るためにレスするんだけど、ヒロインが正直にあったことを書くとかいってて、マジか??馬鹿か????
「向こうがどんなひとでも、私たちがウソついていい理由にはならないと思うから」

あ ほ か!

とりまアストラムは理性的な男だったみたいでお互いに情報交換して終わり。
ワールドVに飛ばされると今度はザインが登場。そういやさっきポヨポヨにザインに会いにいけって言われてたのに色々あってできなかったしね。


リベラを見つけた。もう殺せ!!
リベラは金は盗んだけど、スクショばら撒いたのは違うらしい。誰だよ。ぶっ殺すぞ。

 

箱舟に到着、でも敵が強いしたくさんおる。
やっと倒したと思ったら、後ろをつけてたディメントに捕らわれるヒロイン。
スクショばら撒き犯もこいつだった。神剣の力を見せてみろよ~とか言われるが何もできなくて敵に襲われる。そしたら、さっきも会った謎の男がやっと喋って石田彰ボイスで「ここでなら助けられる」「お願いだ、君の力でピリオドキューブを止めて」とか言ってくる。


そうこうしてるうちにヒロヤたちが助けに来てくれた。おせーーよ!
そしてモタモタしてたらディメントが起き上がってリベラを攻撃、瀕死に。ヒロヤも応戦するがやられる……!って時にお兄ちゃん登場。

うおおおおおおおおおおおおアツい。最高。お兄ちゃん、大好き。
ポヨポヨが消えてお兄ちゃん現れたとかもうそうれ……って感じ。
お兄ちゃんは滅茶苦茶強くてディメントもあっさり倒しちゃう。


瀕死のリベラを助けるために安全な場所に連れてきてくれたんだけど、そこでピリオドキューブっていう謎の四角い箱みたいなのが出てくる。

そしてお兄ちゃんがなんか操作するとリベラがキューブ内に吸い込まれた。


ヒロヤ「まさか、カズハのことも閉じ込めるつもりなのか!?」
志貴「閉じ込めるんじゃない。解放するんだ」

 


やべえよ。
あたまおかしいんじゃねーの!?と困惑しキレるヒロヤに
「そもそも強引に事を進めなきゃいけなくなったのはヒロヤのせいなのに」
「俺は、ちゃんと忠告したはずだ。ワールドVには近づくなって」
「なのに、おまえはカズハを巻き添えにして……あのときもそうだった」
「カズハを交通事故に巻き込んだんだ」
「しっかしほんと、ヒロヤにはガッカリだよ。俺の誘導を無視して、守るどころか次々危ない目に遭わせて……」


ヒロインはやめてと止める。まあそうだよね。
ヒロヤも、ここまでカズハががんばってきたのは志貴さんの為だ!じゃあなんでアンタが助けにこなかったんだ!とキレる。


志貴「……あーあ。これだからやだったんだよ」「だからヒロヤだけはワールドVに呼びたくなかったんだ」
ヒロイン「呼びたくなかったって……どういう意味」「ゲームの中にたくさんのひとを閉じ込めて出られないようにしたのはお兄ちゃんなの?」
志貴「そうだよ」
ヒロイン「どうして……」
志貴「おまえのため」
ヒロイン「私の……?」
志貴「って言ったら、どうする?」

「ちいさいころからおまえがヒロヤを大事に思ってたことは知ってる」
「だから、昔からずっと目障りだった」


ヤバいヤバいヤバいヤバい

お兄ちゃんはヒロヤのこと殺したいけど、カズハが悲しむから殺しはしないって。
ヒロヤ「カズハ……逃げろ!志貴さんは正気じゃない!」
志貴「ひとを狂人扱いするのは止めてもらいたいな」
ヒロヤ「いったい、どうしちゃったんだよ志貴さん……!」
志貴「なに言ってるんだ?俺は昔から全然変わってない」「いつだってカズハの味方だ」

ヒロヤは結局キューブの中に。
お兄ちゃんはヒロインを別の部屋に連れていこうとするけど拒む。

そしたら謎の光が出てきて、さっき助けてくれた謎の男 結城那津が。
那津は謎空間にヒロインを連れ出してくれた。

そしてヒロヤの魂くれたwwwwwwww
魂を軽々しく受け渡しすんなwwwwwww

那津はヒロインたちを助けたことによって力使い果たしたらしい。ピリオドキューブを止めてという彼の願いを叶えると約束する。


リアルに飛ばされた二人。まだ気を失っているヒロヤ。
ヒロインは自分でできることを探そうとする。そしてもう一度那津の家に電話をかけるとお母さんが今度はちゃんと対応してくれた。どうやら那津は志貴と仲が良かったのを思い出したらしく、お兄ちゃんが行方不明と知らせると、那津の日記をみせてくれるという。

下の子が体が悪くて入退院を繰り返しているらしく、病院までお母さんに会いに行くことに。
しかし行く途中で近くで急ブレーキの音がして、PTSDでその場にしゃがみこんでしまう。

すると謎の男に声をかけられる。
リアルでのラディウス藍條玲だった。

 

ラディウスの助けもあり病院へ。那津の弟の結城琉久も突発性昏睡症も発症してるらしい。

見せてもらった日記には怪しい言葉が……
そんな中、アストラムから今すぐ会ってくれるという連絡。ラディウスもついてきてくれるらしい。


指定場所に着いたらいたのは明らかに陰キャなオタクっぽい眼鏡。アストラム 麻生透だった。
ここからはラディウス・アストラム・目を覚ましたヒロヤと四人で問題解決に向かう。
ピリオドキューブとは仮想世界のOS 多くの魂を取り込むことで多様化し、洗練され、成長するらしい。

 

そしてさらに驚愕の事実。結城那津と花宮志貴の名前をきいたアストラムとラディウスは 二人がアルケイディアの開発者だと教えてくれる。
アストラムは志貴と同じ大学の同級生で仲悪かったらしい。まあ陽キャ陰キャだもんな。

ワールドVに戻ってきた。ドミナの宿に着くと、なんかもうてんやわんや。アストラム・ラディウス・噂にはでていた早解きパーティーのフォルテが勢ぞろい。

箱舟に行くぞ~!

あと前の晩の宿屋でキッスシーンがありました。お互いに告白しました。おわり。

 


箱舟攻略はみんなの力で何とか進み、いざ深層部へ。という時、ピリオドキューブはヒロインが調べます!といって調べるんだけど隣に突然ラスボスが現れてみんなはそいつと戦闘に。

お兄ちゃんが登場したので止めるように頼むがそれはできないという。しかもこれは楽園に必要な存在かどうか試すためのテストだと。

 

「誰も命を脅かされることのない新しい世界。選ばれた者たちによる永遠の楽園」
「俺との約束、忘れちゃったのか?」
「悲しいことや辛いことがないように守ってみせるって……言っただろ?」

 

ラスボスは倒してミッションクリアの音が流れたけど、みんな次々に消えていく。お兄ちゃんのせいだ。

お前のために……というお兄ちゃんの言葉をきいて「みんながこんなことになったのが私のせいなら……私、自分が許せない」といって神剣パワー発動。自分自身とピリオドキューブを破壊しようとする。
お兄ちゃんがここでヒロインをかばって神剣を受けるんだけどヒロインにも刺さってるんだよね。


死んだと思ったら、夢の中でよくみた図書館みたいな場所に。幼いお兄ちゃんがいるけど、声や口調は別人。

かつて事故に遭った時にヒロインは何故かここにきて、管理人とやらと話をしたことがあった。この図書館はアカシックレコード。必要になったらまたおいでという言葉を聞いたのち幼かったヒロインの魂は肉体へと戻された

そして世界の法則に触れたヒロインはみんなをリアルに戻す。

もう

わけわかめ

アカシックレコードは魔法じゃないとか言われても意味わからんわもう魔法のがよかったわ
どうやらお兄ちゃんもあの図書館のような場所に行ったことがあったらしい。きっとそこでこのゲームを作る知識を得たんだな。
「永遠なんてどこにもないんだよ、おにいちゃん」

 


なんかここらへんで良い感じのシーンと台詞入るけどもうそんなんどうでもいいよ。


光となったヒロインと一体化したヒロヤが志貴を止めようとする。
「おまえさえいなければ……カズハは」「事故さえなければ、あんなことにはならなかったんだ!」
何があったんだよーーーーーーーーーーーー

 


GOODEND
最後は無事に戻ってくる。お兄ちゃんもリアルに戻ったけどここ数年の記憶ないらしい。窓の外をぼーっとみてるとかで。
最後は告白からのイチャイチャキスで終わり。なんかもうしらけちゃって萌えられなかった。


BADEND
みんなが消えていくところから分岐。
俺のこと好き?と聞いてくるお兄ちゃん。
もちろんお兄ちゃんのことが好きでここまで頑張ってきたので好きと答えると
「よかった。じゃあ、俺と新しい世界に行こう。おまえのための優しい世界に」
「そこではもう、誰もおまえを傷つけない。幸せだけがおまえを待ってる」

 

そしてこの言葉を聞いて、お兄ちゃんはいつだって自分のことを真っ先に考えてくれていたことを考えるヒロイン。
だから今回だってそうなんだと、自分の願いを叶えてくれるんだと信じ、お兄ちゃんについていく。

 

魂も集めて世界の再構築が始まった。さあ、今度こそ……というところでお兄ちゃんが倒れる。
ヒロインが刺したのだ。

「……汚い」
お兄ちゃんの血が気持ち悪い。
たくさんのひとを騙して、裏切ってきた汚い血。

「お兄ちゃん、大好き。でも……ごめんね」
「もういらない」

「だって、お兄ちゃんの話になるたびに、ヒロヤが悲しそうな顔をするから」
「お兄ちゃんは大事にな家族で……ヒロヤは私の大切な人。どっちかなんて選べなかった」
「でも……いまのお兄ちゃんは、もう家族じゃない」

さっきお兄ちゃん自身が大好きだよと 今までとは違う声で言ったから


「だったら、私は簡単に選べる」

「二度とヒロヤと離れないで済む世界を作ってくれて……本当にありがとう」
「……さよなら」

(原文ママ)

 

カズハは神剣の力でお兄ちゃんを殺した。

またあの図書館にきたカズハが望むものは……

カズハは、ヒロヤと新しい世界を創るために他の魂を犠牲にした。
何も覚えておらずヒロインにとっていいようにおそらく記憶が書き換えられているヒロヤと、全て記憶していて、皆の屍の上に立っていることを認識しながらもヒロヤさえいればいいというヒロイン。2人は永遠に二人だけの、カズハのために作られた世界で生きていくというエンド。

 

 

ラディウス


最初の戦闘で逃げるを堂々と選択。あばよヒロヤ!!
逃げたはいいが、そこでラディウスを発見したところでモンスターズインクのサリーみたいな熊に襲われて瀕死。
ここで入る血みどろヒロインを抱きかかえるラディウスのスチルめちゃ好き。

出会ったばかりの、名前もしらないヒロインを助けてくれようとするラディウス……めちゃ良い奴やん?!?!


ラディウスは見ず知らずのヒロインを救うため、パーティにヒロインを入れてミッションクリアすることで、現実世界に強制帰還させてくれる。

現実では紘也は突発性昏睡症になっていた。病院にきたヒロインはそこでラディウスの現実の姿・藍條と出逢う。

「二度とオレの目の前に現れるな。目障りだ」

なんやコイツぅ~~~~!?

ヒロインは藍條と別れてからこいつがアイドルだと気付いた。

 

制限時間過ぎてまたゲームに飛ばされたらなんか魔剣グラキエス持ってるヒロイン。しかもディメントがきた。
やべーってところでラディウスくるけど今度は二人が戦闘になってやべーってなったら死の顎が出てやべーってなってでもヒロインムーヴで「一人で逃げるなんてできません!」みたいな

「モンスターから逃げられても、自分のしたことからは逃げられません」
「あなたを犠牲にして逃げ出して、後悔し続けるのは嫌なんです」

そんな言葉をきいてラディウスの過去に何か触れるものがあったのか言葉を噛み締めてる。

気づいたら宿、なんかリベラが助けてくれたっていうか回復アイテムくれたらしい。
フォルテにも会う。


とりあえずフォルテのパーティーに入れてもらって経験値稼ぎとミッションクリア。
現実に帰り、紘也の様子見に病院いくとまたラディウスが。
声をかけるとその場を看護師に見られていて、厄介なファンと勘違いされるヒロイン笑
でもラディウスがかばってくれて俺の知りあいですとかいってくれるのはいいんだけど、その後に手を引っ張って連れて行かれるんだよね。


オメーもアイドルならそういう事やめろや!!!!!!アイドルとしての自覚あるの????


ヒロインは紘也に会いにきただけなのに、ラディウスは自分に会いに来たと勘違いwwwwwwwwww

そしてうっかり病院でワールドVに飛ばされるヒロイン。いや、考えなしかよ。あほか。


そして戻ったらヒロヤいて、志貴さんも無事だし俺と一緒にこい!つってなんか強引に連れていかれる。そしてまーたディメントがくる。
あっさりやられるヒロヤとヒロイン。でもフォルテのみんなが助けてくれる。


みんながピンチになって助けてくれてるのにヒロヤはヒロインを無理やり転移ゲートにつれていって箱舟に連れてってしまう。
そして明らかにヒロインの為に用意された(というか志貴が用意しといた)部屋にヒロインを閉じ込めてどっか行っちゃうヒロヤ。
慌てるヒロイン、突然出てくるポヨポヨ。


はあ?こんな時に出てくんなや!って思ってたらなんかヒロインの話を聞いてラディウスはポイント高いぽよとか言い出してヒロインを現実に帰してくれた。


目が覚めるとそこは藍條の自宅だった。どうやら運んでくれたらしい。
今までのことを説明するヒロイン。

紘也のことを話してたら藍條が
「……その、紘也っていう幼なじみ。彼氏なのか」
って^^
素直に友達です!最近までほとんど話してなかったし藍條さんの方が話してると思いますっていったらもう完璧照れとるわこの男^^

とりまお兄ちゃんの家に行くことにしたら藍條が送ってくれた。その途中でコンビニに救急車がきていてどうやら店員さんが突発性昏睡症で運ばれたっぽいがこれは完全にディメントだ。


その後実は甘いものがすきな藍條の一面も見れたりしてかわいい。多分自分が食べたかったであろうぶどう大福をヒロインが食べちゃってアッみたいな顔をしてるのもきゃわ。
ってかラディウス、完全にヒロインのこと好きになってるっぽいけどそんないつ惚れたん??????なんとなくは分かるけど完全には理解できない。
ヒロインが惚れるのは分かるけど。

あと完全に私は惚れてるけど。


その後、藍條が突然連れてきてくれたのがプラネタリウムだった。
あの、私、プラネタリウム好きなんですよ。ときめきメモリアルgirls sideでもプラネタリウム行きまくるしリアルでもよく行ってたしとにかくここで完全にラディウス好きになったよね。

 

この後に藍條に家に来いといわれて、藍條と離れたくないヒロインは藍條と共にいることを選ぶ。

家について、いい雰囲気になったところで藍條から過去に何があったか聞かされる。
ラディウスがまだパーティーでプレイしていた頃。
魔剣グラキエスをドロップするという場所にきて、それを達成したラディウス。しかしその直後に死の顎というシステムが突如導入され、しかもよりによってラディウスたちのいるところに出現した。
仲間が次々と消えていく中、仲間を守ろうとするが、パーティーリーダーから、このままじゃみんな消えて魔剣グラキエスはこの死の顎の中に放置される。そしたら箱舟攻略は遠のいてしまう。だからお前だけでも逃げろ!と言われる。ラディウスはメンバー全員を犠牲にして生き残った。

 

ラディウスの過去を聞いて、ヒロインは思わず泣いてしまう。さすがヒロインやんけ~と思っていたら
藍條が自分の腕の中で何も隠さず、思い後悔を背負って苦しんで震えているのに、全部見せてくれたことが嬉しいと喜んでしまっているヒロイン。

このヒロイン……ただもんじゃねーな、ただもんじゃねーよ。


時間がきてワールドVに戻される二人。

監禁部屋から出られるか試してるとヒロヤがきて、さっきまでヒロインが消えてたからか、どうやって出た!と問い詰めてくる。
自分が原因でこんなことになってるの?と聞いても何も話してくれない。お前さえ無事ならあとはどうだっていいというヒロヤ。みんなが助けてくれなかったら死んでたから今度はみんなを助けに行きたいというと
「だから、なんだよ……!オレじゃ頼りにならないって言いたいのか!」
はあ?逆ギレ???

思わずヒロヤを突き飛ばしてしまう。ヒロヤはヒロインが好きだからたとえ幻滅されても、自分がヒロインの視界に居なくたっていいとか言い出すけどそんなんこっちには関係ね~んだわ(^-^)

でもラディウスの元に行きたい!と強く願ったらなんか神剣の力発動した。


あとここで謎の男出てきて終末の三剣は進化の自然選択を促す要素で破壊、再生、淘汰……神剣は淘汰だとか言い出す。
よー分からんがとにかくピリオドキューブを止めるぞ!って部屋を出て外に行こうとしたらポヨポヨに見つかる。ポヨポヨはお兄ちゃんなんじゃないの?って問い詰めるけど白を切るポヨポヨ。ポヨポヨを押し切り奥へ行こうとするとラスボスが出てきてしまう。ヒロインを庇って一瞬で肉塊にされるポヨポヨ。そして現れるヒロヤ。


てかここでヒロヤとふたりでなんとかラスボスと戦おうとして、ラスボスにデバフかけたりするんだけど、こんなレベル2とかのヒロインの魔法が効くのおかしくね?ゲームバランスどうなってるの???意味わかんね。


まじでやばいってなったらラディウスが助けにきてくれた。


リベラ曰くラディウスが土下座までして一緒にきてくれるように頼んだらしい
ラスボス倒したらなんか鍵を入手。
隠し通路を通る途中で同じくラスボスっぽいゴーレムと戦うアストラムたちに遭遇。道をふさいでて邪魔なのでみんなも加勢する。そんな中何もできないでいるのは嫌だと思ったヒロインはラディウスを守りたい一心で神剣の力を解放する。


そしてアストラムたちと協力してみんなでピリオドキューブを探すことになるのだが、ラディウスはパーティーを抜けヒロインもそれに続く。そこまではいい。なんでヒロヤがついてくるんだよどっかいけよ。

とりあえずピリオドキューブのところまできた。ザインはNPCだから皆みたいに消えることもないから様子みてくるってみにいったらお兄ちゃんに精神乗っ取られてしまった。


ここからお兄ちゃんのスーパーご高説タイム。
ヒロヤはお兄ちゃんに勝手に騙されてた。そして完全にお兄ちゃんの読み通り強いプレイヤーがわんさか魂をピリオドキューブに献上しに参上した結果になったわけだ。だから頭良くないキャラ好きじゃないんだよ……。

ワールドVでは肉体から魂を切り離してデータ化して再現している。結果、肉体に依存しない世界が成立。しかし死に相当するダメージを受けたと感じたりデータそのものが破壊されると簡単に死ぬ。魂は外的要因からのストレスで消滅する。だったらそのストレスを人為的に消し、肉体と魂を永久に切り離し肉体の劣化で死ぬことのない世界にすればいいという。

お兄ちゃんのせいで!と詰め寄ると
「名前も知らないヤツがどこで死んだって関係ないだろ?」
「目に見えないところで誰かが犠牲になって俺たちの生活を支えてる……そんなの、リアルにいたって同じことじゃないか」

「見知らぬ他人の不幸を嘆いて幸せになる努力を放棄するくらいなら、俺は、手の届く距離にいる大切な相手を幸せにする」
「俺、なにか間違ってるか?」

ヒロイン(どうしよう。言葉が、通じない。届かない)

てな感じになってるとここでディメント登場wwwwwwマジで何度でも湧いてくるな!?

 

HAPPYEND


ヒロインをぶっ刺すディメント。
キレるラディウス。
そしてもう一人キレる男が……そう、お兄ちゃんである。
しかしお兄ちゃんinザインはあっさり殺される。
ディメントはさっきの変なラスボスみたいなの倒すのに参加してなかったからミッションクリアしてなくて=ピリオドキューブに近づいても消えない。一方ラディウスは消えちゃうのにピリオドキューブの方にいるヒロインに駆け寄る。

瀕死でもう声も出ないヒロインを腕の中に抱きながら
「返事をしてくれ……頼むから!」
「目を開けて、俺のことを……カズハ!」

「俺は……またひとりで、こんな」
「俺を置いて逝かないでくれ……!」
あああああああああああああああああああああああ

「カズハ……逝くな、頼む、俺の側にいてくれ」

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


ヒロインが死ぬより先にラディウスは消滅した。
ヒロインももう……というところで謎の男が。
志貴がさきほど殺されて強制ログアウトしたこの時しかピリオドキューブを止められない。
この謎の男はこっそり止める仕組み作ってたらしいが、正当なプレイヤーでないヒロインや既に死んでいる彼自信ではその仕組みを作動できない。そこで消えたラディウスのデータを復元してラディウスにピリオドキューブを止めさせる。

 


現実に戻った。成功したのだ。

目が覚めて早々にラディウス……藍條から物凄い愛の告白を受ける。

まさかの街中でキス。キレていい??(拙者、人前でキスしたり恥ずかしい台詞いう奴絶許侍なり)


BADEND


ディメントにヒロインが攫われるところから分岐。
ラディウスは迷うことなくディメントを殺した。
しかしヒロインが瀕死なのは変わらず。発狂したお兄ちゃんは皆の魂を強制的に取り込む。
志貴はラディウスのことも邪魔だが、ヒロインのカズハの望むものならなんだってあげたい、という。
「昔から俺の幸せとあいつの幸せは絶対に並び立たない……」
「だったら、俺が幸せを捨てればいい。簡単な話だろ?」
「そう……それが俺の愛だよ」

ここでラディウスはいったん消滅するが、謎の男によってよみがえる。
そして志貴を殺す。

 

「安心しろ。俺は正義の味方じゃない。俺は彼女を救いたいだけだ」
「そのために他のなにが犠牲になろうと知ったことじゃない」
「さっきあんたは幸せを捨てると言った。だったらいま、ここで捨ててくれ」
「……死ねよ。俺と彼女の世界のために」


藍條はカズハと二人、藍條の自宅で暮らしていた。
二人だけの幸せな理想の楽園。
しかし世界を再構築する時にうまくいかなかったらしく、自我をもった人間がまだ残っていた。藍條はそいつらを殺して回ってる。
自宅に凸ってきたアストラムを殺しに行ってくるところでエンド。何も知らないヒロインは行ってらっしゃいのキスをするという。

 

 

リベラ

あの、まじでキレ散らかすと思うごめん。
途中まではヒロヤと共通。
ヒロヤは別行動でお兄ちゃんを探しに行き、ヒロインとリベラはお留守番。
リベラは危ない事したくないし友達もたくさんいるから安心してという。
街に出たらリベラの囲い的な奴等に遭遇(笑)
ネカマ発揮しまくるリベラ。
その後にヒロインの装備探しに服屋にきて際どい服を選んだ挙句着替え中に入って来て着替え手伝うとかいうリベラ気持ち悪すぎて無理
そしたらポヨポヨきて合流。
ドミナの店に着いたらまたもや囲いに貢がれるリベラ。しかし彼らが去った後で、貰ったアイテムをゴミ呼ばわりするわさっきの貢物も売りに行くとか言い出すクソっぷり。炎上不可避。
翌日フォルテメンバーとも出会う。ゲームでの一日はリアルでの一時間くらいという新情報。
フォルテが誘ってくれたので特別クエストを受ける。

でもリベラは拗ねて感じ悪い。は?多感なJKか?私以外の女と仲良くしないでとかいってくるメンヘラか?!こえーんだよ!!!!!(私怨)
その後ちょっとフォルテと離れた隙にモンスターに襲われるが何故かリベラが庇ってくれる。私も戦う!となったヒロイン、謎の男が目の前に現れて逃げ道を示してくれる。
リベラの手をとって逃げるも今度こそやられるという時に神剣のパワー発動。
それと同時に謎の男の声が聞こえるようになり、リベラにもその姿が見えるようになる。
謎の男「……琉久」
リベラ「……おにいちゃん」

ほらね!!!わかってたよ!!!完全にそうだって前の2√だけで分かりきってたYO!!

リベラを絶対にリアルに帰してやると謎の男は言うけどリベラは拒絶。
「アンタなんか……死んじゃったくせに!!」と叫ぶ。

ヒロインがクエストクリアしたことで現実に戻り、ヒロヤに連絡するとヒロヤ母から突発性昏睡症になったと聞かされて病院へ。

そこでリアルのリベラに出会うも避けられる。
リアルリベラの母親に話しかけると息子は体が弱いから外に出てほしくないという。お兄さんのことを聞くと事故で死にましたと。

つーーーか、さっきリベラが兄に向かって死んじゃったくせにと言ってるの聞こえてんだからそんな無神経なこと親に聞くか?!どういう神経してんだコイツ。


リベラと友達になりたいんですとかいって病室に入れてもらうヒロイン。リベラなんだよねと言ってもはぐらかされる。リアルでワールドVのこと話すと消されるという事を遠まわしに言われて思い出して謝るヒロイン。
リベラがネカマだったと知ったヒロインに、嘘つきって言いたいんでしょとなんか逆ギレしてくるけどヒロインは(選択肢で)「びっくりしただけだよ」と。

面倒を見るのは相手のためじゃない、自分が気持ちいいからだよ
強いヤツは、自分が強いことを周りに見せつけたいんだ

とかいうリベラ。マジで一発分殴らせろ。


ゲームに戻ってきた。心配してくれてたフォルテ。そして神剣のこともバレちゃったので一緒にパーティー組もうと言われる。
一方リベラは、ヒロインを利用するつもりだったのに計画が台無し、ヒロヤにもウソついて引き離したのにと暴露。
「信じて騙されるなんて自分が悪いんだ。なんにも知らない、なのに調べない」

 

は?????騙す方が悪いに決まってんだろクソが。


ヨークスが、初めてログインした子が何も知らないのを怠慢っていうの?みたいに反論してくれてもうラブ
それに対して、レベルの低い彼女を、守れる保証もないのにパーティーに入れようとしてるお前らも同じとか言ってくるんだけど全然違うだろ。
実際にフォルテは実力あるわけだし騙してはないだろテメーと一緒にすんなボケ。

ここでイラがリベラにカッコ悪いって正論ぶつけてくれるのスカッとジャ〇ンすぎる。でもそもそもスカッとするためにイライラさせられたくないので普通にムカつく。
その晩まさかの死の顎が宿まできて、ミセリアと一緒に二階から飛び降りようとするけどヒロインは足を滑らせ落下。ここでリベラの防御呪文発動。
姫抱っこのスチルが入り、多分ここは良いシーンなんだろうなと理解はできるけど私の心では( ´_ゝ`)フーン  ですよ。


私はやっぱりリベラと一緒にいたい!とかヒロイン言ってるけどマジで何がどうなってそういう心境に達したのか意味不明だよ。


命からがら逃げてきたけど、悪魔陣営はヒロインが神剣だと気付いていてフォルテと一緒に箱舟に行きなよと軽い気持ちでふっかけてくる。
それにキレるリベラ。
始めはチヤホヤされるの嬉しかったけど段々つまらなくなったし、自分の周りにいるのが女の子をレアアイテム扱いするような奴等しかいなかったんだと気がついたリベラ。

でもそれを聞いたヒロインは誰だって自分のことを褒めてもらえるのは嬉しいし、ネカマだっていったって頑張ってキャラ作成したんでしょ?分身なんでしょ?じゃあ変じゃないよ。
という。


冒険者の街に移動してザインとも接触してとりま箱舟入口までいくことに。
入るのに躊躇してたら謎の男・那津が。彼を追いかけて結局中へ。
リベラも追いかけてきてなんかいい感じの雰囲気になって二人で那津をおいかける。その道中那津とのことを聞く。那津とは仲が良かったけど、那津が死んだときに母親が「先に死ぬのは琉久だと思ってたのに!」と泣き叫ぶのを聞いてしまった琉久。


そのあとラディウスに遭遇。いつのまにか深層部まできてた模様。そこで那津とやっと会話できるように。那津はヒロインたちにピリオドキューブを止めてくれと頼む。
このゲームをつくったのも、ただ、外に出て遊べない弟と自由に遊びまわりたかっただけという……
しかしここで来ちゃうんだな、お兄ちゃんが。
お兄ちゃん、登場して早々に高校大学と一緒の仲良かった那津をカズハに紹介しなかったのは、那津がいいやつだからカズハと良い感じになったら嫉妬して死んじゃうからとかいってくる

「俺は、おまえが大切なものならなんだって大事にできる」
「おまえの好きなものだけを集めたい。きれいで優しい世界を創るよ」

やべー

カズハが嫌がってるだろ!と盾突くリベラを消そうとするお兄ちゃん。それをみたカズハは神剣の力を自らの意思で発動。
そのおかげでなんとかラディウスとリベラを助けられた。
那津は三人を一旦リアルに返すので精一杯、消えてしまう。最後の琉久とのやりとりは普通に良かった。
リアルに戻り、琉久は自分の母親に可哀想な母親ぶっちゃってバカみたい!と今まで言えなかったことをいえてスッキリ^^
那津の残したノートを手に、お兄ちゃんの部屋へ。
そこで良い感じのシーン入るんだけど正直この非常事態にイチャイチャすな!!!の気持ちですよ。
その後にリベラが妙案を思いつき、ゲームに戻ったところでなんやかんやでヒロヤやアストラムも含め全員集合。リベラの考えた作戦を決行する。
その時に、悪魔陣営はともかく何故敵側の天使を信じる?と聞かれて、ヒロインはヒロヤが連れてきたからです!という頭フワッフワな回答するし他の奴等もカズハが信じるなら信じられるみたいななんかもうこういうの……ねぇ……フーン状態。

中に入って戦闘を繰り返しお兄ちゃんともご対面。でも倒したはずのラスボスは復活するし大ピンチって時にノイズが走る。
そう、処理落ち狙いこそがリベラの作戦だったのだ。βテストの頃は処理落ちが多発していたことを思い出し、そして顔の広いリベラだからこそ出来た作戦。

 

HAPPYEND


五年後。お兄ちゃんは例のごとく廃人状態。
リベラこと琉久は病気も治って医学部に進んだ。おわり。


え、てかなんで病気なおった?ご都合主義すぎ。


BADEND
リベラの様子がおかしくなる。リアルで具合が悪くなっているみたい。
こんなの信じない!とヒロインは神剣の力を爆発させる。リベラも死にたくないと泣いている。
気がつくとあの謎の書庫にいた。そして本をみた瞬間高笑いするヒロイン……

ヒロインは狂い、ピリオドキューブを止めることなく逆に完成させた。そして自分の望むまま、琉久の望むままの世界を創った。

 

 

ザイン

初っ端から文句失礼✋って感じですが、モンスターから逃げてきて、疲れたからって湖の水飲むのもやべーし疲れたからって木陰で寝るのもやべーよ危機感なし人間かヒロイン。
朝起きると倒れている人を発見。こいつがザインだ。
記憶がないみたいだけど私はザインがNPCなの知ってるからハーンみたいな感じ
いちいち天然なタラシみたいな言動のザイン。

歩いているとアルス(クラフターっつう鍛冶屋みたいなキャラ)がディメントに絡まれてるのを発見して助ける。そこから三人で行動することに。
ヒロインはまだ知らないけどザインはNPCでしかもなんかこの√だと赤ちゃんかってくらい無知なので、ヒロインと触れ合って初めて感じる感情に感動している様子。ちょっと微笑ましいレベルを通り越して段々君に触れたいとか唇で触りたいとか気持ちよくしたいとか怪しい方向に……ヒロインもちょっと引き始めてたら突然苦しみだすザイン。頭の中に誰かが入ってくるみたいだ……ってもうこれ完全におこなお兄ちゃんがザイン乗っ取ろうとしてるやんけ。
ヒロヤとお兄ちゃんを見つけたら元の世界に帰ると告げるとじゃあ俺もモトノセカイに帰る。というザイン……

街にきてガラの悪い奴等に絡まれてるとドミナが助けてくれる。ドミナの言葉でようやくザインがNPCだと判明。
ザイン、記憶はないくせに特別クエストの話が出たとたんべらべらと情報を喋り出す。やはりNPCだからなのか~
その後ドミナの好意で部屋を貸してもらうのだが、何故かザインと一緒に寝ることに。
私、気付いただけど、こういう無知?天然?ふわふわ系男子むりだわ。


リアルに一時帰宅するためにリベラの協力で特別クエストを受けに行くことに。道中ディメントに遭遇し襲われてしまう。
やられる!って時に留守番してたはずのザインが来る。
「彼女を守らないといけない。それが、おれの役目だから……」と虚ろな目で呟くザイン。
しかし直後に「おれは、おれがそうしたいから彼女を……」と混乱している。

これはアレだ。お兄ちゃんがカズハを守るために作ったNPCだけど自我が芽生えてるパターンだね。分かってたけどね。
そうこうしてザインがディメントと取っ組み合いしてるとクエストボスが現れてザインとディメントまとめて角で腹を突きさされて死亡wwwww

ザインが死んだことで軽く発狂したヒロイン、神剣の力解放しまだ生きているボスモンスターを一発K.O.
現実世界に戻って家に帰ろうとすると何故かそこにいたのは見た目は少し違うがザイン。意味不明。
しかも色々確認する間もなくゲームに戻されてザインは別の所に飛ばされてしまう。

一人別の場所に戻ってきたザインは今までのことを思い出して混乱、発狂。
したらなんかザインの中にディメントがおるwwwwwwwwなんやねん。

ディメントに唆されるザイン。ザインは、自分を操ろうとしてる誰かがいて、その誰かはザインがヒロインと仲良くするのを快く思ってない、自分の意志で動くのを邪魔する。と。

一方のカズハはヒロヤと宿屋で再会。ザインを探しに行くことに。
夜になり、ちょっとヒロヤが離れた隙にザインが図ったように登場。すべてを思い出したから自分についてこいといい、ヒロヤを待とうというヒロインに向かってヒロヤなんてどうでもいいと暴言(笑)
自分にはカズハしかいないのにカズハはヒロヤも大切なんだ……と不穏な空気のザイン。しかも中でディメントに煽られたらしくてとうとう強硬手段に。
なんかいきなり胸に手を突っ込んでくる。セクハラとかじゃなく、そのままの意味で胸の中に手が貫通。
「ほら、ちゃんと見て。おれときみが繋がってるとこ」
「おれときみが混じり合って、トロトロになってる。すごい……」
もういちいち台詞が変態くせ~!!!こういう言葉攻めみたいなのほんっっとに気持ち悪くなるから無理!!!!


そして、ヒロインは堕ちたぜよ(全立にお~の真似をしつつ)
そこに登場ポヨポヨ。ザインにお仕置きしようとして返り討ちに。というかもう完全に、ギッタギタに叩き切ってやる~♪って感じ。画面を真っ赤にするな!!!


ザインはもうNPCじゃなくなったという。昔はNPCだったけど、ヒロインが来ると同時にヒロインを助けるという命令だけ与えられて他の記憶を消された状態で飛ばされたらしい。
ザインはピリオドキューブを使ってずっとヒロインと一緒にいられるようにするつもりだ。
そして箱舟に向かう途中でアストラムに遭遇。ザインは気狂いなのでアストラムたちと戦闘に。
あっさり負けるザイン。
ヒロインにデバフかかってることに気づいたアストラムたちが解除してくれて堕ちてたヒロインは正気に戻る。


もうあんなことはしないでというとザインは俺も誰かに同じことされていやだったのにごめんねみたいに謝ってくるけどもうヒロインが許しても私は許さねーよ。
こういう話聞かないで暴走して謝れば済むと思ってるやつなんなの?謝って満足すんな!

ここで「謝らないでください」or「約束してくれますか?」の選択肢出るけどまあ謝られてもキレるけど謝らなくてもキレるよ。約束~が正解っぽいので選ぶが、もう信じられねえよ。


アストラムたちが一緒に箱舟についてきてくれることになって私はハッピー。なんかザインの中のディメントにも気付いてるみたいだしそのままザインごと倒してくれ頼むもうコイツこえーんだよ。
箱舟について早々にザインがモンスター倒したから気になってステータスみたらなんか特殊ステータスになってて、いや、こういうの凝ってるのはすごい評価できるけど、もっと他のところに力を……なんでもないです。


ザインが何故か隠し通路やラスボスの弱点を知っていたのでクリア。
ザインはアストラムたちを利用してピリオドキューブのところまできて二人だけの世界を創るのが目的だった。分かってたけど!
そしたらポヨポヨがでてきた。NPCなんて造り物ぽよ~とかいってまたザインを操ろうとするポヨポヨ。ザインは自分の意志で来た!と抗う。


あのね、正直ね、ザインがこんな感じにならなかったら、もっと違うタイプの男だったら、人外好きの私だって「そうよ!人外にだって心は生まれるんだから!」みたいな気持ちになったけど、もう無理なのよね
だからといってポヨポヨに味方するのも違うんだよね……普通にやな奴だし、私自身人外に心芽生える派閥のオタクなので彼の台詞には賛同できないぽよ。


気がつくとリアルの自分の部屋に。だけどそれは偽物らしく、ザインが暴走してピリオドキューブを再起動させちゃってワールドVは消滅したっぽい。と那津が教えてくれた。

ザインはプレイヤーの魂、つまりディメントの魂とデータが混ざって意思を手に入れた。そしてプレイヤーたちは今や魂だけになってしまった。肉体の器がないから永遠に死なない。でもこのまま魂が戻らないと現実の肉体が死ぬ。
那津の言う通りザインを止めようと外に出ると、ザインおる~~~~~!!
俺たちの邪魔をするなとか言ってヒスってるけどお前こそ邪魔すんな~!しかも厄介なことにお兄ちゃんまできた~~~~!!


気が狂ってるお兄ちゃんと気が狂ってるザインとの間に板挟みにされるのつれぇ~~~~~~~~~!
けんかをやめて~二人を止めて~私の為に~争わないで~♪つーかもう巻き込まないで~二人とも消えて~~~♪刺し違えて~♪

ザインは普通にヨワヨワというかお兄ちゃん強くて負けそうになるんだけどなんかチートで死の顎使ってくる。でも那津がお兄ちゃんを庇って消えてしまう……なんで、なんでなん……二人が消えろよ……一番幸せになってほしいのはザインでもお兄ちゃんでもヒロインでもなくもう私の中じゃ那津だけなんだよ!!!!!

死の顎を巻き込んで消滅する那津……もう、つらい……
ザインは一時撤退したものの、とにかくザインをなんとかしないと、となるけど、ヒロヤが合流した後も肝心なことは話さずはぐらかすお兄ちゃん。


大学に向かっていると突然車が突っ込んでくる。間一髪避けたけど、これは完全にザインの仕業……
ヒロインが小さいころに車の事故に遭ったって知らないからこんなことできるんだろうけどもう胸糞すぎてね。

その後にラディウスこと藍條に合って合流、アストラムとも出会う。リアルのアストラムは陰キャだから萌える。
あと、お兄ちゃんアストラムに対して態度悪すぎてもう可哀想になっちゃうからやめてほしい……。
お兄ちゃん以外の三人が協力してくれてヒロインはザインの元へ。


ただヒロインといたいだけなのに上手くいかない、消えてしまいたいと泣くザイン。こっちが泣きてーわ。なに被害者面してんだ。
ヒロインの説得で分かったよ皆を戻して俺も現実世界に行くよ!器もあるし!ってなってるけど、いや……それディメントのじゃん!?
つーかなんで肉体が変化するんだよディメントの見た目じゃないとおかしいだろうがよそれとも何か?リアルのディメントはザインにクリソツなのか?ふざけんな!!!


ってザインにキレつつもやっと片付くよ……と思ってたら今度は暴走お兄ちゃんのターン。いい加減にしてくれ。ツッコミ疲れた。
ザインはお兄ちゃんを止める!と叫ぶと、今度はディメントがでてきた。いや、inザインのままでね。
ザインのヒロインへの偏愛っぷりにさすがのディメントももうええわみたいになったらしい。オレ様の力を全部やるから代わりにオレ様の望みを叶えろ、という。
そしてヒロインの中に手を突っ込んでくるディメント。え、なに?どういうこと?

その後にヒロインは電脳空間的な所に飛ばされてザインと合流してピリオドキューブを止めたらなんかエンディング流れたんだけど、つまりディメントはヒロインの身体乗っ取ったの?
結局願いってなんやねん。ディメントてめーザインの恋愛脳にやられてんじゃねー!お前はずっと尖ってろや!!!!

 

HAPPYEND


リアルで生きてるっぽいザイン。ディメント(リアルでは烏羽湊)の記憶と体みたいなんだけどどう見てもザイン360度どっからみてもザインだろ。意味わからん。

ディメントはリアルでやりたいこともなくただ生きるためにバイトをしていた。そんな自分が嫌で、でも変われず、寂しくて、全部をあきらめたんだ。ってザインから聞かされた。
もう、いったいなんなんだよ。どうしろってんだよ。
キスシーンがあって終わったけど、もう不完全燃焼なんだよそうなんだよ。

 

BADEND


世界から他の人間を強制的に締め出したザイン。2人だけでこの世界で生きようね。というやつ。
いや、いいんでない?他のやつらは助かったんだし。だってヒロインももうザインさんを一人にしませんとか言っちゃってんだし。一緒にいるっていうことはこういう風になることだって十分に予想できたわけで。
でもヒロインはザインと一緒にいたいと思いつつも現実に帰りたいとも思ってたから止めてとかもう逃げられないとか言ってるんだよね?と思うとヒロインもどうなのよ、と思っちゃうYO☆

現実ではヒロインはもう昏睡状態……ヒロヤは俺が止めてればと後悔。病室にも通っているがお兄ちゃんの方はヒロヤに八つ当たり。昔からおまえのせいであいつは危険な目に遭う!ってブチ切れてる。
いや、過去の事故はそうだったかもだけど今回のそもそもの元凶はお前だろ逆ギレすんなボケ。
まあお兄ちゃんがこんなになったのは過去の事故が原因だから突き詰めるとヒロヤが最初の原因になってしまうけどさすがにそこまではヒロヤが負うべき罪じゃないしな。

 

 


アストラム

アストラム助けてくれるのが出会いだし紳士DTだし好きになっちゃうでしょ。
アストラムが気に入らないヒロヤがいちいち突っかかっていくんだけどマジでこういうのうっとおしいから反比例してアストラムのことどんどん好きになる。

でも天使陣営の宮殿でアストラムが薬塗ってくるのはさすがにきもかったよ!!距離の取り方が分からないで急に詰めてくるのまじでDT。
その後になんか一悶着あったりするけどまあアストラムいいなって感じのイベント。

あと、ヒロインがアストラムさんに引いてないかなって他の天使プレイヤーが心配してるのくそウケる。

その後も戦闘を繰り返すけどヒロインのレベル上げに付きっきりで箱舟攻略しないアストラムに仲間たちは段々イライラしてきて不穏な空気に……
アストラムさんは彼女といちゃつきたいから遊んでるんじゃないんですかみたいなこと言われてて草。
確かにいちゃつきすぎてもうそれ反論できんやつ。


リアルでもアストラムに会ったんだけどマジで陰キャで最高。
陽キャ大学生にいじられてキレたところ最高。

あとヒロインの兄の名前を聞いて明らかに空気悪くなった。分かるよ。もう私は完全に貴方の味方だよアストラム、いや、麻生透……。


ゲームに戻ったヒロイン。明らかに今までヒロインに感じ悪く当たってたやつらに言われるがままについていくアホ馬鹿間抜けなヒロイン。
無理矢理箱舟に連れていかれそうになったら突然ナイフが!

ディメントきた~!
途中まではディメント√と同じでディメントと行動を共にする。(ディメント感想参照)
アストラムと遭遇するところから分岐。

選択肢でアストラムを選ぶとディメントは分が悪いって撤退する。
なんかアストラムもう喋り方が麻生透なんだよな。
あんな風にリアルで気まずい別れ方をしたのになんで助けてくれるのか聞いたら「僕がつきまとうとウザい、迷惑するって、そ、そういうこと……!?」ってヒスる麻生透かわいすぎるし、ただヒロインのことを見捨てられないからずっと傷を肩代わりしてくれてたとかマジでこのゲームの中で一番良い奴じゃん。
ただ純粋な恋心からヒロインをずっと助けてくれたアストラムをヒロインも好きになっていて、神剣の力が覚醒する。
その後に甘酸っぱい告白シーンというかイチャイチャシーンが入るのだがマジでよかった。
ピリキューをプレイしてきてもう終わりも近いここにきて初めて萌えた。


宮殿滅びたから天使と悪魔が両方いる街に来たんだけど二つの種族の仲が最悪すぎるし悪魔陣営がアストラムのロールプレイをキモイとか言うからここで私はキレました^^

特にリベラ、オメーは絶対に許さねえし助けないからな。
お兄ちゃんのこともあり、ピリオドキューブの真相を知れば皆が助かる第三の道があるかもと思っているヒロイン、そしてヒロインを信じるアストラムは悪魔陣営と協力しようとする。あの高慢ちきなアストラムが皆に首を垂れるのだ。あ~~~プライド高いキャラが愛する人の為にそのプライドを自ら捨てるの好き。

結果天使と悪魔は協力することになり、一度リアルに戻る二人。
そこでお兄ちゃんを大学の研究室で発見。用心深すぎるお兄ちゃんが背中に隠し持っていたのはピリオドキューブについて真相が書かれたノートで、2人はお兄ちゃんの野望を知ってしまう。
麻生透はゲームの設定を弄ってゲームに戻らないようにした。ヒロインはゲームに戻り、麻生透が外から指示する作戦でお兄ちゃんを止めようとする。

ラスボス倒す直前にディメントきて聖剣奪ってラスボスを倒すけどピリオドキューブのことなんも知らんからオレ様が神の遺産を戴くぜ~つってピリオドキューブに取り込まれるシーンはポカーン( ゚д゚)って感じで過ぎてったよ。

アストラムの指示に従ってピリオドキューブを停止させようとしたらザイン登場。ザインってかお兄ちゃんだけど。


HAPPYEND

最後までアストラム・麻生透を信じたヒロインは勝利。
負けてリアルに戻ってきたお兄ちゃんが悔しがってるのを横目に

「僕はおまえのことをよく知ってるけど、おまえはきっと僕のことなんか知らない」

「でも――僕の勝ちだ!」
と叫ぶところ本当に好き。
晴れて麻生透とお付き合いしてラブラブに暮らしましたとさ。


BADEND

リアルにいる麻生透は横で倒れてるお兄ちゃんを見てコイツさえいなければ……と考えてしまう。

そして陰キャイキりスイッチ入った麻生透はリアルのお兄ちゃんを手にかけながら
「助けてくれって言えよ!土下座して言ってみろよ、いままですいませんでしたって!」「万年二位の透明くんを蔑んですいませんでしたって!!」と暴走、そして殺害。

我に返った麻生透は発狂寸前でまともに会話もままならない。
このままでは再起動に必要な魂も足りず、皆をリアルに帰すこともできない。
麻生さんがただ人殺しとして傷ついただけなのは嫌だ!とヒロインは神剣の力を覚醒。
一緒にパーティーを組みここまでやってきたフォルテの四人とシレント、ラディウスの魂を取り込む。
そしてリアルからアストラムを強制的に呼び戻し、アストラムの魂も再生に利用する。

「さあ、アストラムさん。行きましょう」
「新しい世界です。傷つくことのない優しい世界に」
「アストラムさんは強くて優しい英雄です。ワールドVの中にいる限り」
「あなたを、人殺しになんかさせない」


新しい世界では、皆記憶を失い、ヒロインの、そしてアストラムの望んだ世界になっていた。しかし代償としてヒロインは廃人状態。

恍惚とした様子で物言わぬヒロインに語り掛けるアストラム。
それを聞いているヒロイン
あなたが、そう望むなら。
私があなたを王子様にしてあげる。
私はお姫様になれる。
呪いに囚われた可哀想な女の子に。

 

 


ディメント


アストラム√でディメントがくるところから分岐
ディメントに連れ去られて箱舟に連れてかれる。堕天使について説明受けるけど、つまり縛りプレイってこと?悪魔が悪魔殺したらどうなるんだ。

私はあなたに死んでほしくない!とかいい子ちゃんなヒロインにウゼエっていうディメント、最高
アストラムが助けに来てくれるけどアストラムvsディメントになったところでディメントに連れ去られる。
つーかヒロインが受けてる傷や痛みはアストラムが全部請け負ってんだよな…マジで可哀想すぎる。
アストラムとディメントの過去を知る、( ´_ゝ`)フーン。

他人が命乞いする瞬間こそ自分の生を感じられるっていうね
あと一歩で死ぬってときに心底生きてたいって願う自分がいるんだと。

あとなんかヒロインが首絞められて抵抗した時にディメントのフードが取れちゃうんだけど、ヒロインはその時に

「(きちんと顔を見たの、初めて…)」

「(なんて、強い瞳…)」

とかいって見惚れてんだけど。
あほか!!!
今まさに自分を殺そうとしてるやつに見惚れるか?!え?!こわい!!!

ディメントもディメントでヒロインに見つめられてなんか知らんが気まずくなってしらけちまったとかいうがいやコッチの方がだよ!ディメントおめーはずっととんがってろよ!!!


その後勿論神剣の力使えない役立たずヒロインはモンスターに殺されそうになるけどディメントが助ける
「神剣を失うのが惜しかっただけだ」

噓つけ。

おめーもう最初の頃のナイフのような切れ味ないの分かるぞ。

倒れたディメントの代わりにヒロインは弓で応戦するんだけどそれ見て中々やるじゃねえかみたいになってて萎える。
つーーーーかもうディメントは「なんなんだよお前……」みたいな、悪役がよくある感じのアレになってる。なんなんだよお前と言いたいのはこっちだ。


その後リアルに戻るんだけどコンビニでディメント(コンビニ店員)に遭遇笑笑笑笑笑
気まずwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
つーか家まで追いかけるヒロイン普通に引くわwwwwwww
しかも勝手に家のドア開けるのキモすぎて本当に無理。

ディメントが「なにつけて来てンだよ、アンタ。ケメェな。ストーカーか」っていうから安心した。
でもその後家にあげるんか~~~~~い!

つか、散々ゲームでイキってるディメントさん、リアルだとこんな暗い感じなのヤバない?共感性羞恥で死んじゃうよ。てかゲームでイキってるやつ、リアルでどんなだろうとリアル知られた時点で恥ずかしすぎるから無理。

まあその後ちょっといい感じになってたら、のこのこ男の部屋にあがってんじゃねーよみたいに言われてキスされた。は?
その後に「(やっと……やっと少しだけわかりあえた気がしたのに)」ってアホ笑笑笑笑笑 脳みそお花畑笑笑笑笑笑


ゲーム戻ったら天使仲間がいるんだけどディメントが殺そうとする。
私がディメントさんについて行くから殺さないで!と懇願。しかも礼まで言うヒロイン。
殺さないでいてくれてありがとうって、いや、ヒロイン、まじで、頭大丈夫?
散々ディメントの行動にありえないみたいな反応しておいて、もうディメントが人殺しするの受け入れてんじゃん。


ディメントも完全にヒロインに落ちてんのやめてくれ。
前までのディメントならもっと遅く歩いてくださいとかいうヒロインを引き摺ってでも早く歩いてただろ!
あとモンスターから身を隠すマフラーを二人で共有して腕に巻いてたのに、ヒロインが首に巻いた方がいいですとかいって恋人巻きするのもうなんかキモ♪になっちゃった。

しかもその後にモンスターに襲われてヒロインがディメントを助けようと攻撃するしディメントもヒロイン助けるしなんなん?
調子が狂ったとかいってディメントはもうヒロインを箱舟の外に逃がして一人で攻略するとか言い出す。
ヒロインはヒロインでディメントを守りたい一心で神剣の力を覚醒。


そして出たよお兄ちゃん。新しい世界にお前みたいなクズはいらないってディメントを消そうとする。
ディメントは消えてお兄ちゃんの勝利かと思いきやさっきのアイテムで姿消してたディメントwwww

ディメントはピリオドキューブを再起動して他のやつらがリアルに戻されんのなら、新たな世界は今と同じように作れという。
そしてそこには自分だけでなくお兄ちゃんも残れと。自分たちは殺しすぎたからリアルに居場所はないと。でもここで自分の罪の重さを一応は自覚してるだけディメントの方がいいよな。
てかお兄ちゃんも正気に戻るというか諦めるの早すぎワロタだよ。

HAPPYEND

お兄ちゃんはカズハがディメント好きだと知ってディメントをリアルに帰す。
いや、なんでだよ。今まで暴走してきたお兄ちゃんはなんなんだよ。
そしてリアルに戻ったらお兄ちゃんは死んでるし、ヒロヤが死んでるのも一文であっさり片付けられててさすがに可哀想だし、ディメントは記憶喪失だし。

なんかさ、もうこのディメントは別人じゃん。そういうの無理なんだわ。あと人殺ししても記憶ないから幸せに生きられるんだねフーンみたいなね。


BADEND

ピリオドキューブを再起動云々から分岐。
箱舟攻略組じゃない大多数のプレイヤーは再起動すればリアルに帰れるんだから返してあげて!そして新しいアルケイディアを作って!ディメントさんは残ったヒロヤたちと殺し合いをすればいいじゃないですかみたいなこと言い出す狂気のヒロイン・カズハ

新しいアルケイディアではヒロインをディメントから奪い返そうと皆がこぞってディメントを倒しにやってくる。
ヒロインも頭いかれ始めてるので、リアルにいたころより「生きてる」)とか考えてる

 

 

 

ポヨポヨ


ヒロヤとリベラと一緒に超序盤に洞窟行くところから分岐。
モンスターかと思ったらポヨポヨ。

いや。これお兄ちゃんなんだよね?
もうお兄ちゃん以外全員倒してこの√に来たわけだけど、お兄ちゃんが本当にやべぇ奴で乙女ゲーお兄ちゃんの例に漏れず狂気の男なのは分かってるんだけどさ……やっぱもし自分のお兄ちゃんが語尾にポヨ付けて喋ってたら普通にこえーわ。

ヒロヤとリベラ探してたら神剣目当てのやつらに追いかけまわされるしディメントもくるし最悪。まあポヨが逃がしてくれるんだけどね。
その後に洞窟戻ってモンスター倒して穴に落ちた。
気絶したヒロイン……そして、とうとうけの皮ならぬポヨの皮を剥いだお兄ちゃん

「触れるなんて、一生無理だと思ってた。この、うなじ、きれいな鎖骨……いい匂い」

もうお兄ちゃん完全に妹のこと愛してるやつ!!分かりきっていたが!!!!!!!!!!!!

ここで気絶中のヒロインの過去回想。

「ひとりにしてごめん、不安にさせて……怖かったよな」
「もう、二度とおまえを不安にさせないから」
「悲しい事や辛いことがないように……俺がなんとかする。約束するから」

うん。まあ、もうだいたい展開読めてるよね。

 

街に逃げてきてドミナの宿に泊まることになる。
疲れて寝たヒロイン……

「ほんと、昔から寝つきいいよな。おまえ」

あああああああああああ兄ちゃん降臨!
待ってたy……

「あーあ……装備もつけっぱなしだし。これじゃ疲れが取れないぞ。……しょうがない。脱がすけど、いいよな?カズハ」


あ?


「……肌、すべすべ。それに……なんでこんなにきれいな形してんの、おまえ。どういうこと?」

「なあ、これ、下まで全部外していい?全部見たい……いいよな?見せて?」


あ、あああ、あ……


「あ。ふくらはぎ、やわらかい……ここの内側んとこ、すっげえ齧りたい」


お、お……


「ほんとはさ。表も裏も外側も内側も、知らないところなんかひとつもないくらい、ぜんぶ触って、キスして、跡つけたい」


お、オエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!

 

もう、もうやめてくれ!!!!!やめろ本当にやめてくれ!!!!!


ああ、もう私、わたしは、だめだ……お兄ちゃんラバーの私だが、これは、だめだ、


まず、お兄ちゃんがポヨポヨ言ってるのが一つ目の無理ポイント。

そして、寝てる間にこういうことしてくるキャラが無理なので二つ目のサブいぼポイント。

なにより、こう、言葉責めじゃないけど、実況しながらエロいことしてくるのがもう無理。


今までの√で、アルケイディアはヒロインの為に創った理想の楽園とか言ってたけど結局はテメーの為じゃねーか!!!!

 

朝起きてスリップドレスを着てることに気付いたヒロインがビビるけどポヨポヨは自分で着替えたぽよとか言ってんのクソ
その後無事フォルテに加入。

お兄ちゃんのことを根掘り葉掘り聞かれて答えてる時に隠れて聞いてるポヨポヨ……
今お兄ちゃんすげえニヤニヤしてんだろうなと思うと腹立たしい。

そしてリアルに一旦戻ってみようという事になったら反対してくるポヨポヨ。
珍しくヒロインがどうしてもリアルに帰ってみたいと言ったら、超わざとらしく悲しんでポヨポヨのいうことは無視していいぽよ……つってどっか行っちゃうポヨポヨまじでムカつくな?!拗ねんな!!!!魂胆見え見えで白々しいしきもいんだよ!!!!

夜寝たヒロイン……そしてやってくるお兄ちゃん!!!

「誰よりも近くでおまえのこと大切にしてた。なのに、一番触る資格がないなんて……ほんと、理不尽だ」
「だから……いいよな。夜くらい。おまえが寝てるときぐらい……」


は??????????????????????
資格がないんだろ?????じゃあ触んなや!!!!!!!!!!!!
夜ならいいって、なんじゃその自分に都合のいい言い訳は!!!!!!!!!!
お前がかわいいからいけないみたいなこと言うな!!!!!痴漢かオメーは!!!!!!!!!!!!

 

結局リアルに戻ってヒロヤが病院運ばれたこと知ってまたゲームに戻る。
その後フォルテの面々と話す中で、ミセリアが医療関係者とか、メルゴーが会社員(前の√で営業マンなのはわかってたけど)とか知れたのが嬉しい。フォルテ好きだからリアルのこと知りたい!!
そんな感じでワイワイしてたら死の顎が広がった速報きて、はよ箱舟攻略しろや的な空気に……こういう時にフォルテ味方だとマジで心強いよね。


その晩、叫び声で目を覚ますと、お兄ちゃんがモブを殺してるところに遭遇。
モブがヒロインを使って箱舟攻略しようとしたかららしいんだけど、ヒロインはそれがお兄ちゃんだと気付いてないからやべぇPKがいる!つって部屋に逃げてガクブルしてると、毎晩のルーチンでお兄ちゃん登場笑

ヒロインが寝てると思い込んでいつものように勝手に語り掛けて満足して去っていくお兄ちゃん。
そしてそれがお兄ちゃんだと気づいてしまうが認めたくないヒロイン。

翌朝ポヨポヨに話しかけて、ポヨポヨが嘘をついてると分かってしまう。落ち込んでたらミセリアが来てくれるんだけどやっぱ攻略キャラと話してるよりフォルテと話してるほうが楽しいよ~~(;O;)


せっかくいい感じだったのに死の顎が迫ってきて避難しなければならなくなる。
ポヨポヨがやってきて、逃げ道を教えてくれるけどヒロインしか助けられないとか言い出す。マジで他の人間のことゴミ程度にしか思ってないのクソだね。
ヒロインはポヨポヨの提案を押し退け、神剣の力を使って死の顎を一時的に押しとどめて皆を逃がす。しかし力も尽き、もう死ぬのかという時にお兄ちゃん登場。


お兄ちゃんが持ってるレアアイテムで逃げて感動の再会を果たしていると、イラとヨークスもやってくる。
ミセリアとメルゴーがいない!って時にお兄ちゃんはヘラヘラ笑ってるからイラがキレる。
ヒロインも怒ってイラに謝ってというと、
「おまえ、ほんとに変わんないな。俺のことちゃんと本気で叱ってくれる」とか言い出すしほんと無理。
今まで迷惑かけたけどこれからは妹は俺が面倒みるからって箱舟に行こうとするし、皆を探すの手伝ってよとお願いしたら

「え、やだよ」


グォォォォオオオオオオ


可愛い妹を危険な目に合わせるわけにはいかないからお前らは死ねとか言って突然イラとヨークスに攻撃仕掛けるお兄ちゃん。
もうマジでふざけんなボケ。怒りが収まらない。

こんなことして妹が喜ぶと思ってるのかというヨークスの問いに「一生許してもらえないかもね」って言ったかとおもうと突然キスしてくる。

「世界で一番俺が愛してる。絶対一番愛してる」

は?こっちは世界中の乙女ゲーお兄ちゃんの中で今んところお前を一番憎んでるわ!!!!!!!!!!!!

「……小さいころから変だってわかってた。妹にキスしたくてたまんないなんて頭おかしいって」

ああああああああああああああもう無理。マジで無理。
私乙女ゲーでお兄ちゃん属性が一番好きだったはずなのにコイツという存在のせいでトラウマになりそうだよもう本当にここまで私の苦手を踏み抜いてくるな。


お兄ちゃんにキスされた時になんか魔法かけられて意識失うヒロイン。薄れゆく意識の中でお兄ちゃんがアカシックレコードに触れる瞬間を視る。
目が覚めると箱舟の中に作られたヒロインのための部屋の中。

お兄ちゃんがやってきて真実を告げられるが、新しい世界なんていらないからリアルに帰って話をしよう、というヒロイン。
なんで俺を責めないのとお兄ちゃんが言うけど、本当だよもう寧ろこの場でお兄ちゃんのことぶっコロしてもいいよ。

初めて会った時からお前の兄貴だったことは一度もないよ、気持ち悪い?とか聞いてくるお兄ちゃんに首を横に振るヒロイン。
いや、テメーに限っては気持ち悪いわほんと無理。

何か準備があるといってまた部屋にヒロイン閉じ込めてどっか行くお兄ちゃん。入れ替わるように謎の男、那津がキターー!!やった!!
時間がないって自分の記憶を全てヒロインに渡す。

那津の記憶を振り返るヒロイン。
事故に遭った那津の元に駆け寄って悲しむお兄ちゃん。
しかしその後ピリオドキューブは完成した!といって那津の魂を取り込むお兄ちゃん……

「ありがとう、那津。おまえがいなければ完成しなかった。しかも、おまえが事故に遭ってくれたお陰で実装の実験ができるなんて」


はいもうここで完全に0.000000001ミリ程度持っていたお兄ちゃんを愛せるかもしれないという私の淡い希望は消え去った。


お兄ちゃん「記憶をデータとして保存すれば、もう二度とあいつは俺のことを忘れない」


何かを忘れているということを思い出したヒロイン。それがなんなのか分からずお兄ちゃんを問い詰めるが教えてくれない。
今だノイズのかかったようにおぼろげにしか思い出せない記憶の中で、かつて退院した時に自分の飼い犬が既に死んでいることや、お兄ちゃんのつけているネックレスが自分のあげたものだと分からなくなっていたことを思い出す。そして、かけつけた母親を自分の母親だと認識できずに自分の本当の母親を探す幼いヒロイン……

データにして記憶を保存しておけばいつまた起こるか分からない妹の記憶障害を怖がる必要もない。俺のことも二度と忘れないというお兄ちゃん。


「でもさ……別に忘れたっていいんだ」
「そしたら俺、何度でもおまえと初めてのキスができる」「……人殺しで、妹にキスして、愛してるなんて言う気持ち悪い兄貴のことは忘れていいんだ」

 

言ってること意味わかんねえよ。
忘れてほしくないのか忘れてほしいのかどっちだよ!
何度でも初めてのキスって……忘れたのをいいことにキスしようとすんな!!
そりゃお前のこと忘れたいわ!!でも忘れたら忘れたでテメーに都合のいいように話が進められるんだろどうせ!!!!あと兄貴じゃないんだろオマエは!!!
人殺しで突然キスしてきて寝てる間に服を勝手に脱がせて着せ替えてくるような男なんだろうが!!!!!!!!!

 


「(ウソばっかり)」
このひとはいままで何度、笑顔で私のことを騙したんだろう。
こんな切ない表情に、私は何度、気づいてあげられなかったんだろう。
「お兄ちゃんの……バカ!」
自分から、伸びあがって――キスをした。
「絶対に忘れないから」

 

いや、ヒロイン本当に頭大丈夫か?こいつのせいでたくさんの人間が犠牲になってんやぞ?こんなことになったのは自分のせいだって忘れないためにキスしたとか変な言い訳すんな。犠牲になったやつらからみたら今のお前もお兄ちゃんと同等に不快すぎるでしょ。てか自分のせいとか悲劇のヒロインぶってんな。お前のせいもあったとしてでもお兄ちゃんは悪なんだからお兄ちゃんが喜ぶことすんな。結局お前も犠牲になった多くの他人より諸悪の根源であろうと自分のお兄ちゃんの方が大切なんだな。(ここまで一息激昂オタクつば飛ばし絶叫)

 

とうとう終焉へ向かうお兄ちゃんの思惑。ヒロインは那津の記憶を手に入れたことにより部屋から脱出する。
広間へ向かうとアストラムやラディウスたちがラスボスと戦って勝利を収めていた。
お兄ちゃんやめて!と叫ぶヒロイン。いや今までの流れで止めてくれるわきゃねーだろそんな無意味なことしてないで体張って止めろ!!!
と思ってたらお兄ちゃんを殺そうと天使が攻撃してきた。

「お兄ちゃんを斬らないで!」といって飛び出し刺されるカズハ。

なんかもう完全に私はさめちゃってるので、あーお兄ちゃんはマモルンデスネ。みたいな感じ。

お兄ちゃん「どうして、こうなるんだ」

いやオメーのせいだろ。

 

HAPPYEND


この後にお兄ちゃんが泣きながらなんか愛の告白的なことしてくるけどもう( ´_ゝ`)フーンって感じ。
謎に神剣の力が解放されて降り注ぐ光の雨
「ああ……ちょうどいいや。俺のこと殺してよ」「もう疲れた。おまえを腕に抱いて、この光の中で死にたい……」

疲れたのはこっちだ。最後まで自分だけ幸せなまま楽になろうとしてんじゃねえ。


気がつくとアカシックレコードの間にいる二人。
管理人はかつてヒロインの願いを叶えようとしたが、その時満たされていたヒロインに願いはなく管理人は一度消えることとした。そして今再び願いを叶えるためにやってきたという。

望みを聞かれたヒロインは、死んだ皆を生き返らせたい、ピリオドキューブ消したい
という望みは何か違う気がすると考える。

ヒロイン「(どれかひとつを叶えても、駄目だ。だって、お兄ちゃんが人を殺した事実は消えない……。何事もなかったようにリアルへ戻ってお兄ちゃんが幸せになれると思えない)(幸せに笑っていてほしい)」

もう本当にどこまで私をキレさせれば気が済むの?
なに人殺しの兄の幸せを最優先にしてんだこのアマ?
お兄ちゃんが幸せになる未来なんてどう考えても許されないでしょ。どこまで自分勝手な兄妹なの?


結局ヒロインが選んだのは過去に戻る力。自分があの時事故に遭わなければこんなことにならなかったという。
いや、たとえその結果お兄ちゃんが道を踏み外さず二人が幸せになったとしてもここまでやってきた罪がなくなるなんて思うなよ??お兄ちゃんは人殺しだしヒロインだって結局その仲間だってこと、忘れんなよ。
てかそれがまかり通るってじゃあ今まで歩んできた他の√は?みたいな気持ちになったわ。


結局過去をやり直した。ポヨポヨは幼いころお兄ちゃんがヒロインにあげたぬいぐるみだったという微妙過ぎる伏線回収もあったけどもうそれ、いるか?
紘也とも普通に仲良くしていて、お兄ちゃんの大学に行ったら麻生透とぶつかって、そこには那津もいて……。
お兄ちゃんに部屋に呼ばれて遊びに行くと、お兄ちゃんから告白される。デジャヴを感じながら、自分も好きだと告げるヒロイン。そして自分からキス。


え?このやり直した世界のことなんも知らないから最後お兄ちゃんとくっつかれてもその過程を知らないからハ?みたいな感じなんだけど。
こっちは最悪なお兄ちゃんしか知らねーんだよ。やり直して突然十何年後みたいになっててお兄ちゃんと相思相愛でって意味わからん。あとここで急に壮大な音楽入るから完全にギャグ。
このエンド唯一良かったのは那津が生きてるって部分だけですね。

 

 

BADEND


このまま自分が死んだらお兄ちゃんはなにもかも壊して終わりにしてしまう、と思ったヒロイン。
いろんな人が傷ついてお兄ちゃんも苦しんだ。なのに、いままでのすべてが無駄になってしまう。

 

は?いろんな人が傷ついたまではいいよ。お兄ちゃんが苦しんだって……ハ?本気で脳みそ湧いてる?
お兄ちゃんが苦しんだかどうかはどうでもいい世自業自得だし。
そのお兄ちゃんの自分勝手なオ〇ニーに付き合わされた罪なき人々だけだろ悔やむべき対象は。
しかしヒロインは自分の為にピリオドキューブを発動させる――。


目覚めたのは新しい世界。リアルそっくりな世界。
皆――紘也も、ラディウスこと藍條玲も、アストラムこと麻生透も、結城那津も、リベラこと結城琉久も、そしてザインも。皆が集まり、お兄ちゃんの部屋で鍋パーティー


あと地味にキレたのはお茶を淹れてくれた那津にお兄ちゃんが「女の子のやること、取っちゃダメだよ那津」て言うんすよ。ばーーーーーーかなんでお茶入れるのが女のやることやねんテメーでいれろや!!!!!!
皆が帰った後キレるお兄ちゃん。他のやつらに目で犯されてるお前を見るのは耐えられなかったとかいうけどこっちのがキレそうだわっていうかもうずっとキレのアクセル踏みっぱなしだわキレすぎて疲れたわ!!!!!!!!
そしてお兄ちゃんとセッ久しながら快感に打ちひしがれるヒロイン。

この後「……でも、なんだかおかしいな」の選択肢を選ばない限りこの鍋パーティーをループ。
で終わり。

 


以上!!!
本当にずっとキレてた記憶しかない。
なんなんだよ。
もう、疲れたよ。

このゲーム、典型的な、ストーリーの壮大さの割に展開が早い、いつ好きになったのか分からない、描写が浅い っていうやつなので心というか感情が置いて行かれるんだよね。だから俯瞰というか某ゲッペルドンガー状態なわけ。

全体の感想はとにかく疲れた。あと、攻略キャラよりサブキャラの方が好き。
フォルテとドミナと那津が好きです。

正直ラディウスとアストラムは良かった。キレる事ほぼなかったし。でも他は駄目だった。
全員終えての好きランキングは
アストラム>ラディウス>>>ディメント>>>>>>>>>>ヒロヤ>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>>>>リベラ>>>>>>>>>(愛せない壁)>>>>>>>ザイン>>>>>>>>>(許容の壁)>>>>お兄ちゃん
でした。

ブログ名にもある通り自分はお兄ちゃん大好き乙女ゲーマーなのだが、このお兄ちゃんだけは無理だった。
なんつーかヨシュア侘助ともし神の兄の無理な部分足して割らなかった原液みたいな……

でも面白い人は面白いと思います!!!!!!!!!ぜひプレイしてみてね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

恒例の部屋

①リアルの部屋

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②ドミナの宿屋の部屋

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③アストラムが用意してくれた部屋

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④お兄ちゃんが用意した監禁部屋

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【文明開化葵座異聞録再演】駄洒落を言うのは誰じゃ!!!!!

貴方は水戸黄門を知っているだろうか?

十中八九ご存知だとは思うが、水戸黄門徳川光圀であり、お供の助さん格さんと共に身分を隠して諸国を旅する世直し時代劇ドラマが有名だ。
かく言う私も水戸黄門が大好きである。少なくとも同世代の女子の10倍は好きだ。幼少期は水戸黄門を観る為に放課後遊ばず帰宅し、同じクラスの女子が流行りの恋愛ドラマの感想を言い合う翌日の教室で「昨日の水戸黄門観た!?」とのたまっていたくらいには好きだ。

黄門様はかっこいい。顔とかではなく生き様がだ。そんな黄門様になってみたくはないだろうか?
なんと、水戸黄門になれる乙女ゲームがこの世には存在するのだ。
その名も……
「文明開化葵座異聞録」

そう。今回攻略したゲームだ。このゲーム、とにかくズレている。色々とズレているのだ。しかし私はこのゲームがとても気に入っている。
積みゲー差し置いて再プレイし、記事を書くくらいには好きだ。
とりあえずPVだけでも見てほしい。あと無印の方のOPも良いから見て。

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良い。気分を高めたところで、めくるめく乙女的水戸黄門の世界を堪能しよう。


ヒロインの名前は 水戸 葵(みと あおい)。水戸藩の水戸に、葵の御紋の葵だ。もう名前からし水戸黄門の擬人化みたいなヒロインだ。(水戸黄門は人間だから擬人化はおかしいか……。)とにかく、この葵ちゃんは実家が寺育ちの明るいJKで、生まれた時から謎の石を持っている以外は普通の女の子だ。
開幕早々、居候の幼馴染男子 宗助と共に家の蔵掃除を任されるヒロイン。

葵「蔵でクラクラしちゃった」


………………。最高だ。
そう……葵ちゃんはごくごく普通の、人よりちょっとだけ駄洒落が好きな女の子なのだ。

何を隠そう、当方、駄洒落が大好きなのである。
この時点でヒロインに共感というかsympathyを感じてテンション爆上げだ。

話を戻そう。ヒロインは蔵で謎の銅鏡を見つけ、直後に立ち眩みを起こしたかと思うと明治時代にタイムスリップしてしまう。

そこでは攻略キャラが勢揃い、彼らは旅一座で演劇をしながら特別な石・双葉葵を守っているという。その双葉葵という石は一般人には触れる事すらできない代物なのに、ヒロインはその石の腕輪を腕に嵌めて突然皆の前に現れたので、双葉葵の生まれかわり・人の姿になって現れたに違いないというのだ。自分が飛ばされたのが明治6年・1873年という今より140年以上前だと知り途方に暮れるヒロイン……というのがこの物語の序章だ。

 


攻略人物は以下の9人

神鳴 剣助(cv森久保祥太郎)→序盤に出ていた居候幼馴染に瓜二つのメインキャラ。女好きの軟派系座長。「助さん」
寿 鬼格(cv鈴村健一)→正統派真面目系人格者(←公式キャラ紹介)。顔が良い。「格さん」
荒銀 淋(cv梶裕貴)→小姑俺様系雄々しい女形。「お銀」(由美かおるのキャラ)
蜂須賀 陽太(cv鈴木達央)→元気系うっかりしすぎなお調子者。「うっかり八兵衛
諏訪 七巳(cv三木眞一郎)→頭脳派怠惰系ものぐさ知識人。多分「風車の弥七
大菅 誠司(cv石田彰)→悲劇王子系真意不明な謎の軍人。元ネタ不明
猿飛 密(cv中井和哉)→寡黙大人系朴訥な店主。「飛猿」
福澤 諭吉(cv櫻井孝宏)→腹黒系得体知れずの大人物。元ネタって言うか福沢諭吉そのまんま。
三遊亭宝船(cv子安武人)→小心おしゃべり系情報通な噺家

ほぼ水戸黄門の登場人物が元ネタである。大菅だけ分からなかったが、あとは大体名前とか立ち位置的にカッコ内の元ネタで合っていると思う。ちなみに私は水戸黄門では風車の弥七が好きだ。しかしこの中だと気になるのは正体不明の大菅誠司……

この葵座、最初は上から6人までしか攻略できなかったらしい。しかし!今回プレイするのは「文明開化葵座異聞録再演」ということでリメイク作品である。猿飛、諭吉、宝船が攻略可能キャラとして追加されているのだ。
というか諭吉とかどうみても攻略キャラの顔なのに無印では攻略できなかったとか意味不明である。

とりあえず恒例の好きキャラ予測
大菅>諭吉>宝船>鬼格>密>七巳>剣助>陽太>淋
となっている。例のごとくクール系や隠しが好きになりがちなのと元気系と可愛い系は食指が動かないのでこのような予想になった。
この作品、攻略制限はあるものの、タイムスリップしてくるプロローグを終えると最初から個別√なのでどんどんいつものように攻略していく。


レッツ世直し!!!

 

 

剣助

初週ということで物語の説明も兼ねて長めの感想

4月
「立ち止まっていても仕方がない!とりあえず合気道の練習でもしよう!」とポジティブシンキングに切り替えていく葵。ここで早速剣助とぶつかるラッキースケベスチルGET。
幼馴染の宗助とそっくりな剣助は紛らわしいので「じゃあスケさんって呼ぶね!」とリアルにつけられたら絶対拒否したいあだ名を勝手につけるヒロイン。気晴らしに出掛けた上野散策で宝船との出会いも果たしたところで、本作の要ともなってくる「裏紋」なる存在に遭遇。
曰く、昔から家紋はその一族を護るものとして存在してきたが、裏紋とはその逆、他者を害するもの。その家紋の力を宿す武器や装飾品は神器と呼ばれている。 とのこと。
そんな裏紋に取りつかれた人間を浄化するのも葵座の役目だという。私だって役に立てる!と合気道で戦おうとするが、この時代には合気道は存在しないらしく、胡散臭いと言われてしまう。
胡散臭いと言われて『憤りをかんじる』と思った瞬間、選択肢出現!!!「今だ!」を選択!

「あいきどうにー、あ、いきどおりぃ!」

キターーーー!!!!!!

 

はい。ということで先ほどの裏紋の人にところに行くと暴れている。
「今回は俺が神器になるから鬼格が使い手に!」とスケさんが意味不明なことを言ったかと思うと

「家紋、――家紋(come on)!」

という駄洒落すぎる決め台詞と共にスケさんが神器・神鳴という日本刀に変身した。ヤバイ。いつもなら、ハッチこと蜂須賀陽太以外は神器に触れられるので神器を扱って戦うらしいのだが、何故か誰も触れなくなっていた。
葵ちゃんだけが触れたので、神器となったスケさんの力を借りつつ成敗。
この一件で葵は葵座の皆に認められるというとても良い感じの導入章だった。役立たずヒロインが本当に無理なので……。


5月、銀座での興行ということで「白浪五人男」をやることに。今まで淋が演じていた女装少年の役を葵が演じることになる。一方そのころ、ザギンの菖とかいうチンピラに大菅が接近し、裏紋にさせようと怪しい動きをしていた……。
白浪五人男の本番、裏紋になったザギンの菖が乗り込んできて舞台は滅茶苦茶に。水戸黄門形式で成敗した後、淋に懐いている犬のモニが慰めてくれる。

葵「犬ってワンダフル」

はい。五月終了。


6月、今度は横浜で興行。新しい時代の流れを感じる明治の横浜にテンションブチ上がってる葵。そんな彼女とは反対に複雑そうな表情のスケさん。
その後横浜散策をしていると、やっと大菅誠司と遭遇。宝船が葵座のことを咄にしたらしく興味津々な大菅。というか普段から葵座を観に来てくれているらしい。宝船が葵座一味のことを妖怪退治の咄として書いていると聞くと

葵「ダメ、我慢できない!」「妖怪に、用かい!」

大菅「アハハハハ!!!」


マジかよ。
大菅オマエ……なんて良い奴なんだ。駄洒落言う人間にとって笑ってくれる人なんてもう秒で好きになってしまう。大菅誠司、好きだ。葵も誠司のことめっちゃ良い人認定していて笑う。
その後、福澤諭吉との出会いイベントも発生。諭吉、マジで好き。諭吉嫌いな日本人いるか?マジでいくらでも諭吉欲しい。
今回の裏紋被害者は時代の流れに逆らうお母さん。会得した必殺技で成敗するが、その息子のソラを連れて伊賀のお父さんの元に連れて行く展開に。
ここで宝船も仲間に。葵座はただの旅芸人一座ではないと説明するが、既に色々知ってる宝船。声も相まって滅茶苦茶怪しい男だ。
とかなんとかやっていたらナレーションで「ソラの父親も裏紋に憑りつかれていたがいたが成敗した」とサラッと説明されて爆笑。

7月、淋と密の故郷にやってきた。そこでスケさんから淋の死んだ姉・結について聞かされ、一座の一員だった結は殺されてしまったことを聞かされる。ヒロインと話しているうちにこの子も人間の娘なんだなと実感したスケさんは、「結ももっと普通の女の子らしく生きたかっただろうに悪いことをした」と、当時幼くて何もできなかった自分を後悔している。
しかし葵は「結さんは結さんなりに頑張って生きていたはずだもん。そんな言い方、良くないよ」「まるで……自分のしてきた努力が無駄だったって嘆かれてるみたいだよ。私だったらそんなの……嫌だな」という。このヒロイン、良くないか!?こんなちょっとB級感漂う乙女ゲームなのに、ヒロインが面白いししっかりしてるし足手まといじゃないし、良い!!!!
なお、お楽しみの今月の駄洒落は

「我ら、葵座(あおいざ)いざ行かん!」だった。


8月、葵座のアジト?まあそんなような場所の店に戻ってきた。裏紋に取りつかれた人たちを成敗してきたヒロインは、『憑りついた側の神器は辛くないのか、人を不幸にして神器だって辛いに違いない』と悩み始める。しかしそれを口に出せば葵座の皆を否定するようで嫌だと思う良い子な葵ちゃん。
スケさんにそのことを話すと、神器は所詮道具だと言われる。それは双葉葵の化身と言われている私にも心がないということ?と聞き返すと、そんなことはないと言う。個人的に物には魂が宿る派なのでこの辺りの会話好きだ~と思っていたら、

「なあ、アオイ……もうオレと幼馴染を重ねて見てたりしないよな?」
「嫌なこと言うけど許してくれ。お前がこっちに来てる間に、ソウスケ君とやらは代わりの恋人を作ったかもな」
「でもオレは……心無き神器だったはずのオレは、お前が来てくれてやっと……人の心を感じているのかもしれない」
「なあ、今だけでいい。この時代にいる間だけでいい。お前の心をオレに分けちゃあくれないか」


え~~~~いつの間に好きになったんじゃ~~~?!?!というのはもうB級乙女ゲーにはあるある展開なのでさておき、心無きってなんだよ普通に優しくしてくれたじゃないかスケさん。というか心無き神器って、神器に変身できるだけで人間だろ!
と無粋なツッコミをいれていたら、店の看板娘たちが告白の場面に乱入。宴会やるよ~!と言われて

「宴会行かんでええんかい!?」

と一発かましてせっかくの告白のいい雰囲気を自らぶち壊していくヒロイン・葵ちゃん。

その後の宴会で寝てしまったヒロインを見た鬼格が「元々人の姿に変わるまでは、我らがお運びしていたんだ」と言っていて、ああ、こいつらは本気で葵を双葉葵の化身だと信じているのだなと思った。

次の目的地は鬼格の故郷の日光。その村の道場でイケてる神器を見つけてはしゃいでいるとうっかり八兵衛ことうっかりハッチの体内に神器が消えた!

鬼格「この村の一族の血を引く者でない限り力が受け継がれることもない」
ハッチはそんな話聞いたこともないし自分の母親の名前は蜂須賀もみじ、姉ちゃんはかのこだ!というと鬼格真っ青
「それまでの性は寿。元は寿もみじだ」ってオ~~イ!寿の姓を持つ人間は俺の他に村から出奔した母と妹だけ……ってオイオイ。なんだこの急展開は。

流石に今この二人に負担はかけられないと、2人を裏方にして「八百屋お七」を演じることになる。
(「八百屋お七」とは、天和の大火で家を失ったお七が、避難先のお寺で吉三郎に恋をする。やがて寺を出ていくことになるお七だったが、また家が燃えれば寺に戻って吉三郎と暮らせると考え、自宅に放火する。結果、火はすぐに消され、お七は放火の罪に問われて火炙りの刑に処されるという話。)

葵「よーし、舞台でも火事でも何でもこーい!」
淋「どんな暴力的なお七だよ。舞台ではちゃんと色気出せよ」
葵「わ、わかってるよ。もう、頭の中を何十人ものお七が走り回って火を点けてるくらいのすごい状態なんだから!」

まじでこのヒロインのノリが自分に合いすぎて楽しい。

スケさんは葵の演技を褒めてくれたが、この筋立ては苦手らしい。お七の行動は吉三にとっては迷惑そのものだと。
剣助「自分の気持ちだけでいっぱいになって他の人の迷惑なんて考えてない」「そういうのって……結局恋した相手を苦しめるだけだろ……」
うわ~~スケさんのこの台詞、暴走するヒロインや暴走するヤンデレ攻略キャラに聞かせてやりたい!!
スケさんにもそういうそころがあるのかと尋ねると
剣助「――あったらどうする?お前のことをこの時代に縛り付けるって言い出したら……」「お七みたいにさ。アオイと共にいるためなら何だってできる……って、どうする?」
葵「私だったらそういう気持ち……苦しみはするかもしれないけそ、きっと迷惑だとは思えない」「恋をした相手にそれだけの激しい思いを向けられたら――多分、感激しちゃうと思うよ」


なんだこのよくできたヒロインは。こんな返しができる女の子……好きになってしまうだろ!!!!
しかし実際乙女ゲームの中でヤンデレキャラにこういう歪んだ行為を向けられてきた身として言えるのは、「相手が推しキャラなら萌えるけど別に好きじゃないキャラに歪んだ愛情向けられて迷惑こうむったら余計に嫌いになる!」の一言に尽きる!


葵の最高な返答を聞いたスケさんはここで突然のキス。恋人同士だから理由はいらないと言われたが、いつの間に恋人同士になってたんだ!?
剣助「オレを拒むにはもう時が経ち過ぎた」「もう何も無かったことにはできない。オレの思いがお前を苦しめるとしても――」

Fuuuuuuuuuuuuuuu!いい感じじゃねえか!
スケさんこと神鳴剣助。顔も黒髪イケメンだし、軟派系とか説明にあったが普通に良い奴だし少し影がある部分も中々良い。

 

9月、冒頭から日光散策で「紅葉に行こうよう」とぶちかます葵。
先月末に暫く忙しくなるから観に来れないと言っていたセイジを何故か見かけたのでこっそりついていくと、何やら怪しいやり取りをしている。
プレイヤー的にセイジが裏紋事件の犯人だと分かってはいるが、誠司は良い奴なので何か訳があるに違いない。こんな良い奴を悪の道に染めている真犯人絶対に見つけ出してぶっ殺してやろうな!!!まあ確実に諭吉が真犯人だろうな!諭吉はラスボスタイプの櫻井ボイスだったし!!
ここでの裏紋被害者は先ほどセイジが話していた坂月という嫌な貴族なのだが、闇落ちが進みすぎていて普通に成敗できず彼は消滅してしまう。
ショックを受ける葵。そんな彼女を見て悲しむスケさん……。
「心があると苦しいなんて、今まで一度も思ったことはなかった。……なのに……」
ちょいちょいちょ~~~い!!結のことで悲しんでたのは何だったの?


10月、次の演目は男も5人いるしかぐや姫で決定。
そういえばヒロインは5人にとって人ならざる化身だし実際未来の人間でいつか未来の世界に帰るからかぐや姫と同じだよなあと思っていたら、お前がそばにいてくれるなら貝やら球やら用意して見せる ってスケさんが言ってくれてときめいた。
この後話の流れで追っていた三条実美が奥日光にいると発覚し、
「だって奥に行くのはおっくうじゃない!?」

という今までの中でも一番苦しい駄洒落をかましたヒロインだったが、その後倒れてしまう。どうやら力の使い過ぎで、このままだと力がなくなってしまうと言う。さらにはヒロインに神力を分け与えたスケさんも倒れてしまう。
この後サラッと三条実美も裏紋に憑りつかれていたが成敗したとかどこかでみたような強引なまとめ方された。軽すぎだろ。

 

11月、諭吉から手紙が届く。セイジについて話があると書かれていたが、皆ユキチを怪しんでいる。そんな折普通に訪ねてくるユキチ。「お前らが私の手下になればわざわざ神器を裏紋に堕する必要もない」と言ってきて全員ブチ切れる。
早くセイジをこいつの魔の手から解放してやりたいッ!!!!

あとユキチが去り際にスケさんに向かって「君のことを真の意味で受け入れるのは難しい」と言うのだが、「それはオレが人間じゃないから人と添い遂げるのは無理って話だろ」とスケさんは葵に説明する。それに対して「人でなしってこと?ユキチに言われたくない」と返す葵おもろい。

その後、裏紋に堕ちたセイジに出会う。葵を殺そうとするが、セイジは良い奴なので中々攻撃してこない。そんな中、スケさんが代わりに撃たれ、そのままセイジを連れてどこかに消えてしまう。


12月、消えたスケさんたちは東京に戻ったと信じて東京へ戻ることに。ユキチの陰で暗躍してるクソジジイこと土岐についての情報も得るが、この情報は既にホウセンと七巳は知っていたという裏切り発覚。
もうこうなりゃユキチに直接会いに行くっきゃねえ。闇に葬られたとしても有名人のホウセンが消えたら大騒ぎになる!となるのだがそもそもホウセンはユキチに情報を流すために葵座に近づいたと七巳が暴露。
ガチの裏切り野郎じゃねえか。軽いんだよその展開が!!!!!!
まあ声が子安だから私は許す。

スケさんたちが中々見つからず落ち込む葵を案じた犬のモニ、二人の隠れる場所まで連れてきてくれる。
感動の再会。スケさん曰く、セイジは裏紋とは別の原因でああなったので自分の神力を与えて休ませているという。
そしてスケさん自身は人間ではないと言ったが、そもそも歴代の座長は全てスケさんで、20年に一度姿を変化し過去を消し新たな人間として生活していた という事実が告げられる。他の皆のように人に身に神器を宿しているのではなく、彼自身が双葉葵を護る為に生まれた神器だったのだ。

だから明治になってどんどん新しく変わっていく日本に複雑な表情してたのか~。

彼が200余年生きて来た中で葵のように神器目線で物を考える人はいなかったから、葵に惚れたんだなとここでようやく早い段階で惚れた理由が分かるがそれはズルイよ……。人外との恋に弱いんだよ我は……。


とにかく事態を進めるためにもユキチと話をしようとするのだがクソジジイ登場。しかも強い。しかしここでまさかの葵が合気道でぶん投げ、とどめに神器で成敗!!やったーー!!だが双葉葵は割れた!どうしよう!ていうか待ち合わせの増上寺も燃えとるーーー!!急展開!!!本作品、急展開のバラエティーパック!!!!!
テメェ諭吉この野郎!と詰め寄ると、文明が開花していくのは素晴らしいことなのに旧体制にしがみついて邪魔する寺が邪魔だから燃やしたとか悪びれる様子もない闇の櫻井・福澤諭吉
ここで追い打ちをかけるように更なる急展開!スケさんが雨を降らせるのだ。水の旋律かよ!!!!!

もうお腹いっぱいだが更なる追加情報。
鬼格の故郷に双葉葵に関する古い文献があり、それを調べると『剣と鏡が揃うと神が帰る道が~』といったような内容なのだが実はその鏡を護る一族こそ大菅家だったのだ。
剣のほうは言わずもがな日本刀の神器であるスケさんのことだ。
スケさんはかつて「徳川の世が終われば双葉葵の力は必要ない。消えるべき力を悪用されないように自分を完全に封印してほしい」と双葉葵に頼まれたという。

色々と我慢していたが、さすがにつっ込ませてほしい。双葉葵は人間だったの!?それとも神器状態のスケさんと双葉葵で会話したってこと!?もう訳が分からないがもうそろエンディング分岐。

残留エンド
葵を元の世界に戻すためにはスケさんが奥義を使わねばならないのだが、それは寿命を縮めるリスクも伴う危険な技。
そして、元の世界に戻りたいという願いより、スケさんに生きていて欲しいということがヒロインにとっての一番の望みになっていた。
「老い先短い?そんな事ないっ!一緒に生きて、一緒に死んでいけるくらいの時間だからね!?だからスケさん……行くなって言ってよ。死ぬまで一緒にいようって言ってよ」
いい……普通にいいハッピーエンドだった。

 

帰還エンド
帰したくないけどお前には帰るべき場所がある、双葉葵が転生したんだから俺も転生するかもしれないだから泣かないでくれと言ってヒロインを元の世界に戻してくれようとするスケさん……。
人は転生したら記憶を失うから覚えてないかもしれなけど、お前の笑顔を魂にきざみつけるから ってそんなの泣くわ……
元の世界に戻ってきて、今までの出来事が全て夢のようで泣いてしまう葵。あ~タイムスリップ物の帰還エンドあるある!(他には帰還した時点で何も覚えていないが自然に涙があふれ出て「あれ、私なんで泣いてるんだろう。おかしいな、何かとても大切なことを忘れてしまった気がする……」というようなセリフが入るのも王道展開だ。)

泣きじゃくる葵をみて驚く宗助。というか宗助なついな~~!今まで同じ顔の剣助と一緒にいたけどやっぱ違うんだよな……。
笑顔でいてくれというスケさんの言葉を思い出して笑うとそれを見た宗助が突如記憶を取り戻し、スケさんに。展開が、急だ。もう慣れたかと思っていたが、やはり急すぎる。
「春休みに告白しようとしてたのにいつのまにか剣助と恋人になってるし!」と剣助の記憶を取り戻した宗助が言う。剣助以上にお前を惚れさせてやる!というようなエンディングだった。

待ってくれ。
結局
お前は
Who are you?
剣助なの?宗助なの?
剣助があのまま転生して宗助になって剣助の記憶取り戻したの?
ということは結局剣助=宗助なの?宗助は剣助の生まれ変わりだけど宗助は宗助はなので完全一致ではないってことか?
転生物大好きなのだがどちらかというと二人共転生してほしいというかアクエリオンのアポロとシルヴィアみたいなのが好きなのでなんとも言えない。まあアポロはアポロニアスじゃなかったんですけどね!!!!!!!!!!!!泣!!!!!!!!!!

 

 


いつまでもうじうじしてらんない!外に出かけよう!と意気込む葵。そんな時、居候している店から水の音が……。何の音かと覗くと、ハイお約束!お風呂シーン!淋がそもそも元ネタ由美かおるのお銀さんだからね。
リンは忍者だが今は葵座一の女形。犬のモニは忍犬らしい。
モニに気に入られた葵はリンと一緒にお散歩へ。そこでスケさん√の時にも出会った裏紋に操られた人に遭遇。成敗までの流れはほぼ同じ。
というかリンは本当にツンデレって言うかとにかく突っかかってくる嫌なヤツなんだが、ヒロインはそれに怒りつつもしっかり謝ったり、次から頑張るよ!とか前向きに返事しててどんどん葵への好感度が上がっていく……。


5月、葵が舞台に出ることは決定事項なようで、女形のリンから色々と教えてもらうことに。厳しいのはヒロインに期待してるからなのだが乙女ゲームにおいての煽り耐性ない喪女は普通に「もっと普通に教えろや!」となってしまった。葵ちゃんを見習いたい。
ザギンの菖が出てくるくだりも同じ。というか駄洒落なしのまま終わった。最悪だ。このゲームで駄洒落を聞くのが一番の楽しみなのに。


6月、in横浜!葵を散策に誘いに来たけど素直に言えないリン。いつもの憎まれ口をきいてたら他の皆がどんどん邪魔しに来るという展開。いや、本当にこういうツンデレキャラって萌えられる場合と「回りくどいことしてないで用件あるならはよ伝えろ」と思ってしまう場合があるのだが、大概の場合後者になってしまう。リンも今のところ後者だ。そのうち惚れたら萌えられるのだが今はひたすらヒロインと共に「なによ~!ひど~い!」みたいな感じで心のモヤモヤを対処する。

この月では演武を行うことになるのだが、刀を使うと聞き

葵「大体竹刀なんて……振り回したりしないよ!」
リン「その意見にはついていけんな」

!?!?!?!?!?

先月駄洒落なしだった分ここで2連続!?しかもリンお前!?
なんだよお前良い奴じゃねえか!!(チョロいオタク)

この月の裏紋関連の話は文明開化に抗う母親の話なのだが、ここで葵座に接近してくる宝船をあからさまに嫌がって怪しんでるリン。実際ホウセンは裏切り者だったのでリンGJという感じだ。(我は騙される展開がマジで嫌い)

成敗のシーンでリンの必殺技「寂滅為楽」が発動。寂滅為楽って諸行無常のアレに出てくるやつだよね?かっこいい必殺技だ。


7月、ソラを父親の元に連れていくついでにリンの故郷に行く。本当に大体の流れはどの√でも一緒らしい。
山道をヒィヒィ言いつつ上っている時にリンに怒られた葵、

「おやおやぁ、リンの逆鱗に触れちゃったかな~?」

滅茶苦茶キレられた。マジで逆鱗に触れてんじゃねーか。

というかリンはずっとイライラしている。多分お姉さんの結のことでイライラしているのだろう。
実際リンが話してくれた内容はスケさん√で語られていた事と同じ。リンの故郷・銀の里にはリンの持つ鈴と結が持っていた勾玉の2つがあったが、結は殺されその勾玉は奪われてしまったのだ。当時リンの付き添いをしていた密はそのことに今でも罪悪感を感じている。
ここで、同じ女としてお前は結のことをどう思うか聞かれ、ここでもまたスケさん√の時のように最高の返事をする最高のヒロイン・葵ちゃん。

それを聞いたリン、感動のあまり唐突にキス。

なんなんだよこいつら~~~!明治の男は突然キスする体質なのか~~~!?

その後、ソラの父親と敵対しているオッサンがソラを殺そうと刺客を放ってきたりするが成敗!その後、銀の里で結の墓参りに行ったときに昔の結と密、リンのスチルが出てくる。結めちゃくちゃかわいいし声も良くて強そうな凛とした女性でこんな人が殺されたの辛い……


8月、裏紋に憑りつかれてしまった人たちのことを案じつつも、強い力は強い心じゃないと扱えないから自分も強くなって皆を護る!という葵ちゃんが本気で良いヒロインすぎてヒロインランキング上位じゃんこんなの……。

そんな良いシーンの後に入った駄洒落は
「私が坂で転ぶなんて!まさか~」
だった。

この月の基本展開はハッチとカクさんが兄弟だったと分かり、八百屋お七を演じる話。
そしてこの√ではここでやっと以前のキスは勢いなんかではなく、お互い両想いだと確認し告白し合う。少女漫画みたい~!
他にも少女漫画っぽい胸キュン展開が続き良い感じだったが、まさかの裏紋退治は回想三行で終了。


9月、ここでは裏紋に憑りつかれた男がもう手遅れで消滅してしまい、葵ちゃんがショックを受けるのが共通シナリオ。
そしてリン√ではここで混浴スチルがドーーーン!
え~ここで?!と思っていたら、リンが風呂好きな理由を教えてくれる。
お風呂に入っていれば泣いていてもバレないからという理由でお風呂に入っていたが、泣かなくなっても一人ボーっとできるここが好きなのだと言う。
ここは特に乙女ゲー的に√内の見せ場だな~という章だった。

10月、この月はかぐや姫を演じる月。最近駄洒落ないな…と思っていたら

「この衣装いいっしょー。……えへっ」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


本題に戻り、裏紋退治の相手は三条実美。彼は何故かリンの亡き姉ユイの勾玉を所持していた。
三条を殺そうとするリンを止める葵ちゃん。やはりしっかりしてるヒロインはいい…
その後もセイジがユイさん殺しにも関わってたんじゃないかと疑いブチ切れるリンを正論で宥める葵ちゃん。
本当良い女だ……

11月、初っ端からブチかましてくれた。


「西洋って豪勢よう!」

しかもそれに対しナナミが
「威勢良うく言ってくれるねぇ」
と返してくれた


ここでは諭吉が色々仕掛けてくるターン。もちろんリンは激昂。いや~…諭吉√一体どうなっちゃうの!?
諭吉に情報を流していたのはナナミと宝船だったが、それも止む無くだったということが語られるので、諭吉の狙い通りに内部崩壊などは起きない。
こういう時、展開としては内部崩壊したり疑心暗鬼になって個人的にストレスなので、こういう無駄なストレス要素を省いて進む葵座は本当にプレイしやすい。

 

あと、ここでリンが憎しみに捉われず、「自分は子どもの頃の痛みや怒りを誰かにぶつけたかっただけだ。」
「自分が一番哀れだと思い込んでるみたいなのはダメなんだ。」
「俺は……生きる道を誤ってはこなかったはずだ。それは幸せなことじゃないか?」
といえるのだ。すごい。

それに気がついたのは葵ちゃんのおかげで、好きな女に恥じるような子どもじゃダメだって思えたとまで言ってくれるのか。


おい聞いてるか世のダメ乙女ゲーイケメンたち???????

お前を守れるくらい強くなりたい じゃなくて、大人になりたい と言えるのが、なんかこうグッとくる。

 


12月、前のチャプターの終わりにセイジが襲ってくるも心優しい男なのでふんぎりがつかず、何か事情があるスケさんがセイジを連れて逃亡……二人を信じて待つ一向。というのがここでの共通ストーリー序盤。

狙われている葵ちゃんは家で軟禁状態だが、誕生日にリンが甘やかしてくれるのは最高だった。

おそらく力の使い過ぎで、持っている双葉葵の石が壊れそうな状況にあり、完全に石が壊れて力を失う前に決着をつけないとならないと考える葵ちゃん。

そのことを皆に話し、諭吉と直接交渉することになる。
しかし立ちふさがるジジイこと土岐弥太郎!ピンチ!駆けつけるスケさんとセイジ!成敗!
諭吉オラァ出てこいや!!いた!!!寺に放火!!!立ち去る諭吉!雨を降らせるスケさん!!!!
同じ展開!!!分かりやすい!!!!
そして石は完全に壊れ、皆の為に何もできなくなってしまったと悲しむ葵ちゃん。本当になんて良い子なんだ……。

スケさんたちから事情を聞いて、例の大技で元の世界に戻るぞ!というところでエンド分岐

ノーマルEND
物分かりのいい冷静なリンからは考えられないほど引き留めてくる。
「お前を幸せにしてやれるのはこれからなんだぞ!」
「お前がいない世界なんて、考えられない!」

「どうしても行くんなら、俺を殺していけ!」
急にどうした?!

そこで密がリンにかける言葉がまたいいんだな……
「淋――お前はお嬢さんにひどいことをしているんだぞ。お前が彼女から元いた世界を奪う……それ自体はお互いの想いもあるから、まだ許すとしよう……」
「だが、お嬢さんのいた世界でお嬢さんを慈しみ、守ってきた人達の気持ちはどうなる。成長を見守り、苦楽を共にしてきたご家族は……こんな形で娘が消えることを、どう思うんだ」
「こんな形で失った痛みは……いつまでも消えることはない。それをお嬢さんも、いつか必ず気付くんだ」
「お前はご両親の痛みを抱えたお嬢さんの苦しみ以上の庇護を与えられるのか。理不尽な形で家族を失ったことのあるお前が……その苦しみをわからずお嬢さんを留めるのか」

 

ここの密の台詞、タイムスリップ物に色々思うところがある私の気持ちの一部を言ってくれててすごくスッキリした!
そして、葵ちゃんは元の世界に帰るのでした。

 

GOODEND
行くな!と引き留めるところまでは同じ。そう……直後に「俺と夫婦になってくれ!」と求婚されるまでは――!!

このプロポーズからのまくし立てるリンが本当にたまんねえんだ……最初はいけ好かねえ男だと思ってたのに。なんて奴だ。もう完全にキュンキュンさせてもらった。
しかもエンドロール後は小生の大好きな~数年後~みたいな展開!!!

 

 


陽太

4月、いつまでも沈んでいるのは自分らしくない!と明るさを取り戻すところからスタート。
気分転換にお手伝いとして廊下の雑巾がけをすることにした葵ちゃん

埋蔵金かと思ったら、まぁ、良い雑巾だったー!」

いいスタートだ^^

雑巾がけで爆走してるとハッチこと蜂須賀陽太とぶつかってしまう。葵ちゃんは双葉葵石の神さまみたいなものなので、普通の人間であるハッチと触れるとものすごい衝撃が走るのだ。
√の導入部分なのでキャラ紹介的なイベントなのだが、ハッチ……馬鹿だけどめttttttっちゃいい奴!!!!!
裏紋退治も上手くいって終わり。


5月、序盤でキタ!!

「洋館で羊羹食べようかー!」
七巳「……洋館で羊羹はよう食わん、じゃないかな?」

ハッチがナナミの親分に恩があると言う話で、彼が孤児だということが告げられる。
ってことはカクさんのお母さんとお姉さんもイコール死んでるってことじゃないか……

しかしハッチまじでいい奴。

6月、未来から来た葵ちゃんを少しでも元気づけようと横浜を次の巡業地に選んでくれる葵座のみんな優しい(T_T)
そしてハッチが観光に連れていってくれるのだが、そこで出されたレモン味らしきお菓子を前に
「これはきっと、すぐれもんだね!」
という駄洒落も炸裂。良い調子だ。

てか、ハッチ気遣いもできて、馬鹿なのに……こういうキャラって無神経なのが多いからビックリ。


7月、今回も序盤できました!!!!
「今夜の寝床は、ねえ、どこ?」
ナナミ「……それは、しっとね(褥)えと困ることなのかい?」

最高!!

ハッチが南京玉すだれ披露してくれた!!!!鈴木達央南京玉すだれが聞けるのは葵座だけ!(多分)
あとハッチとソラと三人で村を探索するときに、葵ちゃんがソラと手は繋げないからどうやってそれを伝えようかと困ってたらすかさずソラを肩車してくれるハッチ!!!

あとここの葵ちゃんの台詞が良すぎるから聞いてほしい。

 

8月、タイムスリップ物にはやっぱり元の時代に戻りたいとか思い出して不安になるシーンはつきものなわけで……
強くて優しい葵ちゃんもどうしてもそういう気持ちになってしまうのだが、なるべくそういう姿を周りに見せないようにしてるし周りのみんなも気遣ってくれてて本当にいい。ストレスがない。

「村長なら意見を尊重しないとね!」
という駄洒落も聞けて満足。この月はハッチが神器を手にする部分なので、ハッチを初使用。必殺技は一刀両断。


9月、いや~ここまでマジでハッチ良い奴だな!と思っていたら突然押し倒された。
いやいやいやいや……脳筋な元気お馬鹿キャラだけど良い奴なんじゃないのかよ!
「突然触りたくなった」「嫌なら何もしないから」
結局何もしなかったけどそのまま押し倒す形で寝落ちするハッチ。それをみてキレる格さん。

坂月を一刀両断で倒してしまったので坂月は消滅。

坂月をこんな風にしたやつは誰だとキレるハッチ。
ここ、他のメンバーの√だと結構葵ちゃんが落ち込むんだけど、ハッチ√だからか二人共前向きで良い。


10月
「私なら求婚者に球根をもらいたいな!」
はい。

ハッチが夜這いにきました。やっぱ脳筋キャラって欲望に一直線なのかな。
というかかぐや姫からの石がひび割れてからのナレーション入って突然三条を倒した。このパターンか。

11月、この月ってマジでユキチのクソっぷりが出ていい感じにムカつくよね。今回もムカつきました。
また襲われ未遂されました。オワリ。

12月、スケさんがいなくなってからの葵ちゃんの発言がマジでしっかりしていて乙女ゲーのヒロインがみんなこんだけ賢かったらなあと思ってしまうよ。

ハッチ√最後の駄洒落は
「……あれ……?ハッチが、八人いる……」
でした。逆にこの駄洒落がここまで出なかったのが不思議だよね。
あとハッチにキスされたよ。誕生日プレゼントとして。前触れもなしに。だからなんでだよ。

 

帰還エンド
ハッチがいつものように明るく振る舞ってくれて泣ける。
「向こうに帰ったら、おれっちみたいな色男の恋人をちゃんと見つけるんだぜ」「それで――絶対……めちゃくちゃ幸せになってくれよっ?」


GOODEND
現代に未練はあるけど側にいたい人ができてしまったから残ると決めた葵ちゃん。決め手はハッチから初めて名前で呼ばれたことだった。

みたいな。ハッチ良い奴だけど恋愛としての√はウーン決め手に欠けるなあって感じだった。

 

 

七巳


七巳はダウナー系のお兄さん?おっさん?なんだが、なんていうか……スゲーいい……こういう奴が一人いると自然に肩の力抜ける感じでいいよね。


そして来た、来たよ!
「大丈夫!『虫』は『無視』する!」
なんだこの駄洒落は。葵ちゃんならもっと上を目指せるでしょ!!!!

あと七巳は弓の神器なんだけど、やっぱ弓持ってるヒロインって好き!!!

5月、白波五人男の章。
手先が器用な七巳が裏方の小道具を作るシーンが入ったりもしつつ、2人で牛鍋を食べに行くことに。

味噌の香りにつられて
葵ちゃん「このお味噌、お見それしました!」
七巳「今まで食ったことのない未曾有の旨さだろ?」

やっぱ七巳好きだ!!!!!!!!!!駄洒落に乗ってくれるから!!!

あとザギンの菖を追い返すシーン、七巳がバチクソかっこよくて痺れた。
七巳の普段見せないようなちょっと怖い顔つきというか雰囲気で、普段から想像できないような一面を垣間見てもっと七巳が知りたいと思う葵ちゃんなのであった。

 

6月
この月の駄洒落は
「迷子になったら、オーマイゴッド!!」
しかも今回はここでナレーションからの突然裏紋退治!


7月
葵ちゃん「ソラって、サマになっている若様だよね!」
ハッチ「持ち上げるなー、姫さん!おれっちには逆さまになっても思いつかねえや!」

この掛け合い駄洒落シリーズ好き。

途中、七巳がソラに掛けた言葉に苦言を呈する葵ちゃん。七巳が「ソラは子どもだけど男だから厳しいことも言ったんだ」というと男とか女とかで態度変えてほしくないってしっかり言える葵ちゃん!最高!!

今回もナレーションで事件解決。
あとこの章で入る添い寝スチルが良かったですね。


8月、酔った勢いじゃないけど真面目な話してて七巳が頭撫でながら密着してくるシーンスチルが良すぎる。

あと特筆すべきは山登りつつ
「つらいどころか、あおつらいむきよっ!」
っていう駄洒落くらいかな。

今回の被害者のおばあさんも、ササっと成敗。「千射万箭(せんしゃばんせん)」という必殺技も登場。
セイジがきてしばらく会えない~みたいなシーンで七巳√だと「もう手を引いた方がいいんじゃないか?」みたいな会話が入る。


七巳は幼いころ、助けてもらった恩人の手伝いをしていたがそれが実は裏紋を扱う悪人だったと後から知り後悔している。そこから逃げた時、見逃す代わりに幼いセイジに色々手引きしろと命令されていたという……

七巳は葵ちゃんに、この時代の人間じゃないし責任感じる必要もない、この件からは手を引けと言うがもちろんここではいそうですかと言う子ではない。
するとここで突然七巳から不意打ちのキス!「他人を安易に信じると痛い目を見るぞ」と……宣言なしのキス嫌いなんだけどここは萌えた。

あとこの後結局折れない葵ちゃんにとうとう降参というなの堕ちた七巳^^
ダウナーおっさんが若い女の子に結局ほだされるのって何度見てもいいよね。

「そういう子は……幸せなまま、綺麗なままじゃないと駄目だ。見ている方がはらはらする」

はーーーもうたまらんな!?

坂月を救いきれず消えてしまって取り乱すシーンで、呼吸困難になった葵ちゃんを人工呼吸するシーンも良かった


七巳は結局自分のせいでセイジがこんなことになって坂月も消えたことに責任を感じてるみたいでふさぎこむのだが、それをハッチに相談したらハッチは七巳がなんで悪いのか分からない。昔はともかく今のセイジは大人なんだし。と言ってくれて、ハッチ本当に良い奴……

あとここで土岐が登場して敵だと宣言していくんだが、追いかけようとするハッチに対して深追いは危険だって止めるのがいい!ヒロインならこういう時暴走しそうなのに!!!


12月、誕生日の話をものすごい冒頭でしたのを覚えててくれて、牡丹の簪を作ってプレゼントしてくれた~~~~~好きだ……。

面倒くさがりな七巳が必死にずっと調べてたおかげで双葉葵の謎もわかった。
双葉葵は徳川の御代を守る力。本来は他の時代を守るべきものではない。
家紋の力は今まで次の時代の力によって砕かれていった。けど明治の世はどこかの家が作ったものではない。滅びる期を逸した。だから自ら滅びるために滅ぼす力を双葉葵自身が喚んだ。
スケさんは双葉葵自身が「自分を砕くには自分を以って行うしかない」と聞いてはいたがまさかそれが来世の自分を喚ぶことだとは思わなかったらしい。

この後ラスボス倒して一件落着なのは同じ。


ノーマルエンド
七巳が自分の故郷を失った話を持ち出して諭すもんだからそんなの大人しく現代に戻るしかないじゃん……。
葵ちゃんは帰りたいわけじゃないし七巳と一緒にいたいけど、七巳のことを深く知ったからこそ、自分を帰すことが出来なかったらずっと苦しむんだろうなってところまでちゃんと考えて笑顔で帰ろうとする。切なくて、だけど最後まで二人が思い合ってるのが分かるいいエンドだった。

GOODエンド
現代に帰ることになった葵ちゃんは七巳に心配をかけまいと必死で笑顔を作ろうとする。「(全力で噓をついてでも、ナナミに笑顔をみせなきゃ……)」って健気だ(T_T)
でも最後になって七巳の方が「やっぱり、君をどこへも行かせたくない」と引き留める!!!「二度と会えないのは、死ぬのと変わりはしない」って……。
今までも抱き合ったりキスはしたけど、好きだと言われたのは今が初めてだった。だからこそ、その一言で葵ちゃんは全てが変えられてしまう。
「好きだという気持ちがあれば、それをお互いの心に見つけていれば……私はきっと、どこでも生きられる。」
これぞタイムスリップ物の残留エンドにおけるヒロインに共通する気持ちだよね……。
なんかエンディングも泣ける。
膝枕スチルも最高。

 

 

ホームシックで思わず涙した葵ちゃんの涙を拭うために、痛みを隠して触れてくれる旦那こと密。

いきなり7月!というのも追加キャラはシナリオ数が少ないのでどんどん端折ってナレーションで進むのだ。

忘れたころに駄洒落!
葵ちゃん「私、お茶は横着に飲みたいから!」
旦那「野暮な茶々をいれるな」

敵に襲われた時に旦那が必死に守ってくれるんだけど
「……離さない。今度こそ……守ってみせる……っ!」つーてて、まあ淋√で読めてたけど、リンのお姉さんに葵ちゃんを重ね合わせてる。
それをリンにとがめられる旦那……何も知らない葵ちゃんは何か事情があることは察するけど無理に聞こうとはしない。こういう細かい所でどんどんこの葵座のヒロインが好きになってしまう。

ここでの裏紋成敗もナレーションで終了。
この後、旦那の口から過去に何があったか語られるが、後悔してネガティブ発言連発の旦那に葵ちゃんがかける言葉も良い。


8月、宴会の仕込みの手伝いする葵ちゃんと旦那、初々しい夫婦みたい
また助けてくれた旦那がもう誰も失いたくないと言ってるのきいて、胸が痛む葵ちゃん。
「……私、旦那を好きになっちゃったんだ……」かわいいなあ

10月、かぐや姫を演じることになる部分。かぐや姫と自分に重なる部分があると思って独り言いってたのを旦那にきかれてしまう。話をする中で、「きっと翁はさみしいはずだよ?」と言うと
「だが人には居場所というものがあるしかぐや姫はその居場所を変えることはしなかった。想いよりも生きる場所という定めが先になるだろう」みたいなこと言うし、
「もし自分が帰るとき旦那は翁のように思ってくれる?」と思わず聞いてしまうのだが
「……自分には分からない」と返す密……

「でも、かぐや姫だって、本当は……行くなって言って欲しいんだと、思うよ……」って思わず言ってしまう葵ちゃん。密は葵ちゃんにとっての翁だからね……

そのあとの読み合わせでも思わず涙が出てしまう葵ちゃん……

この後、ユイさんの勾玉を持った三条と相対することになるが、ヒロインに大切なことを教わったから暴走しない淋と旦那。
勾玉を解放しても尚自分は贖罪を続けていくという旦那に、旦那にも笑顔になって欲しいと思わず泣いてしまう。


11月。ユキチがきて云々のあと、部屋に護衛に来てくれた旦那に熱い視線を送ってしまう葵ちゃん。「旦那は……私の気持ちに気付いてる……の?」と聞いてしまう。
「お嬢さんは今、違う時代に来ている事で、平静な心持ちではないはず。いわば、夢うつつと言うべき状態だ」「それを……自分への気持ちだと誤解している……。それは、夢なんだと早く気付くべきだ……」
でもこんなこと言われても「夢でもいい」「それでも今の気持ちが私の本当の気持ちだよ」と健気な葵ちゃん。
この後、痛みが走るのにも構わず密は抱き締めてきれるのだが、言うのは「お嬢さんは……必ず、自分が元の世界に帰す」という言葉……


あとは、眩暈が起きてもう少し寝るねっていったヒロインが、明るい感じで寝顔見られると恥ずかしいからついていてくれなくて平気だよ?みたいなことを言って密が部屋を出ていった瞬間泣くの最高。泣き顔をみせないヒロイン、すき。

最後、今までは傷つくことをなんとも思ってなかった旦那が
「自分ではどうとも思わないこの怪我で、お嬢さんを泣かせてしまうなら……この身を守ることも貴女を守ることなのだと、心得た……!」って言ってくれて感動した。


ノーマルエンド
「葵の気持ちに、嘘などないことはわかっている」
「だからこそ、つらかった……。一度手に入れれば、きっと、失うことを、悔やむから」
「竹取の翁は……泣いても、かぐやを手放した。それは、どうしようもない宿命と……かぐやのことを思ったからこそだ……」

という言葉を受け、


「(じゃあ……私は、この言葉で、この恋を終わらせなくては……)」
「私は……私が月へ帰った後……父上の身にことあらば、必ずやこの地へ戻って参ります……」
「私は、この身を月の光に変じて、父上の姿を照らしましょう」
「悲しみに暮れる日は、側に寄り添い、穏やかに笑う日は、共に微笑み――父上と共に在りますゆえに……」
「どうか、私を忘れないで下さいませ。ずっと、覚えていて……」


というかぐや姫を演じた時の台詞で別れを告げるのが、帰還エンドの中でも最高によかった(;_;)


GOODエンド
葵ちゃんに、贖罪とは幸せを求める気持ちと相反するものではないと教わった密。
最後プロポーズされてめでたしめでたし

 

 

宝船

冒頭で初めてホウセンの年齢を知ることになるのだが、お前……20歳だったのかーーーーーー!若い……

うっかり口を滑らせて未来から来たといってしまった葵ちゃん。
ホウセン√では、葵座に加入する流れが違い、舞台に突然立てと言われて困ってる葵ちゃんを助けるため今回だけ代わりに舞台に立ち、見返りとして未来のことを教える。そしてそれ以降は芸の面倒をみるという感じ。

横浜に来て、未来と変わらないだろうからって海に連れてきてくれるホウセン。
ここのスチルでホウセンが髪の毛長くて後ろで結ってると知った私、茫然。だって正面からじゃ全く分からないよ?!騙された……
ここでの駄洒落は
「じゃあその時は航海に行こうかい?なんてねっ」
この駄洒落を聞いてのホウセンの反応が厳しいww

でもこの後ちょっと野暮用がといってホウセンが会いに行ったのはユキチで情報流してんだよなあ

ソラを助ける中で、戦えないながらもできることをしてくれてたホウセンにお礼を言う葵ちゃん。きっとホウセンはこれを聞きつつ罪悪感感じてるんだな。


8月、宿にもどってきてついホームシックになってしまった葵ちゃん。思わず泣いてしまうと勘のいいホウセンがタイミング悪く部屋を訪ねてくる。
そこで、濡れタオルと冷たい麦茶、甘い羊羹を用意してくれて、その心遣いに惚れるわ……

自分がいなくなったらみんなも私のことを忘れちゃうのかなと珍しく弱気な発言をした葵ちゃんに
噺家の記憶力舐めてんのかとつめよるホウセン。
「この世の誰もが忘れても……――現実がそこになくても……自分の思い、意思は失いません」
「葵さん、誰があんたを忘れても――あたしのここには、いつだってあんたがいるんです」
宝船がなんで葵ちゃんい惹かれたか特に意味不明なキャラなんだけど正直台詞とかがいいからなんかそんなのどうでもいいや!ってなってる自分がいる。

 

場面は変わり、ユキチがとあるパーティーに葵ちゃんも連れてホウセンに来るようにと命じてる。ホウセンはすっぽかす予定だったが、葵ちゃんに見つかり、しかもパーティードレスを着てみたいというので結局二人で行くことに。
会場で坂月という例の裏紋に憑かれてどの√でも消滅しちゃうおっさんに絡まれてたらホウセンが助けに来てくれるんだけどマジでここのシーンかっこよすぎ
会場を抜け出してお礼を言ったら
「……礼なんていいんですよ。あんたが……他の誰かに言い寄られているだけで気が気じゃなかった」
「あんたには触れられない。だから届かない。もしかしたらあたしの妄想かもしれない」
「ならばいっそ、言っちまいましょう」
「葵……あんたが好きですよ。つまらない嫉妬をするくらいにはね」

でも、今の言葉も、さっき助けてくれた時に坂月に言い放った言葉も本当は葵に聞かせるようなもんじゃない。
だから返事はいらない。自分の噺家ではない、人を陥れるような裏家業はできれば見せたくなかった と。「一時の夢と忘れて下さいな……全部」
ズルい男だ……

このあと裏紋退治を終えて、裏紋を渡す人は他人の気持ちが分からないの?!となる葵ちゃんに「気持ちってやつは、きっと誰にも分からないんですよ」
「あたしはもう自分の気持ちすらわかりゃしない」「あんたが、三遊亭宝船をそう思っているか……想像するのも怖くなっちまってるんです」
という弱気なホウセンも珍しくて、やっぱ恋してる男見るのは最高だな。

10月、かぐや姫の脚本を書いてくれるホウセン。
台詞読みを一緒にすることになるが葵ちゃんに明治の文字は読めないので、ホウセンが先に読んでそれを葵ちゃんが真似する形で読み合わせをすることに。
最初は普通に台本を読んでいたけど、だんだん宝船自身の言葉になっていくのが切ない。

「証を持てば……あんたがいてくれるなら。あんたが何か願ってくれて、それを聞き届けた暁には、帰らずにいてくれるなら……あたしはそれだけでいい」
「あたしのもの、なんかでなくていい。そこにいてくれるだけでいい……そう思ってたはずなのに……」

台本のかぐや姫は葵ちゃんを思って書いているという宝船。五人の求婚者はそれぞれみんなあたし……滑稽でみっともないあたしになっちまうんですよ って(;_;)

お互いに思っているけどお互いを思いやるからこそこれ以上前に進めない二人……特に宝船をみて、昔なじみの七巳は忠告をするのだが、そこでいつもは飄々としてるホウセンが、そんなことは百も承知だって珍しく声を荒げるのが堪らない。


11月、とうとうホウセンの口から、自分が裏切り者だったことを告げられる。
最初はユキチに命じられて葵座に入り込んだ宝船だったけど、本当に葵ちゃんに惚れてしまった。何度も葵座から離れようとしたけど、葵ちゃんがいつ元に時代に戻って、いなくなるか分からないから一時も離れたくなくてそれができなかったのだ……


12月、東京に戻ってきた一向。ホウセンは葵座の情報渡す代わりに土岐を葵座に近づけるなという契約を結んでいたが、諭吉から離れた以上土岐が襲ってくるかもしれないし文献を調べたいからと葵座を離れる。まあその理由にはいつか現代に帰る葵ちゃんと距離を置いて色々考えたかったのもある。

あとここで押し倒されたスチルがあるんだが、髪の毛が……長い……頼む……ずっと正面みててくれ宝船……

 


ノーマルエンド
宝船はずっと好き好き言ってくれて葵ちゃんもホウセンは好きなんだけど踏ん切りがつかない……
最後に、葵ちゃんを主人公にして噺を書くというホウセン。
「あたしがあんたと一緒にいて、ずっと見ていたいと心から願ったように……その噺を聞いた人みんなに、あたしの思いを伝えられるような……そんな物語をね」


GOODエンド
答えを聞かせてと言われて
「(ホウセンさんのいない世界になんて私、行けるの?)」と思って、無意識のうちに帰るはずの場所に『行く』って考えていた自分に気づく葵ちゃん。
以前オトヒメに言われた「男も女も関係なく、夫婦になる言うことは、生まれた家を離れて新しい家を作るいうことなんよ」
という言葉が頭をよぎる。

ラストの
宝船「あんたが家族と共にしてきた時間以上に長く、あたしだけが知っているあんたを……もっと……」
葵ちゃん「でも、私とホウセンさんはもう――家族だよね?」
宝船「ああ、そうでしたね。今はあたしが……あんたの家族だ」
という会話が好きでした。

 

 


鬼格


4月、落ち込んでばかりもいられない!合気道の稽古しよ!と思ったのに、みんなが双葉葵のことについて語ってて、カクさんは「俺はまだ、彼女を認めるつもりはない!」と言っているのを聞いてしまう
「あ、えーっと……、私……上に戻るね!」って空気を読むヒロイン(;_;)
「(せっかくだから、ここに馴染まなきゃって思ってたけど……もしかして、それも迷惑なのかな?)」可哀想すぎる。

一応謝りにきたカクさん。全然責任感じないで!とフォローする葵ちゃん。
上野案内してもらってる時に裏紋に近づいて具合悪くなってた人に気がついたおかげで、スケさんから姫!と懐かれ認められることに……


カクさんは薙刀に変身。退治!

眩暈でふらついて葵ちゃんを受け止めてくれたスケさんに
「スケベの……スケさん!」
ここで駄洒落は不意打ちでもう意味わからなさすぎて葵座好き……

 

5月、舞台の稽古をしてるが心配で何度も見に来るカクさん……
指導をお願いすると、何か悩み事かと尋ねられる。
「(姫だけに)ちょっと……秘め事が」

キタ!
5月のネタはこれくらいですね。


6月、最初は双葉葵のことを認めなくなかったけど、明るく生き生きした姫と共に過ごし言葉を交わしているうちにこれも良いと思った というカクさん。

セイジにあった時に、カクさんが悪代官!て言うんだけど(読みが大菅をだいかんって読んでる)
「それは……悪だ、いかん!!」
これはキツイな……と思っていたら
やはりセイジにはバカウケwwwwwwwwww最高


7月
「平田って思ったより平たくは無いんだね!」
これが駄洒落です。ここではユイさんの話を聞いたりしてオワリ。

8月の駄洒落は「酒は避けます!」

ここはカクさんの故郷に行ってハッチと兄弟だと分かるところ。
カクさんは、葵ちゃんが何気なく口にした、現代に帰るという言葉をずっと気にしている様子。

9月、様子がおかしいカクさんを案じて、スケさんに理由を尋ねるとカクさんの過去について教えてくれる。
カクさんの両親、(ハッチの両親でもある)の親父さんは物凄い愛妻家だった。それはカクさんという子供が生まれてからも同じで、我が子を慈しむ母親とは反対に父親は子どもへの愛情はなく妻への愛情が増し執着心へと変わっていった。
そして二人目の子供、カクさんの妹、ハッチにとってはお姉さんが産まれる頃には執着が暴力に変わっていた。
そしてハッチを身ごもった時もそれは変わらず、監禁されていた二人の母親は逃げることにする。
しかし逃げる途中、崖の上でカクさんは父親ともみ合いになり父親は崖から落ちて転落死。
これ、CZで見た!!!!!!!!!!


坂月を追う中でハッチとカクさんと葵ちゃんが捕まり、わざと喧嘩して騒ぎを起こそう!と二人が喧嘩する。でも次第にガチ喧嘩に…
「姫さんは双葉葵じゃねーだろ!まだそれがわかってないんじゃねーの?キカクの為に人になったわけじゃねーよ!芯がしっかりした器量も気立てもいい、フツーの女の子だよ!」
というハッチの叫び。マジで ハッチ 良い奴。
ところでハッチって非攻略キャラで出てきて「なんでハッチ攻略できないの~!」って言われそうなキャラだよね。


11月、かぐや姫を演じて以降色々考えてしまう二人。
調子がおかしい葵ちゃんを心配して部屋を訪ねてくるカクさん。
そこでお互いに思ってることを言う。
そしてついにカクさんが
「姫を……愛しています」
と告白。


この後諭吉登場して、カクさんが諭吉に放った言葉が普通にいい台詞なんだけどその後何故かキスされる。
だからなんで突然!キス!

12月、セイジとの云々の後に上野戻ってきて葵ちゃんは倒れてしまうが、そこでカクさんが取り乱さずしっかりしてて成長を感じる。

最後燃える増上寺をバックに諭吉と対話するシーン。ここ、他の√と違ってなんか諭吉が少しまとも!!

 

ノーマルエンド
元の時代には姫にとって大切な、ご家族だって待っているのでしょうみたいなこと言われて、葵ちゃんはカクさんにとって『家族』が何よりも得難くて大切にしたいものだと知っているからこそそれ以外何もいえない……で帰還。

GOODエンド
行かないでください!と引き留められる
双葉葵とは別のちゃんと葵ちゃんとして愛してるよっていうエンド

あと小噺でプリクラ撮るやつスチルが一番かわいかった!

 

 


誠司

セイジ√、セイジ目線で最初は進むのだが冒頭から葵ちゃんのこと気になってる様子。そして裏紋成敗してる姿をこっそり見ていたセイジ。
「あの子……笑ったら……あんなに可愛かったんだ……」
いやマジでどこで好きになったんだ~~~~い!


月は変わり5月。葵ちゃんが外を歩いていると、一般人にぶつかってビリビリさせてしまう。ガラの悪い奴等だったらしく刃物で脅されていたところをセイジが助けてくれる。

その後セイジとお知り合いになるが、この時代の人間なら馴染みのないはずの西洋知識を持ってる葵ちゃんを不思議に思うけど深くはつっ込まない優しいセイジ。

舞台を見に来てくれたセイジ。
そこで葵ちゃん、この√初めての駄洒落炸裂!
「花形って言われると鼻が高いよ」
セイジ、ツボに入ったご様子。
好きだ……

間に色々あるが割愛して、
「お風呂に入ると長生きするんだって!まさに風呂不死!」
という駄洒落だけは紹介しておく。

巡業中宿で寝てる時にこっそり呼ぶ声が。セイジが来てくれたのだ。
逢いたかったとお互い言い合う2人。

「もし、僕がやるべきことを終えて、今の仕事をやめたら……きみと一緒にいられるかな……」
ウエーーーーーーーーーーーーーーーーーン(;_;)

 

葵ちゃんが気になって調べたらしいんだけどどこから来たとか何をしていたとかが全くつかめなかったというセイジ。
「僕はきみが好きだ……多分、初めて見た時から……好きになってた」

もういつ好きになったのとかどうでもいいよ。
セイジが幸せになれるならなんだっていいよ。


葵ちゃんが、私が140年後の未来から来たって言ったら信じる?と聞くと、不思議ではないと答えられる。
というのも歩き方とか話し方がこの時代の人と違うらしい。
葵ちゃんの歩き方は生まれてからずっと洋装で過ごしてきたような歩き方で、話し方も、人の目をみてはっきり話す
セイジのお母さんは日本人じゃないから、身のこなしで違う部分が西洋の女性のようだと思ってたらしい。


君に触れたいと言われるけど、触ると電撃が走るから遠慮する葵ちゃん……
するとセイジが手を出すように言う。そしてセイジも手を触れない程度に近づける。
月明かりに照らされた二人の陰は、まるで手をつないでいるかのように見えた……
ここのスチルも最高(;_;)(;_;)(;_;)

 

気づくとセイジのことばかり考えている葵ちゃん
でももちろん章が変わるごとに駄洒落をつっこんでくるのは変わりません。
「山歩きは疲れるし、休みたいのはヤマヤマなんだけど!」

諭吉に命じられたホウセンに連れられてパーティーにきた葵ちゃん、そこでセイジに出会う。
葵ちゃんを想うセイジはパーティー会場から連れ出してくれる。

そしてとうとう、宿まで送ってくれる途中、セイジの口から自分が裏紋に関わっていると告げられる。
あんなことをするのは嫌だけど、生きていくため、断れない と……アアアア(;_;)


それでもセイジが好きだと告白する葵ちゃん。

ここでのキススチルが切なさも相まってとても良い

「必ず――戻ってきてよ。私、悲恋は大嫌いなんだから……ハッピーエンドじゃなきゃ……嫌なんだから」

 

なんかもう本当にこの2人に幸せになってほしい……
葵座をプレイしてきてここまで真剣な気持ちになったのここでやっと初めてだよ……

 


9月「内職してもショック無いよ!」厳しいねこれ!英語だから相手に伝わってないし!!!

セイジが気になりすぎてホウセンにも話を聞くことに
セイジが最近顔を出さない理由は葵ちゃんに土岐を近づけたくないからだろうとホウセンはいう

ホウセンに頼んでセイジがいる場所まで連れてきてもらうけど危ないからってセイジに連れ出される

セイジは葵ちゃんがこれ以上傷つくのに耐えられないらしく必死に手を引くよう説得してくる
でもそれはできないとしっかり拒否する葵ちゃん……
「このままきみを連れて逃げられたらいいのに……!」というセイジの絞り出すような言葉が……(;_;)

10月

「よーし!日光で日光を浴びるよ!」

はい。


11月、宿が襲撃され、出てみるとセイジの姿が。セイジは葵ちゃんを連れて逃げようとしている様子。
セイジが葵ちゃんを連れ出したのは、葵ちゃんを元の世界に戻して逃がすためだった。

でもセイジと一緒にいたい!という葵ちゃん。
セイジの話によると元々双葉葵は二つで一つの石で、寿一族と大菅一族がそれぞれ祀っていた。しかし大菅の一族は邪念が大きすぎたので、双葉葵は輝きを失い消滅した。
セイジは色々作戦立ててわざと悪者になって葵ちゃんを元の世界に帰そうとしてくれるんだけど、みんなそんなの知らんから普通に戦闘になる。でもスケさんだけは真意に気付いて大菅を連れて逃げる……

12月、セイジがこっそり人に頼んで誕生日プレゼントくれる~~~
そんなのよりセイジが一緒にいてくれる方がいいよね~~~
弱ってるセイジ~~~つらい

セイジに内緒でみんなで諭吉を倒すぞ!ってなるのだが、ここでセイジが回復して登場!
セイジ初の神器に変身!
鏡をかざして必殺技・明鏡止水が炸裂!強すぎる。


ノーマル
葵ちゃんを帰すために頑張ったセイジ。だけど葵ちゃんは帰りたくなんてない。
「私、セイジのいない場所で、1人で幸せになるようにがんばらないといけないの?」
「セイジが大好きなのに……セイジのいないところで生きていかないといけないの?」

 


「ごめん――やっぱり、帰してあげられない!」
「きみが幸せになれればいいはずなのに――幸せにするのは僕でなくてもいいはずなのに……」

「お願いだ。帰るより多くの幸せを、きっときみのために捕まえてくるから。だから、ここで僕の側にいてくれないか」
「きみがいなければもう、幸せが何だかもわからない……好きなんだ、きみが」


あーーーーー!!やっぱりセイジがナンバーワン!!!!!

 

GOODエンド
やっぱり別れるのは悲しいと涙を流す葵ちゃん。
すると、葵ちゃんが来た時鏡に触れて来たって言ってたしセイジを来世に飛ばすこともできるんじゃ?
ということで二人揃って現代に飛ばすイチかバチかの賭けに出る。結果、2人は現代で幸せに暮らすのだが、タイムスリップ物だとこのエンドが一番好きだから本当に良かった!

 


諭吉

ユキチ√の開放は多分システム的に最後になってるらしく、ラストに……
正直、2人が、特に葵ちゃんがユキチを好きになる部分がよく分からなかった!!!
諭吉曰く葵ちゃんは「己の弱さを知り、明日を目指せる者」らしくて気にいったのは分かるんだが……

進めていくと、ユキチの口から自分が裏紋の事件を裏で手引きしてると聞かされる。
触らないで!普通の人は神器に触れられないんだから!と拒絶するが、触れられないといってもただ痛みが走るだけだと知ったユキチ、
「口止め料だ」とかいって強引にキスしてくるんですよ。
意味不明すぎる!!!!

そして、なんやかんやで裏紋事件から手を引いてもらうためにユキチの提案した通り、自分の身を差し出す覚悟を決めた葵ちゃん。

最終決戦ではまさかの土岐に全員倒されてしまうのだが、ユキチ登場!
約束の時間になったのにみんながこないから見に来たのだ。
狂ってユキチにまで歯向かう土岐。もうしっちゃかめっちゃかだ!

ここからが違う展開!
増上寺は燃えるんだけど、実行に移す命令は下してないとのことで他と違って話を聞いてくれる。

ここで、ユキチは葵ちゃんを連れてどこかへ行こうとするんだけど
世界に肩を並べられる日本を創るためにワタシは彼女を求めた。彼女が必要なのだよ!
というユキチの手をパーーーーン!
「理屈はもういりません!」
「ユキチさんは……私のことどう思ってるんですか?」

というアツい展開だがもう私はついていけなかった。


ノーマルエンド
彼女を帰してやってくれ というユキチ
今まで誰かの意思を自分の理想の為に使うばかり、奪ってばかりで与えることはなかったと振り返るユキチ。
「……キミに与えられるたったひとつの贈り物は……キミを幸せな場所へ帰すことだ」
急にマトモ!?
葵ちゃんはユキチと一緒ならそれでいいと言ったが、それを受けてユキチが返した言葉が
「140年の時を超えたキミへと、ワタシのことが伝えられるように、名を残す偉業を成し遂げよう」「ワタシの名がキミの時代に残り、紙幣として常に共にいられるように」

「……140年後でまた会おう」
でここは普通にぐっときた。
てか私も諭吉に会いたい!!!いつでも会いたい!!!何十人、何百人でも我が手元にきてほしい!!!!

その後の葵ちゃんの
「ちょっと歳を取った顔かもしれないけど それでも、お財布に入れて、いつだって一緒にいられるんだ……」
はごめん笑いました。新紙幣に変わる前に攻略出来てよかった。


グッドエンドは残留だったのだがこれは普通の終わりだった。

 

最終的なランキング

大菅>>七巳>>宝船>剣助>鬼格>>密>淋>>陽太>>>諭吉かな
総評

いや、面白かった!!!!!!!!!
散々な評判を聞いていたが、え??普通に面白い!!
確かに金太郎飴だけど、しっかり個別√ではあるし、話も分かりやすいし、ときめくポイントしっかり押さえられてるし。
なによりもヒロインが良い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こういうヒロインが、なんていうか乙女ゲーのデフォルトヒロイン像であって欲しいって思うようなストレスのないまともでかわいいヒロインだった。マジで。


あと良かったところといえば
・スチルコメントがある
・キャストトークがある
・ちょっと難しめな単語とか諺とか出てきて楽しい「巧言令色鮮し仁」なんて物凄い久しぶりに聞いたわ
・とにかくOPとEDが良い。
とかだろうか。

とにかくこのゲームに出会えてよかったのは、駄洒落はさておき、個性が強くなくてもこんなに素晴らしいヒロインがいるんだ!ということ。
明るく、前向きで、優しく、気配りもできて、ヒロイン特有のすっとぼけや暴走もなく、冷静であるべきところでは冷静で、でもちゃんと恋する普通の女の子。
自分自身が乙女ゲーで特にヒロインに重きを置いているタイプ(ヒロイン厨ではなく、主人公であるヒロインが無理だとどんな良シナリオ、√だろうとイライラで進められない)なので、本当によかった。

最後にEDが滅茶苦茶にいいので聞いてください

www.youtube.com

 

【unENDing Bloody Call】終わりなき血の誘い(直訳)

アンエンディング ブラッディ・コール

先日、フォロワー殿おススメの乙女ゲームカヌチ』をプレイしていた。前から気になっていたこともあり、不調なポンコツPSPを無理やり働かせてなんとかプレイしていたのだが、失敗に終わった。
私は自分の思うがままに乙女ゲームを進めると必ずと言っていいほどバッドエンドに辿り着く、乙女ゲーマーに向いてない喪女だ。もちろん「きっとこういう選択肢選んだ方がハッピーエンドに行けるな!」というのは分かる。何しろ100本以上プレイして軽く500人は落としてきたので無駄に経験値はある。ただ、自分がしたいようにやると、死ぬ。ダメだ。
そんなわけで、カヌチも失敗した。しかも、だ。まさかのルートに入る前に終わった。共通バッドというやつだ。マジで心折れた。

落ち込んだ時はヤバそうなゲームをするに限る。そこでブラッディコール、略してブラコだ。

 

 

(↑これは無印版のOPだが、無印の方が好きなので載せた)


というどうでもいい前置きはさておき、ブラッディコールの世界では『半綺(はんき)』という人間より優れた容姿と戦闘力を持った存在がいる。彼らは差別や迫害を受けており、そこから逃れるために作った『グラズヘイム』という超絶治安の悪い閉ざされた都市に住んでいて、半綺を束ねる二大勢力が争っている……。
というのが大体の世界観だ。


冒頭では二大勢力の一つ『フライコール』のボスが病気で死にかけており、黎明(れいめい)司狼(しろう)という側近のイケメン双子に遺言を残すところから始まる。その遺言とは、とある母娘(おそらくは彼の妻と娘)をこのグラズヘイムの外に連れ出し、フライコールにも関わらせるな というもの。
遺言を託されたにも関わらず、「このままフライコールが瓦解すればゆくゆくはグラズヘイムも崩壊するからとにかくボスの娘を次のボスにしよう!」と決める黎明。コイツ……冷静に見えて意外と我が強いイケメンだ。


場所は変わってヒロインの双葉ちゃんが登場。彼女がある日帰宅すると、家が荒らされている。これはあれだ。さっきのボス死亡シーンで話題に出た二大勢力のもう一方、『NEDE(ネーデ)』とかいう敵対組織の差し金だ。
家を荒らした犯人たちに捕まってしまうが、冒頭の双子が助けに来てくれる。ここから戦闘シーンに入るのだが、突然イケメンのチャラいほう、司狼が
「フィンブル!」と叫び、アニメーションカットインが入った。
両肩に入れ墨みたいな模様が浮かんでそっから武器飛び出す。もう一人も同じように武器を体から取り出した。(この武器は『武骸』といって半綺のみが扱える武器。刺青を彫るとそこから出てくるファンタジーな武器で、ブラコの中でも重要な設定)


思った通り敵対組織の差し金だと判明し、双子はヒロインを助ける意味でもアジトに連れ帰ろうとする。しかしここで衝撃の事実発覚!半綺の虹彩は特殊な形なのだが、ヒロインの虹彩は普通の人間の形なのだ!つまりボスの隠し子じゃねえ!!!序盤から急展開。
怒涛の展開についてゆけずに私もヒロインもおろおろしていると、「さっき、怖い思いをさせたお詫びだ。……ほら、目を閉じて」と司狼が迫ってくる。

双葉ちゃんは普通の女の子なので普通のヒロインっぽく「離してって言ってんでしょ!この変態!」と突っぱねる。なお個人的にこういう反応は好みではないが、だからといって「な、なに言ってるんですかぁ~~><」みたいなのは木っ端みじんにしたくなる。つまりはスマートに対処できるような頭のまわるヒロインが大好物なのだが中々頻繁には巡り合えない。まあ今の所双葉ちゃんは嫌なヒロインではないので今後の活躍に期待しながら進めよう。

司狼はナンパ野郎なのでヒロインに拒否られて驚いている。有り得ない、明晰夢でもみてるのか?!と言い、黎明に普通に否定される。
「人を性犯罪者みてえに言うんじゃねえよ!太陽が西から昇ったって、女が俺のキスを拒むはずがねえだろうが!」
ここまで自分への自信と語彙力のある女たらしキャラは見たことない。気に入った。今からお前が我のオキニだ。

とひと悶着あったがとにかく危険だしヒロインの母親も見つけなければならないというのでアジトへ行くことに

 


ここでヒロインが見ている夢のようなシーンが挿入される。
「君には期待しているよ、……。我が……の科学力の粋を集めて作り出したのだからね」と白衣の男が微笑みながらそう言っている。「君もそのうち、入れてもらえるようになるよ。私のとは比べ物にならないほど大きいのをね(※武骸のことです)

え?この夢で話しかけられてた人間?はヒロインなの?え?もしかしてヒロインってアンドロイドだったり人造人間だったりする?そしたら神なのだが。

とにかく冒頭ということもあり説明パートみたいな感じで、フライコールは暴力を極力使わない組織だとかヒロインがボスとなんらかの関係はありそうなのでお守りしますとか半綺は傷つけられてもすぐ回復するが武骸で付けられた傷は治らないだとか色々説明された。そして、双子はヒロインと同じ学校に通うことになった。(雑)

懲りずに絡んでくる司狼を冷たくあしらったら「ったく、曲がりなりにもXX型の染色体を持った生き物――女にこんなこと言われる日が来るなんてな」とか言ってきて滅茶苦茶笑ったオレ オマエ スキ。

そういえば好き予想がまだだった。(まだ双子しか出てきていないので説明書を見た。)
久神(眼鏡の石田彰)→司狼(チャラ男の日野聡)→カイン(裏表のありそうな浪川)→黎明(メインキャラっぽい冷静な中村悠一)→ジン(敵の森川)→渉(元気系の鈴村)
というのが好きランキング予想だ。

一周目は大まかなストーリー把握を兼ねて黎明√で行く。

 

黎明

 

お母さんを探してくれると約束したのに一向に進展がないのでしびれを切らすヒロイン。ここでちゃんと何もできない自分に不甲斐なさを感じてるあたりも好感度高し。
体育の時間中までそのことを考えてボーっとしているのでボールがぶつかって気を失ってしまう。目を覚ますと説明書に載ってた久神夾(眼鏡の石田彰がいる!!ぶっきらぼうな眼鏡だ、好き
話すだけでも楽になれると言ってくれて、ああ~と悶えつつ喪女は謎の既視感に見舞われていた。私……昔こんな男の人を攻略したことがある……!!!AMNESIAのケントさんだ!!堅物クール眼鏡CV石田!!!
とときめいていたら黎明が迎えに来てしまった。

黎明は人の話を聞かずに貴女の為ですとか言って結局は組織の為にヒロインを束縛しようとしている。話が通じないのでヒロインも疲れてて可哀想。先生とは世間話してただけと言ってもなんか嫌な感じで突っかかってくる。

そんなことがあった後でも昼休みにはお弁当を持ってくる黎明。断ってもどうせ無意味だしと一緒に摂る選択肢をチョイス。色々考えこんでしまい食べるのを忘れてたら「お口に合いませんでしたか?」と聞かれた。そういうわけじゃないけど、と言うと「もし僕を傷つけない為に体調を理由にしているのであれば、そのような気遣いは無用です。批判は、成長の糧と心得ておりますから」ってマジでケントさんがよぎる。
なんでそんなに料理がまずいって言わせたいの?って聞いたらちょっと照れてて可愛いとこあんじゃんよ~~!


放課後、双子が迎えに来る前に己で母親の手がかりを探すべく歓楽街へ。ヒロインはこの治安の悪い歓楽街に幼いころのトラウマがあるらしい。大切な人を失ったというが、ここ100%大事な伏線だろうな!!!


聞き込み調査でたまたま声をかけたオッサンが母親のことを知ってる上に良い人っぽい。こんなところにいると危険だと自らのお店に招いてくれた。(このオッサンこそ、説明書に乗っていたカフェのマスターcv藤原啓治だ)
マスターは何か訳知り顔だが、問い詰めてると他の客が来てしまい断念。
その後こっそり帰宅するも当然の如くバレた。自分の立場が分かっているのかと黎明に怒られたが、こっちがキレたいわ!!!!勝手にフライコールのボスにさせられて迷惑してんだ!!とキレてたらヒロインもキレた。当然だ。

隣で聞いてた司狼は良い奴なので、話してやろうぜって色々教えてくれる。ここでやっと敵組織『NEDE』のことを聞かされた。NEDEは武闘派で、なんで人間より優れた俺たちが迫害されなきゃなんねーんだ!とパンピーにキレてる奴等なのだそう。それ以上は教えてくれなかった。「こちらの信頼を裏切ったんですから」とか言われたけどそもそもお前らの方が信用ならねーだろ!!いい加減にしろ!!ヒロインと完全にシンクロしている。MK5。マジで キレる 五秒前だ。否、もう キレてる 5回以上。

場面は変わってNEDEの建物。さっきカフェに来た客の声が浪川だったがあの浪川ボイスの男はNEDEだったのか。そしてその男と話してる別のイケメンの声がどう聴いても石田彰だ。ああ~保険医の久神センセはNEDEだったのか~(棒)
ボスのジンが登場し、幹部たちが近況報告を始める。
久神先生(組織ではハルファス)が潜伏先でユグドラシル接触したと言っている。
これは、ユグドラシル=ヒロインで間違いないユグドラシルといえばオタクなら大体知っている、北欧神話に出てくる世界樹のことだ。完璧にヒロインの出生ヤバいやつだ。
カブラカン(非攻略キャラ)「あいつまだ生きてやがったのか。この組織にいるうちに殺しておくべきだったな」
ジン「現在フライコールのトップに立ってる小娘の方はどうだ?」

ってお~~~~~~~~い!!!ヒロインがユグドラシルじゃないんか~~~~~~~~い!!!!!

じゃあ久神が接触したユグドラシルって黎明のこと?!予想できる展開は嫌なので逆にこういうの楽しい!!!

その後のやり取りからマスターはオグニという名前で何か能力を持っていることとかが分かる。
色々謎が散らばっていて一周目ならではの楽しさだ。


翌日、二人の目を欺き授業をサボってマスターの元へ行こうとすると悪い輩に絡まれてしまう。大ピンチ!となった時、イケメンが助けてくれた。
謎のイケメン「……Be Quiet.声を出さないで」

やべえ奴来た。

この男は変装してるNEDEの浪川、説明書によるとカインという奴だ。
何故か走らんが馴れ馴れしくカタコトっぽく話してくる。胡散臭い司狼って感じだ。
とにかく助けてくれて何故か一緒にマスターのカフェに行くことになってしまった。

色々話してると外で白い刺青のある死体が見つかったと騒ぎになる。それを聞いて動揺するマスター。なんか技術持ってるって言ってたし、彫師とか?

ヒロインはヒロインで死体が母親ではないことを確認しに行く。
そこでNEDEでもフライコールでもない第三の組織、秀真(ほつま)機関という警察のような組織と遭遇。そこのトップの娘である凛という女のコと、攻略キャラの一人、が登場。
ヒロインの事情を知った凛は死体を確認させてくれる。死体は見るも恐ろしいミイラのような姿になっていたが、母親にあるはずの腕の傷がなかったため死体は母親でないと分かる。
その後行方不明の母親を探す手伝いをしてくれると言ってくれる凛。良い子だ……。
とせっかく感動していたのにここで双子登場。フライコールとNEDEと秀真機関の三大組織揃い踏み、修羅場だ。


翌日さらに超展開、凛と渉が転入してきた。
秀真機関はNEDEを最も敵視しているとかフライコールはNEDEから脱走したやつらで組織されたとか色々なことを教えてくれる凛。しかもお母さんのことを探すために昼に一緒に早退して屋敷に招待してくれる。


NEDEは神話や民話からコードネームをとっているという情報を凛が教えてくれたのだが、これはオタク的に見逃せないポイントだ。
まず、NEDEの幹部メンバーの名前。
ハルファス→皆さんご存知ソロモン72柱の一人。ソロモン72柱はアニメやゲームなど創作物によく出てくるので親しみもある。私の推し悪魔はパイモンとフォルネウス!!!
カイン→多分このカインは旧約聖書に出てくるカインとアベルから取った名前だろう。「ぐり」といったら「ぐら」なレベルで「カイン」といったら「アベルに決まってる。カインとアベルの話からいって、カインには弟キャラがいてそいつを殺したとか、なんかそういうネタが仕込んであると思いたい。
ジン→これも正直アラビアの魔人ということしか知らぬ。千夜一夜物語のランプの精霊とか。
カブラカン→これは不勉強なので全くのノー知識。(フルコンした後に調べたら、マヤ神話に出てくる巨人で双子の英雄に倒されたらしい。黎明と司狼というキャラにかけてるのか)
エン=ソフ→これも不勉強で知らなかった。(フルコン後にry、カバラに出てくる無限を表す神の概念 らしい)
ユグドラシル→前に述べたが有名な世界樹のこと。
フィンブル(司狼の武骸の名前)→これもラグナロクに出てくる用語。なんだったかは忘れた。

 

凛の屋敷からの帰り道、渉が送ってくれるが彼はどうやらヒロインが好きじゃないらしく無愛想。そんな渉が近道を通ろうとか言って嫌なフラグを立てやがった。

案の定NEDEのカブラカンに遭遇。渉がボコボコにされ、ヒロインが連れ去られようとした時、黎明が助けに来たーーーー!
バトルが始まりさてどうなる?ってところで秀真機関が来てカブラカンは一旦退却。
凛もきて事情聴取をしたいと言うが拒否る双子。凛も凛でここで引き下がったら秀真機関が半綺に屈した悪例を作ったことになるので引き下がれない。お互い武器と武骸まで取り出し一触即発な空気に。
そこでヒロインが「引きなさい、黎明、司狼!」と叫ぶ。
機転を利かせ、フライコールのトップがお飾りだろうと自分である以上、命令に逆らえば組織が正常に機能していないことがみんなにバレてしまうのを利用したのだ。こういう頭の回転が早いヒロイン大好き。イライラしなくて済む!!約束破って学校抜け出すのも正直普段なら苦手な行動パターンだが、事情が事情なだけにそこまで嫌でもないし、双葉ちゃんは好きなヒロインだ。

事が収束したのち、「我々のことをもっと信頼してください。今のあなたは『フライコール』そのものなんです」「あなたの為なら、我々はいつでも命を投げ出せる。……それは、偽りのない真実ですから」
と黎明に言われさすがに心を開き始めるヒロイン……

 

そこからしばらくは平穏な日々。
黎明も少し進歩したのかお昼ご飯を無理やり一緒に食べようとはせず友人とどうぞとか言ってきた。
今回は黎明√狙いなのでここで彼を帰さず、一緒に食べようと声をかける選択。頭はいいのにトンチンカンな反応をするのが黎明とはヒロインの言。しかし堅物真面目キャラの良さはそこに凝縮されているんだよなぁ……

カインからのタレコミでマスターの店が半綺に襲われていると知り、今度は一人で突っ走らず二人に相談するヒロイン。学習能力もあって◎だ。
二人もちゃんと理由を聞いて頭から否定せずついてきてくれた。

マスターは無事で、2人とも顔見知りだと判明。やっぱり彫師だったマスター。
黎明=ユグドラシルフレースヴェルグという武骸、司狼はニーズヘッグという名前だったこともここで教えてもらう。
(※フレースヴェルグ→多分語感からいってこれも北欧神話にでてくるやつだ。というか双子関連は北欧神話から色々ネーミングしていると思われる。
ニーズヘッグ→ニーズホッグの方が個人的に親しみがあるが、これも有名。北欧神話に出てくるドラゴンのこと。)


ここで突然二人がNEDEにいたと告げられマスターもNEDEにいたという話が出る。いや、なんとなく察してたけど唐突だろ!
一応ヒロインも二人が元NEDEだと知ってはいたけど、本人たちから言われてないよ?!さらっと話進めるなよ!!!!

あと最近よくみつかる白い刺青入りの殺人事件は粗悪な武骸を素質のない人間に入れた成れの果てらしい。NEDEめ。

ヒロインも自分にできることをしたい!と思うのであった。完。
ではなくここからが本番。


学校にNEDE乗り込んできた。そろそろ起承転結の転あたりか~!?カインの正体バレもあり、同族殺しのカインとして紹介される。まあカインとアベル的に同族殺しはネームに沿ってる。
双子がNEDEの技術力の粋を集めて生み出された~とか言ってて、え?人造人間ならぬ人造半綺なの?だから双子というか顔が同じなのか。

戦闘の邪魔だから逃げろと言われ、逃げるか逃げないかの選択肢。
乙女ゲームなのでもちろん逃げないのが正解なのだが、毎回こういうシーンでは逃げろよ!足手まといだろ!と思ってしまう。


結局そこにいると戦いにくいと言われて逃げることになったのだが。


カブラカンとの戦いでやっと勝機が見えたのに武骸がヒロインのところにとんできてそれを庇って黎明が傷を負ってしまう。
今度こそ死ぬ!という時にヒロインの瞳が変貌。半綺の持つ虹彩に!!
秀真機関がきてその場は収まるが、三人は退学することに。というか二人だけ自主退学処分だったけど、ヒロインは「自分だけ残ってると不都合だろう」と自分も退学するのだ。
ヒロインのせいじゃないのに……しかも陰口言われても何も言わないし、物分かりがいいって言うか、大人な対応で一気にヒロイン好きになった。
しかも怒らないヒロインに代わって渉が「性格ドブス!!」とか陰口言ってた女子たちに言うから笑った


またヒロインの夢場面。みてるのは黎明の夢?かつ過去回想。若いマスター(オグン)らしき人とのやり取り。
哲学書読み漁ってる黎明をみて「考えるってのは人に許された最高の娯楽だからな」って言ってくれるのだが、ここの台詞超絶良い。


もうお互い心開いているのであの頃はお互いに感じ悪かったな的な会話もこなしたところで夜、NEDEが屋敷に侵入してきて誘拐されかける。
黎明が駆けつけてくれるが様子がおかしい。ここでまたニューワード『DEHAB(ディハブ)』が出てくる。ディハブ唯一の成功体と言われる黎明。


ハルファスが武骸出すけど武器は出て来ない。なんか毒ガス的なヤツなのでは?!と気がついたヒロインが周りにいたNEDEのつけてるガスマスクを無理やりひっぱがしたのにビビった。

ヒロインの機転と司狼の活躍で今回も何とか死なずに済んだが、今後はこういうことはしないようにと言われてしまう。守るべき対象に傷を負わせるのは黎明にとって何より耐え難い――ということで順調に落とせているなと再確認。

 

このままじゃフライコール滅亡の危機、もう敵方に乗り込んで暴れるっきゃねえ!ってことで私も一緒に行く!とお約束のやり取りしていざ突撃

弱ってたけどお母さんも無事に救出!
しかしボスのジンと遭遇してしまう。

黎明が相手をするが、ハルファスも登場。
こんな狭い場所であの毒ガス武骸使っていいのかよ~お前のボスもいるんだぞって司狼は挑発するが「この場にいる半綺共はお前たちを除いて死に体だからな」ってそれってボスは半綺じゃないってこと?!?!
あとボスの武器は武骸ではないが、半綺の骨で作ったので武骸と同じ効果らしい。
何故か黎明の武骸が折れてしまい、もう本当に今度こそ死んでしまうというところで耐え切れずに黎明を庇いグッサリ切られるヒロイン。
いいね~~~!小生、自己犠牲大好き喪女なので!

ここで停電が起こり、何故か敵側のエン=ソフたん(ショタ)が連れ出してくれる。ボクも両親をジンに殺されたから協力したいというようなことを言ってきたがずぇぇぇぇぇぇっっったい嘘だ怪しい可愛いショタには棘があるんだ知ってんだぞ。

まあしかしひとまず逃げることはできたので衰弱した母親をグラズヘイム外の病院に入れてもらうように凛に頼み、自分は大した傷ではないからとここに残るヒロイン。いや、さっきのCG滅茶苦茶ザックリ斬られてたぞ?!
そんなヒロインの怪我を心配して何かしてほしいことは?!と聞いてくる黎明。順調順調。

また夢をみるヒロイン。これは黎明の過去の夢だ。予想通り黎明はNEDEに造られた存在であり、純潔の半綺を模して造られたという。そんな黎明はかつてマスターに一「緒にNEDEを抜けよう」と持ち掛けられていた。自分の意思を持っていなかった黎明(=ユグドラシル)だったが、同じように造られた司狼(=ニーズヘッグ)が不当に処分されるという話を聞かされ、マスターと共に彼を助け出してNEDEを抜けようと己で考えて決定する。という過去回想夢。

次の日、黎明はヒロインをボスの役目から解任するから出て行けと言う。あんなにボスにならないと言っていたじゃないか、足手まといだ と。ヒロインを大切に思うようになったからこそこうして突き放す……攻略が順調な証が普通にしんどい。イケメンに拒否られることに耐性がつかない。イケメンにチヤホヤされ続けたい。


ヒロインは屋敷を追い出された後で色々あって黎明への気持ちを自覚し、自分も戦えるはずだと考え、マスターを訪ねる。最初は渋っていたマスターだが、突然瞳が変わったヒロインをみて何かに気がついたのか、願いを受け入れてくれる。

武骸を入れてもらったヒロインは物凄い体調を崩すが、休んでなどいられないと戦う練習を始める。(なお入れてもらった武骸は弓なのだが、戦闘のある話でヒロインが持つ武器の弓率高くね?)

戦う女になって屋敷にカムバックしたヒロイン。オラァ!黎明に一発お見舞いしてやるぞ!!ここの戦えるようになった事を黎明に見せつけるシーン、とにかく良い。熱い

 


どうしてここまでするのかと尋ねられ、ここでエンディング分岐
最初はBADから回収派の乙女ゲーマーなので
「フライコールのボスだから」を選択。
これ以上自分の気持ちを押し付けられないから と。
そういうと黎明が少し失望したような表情してこれはbadですね!!

夜に黎明が良く眠れるようにホットミルク持ってきてくれたんだが、知ってるぞ!!!!飲むな!!!!!100億%中に睡眠薬入ってるぞ!!!

ヒロイン「急に眠くなってきたけどさすがにホットミルクの効果早すぎる」
ああもうやっぱり睡眠薬入りだよ……。

双葉を危険な目に合わせたくないという自分の気持ちを自覚したからこそ、このような手段に出てしまった黎明。

『僕がここから消えた後、この唇に触れる男はいるのだろうか。この手を優しく握る男は、現れるのだろうか』って泣泣泣泣泣
双葉に口付けしたい、と思う黎明だったが、もうすぐ唇が触れ合うというところで思い直し、彼女がかけている布越しに静かにキス……
「……僕は、あなたを愛していました」
あなたは僕にとって、唯一の女性です。
あなたが恋をする時、隣にいるのは僕ではないでしょうが――。
それでも僕は、あなただけを愛していますから。

というとても切ないBADEND。良かった。

 


次はハッピーエンド回収。選択肢まで戻り、
「あなたが好きだから」
を選択。
ヒロインからの告白はありそうで少ないから新鮮だ。
彼女の告白を受けて黎明が、『DEHAB』とは『Designed Half Beauty』の略、無から人工的に生み出された半綺を指すこと。そんな彼はヒロインを失いたくなくて突き放したことを話してくれる。
絶対に死なないとヒロインは約束し、ここでキスCG。
黎明が誓いを立ててくれるのだが、「僕の武骸――フレースヴェルグをあなたの為だけに使わせてください」がメチャンコ萌えた。微妙な違いだが、貴方の為だけに戦いますって言うより、貴方の為だけに力を揮いますって言う方が燃えるのだ。


エン=ソフからの連絡で最終決戦へ赴く。絶対に怪しい!エン=ソフがただの純粋なショタなわけない!!絶対にARMEN NOIRのショタみたいに実はラスボス的なやつに決まってる!!!!!!

敵のアジトから傷だらけのエン=ソフたん出てきたけど絶対に罠。
ジンが地下室でなんか爆弾を起爆させようとしてるというエン=ソフたんの言葉を信じている三人は地下室へ。
そこで目にしたのは瀕死のジン。
あああああやっぱりエン=ソフたんが「悪」じゃん!?
ヒロインたちはもちろんエン=ソフたんを信じてるのでジンと戦う。
前回攻略できなかった『武骸を食べる武骸』もヒロインが武骸で倒した。殺されそうになった黎明を助けるため、ジンめがけて弓を射るヒロインが強くて好きだ~~~。

ここで倒されたジンをみてエン=ソフが怖い笑い声あげるしやっぱこのおショタ様ヤベエよと思ってたら最後の力を振り絞ってジンが地下室にある謎の機械を破壊。
炎に包まれてEDへ突入というどこぞのB級映画のような怒涛の展開に焦る喪女。

焼け落ちたNEDE本拠地の捜査から、あの謎の機械は地球外物質で作られていたことが発覚。エン=ソフが「僕の船が!」とか叫んでたしもしかしてエン=ソフの宇宙人フラグか?笑

ラスト、ヒロインは正式にフライコールのボスになり、司狼と黎明と暮らしている。これからは秀真機関と手を取り合ってこのグラズヘイムを平和に導こうという感じのエンド。
不安がってるヒロインに改めて跪いて手の甲に忠誠のキスをする黎明。


おまけのアフターストーリーでは毎日フライコールのボスとしての仕事に奔走するヒロインが黎明と恋人らしいことをしていないと悩む。
二択で分岐し、一方はヒロインからほっぺにキスする話でもう一つは理性が飛ぶ黎明と朝チュンな話だった。


ところで最後の方に突然黎明は人工的に作られた存在だと明かしてくれたわけだがその辺に関してガン無視のまま話が終わって納得いかない。
え?ロボや人外モノの醍醐味の「俺は人間じゃないからお前とは一緒になれない」とか「これが……ナミダ……?」みたいなイベントは何処へ?!?!

そこぶっ飛ばして普通にくっついちゃったのには正直モヤモヤが残るのであった。

 

 

 

 

 

 

このゲームは最初から個別なのではなく八割が共通、ところどころ好感度高いキャラのパートで進むタイプのゲームだ。要は金太郎飴。しかもこのブラコはとびっきりの金太郎飴。その為二周目以降は既読スキップでどんどこ進めていく。

二周目以降で解放されたと思しきシーンで、幼いヒロインが半綺と出くわした時のことを思い出す回想が入る。幼いヒロインがかつて偶然出会ったのは怪我をした若い男だった。そいつは声が森川だ。間違えようのない帝王ボイスだ。つまり、ジンだ。怪我をしたジンを放っておけなかったヒロインは勇気をもって話しかけ、怪我の手当てをするために隠れ家に足しげく通うのだ。そこでこの若いジンは自分の名前を「クロム」という。金属のクロムから取った名であり、腐食しにくい――つまりいつまでも変わらないという意味だと教えてくれる。そんなクロムとの不思議な付き合いも長くは続かず、彼に恨みを持った奴らが報復と言う名のリンチに来る。どうなる?!ということで回想は途切れる。


その後も既読スキップで話が進み、例の学校を早退して凛の家にお邪魔するイベントまで進行。渉√なので渉の好感度上がる選択肢を選びつつ、カブラカンに襲われるイベントへ突入。黎明√では黎明が助けてくれたけど渉は武骸持ってないのにどうやって助けてくれるんだ!?と思っていたらフッツーに黎明と司狼が駆けつけてくれちゃったよ。

次の日、お弁当イベントで渉を誘う。ほっぺにご飯粒ついてるぜ☆イベントもこなす。なお、ご飯粒をつけてるのは渉の方である。

またまた既読スキップで学校にNEDEが襲来するところまで進んだ。
今回は逃げる選択肢をえらんだのだが、思いがけず司狼のカッコイイ場面が出てきて本当に早く司狼の√がやりてぇ……。

学校退学イベもさくっとこなしたところでここから黎明√とは大きく展開が異なってくる。凛に言われて渉が護衛として付いてくれることになるのだ。
最初はあまり好印象を持ってくれてなかった渉だが、「努力してるやつは嫌いじゃない」とヒロインのことも認め始めてくれてる様子。

渉が屋敷に居候し始めたその晩、また夢をみる。
展開から言って渉の過去回想夢だ。渉(仮)が半綺の血を数%だけ引いており、武骸すらいれられない出来損ないの半綺としてNEDE(仮)の研究所にいたらしきことが分かる。


段々心を開いてくれている渉、ヒロインも苦労してて色々考えてると知って「てっきり、男二人にチヤホヤされて浮かれてるだけで何も考えてねーんだと思ってたのに」と言うのだが、悪い……喪女は男二人にチヤホヤされて浮かれながらプレイしてる。
ヒロインはどこで渉に惹かれ始めてるのかって話だが、他のやつらが彼女をフライコールのボスとしか扱ってない中で渉だけが普通の女子高生として扱ってくれるところで惹かれてる様子。
言うなれば「跡部……?誰それ。私には関係ないし」「お前……この俺様を知らねーのか?フッ……おもしれー女だ」と自分の地位や名誉に靡かない夢主に興味をもつ跡部様みたいな感じか。(上手いたとえが思いつかなかった)

屋敷が夜襲されるイベント、渉√なので渉と逃げることになるがカブラカンに邪魔をされる。そして渉がかつてNEDEで『ツォロム』という名で所属していた鼻つまみ者だということも暴露される。
挑発に乗せられてカブラカンに向かっていくもあっさり倒される渉。結局は駆けつけた黎明たちが助けてくれた。
その後、黎明が大けがを負った渉にビンタし、武骸を持たない君でも双葉を連れて逃げるくらいはできたでしょう!とブチ切れるのだが、ほんそれすぎた。
渉√なのでヒロインは渉を庇うが、どう考えても短気で浅慮な渉が悪い。某も考えなしに行動するキャラがどうしても苦手なので、正直渉√はこういうのが嫌で乗り気じゃないのだ。過程と結果を混同するな。努力の有無など関係ないって黎明の台詞がホントそれ~~~~!なんだよ。努力が重視される場面もあるけど命のやり取りしてる時にそれはないよなっていう。

屋敷に住んでもいられなくなったので秀真機関のところに一時的に身を寄せることになった四人。
暫くして、いつまでも秀真機関の屋敷にいるのもアレなのでとりあえずフライコールの屋敷に戻ろうということになるのだが、黎明は絶対に渉は置いて行くという。しかし凛は渉を連れていって欲しいようだ。
ヒロインも渉のことを考えて一緒に連れて行こうと言うが、彼の命はどうなると言われて置いて行こう……となる。そしてそれを聞いてしまう渉。
「オレなんていなくなっちまえばいいんだろ!」と逆上して渉は逃げ出すのだが、ああああああ~~~~苦手だわ……私、こういうキャラほんとダメだ……ヒロインだって渉が役に立たないとは言ってねーだろ!!気を遣ってくれてるだろ!!!実際お前役に立つどころか足手まといだろ!!!なのに逆上すんなボケェ!!と言いたくて恋愛どころじゃない。

その後渉はマスターのところに武骸を入れてくれ!守りたい女がいるんだ!と頼みに行くのだが、もうさっきの出来事で完全に心を閉ざした喪女プレイヤーの我は「ハ??」である。守りたい女を守れなかったくせにその八つ当たりを守りたい女本人にする奴が何を言ってるんだ??

結局は武骸を入れてもらうのだが、黎明√でのヒロインのように熱にうなされて生死の境をさまようことに。
ここから看病イベに入り尚且つエンディング分岐

まずはBAD、「少しだけ眠る」を選択。

したところこっちはHAPPYだった。読みが外れた。
ので「眠気を堪えて看病する」を選択してBADへ。

眠らずに看病していたので渉が目を覚ました時に立ち会うヒロイン。
渉の口調は穏やかだが、どうにも死亡フラグにしか見えない。
「オレ……お前のこと……」
と言って目を閉じる渉。スローモーションの映像のように、しっかりと握っていた渉の手が力を失ってヒロインの手を離れる。渉死亡エンド。
ついぞ謝罪されることはなかったが、まあ死亡エンドという事でこのエンドではチャラにしてやろう。

今度こそ「少しだけ眠る」でHAPPYへ。

今回は死なずに目を覚ました渉。
ヒロインがずっと看病していたことを聞かされて「よ、余計なことすんじゃねーよ!誰も頼んでねーだろ、そんなこと!」と言いやがる。もうマジでお前許さねーぞ!?凛がフルボッコにしてくれてなっかたらマジで攻略やめてた。

その後「好きな女だけは絶対に守ってやりたかった」とかなんとか言われるてヒロインは完堕ち。ヒロインの方からも「私も、渉くんが好きです。……これからもずっと、私を守ってください」と告白。いや、正直この告白も個人的に好みじゃない。ずっと守ってくださいって……。ここで推せないカプとなってしまったわけだが、ちょっとどうしようもない。こればかりは申し訳ない。でも攻略はする。


ラストなのでNEDEに乗り込む。
黎明と司狼はアジトの中へ行き、渉とヒロインはお出迎えしてくれたカブラカンと対峙する。というかここでカブラカンと一緒に新キャラが登場。説明書に姿だけは載っていた謎の人物だ。

武骸を手に入れた渉は今までと違いカブラカンと互角に、寧ろ優位に渡り合う。しかし予期せぬ方向から攻撃をされ、それが謎の新キャラの力だと判明。この新キャラ、名前を『アベル』というらしい。あーあーもう予想通りかよ。って感じのそれは置いておき、カブラカンを倒した。ここの戦い普通に良かった。

さて、黎明たちのところに向かうぞ!となったところでまさかのEDが流れるパターン。
EDが流れ終わった後にさらっと、母さんを助け出した~とかそういうことが語られた。ヒロインがフライコールのボスを降りて秀真機関に入ったことも普通にさらっと地の文で語られて不完全燃焼なんだろそうなんだろ~♪だ。
ここまで不満多めな攻略感想になってしまったが、このエンド最後のスチルに映るスーツ姿のヒロインが可愛いのでそれは良ポイント。

アフターストーリーは私の好きなウエディングの話だったのだが、展開が急すぎる&渉√にありがちな渉の空気読めない失言で微妙だった。

 

 

 

 

カイン


三周目、いつものやり方で行くならジンだが彼は真相√的な感じがするので最後の方に残しておく。あと司狼への好感度が喪女の中でMAXになっているので司狼をラストに残す。

ならば必然的に次はカインだろ!!二周目で突然出てきたアベルとの関係性も気になるし。


そうだ。ブラコを語る上で絶対に言っておかねばならぬ事がある。
元のブラッディコール(PS2版)はどうだか知らんが、このアンエンディングブラッディコール、ものすっっっっごく動作が悪い。というかセーブしようとすると高確率でフリーズする。最悪だ。何度やり直したか分からない。カイン√に入るまでも五回くらいフリーズした。これからプレイする人は本当に気をつけよう。気を付けたところでどうにもできないが。

 

というわけで今回も既読スキップシーンスキップ機能を使いまくりカイン√用の選択肢まで飛ぶ。

中盤でやっと新規のシーン。エン=ソフから何かの報告を受けて茫然自失なカイン。これは絶対にアベル関連の話だろ!!
ここからは√に突入。カインに騙されていたとはいえ気になって電話してしまう。結局電話には出てくれなかったが、後から逆に電話をかけてくる。母親に関する情報をくれるといって呼び出されるが、信じていいのか迷うヒロイン。結局、行かないわけには……と待ち合わせ場所に。出ていくときに司狼に見つかるが「デートか?なら秘密にしといてやるよ」みたいな感じで見逃してくれる。これは司狼の性格考えると分かってて見逃してくれたの、か……??(と思ったけど後から普通に本気でデートに行くと思ってたと分かる。ちょっと司狼に心酔しすぎていた)

約束通り来てくれたカインは何故かNEDE内部の見取り図とかが入ったカードをくれる。もっと色々カインと話したかったが黎明と司狼が邪魔……ではなく一応助けにきてしまう……ではなくきてくれる。
そこからはこのゲームお決まりの黎明による理不尽なお説教タイムだ。説教されるたび、『双葉ちゃんを突然ボスにまつりあげて軽い軟禁状態にしておいてよくもまあぬけぬけと!!!』『お母さんが捕まってるのに一向にお前らが助けに行ってくれないんだから双葉ちゃんが自分で行動するの当然やろ!!!』と思ってしまい、一周目であんなにときめいた黎明にも普通にキレる喪女である。

とうとう監視までつけられて可哀想すぎるヒロイン。その晩、カインから電話が!!もう早くカインの元に行かせてくれ!!!!
ヒロインに味方してくれるのは「彼らの仕事の片棒を担ぐ理由がなくなったから」とのこと。
推測だと、エン=ソフから何か言われてたこと(多分アベル関係の話)がその理由なのだろうが、二周目のラストで突然湧いて出たアベルと元ネタの旧約聖書しか推理するタネがないので現時点ではよく分からない。
その後せっかくのカインとのラブラブ(未遂)タイムもまたもや黎明によって邪魔をされ、あまつさえ携帯まで奪われる羽目に。ああもう無理。黎明この野郎普通に殴らせろ。お前を一周目に倒しておいてよかった。カインの後だったら純粋な気持ちで攻略できなかった。
だってヒロインのために行動してないじゃん?!「僕達の信頼を回復する努力をしてください」って何様だテメー!!勝手に色々決めて巻き込んだお前らなんかこっちは信頼してないわボケェ!!(1、2周目からの熱い手のひら返し)
とグダグダ言ってると先に進まないので次!
カインが過去の夢をみている。内容は謎の少年(500%アベル)が大切すぎて寝顔を見てフフフ♪なカイン。その少年にええかっこしいしてすげえ奴を演じているカイン。アベル(仮)は病気だがその治療費を稼いでるカイン。
みたいな内容。

幽閉生活にウンザリしてたら夜襲イベント。窓ガラスパリーン!してカイン登場!ここのスチル、めちゃ『スチル』って感じの構図。
どうやら本当にNEDEへの協力をやめたようで、NEDEの夜襲を利用してヒロインを攫いに来たらしい。助けに来た双子をかわし、愛の逃避行(愛の部分は未遂)。

いまだカインが本当に味方になってくれたのか信じ切れないヒロイン……。
『だけど、私はまだ……一度裏切られた後なのに、まだカインを信じたいって思ってる』『今度はきっと裏切られないだろうって思いたがってる自分に気づく』
完全にDV彼氏を振り切れない女の図だ。

あとこういうのにつっ込むのは野暮助だと分かってはいるが、「彼は罰が悪そうに」という文章が出てきて……これは漢字間違い!えー、ばつが悪い=都合が悪いという意味ですので「罰」なわけはないんですよね。「ばつ」の「つ」は都合の「つ」とかなはず。てことで気になって一時中断して調べたら「ばつ」は「場都合」の略だそうです。以上、校閲乙女ゲーガールでした。


乙女ゲーヒロイン特有の相手にズカズカ踏み込んでいく感じが功を成し、無事に面白い女認定をいただいたところでカインの事情聴取タイム。
やはり謎の少年=カインの弟で、その弟(4153974853%名前がアベル)は純血種に近い体質だったが故に病弱。しかし組織は「純血種に近いなら強い武骸を入れよう!」とか言い出すに違いないのでそれを牽制し、代わりに自分がどんな命令でも聞くという取引の元で行動していたカイン。

そんな話を聞いて、もちろんここは「あなたを、信じます」を選択。
こういうひねくれたキャラには純粋なる愛と信頼が一番攻撃力あるんだ。実戦経験豊富だから分かる。
なんかここら辺からヒロインがカインに惹かれてる感じを醸し出してるんだけど、雑ぅ~~~~!!いつ好きになったの?!
黎明と渉はまだ過ごした時間が多少あったから納得はできたけど、カインは最近まで黎明に邪魔されて逢う事すらできなかっただろ!?


アジトに突撃すると渉√で見たように血の海と化している。
なんとここで新展開、ハルファスが死んでいるのだ。しかしここでは割愛。
地下室に向かおうとすると死んだはずアベル登場。(死んだと思ってたのはカインだけでこっちは前の√で知ってたけど。)
カインのことを覚えてないアベルは普通に攻撃してくる。
アベルの武骸はコピー能力。学園アリスの生徒会長かよ!(これは分かりにくい例え)カービィかよ!!あと武骸食べられちゃった。

地下室で爆発音がしてそれを確認しに行ってしまうアベルエレベーターでしか地下に行けないのでアベルの乗ったエレベーターが戻ってくるまで待たないといけないシーンがツボに入ってしまった。この非常事態にエレベーター待ってるのウケる。

やっとたどり着いた地下室は大炎上。その炎の中に母さんを見つけ駆け寄ろうとするヒロインをカインが止める。他人がどうなろうがどうでもいいとか言ってたのに……カインもこちらのあずかり知らぬところでヒロインに惚れてたんだな。

エン=ソフとアベルを発見したが、ヒロインが母さんのことを尋ねると「なるほど、そういうことか……!ハルピュイアは、娘を生むと力を失う……あるいは……」
はいはいはいはいオタクだから知ってる。ハルピュイア――ハーピーの方がなじみが深い。(遊戯王にもハーピィレディとかいるし)。しかし実際ハーピーは半人半鳥の怪物でいいエピソードではなかった気がするのだが……
「クライノーが持ってた力を、娘の君が引き継いでる可能性もあるわけだ――!」
とかエン=ソフは言ってるが、クライノーってケライノーのことだよね!?(ハーピーにも固有の名前みたいのがあってその内の一つがケライノーなのだ。あとはアエローとかが有名。)

一旦整理する。
ヒロインはボスの娘だと思われていたが虹彩が半綺ではなかった。
しかしピンチの時に一時的に半綺の虹彩になることが今までの攻略で確認済み。
母親=クライノー(ケライノー)、半人半鳥のハーピーから名を取った存在。ここでは鳥に値する部分が半綺なのだろう。
母親やその血を受け継ぐヒロインにはエン=ソフの求める力が眠っている。


という感じか。いいぞ……だんだん面白くなってきた!何度もセーブでフリーズしてブチ切れマンボだったが許す!!!

エン=ソフはヒロインを次のターゲットにして追っかけてくるがカインがお姫様抱っこで全速力で逃亡してくれた。しかしお母さんは助けられず……ああ……ここまでヒロインが理不尽にも耐えて頑張ってこれたのはお母さんを助けるためだったから辛すぎる……自分がマザコン気味だからこういうのツラい。

一番安全な場所ってことで屋敷に戻り、双子に今までのことを説明し、なんやかんやでカインもしばらく屋敷で過ごすことに。
ここで辛いのが、ヒロインが毎晩母さんが死ぬ時の悪夢をみるようになったこと……。自分を責め続けるヒロインがマジで可哀想でもう恋愛とかどうでもいい……
カインが心配して様子を見に来てくれて、その時のやりとりが本当によい。いつお互い恋に落ちたのか分からないが、2人にしかわからない何かが生まれてたんだな……って納得できるくらいには良い。
しかも、最悪の場合アベルを殺してでも止めるといって戦いに行こうとするカインが、「今回はキミを連れてはいけない。危険な目に遭わせたくない」っていうのが……分かってはいても落ちてくれてるこの感じに萌えてしまう。「もしかしたら……ボクは、キミのことを好きになりかけてるのかな」
ってそうだよ~~~~~!!!
その後にヒロインが「私も……カインのことを、好きになりかけてるから」って言うのも最高。

この後マスターの所に武骸を入れてもらいにいくイベント。ここのヒロインも超絶良い。というかこの√のヒロイン良い。
マスターから、アーマーイーター……武骸に武骸を入れると生き物のようになるが入れられた側は別人のようになってしまう(つまりアベルはこの状態だ)という情報も得た。

ただ守られてるだけじゃ嫌だと、自分も戦う道を選ぶヒロインに私は好印象だがカインとしては弟の時と同じですごい嫌なんだろうなっていうこの微妙な空気感も良さを増している。

時は満ち、最終決戦。エン=ソフは双子が相手をしてくれて、カインとアベルの兄弟対決。ヒロインも武骸でアーマーイーターを倒そうとするのだが、黎明√の時とは違い失敗。しかも謎の幻聴が聞こえるという展開。
その幻聴はアーマーイーターの宿主であるアベルの思念みたいなもので、よく聞くと、「殺して殺して殺して殺して殺して」と叫んでいて普通に怖い。

ヒロインにだけ聞こえるその幻聴に一体どうすればいいの!?となったところでエンド分岐。

BAD「アベルの望み通りにしてあげる」
死にたがってるアベル、そしてやはり弟を殺せないカイン……。例えカインに憎まれてもいい、とヒロインがアベルを射殺す。
アベルは倒れ、ショックからか記憶も戻るが瀕死には変わりない。兄弟の涙の別れ……。
カインはヒロインを責めず、感謝の言葉を口にするが、もう二人の関係は二度と戻らない……。みたいな終わり。こういうBADは好きではない。
この後にヒロインが発狂してカインが世話をするみたいなエンドなら大好きっていうかこれだとハッピーエンドか~てへ☆

 

ってことで正真正銘のHAPPYエンドへ
アベルを救ってあげる」でヒロインがアーマーイーターを倒してカインはアベルを殺さずに済む。
ここの文章が

それでも、この手でアベルを殺さずに済んだ。
もちろん、カインに弟を殺させることもなかった。
カインの幸せの為には、アベルの存在が絶対に必要だから……。

なんだが、旧約聖書と違い過ぎて頭混乱する!!!なんだ!?旧約聖書の展開に納得いかなかったからいい感じに改変したみたいな展開だな!!
あと個人的に兄妹とかがキャラとして存在する攻略キャラちょっといやなんだ……何故なら大体ヒロイン置いてけぼりにされるから!!強欲なオタクだから攻略キャラにはヒロインにだけ優しくしてほしいし心のリソースを割いてほしいんだ。

無事にアベルも意識を取り戻し、ここにきてやっっっとキスシーン
なんか、この√は結ばれる前くらいまでが面白かったな。という感じだった。以上!!

アフターストーリーはアベルとカインとの話で、最終的にアベルに「義姉さん」って呼ばれるのでいいストーリーだった。

 

 


久神

本当はジンをやろうと思ったが、ジンの腹心である久神を先にやった方がシナリオ的に良さそうと思ったので久神から。

滅茶苦茶スキップ使う。というか全体の選択肢の前半ほぼ久神に無関係!
お弁当を食べるシーンでやっと選択肢に久神√への道が開かれる。
もっと冷たいと思っていたがグイグイ誘ったら一緒にお弁当を食べてくれるし久神良い奴だな!!!
ここからまた長い既読スキップ
結局、学校をやめたあたりから個別に。「先生ともう一度会いたい」を選択するが、ここまで大して先生と絡んでないのに「先生と会いたい」という選択肢が出てくることへの納得できない感がすごい。まあそんなこと言ってもしゃーないので無粋なツッコミはやめて進めよう。

携帯に知らない番号から着歴があり、かけなおしたら久神からだった。
落し物を預かっているから渡したい、学校に来れないのなら別の場所で渡すと言うのだが……これは罠に違いない!!しかしヒロインは久神がNEDEだと知らないのでホイホイ行ってしまう。

待ち合わせのカフェでジュースをおごってくれる怖そうに見えて優しい久神からはNEDEの幹部ハルファスである空気を微塵も感じない。
しかも届けてくれた落し物が制服のボタンで、もう学校に行けないヒロインには酷すぎる……。
追い打ちをかけるように「今学校では文化祭の準備が始まってる」「学校に来るつもりがあるのなら参加した方がいい」とか言ってくる久神。
先生に迷惑はかけられないと一度は一連の出来事を話さず立ち去ろうとするが、久神はそれでも話してみろと傷心のヒロインの心にどんどん入り込んでくる。最終的にはフライコールのことなどはぼかして事の顛末を話すことに。それを聞いた久神は、学校であった出来事を代わりに自分が教えてやると言い出す。……罠でしょ?どうせ罠でしょ!?そうやってヒロインを一人にしておびき出すとか、ヒロインの味方だと思わせて情報を探ろうとか思ってるんだろ!?!?!そうじゃなきゃ、そうじゃなきゃこんな優しい男好きになっちゃうじゃん!!!!!!!!!!!

家に帰ってから黎明にお説教されるいつものやつ。黎明曰く、たかが落し物のために夜中に電話かけてきたのはおかしい、そもそも制服にはスペアボタンがついてるから出向いて渡すほどではない、そもそもそのボタンが双葉のものだと何故分かったのか?だそう……。
確かにボタンはいつの間にか取れていたし、久神がわざとボタンを取っていた確率は高い。
……やっぱり罠だ。よかった、疑ってて。うっかりヒロインと一緒で久神に心を許してしまうところだった(時すでに遅し)

なんとか黎明のお許しをもらって約束通りまた久神に会いに行った。そこで久神が「今度君の家に行ってこうなった理由を説明させてほしい」と提案してくる。もう!!!分かったから!!!お前のその優しさが罠だって!!!!

結局家に来ちゃったけど、どうせフライコールのアジトの見取り図を知るためとかなんだろ!?と複雑な気持ちでいたら、黎明がわざと久神の服にコーヒーをこぼし、「コーヒーはすぐシミになるから今すぐ服を脱いでください」と罠を仕掛ける。ウォーーーー!!いいぞ黎明!!!久神というかハルファスは思いっきり背中に刺青入りだもんな!!!化けの皮を剥いでやる!!!


何もなかった。えーーー!ナンデ!?


帰りに「君は……私にまた会いたいと思ってくれているか?」と聞かれた。黎明たちは自分を信用してないようだが、何故ヒロインはそれに影響されずに自分を信じてくれるのか不思議なようだ。
双葉「……多分、私は人を信じることが好きなんだと思います」

嗚呼……それこそ乙女ゲームのヒロインに一番必要な要素。ヒロインにあって喪女にないもの……。

信じていた人に手酷く裏切られても信じるのか?という久神の問いにも肯定で返すヒロインの鑑 双葉ちゃん。

そして、最初は罠にかけるつもりで近づいたヒロインのヒロイン力にやられ、今気持ちが揺れ動いているのだろう久神!いや、ハルファスよ!!!!!!!


この直後にまたハルファスの夢が入るのだが、内容があまりにもひどい。
武骸を入れる実験から目を覚ましたハルファスが目にしたのは一面の血の海。そこで見守っていたはずの両親の姿を探すと、苦悶の表情を浮かべ、惨い姿でこと切れていた。
これはハルファスの武骸――これまでの√でも出てきたが半綺にのみ効く毒のような武骸が引き起こした惨状だろう。可哀想すぎる……。

そして可哀想といえばこの後のシーンでやはりハルファスはヒロインを騙すために接近していたことが分かる。ちなみに予想通りハルファスの方もヒロインを騙していることに後ろめたさを感じ始めていた。

そんなイベントもあり、この先はきっとネタバラしして修羅場に……と想像していたら夜中に久神から電話が。黎明か司狼が一緒でもいいから今すぐ来いと言われ出かける。そこで久神が見せてくれたのは、文化祭のフィナーレで打ち上げられる花火だった。

もう……こんなの久神のこと好きになっちゃうよ……ヒロインもここで久神を好きだと自覚したけど、これは仕方ない。最初の頃はどうなるかと思ったけど、この流れは一番自然だよ……。

ハルファスも、今回のことは「花火を見せたら彼女は喜ぶだろう」と考えたら自然に電話してしまっていたとかいうし……。
なんだこの切なさは……。ハルファス、頼むから幸せになってくれ。

ここからはラストに向けて話が進む。ヒロインの母親がNEDEにとって利用価値がなくなったので黎明と身柄を交換するというのだ。

二人だけを危険な目に合わせるわけにはいかない!とヒロインもNEDEに一緒に乗り込むことにするのだが、その前に先生にしばらく会えないと伝えることにする。しかし電話に出た久神の口調は冷たい。
ああああああああ(;_;)

久神はハルファスとして、ヒロインたちと戦わなければならないの分かってるから、これ以上情がうつらないようにわざと冷たくしてるのだ……。

結局無理だと突っぱねられても待ち合わせ場所に行くヒロイン……。
途中から雨が降ってくるが、ここは「待ち続ける」の選択肢しかない。

日も暮れ始めたころ、やはり信じていた通り久神は来てくれる。
ここのバックハグスチルが堪らない。
しかしもう教師として君に会う事はないだろうと別れを告げられる。ヒロインがしばしの分かれを告げに行ったのに逆に……。

最終決戦、約束通り母親と黎明を交換し、時を見て黎明を連れ出しにアジトに乗り込むと中で黎明が倒れている。
そして現れるハルファス――久神先生。
司狼が戦うが、武骸を封じる毒のせいで純粋種に近い司狼は武骸を出すことすらできなくなってしまう。(ちなみにコーヒーこぼした時に背中に刺青が見えなかったのは特殊な方法で彫っているから条件が揃わないと浮かび上がらないのだそう。ズル!)

万事休す!なところでカイン登場!!そうか~!話の流れ的にカインはどの√でも裏切るからこうして助けてくれたりもするんだ……。
カインのおかげで屋敷に戻れたはいいが、休む間もなく夜襲を受ける。
ここで個人的にいいなぁと思ったのはヒロインがハルファスを見ても「ウソですよね?!」とかしつこく迫ってまだ信じようとしてたりしない所だ。しっかり自分の中の甘さを捨てて彼に対峙しているのがとても良い。
でも彼女はヒロインなので、「悔しい……あなたが黎明や司狼にひどいことをしたところを見てるのに……それでもまだあなたを信じたいと思ってる」と言うのだ!!!!!!!
それでこそヒロイン!!!!

夜襲を受けて黎明は連れ去られてしまうが、司狼とヒロインは殺さず見逃してもらえた。そんなことがあって数日後、いつも久神と待ち合わせをしていた場所に、久神がいるのである!!!!

ここに来ればヒロインに会えると思ったという久神……お互いに相手のことは敵として認識し、あの頃の思い出は忘れないといけないのにいつの間にか両想いになっていた二人はそれができないんだな……

ここからはカインの時と同じで、NEDE内部の見取り図の入ったカードを久神がくれる。「あの者の暴走を止められるのは君たちだけ……」と言うが、あの者とは500%エン=ソフだな。
ここから協力してエン=ソフを倒すのね!と思った矢先、
エン=ソフが来て久神の腹部を背後から刺し貫く。

ああああああなんでこうなるのだ!!もう!!なんなんだ!!いい奴ばかり可哀想な目に遭う!!!

司狼に頼み込んで久神を屋敷で治療し一命はとりとめるが、NEDE内部で起こっているというエン=ソフによるクーデターを止めようと久神は完治していない状態で屋敷を出ようとする。

彼の持つ武骸の本来の力を解放すれば勝てると言うが、それは同時に彼の理性を失わせるリスクもある……
ここからがエンディング分岐


久神を止めれば彼に迷惑がかかるのでは?と無言を選択する。
ここで久神が優しい声で
「君と過ごすことができて、本当に楽しかった。普通の人間になれたような気がしたよ。身近な者に災いしかもたらさない、この私が」「さようなら。二度と君に会う事はないだろう」
と言い残し去ってゆくのをただ茫然と見ていることしかできないヒロイン……

数日後、NEDE壊滅の知らせを受けるが同時にNEDE内部に見たこともない化け物がさまよっているという情報も耳にする。

怪物の正体を確かめるべくNEDEアジトに潜入すると、中は目も当てられぬ惨状だった。そして、その元凶である怪物が姿を見せる。
悍ましい姿をしたその怪物は、ヒロインの姿をみると攻撃の手を止める。そして、泣き叫ぶような声で咆哮した。

元の姿とは変わってしまったが、それでも久神の面影を見出す双葉。
かつて愛したヒロインに、今の恐ろしい姿を見られ、そしてそんな彼女が自分を見て怯えた姿を見てしまった怪物――久神はそのまま姿を消し、二度と現れることはなかった……。


こういうの好きだけど嫌いだ……やるせない……


BADEND愛好家の私も今回ばかりはさっさとHAPPYで二人の幸せを見届けたい。

のでロードしてもう一つの選択肢「先生と一緒に行きたい」を選ぶ。
先生を信じたい、先生が好きだという気持ちを伝え、久神もそれに応えてくれる。最初は嫌な顔をしていた司狼も、2人が愛し合っていると理解してからは止めることもせず、一緒に戦ってくれることに。司狼は本当にどの√でも良い奴だ。早く司狼√やりたい。

アジトに乗り込むと、そこは血の海。いくらクーデターが起こったとはいえ異常な事態だった。そして倒れているNEDE構成員の中にはボスであるジンもいた。エン=ソフの企みを止めようとして返り討ちにあった瀕死の彼は、ハルファスに思いを託す。そしてヒロインには自分の武器を託し、静かに逝ってしまった。
地下室には磔にされ全身に武骸の刺青を彫られた黎明とエン=ソフが待ち構えていた。
エン=ソフ側についていたカブラカンアベルを相手に戦闘になるが、ハルファスの武骸が効かない。どうやらアベル自身の武骸が持つ能力で、ハルファスの毒が跳ね返されているらしい。そんな状況でも本来の力を出すことを恐れている久神だったが、ヒロインが信じてくれているということを思い出し、一部だけ力を解放して理性を保ったまま戦う。カブラカンも第二の武骸を使って応戦してくるが、最後はヒロインとハルファスの二人で力を合わせてカブラカンを倒す。

そうこうしてる間にエン=ソフの企みが成就してしまう!
と思いきや失敗爆笑
このままだと建物が崩壊するのでエン=ソフ以外の全員で脱出。
エンド。

最後、秀真機関とフライコールが協力して街を守っていき、ヒロインもフライコールのボスの座を譲って母親と以前のように暮らし始める。
学校にも通えるようになり、保健室には久神の姿が……。


アフターストーリー
ヒロインは卒業して今は大学生。久神も別の学校で正式に職員として働いているらしい。
そしてなんと!!!二人はお互いの家にお泊りするほどの仲に進展していた!!!!!!ナニソレナニソレナニソレ!!!!!!

先週はヒロインの体調不良でデートできなかったので今日は久々のデート♡先生に伝えなきゃいけないこともあるし……。ってなんだ?もしかして妊娠?
とか思ってたら、デート先でいつものジュースではなくレモンスカッシュを頼むヒロイン……これまさかの予想当たってるのでは????

と思ったらやはり双葉ちゃんはおめでただった!!!!
久神の「ありがとう。……もう一度、家族を持てるとは、思わなかった」で涙腺崩壊

 

 


ここらで一息入れて共通エンド回収しに行く。

 

一つは、ヒロインを助けるためにNEDEの要求通り黎明たちはNEDEに行くが戻っては来ず、エン=ソフの野望が果たされたのか未曾有の大地震が起こってグラズヘイムは壊滅。残されたヒロインは、一歩ずつでも前に向かわなきゃと思うエンド


もう一つのエンドに向かう途中でマスターから色々話を聞いた。彼がNEDEで彫師をしていた時、女性の実験体三人に武骸を彫る仕事を頼まれたこと。(その女性の名前が『アエロー』『オキュペテー』『クライノー』。前の方で書いたやつね。)
彼女たちは共感(エンパス)能力――近くにいる半綺の精神に同調する能力を持っているということ。多分これがヒロインが好感度高いキャラの夢を見る原因なんだな。
エンドとしては流れは一緒で、帰ってこない二人のことを思って魂が抜けたようになってしまうけどマスターが慰めてくれてゆっくり休養して元気になって行こうみたいなエンド。

 

 


ジン

 

長きにわたる既読スキップ地獄を乗り越えて個別√まできた。
今回は、母親を助け、黎明と司狼にも手を出さないことを条件に自ら人質になる。
実験棟に入れられたヒロインはNEDE構成員のザコに逆恨みされて虐待を受ける羽目に。しかしジンが助けてくれる。
元はと言えばジンの命令で実験棟にいたのだが、彼としてはこんな扱いを受けているとは知らず、そのザコ構成員をぶっ殺してくれたのだ。

しかし双葉ちゃんはヒロインなので、「助けてもらったのにこんなこと言うのは気が引けるけど殺すことはなかったんじゃない」と言う。いや、感謝の選択肢もあったけどね!!!!


そしてジンの計らいで彼の近くにいた方が都合がいいとジンのプライベートルームで過ごすようになるヒロイン。案の定夢を見るのだが内容はクロムの夢……まあどう考えてもジン=クロムだしね。
エン=ソフから共感能力のことを吹き込まれたヒロインは、ジンがクロムについて何か知ってるのではないかと疑うが、ジンは知らないと突っぱねる。

その後にみた夢はどうやらエン=ソフの夢っぽい。一周目で「エン=ソフ宇宙人フラグ(笑)」とか書いたが強ち予想間違ってなかった。

その後ちょっとしたジンとのやり取りがあったりして多分ジンに惹かれてるヒロイン(多分というのはブラコは今までの展開から言っていつの間にか恋愛状態になってることが多いからだ)。
せっかくいい感じになったと思いきや、所詮は人質の身。武骸を入れられることに。自分をただの人間だと信じてるヒロインは無理だと拒否するが人質に拒否権などあるはずもなく……一気に彫ると流石に危険なので少しずつ入れていくことになった。

そしてヒロインは少し優しくしてくれたジンにすっかり惚れている様子だった。分かるけど納得はできないこの展開の速さ!

またまた夢をみて、今度はクロムの夢。どうやらあのヒロインの過去回想で出てきた襲われた事件の際にヒロインは死んでたらしい。意味が分からない。ただクロムはヒロインのお墓作って「なんの関係もないあの娘を殺すような奴等は全員滅ぼしてやる」と言ってエン=ソフの計画に加担するような描写が入るのだ。墓まで作られてるのだからヒロインは死んだのだろう。ならここにいるヒロインはなんだ。コワ……。

目が覚めて泣きじゃくるヒロイン。ジンにどうしてこうなったのか問い詰める。半綺ではない人間であるはずのジンがどうしてNEDEのボスとなって人間を滅ぼそうとするのか。

その理由とは、グラズヘイムが出来た当初、元からそこにいた人間たちは半綺への憎しみよりも半綺相手に商売をしたり仲良くなった人間を敵視するようになったのだそう。それが当時のクロムでもあり、ヒロインの記憶でクロムを襲っていたのは人間だったのだ。
クロムはそこで幼い娘に救われたが、その娘は人間たちに殺され、それ以来ジンとして生きていると説明してくれた。

しかしヒロインは普通に生きている。勝手に死んだことにされて困惑するヒロイン。しかしクロムはその幼い娘の心臓が止まり、死んでゆくのを確かめたという。

もうわけが分からない。


しかもここから急展開。
人間を滅ぼすのはやめて!そんなの後悔する!とジンを説得しようとしたらふざけるなと一蹴。
ジンを好きなヒロインは普通に傷ついて部屋を飛び出す。
飛び出したところをエン=ソフに見つかり「逃げるなんて許さない」とキレられる。
ヒロイン、夢の中でジンをそそのかしていた少年がエン=ソフだとやっと気づく。しかもエン=ソフは成長してない。
本気で逃げ出そうとするがあっさり捕まり地下室で一気に武骸を彫られる。
そのさなかにエン=ソフから正体とか計画とか色々聞かされる。

これが一気に展開するもんだからもうわけわかめ

その後、武骸を彫られる激痛からか走馬灯のように昔の事件を思い出すヒロイン。ヒロインはジンの言う通りあの人間たちに刺殺され、クロムによって埋められた。しかし人間ではないので実際は死んでおらず、なんと自力で土を掘って墓から出てきたのだ。
しかもクロムに悲しい思いをさせてしまったことへの後悔からその記憶を封印していたのだ。

申し訳ないが大爆笑した。
怒涛の急展開でザワザワした後に実はヒロインは一度死んでたけど死んでなくて墓から土掘ってでてきたけどショックで忘れてました!
はさすがに「可哀想~」よりも「マジかよ……え?マジ?」で笑うしかない。すまねえ。


ヒィ~となっていたらまたもや急展開。エン=ソフの計画が実行されはじめ、何事かと部屋を出たジンは瀕死のハルファスに遭遇。彼からエン=ソフを止めるよう言われるが人間など死んでもいいジンはこれを拒否。すると「人間の為とは言わないですがたった一人の大切な人の為ならば?」と聞かれヒロインを思い浮かべるジン。
だあ~~~か~~~らぁ~~~~~~!!どこだよ!!どこで好きになったんだよ!!!だってこの時点ではジンはあのとき死んだ娘がヒロインだと知らんのだぞ!?
しかもハルファスにまでバレてるって……もうなんなんだ。ツッコミ疲れた。

はいもうラスト!地下室にジンが乗り込んできて最終決戦!エン=ソフの武骸も登場!これは強い!勝てない!
力を振り絞ってジンに言葉をかけるヒロイン

ここで分岐

「逃げて」
と言おうとするが声にならない。真空を操りどこからでも攻撃してくるエン=ソフを前に為す術もなく倒れるジン。
エン=ソフの計画は発動し、地上に住む人間は残らず滅亡。
NEDEの語源となった「EDEN」――アダムとイブが暮らした楽園のごとく、地上にはジンとヒロインの二人しかいなくなってしまった。

あ~~~こういうの好き。ちょっとパッとしないけど。このタイプのアダムとイブエンドはSRXでもあったけど好き。


ジンは攻略制限ありなので多分ジンのHAPPYエンドこそがこのゲームの真相エンドでもあるのだろう。ということでHAPPYに突撃!

逃げてと言おうとした時は声すら出なかったヒロイン……。
しかし今回は力を振り絞り、「クロム、お願い、戦って!」と叫ぶ。
あの時クロムが救えなかった女の子は自分で、でもこうして生きていると。クロムの戦いは無駄じゃなかった。クロムがいたからここまで生きてこられた、感謝していると。

激熱!!!

エン=ソフは強く、やはりジンは太刀打ちできないがHAPPYエンド√だけあって一味違う。ハルファスが託してくれた彼の毒を使ったのだ。半綺にだけ効くその毒は純粋種のエン=ソフには効果絶大、人間のジンには効果はないというまるでこの時のために存在したような代物。
ヒロインもヒロインで、エン=ソフの野望を止めようと力を使い、ついに勝利。
崩れ始めた建物と共に死のうとするジンに「あなたはさっき言ったじゃない!私の為に剣を取ってくれるって!だから今度は――私の為に生きて!」と叫ぶヒロイン双葉ちゃんの頼もしさよ……。本当に良いヒロインだ……。
その後、ヒロインはフライコールのボスの座を譲り、ジンと共にグラズヘイムを出て穏やかに過ごしているというなんとものほほんとしたエンディング。色々と急展開続きだったわりに終わりがあっさりでスッキリしない感はあるがこれもまたよし。
あと、スチルのヒロインが髪の毛伸びてるのも良かった。

アフターストーリーも普通に良かった。ただ、アフターストーリーも分岐有りなのだがせめてどっちかを本編のエンドに入れるべきだったのではと思わなくもない。

 


司狼


ラスト!司狼!!最初の予想では久神の次に好きそうと予想したがあまりにもいい奴だったので最後のお楽しみにとっておいた司狼!!
正直ここに至るまでに何度司狼√に突入しかけたことか。

 

個別に至るまでの金太郎飴部分で今まで選んでこなかった司狼の選択肢を選ぶ訳だが、ブレない返ししかなくて最高だ。
「ダイヤモンドが目の前にあっても、相手がその価値に気付いてねえんじゃ何の意味もねえんだな」とかす~~ぐ言うくせにどこか漂わせる影がたまらない……。


あと取り巻きの女子に囲まれててもヒロインを見つけたら急いで来てくれるのとか滅茶苦茶に萌えるし優越感半端ない。

とにかく女子に笑顔を振りまき休日も電話しまくっているので、疲れるならみんなにいい顔しなきゃいいのにと言うと、黎明があんなんだから自分が黎明の分まで少しでも印象よくしてやりたいというのだ。
冗談だろと思ったが普通にシリアス顔なのでマジだった。司狼お前はどれだけ株を上げれば気が済むのだ。


学校を辞めなければならなくなった日の夜も、司狼は心配して部屋を訪ねてくれる。普段は飄々として冗談ばかり言っているが、気配りが人一倍できて優しさの塊なのだ。少女漫画だったら確実に当て馬な良い奴と言えば伝わるだろうか……。しかしこれは少女漫画ではなく乙女ゲームなのできちんと彼を幸せにできるはずなのだ!!頑張ろう!!!!


カインが裏切って情報を横流ししてくれるあたりから個別√へ。
NEDEに乗り込むのが不安かと司狼に問われて「司狼がいるから平気」と返すといつものふざけた態度ではなく本当に嬉しそうというか照れた様子なのが萌える。ヒロインもどんどん司狼が好きになっている様子で、この流れは自然だ。黎明と司狼は一番長く時を過ごすのもあるが、司狼は特に√や台詞に恋愛感があるのでヒロインが惚れるのも分かる!となるのだ。

NEDEに乗り込んだ先で司狼はカブラカンと戦闘になるが、頑なに一人で戦うことに拘って黎明の助けを借りない。結果としてアーマーイーターの餌食となり武骸は破棄されてしまう。カインの助けで命からがら屋敷に戻るが、今度は屋敷が夜襲を受ける。ハルファスの毒で戦闘不能になり、黎明が戦っている間に逃げる司狼とヒロイン。なにやら色々と確執があったりしそうなのだが、ここではまだ明かされず、秀真機関の屋敷に匿てもらうパターン。

ここで夢のターン。司狼の過去回想であろう夢は、幼い司狼が自分を造った研究員の後をつけていった先で、大量の半綺の赤ん坊が培養液に入れられているのをみてしまう場面。彼らは失敗作だが、彼らの存在があったからこそ司狼が生まれたのだと聞かされる。不完全な失敗作である人工半綺の幼体への恐怖よりも、自分にもなにか欠陥があったら、弟となるべき存在が生まれたら、自分は生きられないのではという恐怖が勝るのだった。

秀真機関の屋敷では司狼が姿を消したことで大騒ぎになっていた。当の本人はマスターのところに二つ目の武骸を入れてもらいに行っていたのだが、より強力な武骸を欲する理由が「そうしなきゃ怖くて仕方ない」自分の命が仮初めのものに過ぎないと知っているから。という重すぎる理由で、てっきりヒロインを守るためとか言うと思ってた喪女は色んな意味でショックを受けた。
『本物』として生を受けいつの間にか『偽物』の烙印を押された者の気持ちなど自分と兄たち以外に分かるはずがないという台詞があまりにも残酷。
しかも入れてほしい武骸として『魔弾の射手』を挙げるのだ。
もう司狼、死ぬ気じゃないか……。飄々としてる女たらしなやつ大体死に急ぎがち説がどんどん濃厚になっていく……。

入れてもらった『魔弾の射手』は撃つごとに正気を失うというリスク付き。ハルファスのBADの悪夢が……


新たな武骸を入れた司狼も無事戻ってきて、最終決戦に臨む。
恒例のクーデターで血の海なNEDE本部。

ジンと倒れているエン=ソフを見つけるが、これはエン=ソフが買ってジンの身体を乗っ取ってるに違いない……。(と思ったらその後やっぱりエン=ソフバレした)
ヒロインと黎明は救出した母親を連れて先に脱出して司狼を待つのだが、戦いを終えて出てきたのが本物の司狼か分からないので手放しで喜べない……。司狼に抱き着くヒロインにめっちゃヒヤヒヤした。

ここでエンド分岐


まだやることがあるから帰れない、先に戻っててくれという司狼に
嫌な予感がして「絶対に帰らない」と駄々をこねるとBADに。
司狼は、女の子に嘘なんてつけねえよ。ちょっと休憩したいだけだ というようなことを言い、ヒロインも馬鹿正直にそれを信じるがもちろん真っ赤なウソ
第二の武骸で正気を失いかけていた司狼はヒロインたちを手にかけてしまう前に自殺を選ぶ。
「バイバイ、双葉ちゃん。俺なんかがこんなこと言っても、信じてくれねえかも知れねえけどよ。俺、あんたのこと……結構、好きだったんだぜ」

 

HAPPY分岐。
また自分だけで辛い選択をしようとしていると勘付いたヒロインは司狼の傍にいようとするが拒否される。ここで司狼から突然キス。そして「双葉」と真剣な声で呼ばれたことで彼の言葉を信じ、一人で屋敷に戻る。

が、その後司狼が屋敷に戻ることはなく、暫くして殺人事件が立て続けに起こり、その容疑者に司狼があげられる。
マスターに魔弾の射手の件を聞いたヒロインは、自分が司狼を止めるといって武骸を入れてもらう。
ここで入れてもらう武骸、他の√とは違って弓ではなく盾!!!激アツ!!

司狼を見つけるがやはり別人のようになっており、完全に殺戮楽しんでる病んでる男に。
ここで戦闘になるが、まあ普通に負けて両肩撃ち抜かれた挙句押し倒される。
どうせお前も黎明がいいんだろ!?と双子設定お決まりの展開に……

司狼の場合は双子設定に加えて、造られた存在で自分は失敗作=偽物、黎明こそが本物 というのもあって普通に辛すぎる。
黎明と比べてなんかない!司狼を返して!と立ち向かう双葉ちゃんは本当に強くて好き。別人格の司狼に強引にキスをされ、涙が止まらないヒロインだったが、一瞬だけ理性を取り戻した司狼の隙をみて最後の手段にでる。

ここへ来る前にマスターが教えてくれた、司狼を元に戻す唯一の方法。
それは、『魔弾の射手』は一番大切なものを目の前で失った時、すべての効力を失い、正気を取り戻すというものだった。


双葉は司狼が自分を一番大切に思ってくれていると信じ、自分の命と引き換えに司狼を救おうとするのだ。


司狼が目を覚ますと、そこにはもう動かなくなった双葉の姿があった。
絶望し、泣き叫ぶ司狼。
マスターの元へ走り、双葉を生き返らせるよう頼み込む。
武骸には生命力を増大させる側面もあることから、もう一つ武骸を入れることで生き返らせることができるかもしれないと言うが、それは同時に双葉の理性を永遠に奪ってしまう可能性もあった。

運命は二人に味方し、双葉は理性を失うこともなく無事に生き返ることとなる。
二人はフライコールやNEDEから解放され、幸せに過ごしている。

~END~

 

司狼は双葉を守るためにその身を犠牲にし、双葉もまた司狼を救うために己の命を犠牲にした。
お互いが相手の為に自己を犠牲にする究極の愛情の形で結ばれている二人がとても素晴らしかったし迷いなくNo1推しカプ


というか私の最大の性癖と言うか一番好きなエンドとか展開が
ヒロインが相手の為に自己を犠牲にして死に、助けられた相手がそれを知って絶望し泣き叫ぶ

というものなのだ。
ドンピシャすぎた。
Twitterのアンケでブラッディコールをプレイするに票を入れてくれた方々、本当にありがとうございました。


アフターストーリーは、結ばれた後もどうしても黎明より自分が劣っているという意識は消えず、ヒロインもいつか黎明のところに行ってしまうのではという不安を抱えて壁を作ってしまう司狼とそれをなんとかしようとするヒロインの話。
これも良かった。

 あとどうでもいい感想としては

 

・タイトルコールのカインふざけすぎ
・タイトル画面に攻略キャラが映っているのだがHAPPYエンドをむかえたキャラだけカラーで映るのめっちゃ良いこういうの。
・とにかくセーブでフリーズするのだけは最悪。

 

総評
可もなく不可もなくだったか久神のアフターストーリー司狼のラストが性癖ドンピシャだったので総合的に良ゲー。
あと普通に楽しかった(別にオブラートに包んだわけでなく)

 

 

あと恒例のヒロインの部屋

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地味に笑ったシーン

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【学プリ】ダメじゃん、喪女をフリーにしちゃ……

学園祭の王子様(2人目)

二人目は無駄に男前こと佐伯虎次郎!!
記事を書くために再度攻略したのは半年前……テニミュ再燃をきっかけに舞台沼にも再燃してしまい記事を完成させるのに時間がかかってしまった。
毎回思うが、テニスにどっぷりハマっている時の時間の流れはオタクには早すぎる。供給が多過ぎて休む暇がないし常に幸福だ。オタクにとってこれほど幸せな悩みがあるだろうか?いや、ない。

 

というわけで、一人目のブン太で大体の流れは書いたので二人目以降は更に省略していく。


六角は焼きもろこし屋と焼きそばとかき氷をやりたいという意見が出たため、全部一緒に『海の家』として出店することに。

とりあえずサエさんに会話を吹っ掛けるも好感度0なので当然のごとく失敗、爽やかに断られる。

 

23日朝 探索していると本館委員会本部で跡部様と遭遇。
しかしテニプリのゲームやアニメオリジナル等でも思うのは、跡部様という存在のおかげで本編外のイベントへの導入が容易に行えるのはすごいという事だ。
この学園祭もそうだが、テニプリにおけるテニスと無関係のイベントを不自然でなく開催するのに跡部様の「俺様がルールだ!」という一言を添えて跡部様主催で開催すれば「そうですね!跡部様がおっしゃるのなら!」と納得できる。すごい。

とまあ跡部様讃歌は置いといて、サエさんに話しかけると固定イベント発生。テニスを教えてくれることに。
「キミ、なかなか素質あるんじゃない?」とか「楽しかったよ。機会があれば一緒にプレイしたいね」とか爽やかに言ってのける。そんな爽やかなサエさん、自由参加のアトラクションではアイドルユニットに参加。

 

23日昼 特殊話題でラケットの話題を振るとオジィの話になって終了。

 

23日夕 学園祭の話題。準備大変そうですねと言うと「そうだね。それにキミは運営委員だから俺たちよりもっと大変だろ?」と気に掛けてくれる。
「あまり無理しない方がいいよ。俺たちでフォローできることはしていくからさ」
「皆さんのお役に立てるよう頑張りますね」
「……無理はしない方がいいって言ったばかりなのに」「キミは、面白い子だね」

―― 一度でも夢を通って来た者ならだれもが言われたであろうこの台詞。大して面白いことを言ったわけではないが、相手の予想斜め上の反応を返すと面白い女認定してもらえる。決して奇行に走った女を面白い女認定してくれるわではない。奇行に走ったうえでこの反応をされたのならその相手は単純に引いてるか奇行種が好きな変態の可能性が高いので要注意だ。
ともかくこの一言はハッピーエンドへのスタートライン。モブ女には真似できないヒロイン力(ぢから)を見せつけてやろう。


24日朝 テニスを教えてくれるイベントの続き。フォームの確認をしてくれるサエさんの手が触れる……ヤバ……これはヤバ……
ヒロインも「顔が近くに!」などとドギマギしてるのに素知らぬ顔で接してくるサエさん。天然タラシ。
しかも「キミ、何かコロンつけてる?」と聞かれ、否定すると「へぇ、そうなんだ。いやぁ、いい香りがしたんでちょっとドキドキしちゃったよ」とか言うんだコイツは!!!!
これを無意識でやってるとしたらとんだ罪作りボーイ!!!

 

24日昼 模擬店の話し合いで簾藤が足りないことが発覚。サエさん狙いなので彼を指名して倉庫に探索へ。
倉庫といえばフワ~オ♡なハプニングがつきもの。
「気をつけなよ。崩れそうな荷物もあるみたいだから」とフラグ立ててくるサエさん。案の定雪崩が起きるお約束。中学生なので別にエッチな展開とかにはならない。


24日昼 オシャレの話題。髪サラサラですねと言うと
「キミの髪の方がきれいだね。触ってみたいよ」
「せっ、先輩っ!!からかわないでくださいってば!」
「いや、これは結構本気。ね、触っていい?」
「恥ずかしいからダメです!」
「残念。じゃ、また今度お願いしようかな?」

爽やかなだけじゃなく年相応なちょっといじわるな面も見せてくるサエさん。
こりゃあ女共は黙っていられないわけだ。
六角に入学したらとりあえずみんな最初はサエさんに惚れるやつだ。そしてサエさんはテニス部らしいからちょっと見に行こうとか言って友達と応援に行ったらベンチに座る木更津亮を美人な女子マネージャーだと勘違いして勝手に落ち込みたい。


24日夕 学園祭の話題に。氷の発注をする際に気温を考えて少し多めに発注したら褒められた。こんなに直球に褒められたことはないと照れると「ふーん、そうなんだ。じゃあこれからはいつも手放しで褒めてあげようか」だってよ!!生きてるだけで褒めてくれる佐伯虎次郎botかよ!!!!!


25日朝 ようやく恋の話題を振れるようになったので早速好きな女の子のタイプを聞くと「女の子じゃなきゃだめ?」と冗談言われた
別に私は女の子相手じゃなくてもええけど今回はヒロインいるから困らせんな!


25日昼 テニスの話題を剣太郎が一年で部長なのはすごいというような話に。剣太郎だけじゃなく俺も応援してねとのこと。(私は木更津亮を応援しております!!!)


25日夕 固定イベント
暑いねという話をしていると熱中症でフラフラして倒れてしまうヒロイン。サエさんが医務室まで運んでくれた。重くなかったか心配すると「あはは。なんだ、そんな事。大丈夫、軽いものだよ」……。王道イベントだが普通にキュンキュンしやがる。

その後特殊話題で熱中症を選択。命の恩人です!このお礼はいつかきっと、先輩が熱中症になった時にお返ししますと言う。
「あははは……だったら、四六時中俺にくっついてないとね」
「先輩の許可さえあれば」
「いいよ、ずっと一緒にいようか?」
「うっ!真顔で返されるとつらいですよ」
という会話のあとに
「(結構本気だけどね)」って思ってる佐伯虎次郎!!!!!ウォォォォオオオ!!このグイグイ行く感じ!!ロールキャベツ系男子!(古い)


26日昼 テニスの話題。動体視力がいいんですねという話!!そうだ!!サエさんは必殺技はないがこの動体視力で他のやつらと渡り合ってきたんだ!!
「色々と便利だよ。テニス以外でもね」
「? 例えば何ですか?」
「そうだね。キミの可愛いかおの変化を一瞬たりとも見逃さないとか」
「せっ先輩っっっ!」
「ははは。冗談冗談」

冗談がお好きなサエさん。イケメンだから冗談が許されるのであってイケメンじゃなかったら今時訴訟ものだ。


26日夕 固定イベント。かき氷のシロップを買いに買い出しへ。かき氷って食べると舌の色が真っ赤になるよねとサエさんと話した。
ああ~サエさんとお付き合いしたら夏祭りでイチゴ味のかき氷食べて真っ赤になった舌を見せ合って笑い合ったりするんだろうな~……まぁ私は柳さんと夏祭りに二人で浴衣で遊びに行って綿あめを必死で食べてたらいつの間にかはぐれちゃって焦るんだけど後ろから風車を持った綺麗な手がふっと差し出されて振り返ると柳さんが微笑んでいるのだけど。


27日昼 サエさんを見るイベント発生。不二と話してる。準備は順調か聞かれて、ヒロインが頑張ってると褒めてくれているサエさん!!
しかも見てるのがバレてサエさんに呼ばれたし不二に自己紹介したら照れちゃって可愛いねとか言われた。
それを見てたサエさんが「あまり苛めないでやってくれよ」「俺に用事なんだろ?行こうか?」って、ヤキモチか!?!?!?最高!!!ヤキモチ妬かれるのって最高にゾクゾクするよね!!サエさんは違うけど私は個人的に高プライド野郎にヤキモチ妬かれるシチュがたまらんので全高プライド男はヤキモチを妬け。ただし妬きすぎて睡眠薬飲ませたり監禁するのはヤンデレに任せておけ。

ヒロインが「私をからかう時の顔が不二さんと似てました」というと「キミをからかっていいのは俺だけにしたいんだけどな」
あああああもう落ちてない?気がついてないだけでもう私サエさんと付き合ってるのでは??

その後も何度かちょっとしたイベントをこなし、サエさんの術中にはまっていく。フリーにしてもらえない。

 

とうとう帰りに送っていってくれるイベント発生。あだ名で呼ばないねって話になり、サエって呼んでと言われる。妥協案でサエ先輩と呼ぶことにしたけど、お望みなら虎次郎先輩でもいいけどねとのこと。

 

デートに誘われて遊園地へ。デートイベントでも相手は制服なのが少し残念。サエさんに夏らしくていいねと服装を褒められた。個人的に服を褒められるとテンション上がるから燃える。
ループコースターからのレストラン、そしてバッティングゲーム。飲み物を買いに行こうとするサエさんに付いて行こうとすると「おっ、俺を徹底マークする気だね?」と言われてしまった。しかも、
ヒロイン「はい、逃しませんよー」
サエさん「あはは、じゃ、一緒に行こう」

だよ?え?本当にこれで付き合ってないのか?ときメモGSかよ。

そんな風に浮かれているとサエさんが別の女と話しているところを見てしまう。ま!こういうのは姉妹だと相場が決まっているけどね!!!別に焦らないよ!!!!実際ほんとに第二の女だったみたいなのは黒い蜂のメーカーとかでしか出て来ないから大丈夫!!


29日朝 恋の話題を選択。サエさんはモテるのに告白を断っているのは好きな人がいるからですか?と聞くと
「まあね。それに俺は付き合いだしたら相手にうるさいかもしれない」「好きな子にはいつも近くにいて欲しいし、わがままをいっぱい言って俺を困らせて欲しいしとか」

来たよ束縛願望!!

そんなサエさんとヒロインの会話

「それって女の子の方からみて嬉しい事ばかりな気がします」
「キミは嬉しいと思うんだね?」
「はい」
「なら良かったよ。安心した」
「?先輩の好きな人もきっと同じように考えてますよ」
「そうみたいだね。気付いてないみたいだけど」
「鈍感な人なんですか?」
「はは。そうだね、超が付くくらいだね」
「大変ですね」
「そうでもないんだよ。じゃあね」

ここで嬉しそうなサエさん……
鈍感ヒロインは苦手なんだけどここは鈍感であるがゆえにサエさんが少してこずってて萌える部分はある。


特殊話題でこの前話していた女の人の話題に。
「あれ?もしかして気にしているのかい?」「へぇ……どうして?」と畳み掛けるように聞いてくるサエさん笑
予想通り佐伯姉だったわけだが、(多分)好きな女の子にヤキモチ妬かれてたらそりゃ嬉しいよね。


29日夕 広場に行くと何も選択してないのにサエさんから話しかけてくれてイベントスタート。好感度高くなってる証拠!
ゆっくり話がしたかったらしく、「時間がもっとゆっくり進めばいいって思ってる」とサラリと言ってくれるし、ヒロインも同じように寂しがってると知って安心している佐伯虎次郎(中学三年生)激モエ。「俺にも心の準備があるから~」などと匂わせ発言まで。
その後もいつもの調子でからかってくるサエさん。サエさん冗談言ったりからかったりするの好きだな。


30日昼 サエさんがいるところに行くとまたもや何もしてないのに向こうから話しかけてくれた。束縛か!?(違う)
声をかけてくれて嬉しいと言うと
「ホント?だったらこれから何回でも声かけるよ」
「うふふ、あんまりしょっちゅうだと困りますけど」
「なんだ、見抜かれてたか」

ああこの、この感じよ。ああ。ああ……
うふふってなるよね……


二度目のデートに誘われたので海へ。釣りなどを楽しんだ。
足を滑らせてしまうも「落ちなくて良かった。あまり心配させないでくれよ」「ほら、俺の手をしっかり握って……いいね?」
からの夕日が綺麗だねっていう王道イベント。

その後が最高。

「もしも、の話だけど……キミの好きな人が、他の女の子と楽しそうにしゃべっていたら……キミはどう思う?」「この前姉さんとの時にヒロインが気になるって言ったしね。キミの好きな人が同じようにしてたら?」「きぶんよくない?」
「はい」
「自分だけを見てほしい?」
「は……はい……」
「……」
「あ、あの……」
「ど、どうしたんですか?私の顔に、なにかついてます?」
「うん」
「えっ!?なに、なにが?」
「かわいい目と鼻と口」
「もう……からかわないでください」
「あはは。からかったわけじゃないけどね」

佐伯虎次郎~~~~!!お前~~!!ヒロインが束縛してくれる女か試してやがるな~~~~!?!?!?!!?
お前ってやつは~~~~!!!!

 

長いようで短かったサエさん攻略の道のりも終盤。
ルート成功の証としてサエさんは慰労会で勝利したし学園祭当日もサエさんのチームが優勝した。ここまでは共通。


その後夕方に学園祭をみて回っていると女の子の客が多く、そこからサエさんのファンの話に。サエさんもモテますよって言ったら「俺が振り向いてほしいのはたった一人だけだからね」と言われた。それを聞いてサエさんに好きな人がいるんだと落ち込むヒロイン。
リンゴ飴を買いに行ってくれたサエさんが戻るとヒロインがいない。うっかり移動してしまっていたヒロインは樹っちゃんに出会い、サエをフリーにしちゃだめなのねと言われる。
樹っちゃん……本当に良い奴……なんで攻略できねえんだよ……樹っちゃんとほのぼの恋愛するルート作れよ……ていうか木更津亮と恋愛するルートも作れよ!!!!!双子キャラなんてとんでもなく√作りやすいだろうが!!!!!!


追いかけてきてくれたサエさんに勇気を出して「また……はぐれちゃうといけないから……手を繋いでいいですか?」というヒロイン!!自分から言えるのすごい。
サエさんも「うん、そう。そうやってしっかりつかんで放さないでほしいな」と言ってくれた。


キャンプファイヤーでの社交ダンスに誘ってくれたサエさん。
「お嬢様、シャルウィダンス?」って言ってくれるの!!爽やかすぎる!!王子様か!!!いや!!テニスの王子様に出てくるキャラはみんな王子様だった!!!
そして踊りながら
「キミは俺のこと、どう思ってる?」「あ、待って!……やっぱりこういうやり方は卑怯だったね。そう、まず俺がはっきりしないと」
「あ、あの……」
「好きだ」
「えっ!?」
「俺は、キミが、好きだ。キミは……どうなのかな?その……俺のこと……」
「好きです!大好きです!」

となってめでたく両想いに。
これで比嘉中メンバーが攻略可能で「わんのことどう思ってる?」みたいなこと聞いてきたらこことリンクして最強に面白かったのにと思いませんか?なんで比嘉は学園祭に参加できないのですか?
ゴーヤ屋台とかサーターアンダギー屋台とかで本当は参加してて隠しルートとかだったりする??


エンディング後、いつかのデートの時のように夕日を見ながら会話。
「キミには、俺だけを見ていてほしい。俺も、キミだけを見ているから」
「はい。でも……」
「でも?」
「サエ先輩はカッコイイからどうしても他の女の子から注目されちゃって……」
「くすっ……ヤキモチかい?」
「ダメですか?」
「そんな事ないさ。キミにわがままを言ってもらえるのも嬉しいんだから」
「心配性……なんですね、私」
「大丈夫、俺の目にはキミしか映っていないから。ほら、よく見てごらん」
「あ……」
「……」

でエンド。


ここまで駆け足で感想を述べてきたが本当にサエさん√は爽やかの一言に尽きる。
爽やかだが、時に冗談やからかいで刺激も忘れない……モテる理由が分かりすぎて怖いストーリーだった。
ちなみに今後記事を書くことがあるかもしれないが、ドキサバとダブルスのサエさんルートも大概にヤバいのでぜひとも攻略してほしい。(※なおダブルスの王子様でサエさんが出るのはBOYS側……つまり男主人公ソフトである。あるのだが……私が腐っているから見てしまった幻覚なのか或いは真実だったのか記憶が定かではないので本当にプレイしてほしい)

そして最後に。
木更津亮木更津淳が攻略できるゲームずっと待ってるからよ!!!!!!

【学プリ】恋の駆け引きも天才的だろぃ?

学園祭の王子様の何周目か分からない周回プレイをしている。
というのもテニプリに出戻りというか何度目か分からない再燃状態になっているからだ。
メインジャンルは乙女ゲームだが、テニスとペルソナとBASARAは殿堂入りしているため周期が来ると突然そのことしか考えられない時期が来る。今がそうだ。何よりテニプリは実家だ。つまり今は帰省中というで、とにかく楽しい。


テニプリのゲームは割と一通りクリアしているし学園祭もドキサバも既に全員少なくとも2周、好きな人は数えられない程周回しているが良い機会なので感想という名の惚気及び詳細を綴ることにする。とりあえず全員分記事を書くのが目標だ。尚、全人類テニプリを読んでいるという前提で詳しい説明などはどんどん省いて乙女的感想をひたすらに書いていく。

※あと当然のように立海三年女子歴10年としての夢女が出てくるので注意。

 


記念すべき第一回目、選ばれたのは……ボレーの天才・丸井ブン太!!!攻略順はくじ引きの結果なのだが流石ブン太、天才的引きである。

学園祭の王子様という神ゲーは、まずヒロインがどの学校に所属しているかを選択でき、その学校の人物と学園祭の準備を通して仲を深め最終的にお付き合いするというのが流れだ。

私は立海最推し箱推しなので、学校選択画面で立海を選ぶ時点で毎回ドキドキしてしまう。立海大附属中学の3年生をかれこれ10年くらいやっているのに。


立海二年の学園祭実行委員としてテニス部の面々に挨拶を済ませるヒロイン。謎のキラキラエフェクトと共に一人ずつ自己紹介してくれる冒頭のワクワク感でもうアドレナリンが止まらない。
ここでつい彼氏に目が行ってしまうが、乙女ゲーマーモードに切り替える。登場のシーンから「ああ、丸井君ってモテそうだな」といった雰囲気をびんびんに感じる。立海3年女子歴10年の立場からするとジャッカルが一人だけ非攻略なのに納得がいかないという話をし始めたくなるが埒が明かないので今回はコナミに念を送るにとどめる。

立海はゲームと甘味処の出し物を出すのだが、もちろんブン太は甘味処チームだ。甘味処メンバーは柳生とリアル彼氏の柳蓮二さんがいるので楽しい(が気を抜くと柳さん√に入ってしまう……)また各自が自由参加のアトラクションではブン太はダンスユニットに参加することに。どこまでモテ要素盛り込むつもりだこの男は。


学プリでは登下校時に確率で誰かに鉢合わせ、挨拶をするミニイベントが入ったりするのだが、なんと初回に挨拶イベが来ただけでなくそれがブン太だった!!!運命感じちゃうと弱いのでもうこの時点で丸井先輩ではなくブンちゃん♡と呼びたい気分。

 

22日、お昼にブン太のストーリーイベントが発生し、ガムの話に。ブン太と言えばガムだよねということで色々教えてくれる。それをすごいですねと褒めると、柳からの受け売りだとのこと。(さっっっっっっすが柳さん♡)それでも教えてもらったことを覚えてるんだからすごいですよと言うと
「そ、そうか?サンキュ」
あーーーーーーーーーーーーーこの爽やかさ、少し照れて戸惑ってるところで既にウッとなってるのにその後のサンキュが……くぅ~~~~~っ!って感じで思わずジョンカビラになるマジで。こんな短い一言でここまでドキドキさせられてこの先、一体どうなっちゃうの~?!


ブン太と桃城が会話しているのを発見。どうやらケーキの話をしているらしいのだが、お互いにケーキバイキングで食べた数の自慢していて微笑ましい。ブン太が最高50個のケーキを食べてケーキがなくなってしまい、それ以上食べられなかったと話しているのを聞いているだけで胸やけがしてきた。


夕方、ブン太に話しかけるが今忙しいと断られてしまう……学園祭は、最初の時期は話しかけてもこうなるパターンが多い。固定イベントやミニゲームをこなして好感度をある程度まで上げないと話に乗ってすらくれないのだ。
しかもこの時、またも奇跡的に下校イベントが発生したためブン太を誘ったところ「ジャッカル待たせてるから」といって断られた。
そうだよね……いきなりよく知らん女と下校しないよね……私も私と帰るよりプラチナペアが仲良く帰ってる所の方が見たいしな……


23日朝 真田に手伝いを拒否されるイベントでシュンとしたが、気を取り直しブン太の所へ。ストーリーイベントでまたガムの話。好きな味を聞いたらどれも好きと言われた。グリーンアップルじゃないのかよ!!
「先輩に差し入れしようかと思いまして」「ガム、くれんの?だったらメーカーはここのな」「あ、はい」「期待せずに待ってるぜ」
こんな会話もブン太が言うと感じ悪くないというか、どこか爽やかささえ感じる……


昼 やっと会話できるレベルの好感度になったのでテニスの話題を選択。ダブルスプレイヤーだったんですね知らなかったです的なことを言うと「俺の天才的妙技見たことねえなんて珍しいな」みたいに言ってくるのだがこの「え?立海の生徒なら知ってるだろぃ?」みたいな感じのね!そういうトコたまんねぇよ……


夕方 学園祭の話題で、どうして甘味処を提案したのか聞いたら「俺が食いたいから、それだけ」って言われるんすよ……丸井ブン太を語る上で欠かせないのは彼の食いしん坊な面だと思うのだが、なんかもう「も~~またブンちゃんったら食べ物の話してる~笑 うちらのおやつ分けてあげる♡」みたいなクラスメイト女子(仮)の気分になってしまうよな?!分かる。


24日朝 特殊話題でダンスの話。ダンス得意なのか聞いたら「なんでも得意だぜ」ってどれだけ世の女を虜にすれば気が済むんだ丸井ブン太


昼 ストーリーイベント。売店のガムが売り切れで凹んでいる様子。やる気でね~~サボっちまおうかなーとか言ってるので、ガムを差し入れたら喜んでくれて私も満足。が、もしかして売店でガム買い占めたのお前?!とあらぬ疑いをかけられた。家の近くで買ったんです!!!と主張すると素直に「すまん」って謝ってくれる。ここのイベ、なんかすっごく男子中学生!って感じがして地味に好き。いや、全体的に丸井ブン太という存在が絶妙に男子!って感じでキュンキュンさせてくるズルい男なのだが……
あとここでヒロインが立ち去った後「あいつ、気が回るな」って呟いてるところで追い打ち掛けられて夢女全員死亡って感じじゃない?


夕方 テニスの話題選択二回目。(好感度や話しかけた回数によって同じ話題でも反応が違う)ジャッカル先輩と仲がいいですねというようなことを話すヒロインGJ!「アイツには色々やってもらってるぜ」「教科書借りたり、ノート借りたり代返してもらったり……あと、なんだっけな?」
この後に携帯の番号聞かれたりするのだがそれが頭に入らないくらいプラチナで萌えてしまって、この後電話かかってきたときビビってしまった。


25日朝 恋の話題。誕生日にたくさんプレゼントもらってませんでしたか?と聞いてみた(立海三年女子歴10年の私、3年B組ではないけど噂には聞いてたから気になってた!確かにクラスの子も丸井くんにプレゼント渡しに行くって言ってたわ……)以下ブン太とヒロインのやり取り↓

「おー、貰った貰った。ほとんど食い物だったけどな」「あの日は三年の教室に綺麗にラッピングされた箱を持っていく人が多くてなんでだろうなって思ってたんです」「お前はくれなかったよな」「はい。だってあの頃は先輩の事、知らなかったですし」「……まぁ、そうなんだけどよ。今でも受付中だぜ?」(←こういう事言っちゃえるところが丸井ブン太の数億ある魅力のひとつ)「誕生日プレゼントですか?」「そう」「流石にもう遅すぎるから、やめておきます」「ちぇ……じゃあ来年は?」「来年は……先輩、高等部じゃないですか」「あーそっか。……つまんねぇの」「先輩なら高等部でもたくさんもらえますよ」「……だといいんだがねぇ」

ここ丸井ブン太√でも萌え度高いイベントでなんかもう嫉妬とまではいかないけど、気にしてくれてるんだなぁって分かって好きになっちゃうね。仕方ないよね。
嫉妬といえばこのゲームのシステムとして、朝昼夕の一日三回、マップ移動してお好みのキャラを選択して話しかける仕組みなのだが、同じマップ上に攻略中のキャラとそれ以外のキャラがいた場合、他のキャラに話しかけると嫉妬して好感度が下がるキャラというのが複数人いる。ブン太もその一人で、仲良くなってくると嫉妬マーク出してくれるのでそこでまたやられるのである。サバサバしてるくせに嫉妬してくれるの嬉しいじゃん……?!


昼 食べ物の話題を選択し、好きな食べ物を聞くと「美味いもの」だそうで……ちなみに原作ファンブックでは「なんでも好き!」と答えている。いっぱい食べる君が好き~♪


夕方 ストーリーイベント。甘味処の研究をしようと実地調査に連れていかれることに。単にブン太が食べたいだけである。
ヒロインはみつ豆、ブン太は御膳汁粉の白玉大盛りと安倍川餅を注文。ヒロインが真面目に注文したものを研究してる合間にどんどん食べ進めちゃっているブン太。
「ん?なんふぁあっふぁか?」「ふふ、もう。子供みたい」「んっ……なんだよそれ」「ああ、どうぞ気にせず食べてください」「な、お前のみつ豆と俺の安倍川、半分交換しようぜ」「え?いいですけど……どうして?」「その方が色んな種類食べられてお得じゃん」

こういうの王道だけど、心底たまらんシチュエーション。まず、放課後デートみたいな点が最高。ヒロインよりたくさん注文してるブン太、最高。もぐもぐしながら喋る可愛いブン太is最高。お互いのメニュー半分ことかもう丸井ブン太夢女なら絶対一度はした妄想のやつじゃん!!!!最高!!!!!!立海大付属に100000点!!!!!
あとこの後にブン太は、お汁粉・かき氷・わらび餅を二人前頼んでそれでもなお「腹八分目」とか言うんですよ……SUKI……


26朝 特殊会話で甘味処の話題。うちは種類より味で勝負すればいいだろぃ、みたいな話。「食い物は美味い方がいいに決まってるからな」というブン太に「先輩が言うと説得力ありますね」と返すヒロインとシンクロした。


昼 学園祭の話題。準備は力仕事がたくさんだと話すと「大したことねぇ……と言いたいんだが……。ああ……ダメだエネルギーが足りねぇ」「お前、何か食いモン持ってねぇか?食いモン」というこれでもかと食いしん坊キャラを見せつけてくるシナリオだった。


夕方 ストーリーイベントで甘味処の買い出しへ。黒蜜に使う黒砂糖を買いにヒロインおススメのお店に行く二人。買ったものを試食するブン太 「なぁ、もうひとつ食っていい?」「もう……これが最後ですよ」「サンキュー!う、う~ん、美味い!」「ふふ、先輩ったら……」
分かる。ブン太がおいしそうに食べてるとついどんどんお菓子とかあげたくなっちゃうよね。思わず「ふふ……」って笑っちゃうのも分かる。


27朝 ストーリーイベント。ガムのポイ捨てが増えているらしく、実行委員長の跡部様がブン太がちゃんとゴミ捨ててるか確認しに来て喧嘩腰になるブン太。ヒロインが捨てられていたゴミはいつもブン太が噛んでるガムの包み紙じゃないから犯人じゃない!と主張しその場を収める。あ~好感度上がる音がする~^^


夕方 恋の話題を選択!好みのタイプを質問。
「物をくれる人」「……それ、小さい頃から変わってないんですか?」「ああ」「(先輩のご両親、きっと大変だっただろうな。食べ物をもらったらどこにでも付いて行きそうだし)」「おい」「(先輩、きっと可愛かっただろうからいつでも目を離さなかったんだろうな)」「おーい。なんか失礼な事、考えてねぇか?」「え?あ、いえ、全然」「ったく……好みのタイプな。最近は料理の上手い奴もタイプだ」「そうなんですか」「……それはそうとお前、料理上手な方だよな」「私ですか?普通だと思います。上手い人はもっと手際良いし」「……ああ、そーかい」「どうかしましたか?」「いーや、別に(ったく、鈍すぎるぞ)」

ここの会話だけで少女漫画一冊読み切った気分。
というか最初のヒロイン、考えてることがテニクラの思考すぎて笑うし完全同意しかない。


帰宅イベント!!!!これ超絶好き頼むから会話見てくれ

「あー今日も腹減った……」「ふふ……あ、じゃあこれ食べませんか?おやつのが少し余ってて」「おー、クッキーじゃん。食べる食べる」「どうですか?」「んー、美味い美味い」「……丸井先輩って、なんだか可愛いですね」「はぁ!?」「ウチで飼ってるハムスターみたい。可愛いんですよ!一生懸命食べてる姿なんて、もう……」「…………」「あ……すみません!先輩がハムスターだなんて!」「謝るところがずれてる……」「え?」「……はぁ、もういい。それよかこのクッキー、○○○の手作りか?」「あ……は、はい」「これ、もっと食いたい」「わかりました。今度いっぱい作ってきますね」「ああ、それとさ。俺のことは下の名前で呼んでいいぞ」「え、でも」「いーんだよ。食い物くれるやつには許可してんだから。おれも名前で呼んだだろ?「あ……はい」「じゃあ、そういうことだ。わかったな、○○○」「はい、ブン太先輩」「ん。クッキー楽しみにしてるからな」「あ、もう駅……」「何だよ、もう着いちまったのか。早すぎだろぃ」「そうですね……それじゃここで」「おう、またな」

 

以上、ノーカットでお送りしました。私は1X年越しに、青春という物を味わいました。きっと私が中学生の時にこんな青春を送っていたなら、今このブログは書いてないだろうな……そんなことを考えました。


許容範囲を超えたときめきで救心を必要としてるOLに追い打ちをかけるかのようにデートのお誘い電話が。
「俺だ、わかる?」
速攻100万振り込んでしまう回避不可能なオレオレ詐欺か?やばい。
こんばんはとあいさつした後の「おう、こんばんは」の少し照れた様子がたまらないので学プリ持ってる人は後でもう一度絶対に聞いて。絶対に聞いて。


結局デートは映画に行ったのだが、ラブロマンスが懸賞で当たったけどジャッカルと行くわけには行かないしな~みたいなことを言っていて、『ああ、普段これ普通の映画はジャッカル誘って観に行ってるんだな……』ってなんかとても嬉しくなった。
映画で泣いたと言うと「はは……ハンカチ足りたか?」とか言ってくるんですけどなんていうかブン太のこういう軽口じゃないけど上手く言い表せないけど、分かるか?分かるよな?最高だ。

その後街をブラブラしてる時に、食べ物屋さんの前通るたびに「おっ、あれ美味そーじゃん!」とか言うし、表に飾ってある食品サンプルを見て「たまにサンプルの方が美味そうな食い物屋ってあるよな。そういう時、食べられねえのは承知で、表のサンプルをくれって言いたくなるぜ」とか言っててカワイ~~~~♡
あとはアクセサリーを見たいと言ったら付き合ってくれた。映画に出てきた指輪に似ているシルバーリングに見惚れて、見てるだけで幸せと言うと「はは、そいつは安上がりだ。いいぜ、飽きるまで見ててよ」って、これ丸井ブン太だから萌えるのであって他のやつが言ったら嫌味なんだけど丸井ブン太なので最高


29昼 ブン太のいるマップ選択しただけで向こうから話しかけてきてくれた。
以下会話。

「おーい、○○○」「あ、ブン太先輩。お腹空いたんですか?」「あ、あのなぁ……」「違うんですか?作業以外でブン太先輩から声をかけるってそれくらいかなって……」「俺だって普通に話したいとか思うんだぞ……」「あ、すみません……」「で、時間あんのか?」「はい。何か御用ですか?」「あー、用っていうかな。ああ、それより腹減った。なんかない?」「やっぱりお腹空いてたんですね。はい!今日はクッキーを焼いてきました」「サンキュー。う、う~ん、美味い美味い」「…………」「なに?食べてるとこじっと見て」「もうすぐこんな風に食べてもらうこともなくなるんだなって思って」「なんでさ。お前、俺に食わせるのがめんどくさくなったわけ?」「いえ、そんなことないです!先輩、美味しそうに食べてくれるから嬉しいです。ただ、学園祭が終わったら、学年も違うし、こんな風に話す機会もなくなると思ったんです」「ふーん」「あ、部活の時とか時々差し入れ持っていってもいいですか?」「……条件付きで、差し入れOK」「条件ですか?」「そ、割と簡単。……いや、簡単って思ってもらわないと困る。絶対に困る」「どんな条件ですか?」「ど、どんなって……くそっ、あれは苦手なんだよな……」「何が苦手なんですか?」「あーなんでもねぇ。えっとな、条件はそのうち教える。だから安心しろ!」「?はい、わかりました」「苦手なんだが、苦手なんていってられねぇよな」
このとりとめのない感じの会話がリアル感あるよね。喪女だからリアルDC(男子中学生)どんなか知らんけど。
あと、ブン太の彼女になったら太る確率97%否、100%って感じだよね。


夕方 ストーリーイベントでまたガムの話!どんだけガムの話すんだ。ブン太は試合中に「俺は天才的だ」って自己暗示かけて力を発揮してるけど緊張はするからガムでリラックスしているんだぜという会話だった。


30朝 また向こうから話しかけてきてくれた。

「用事はないよ。何となく声をかけただけだし。」「そうですか。それじゃ、行きますね」「って、待てよ。今の冗談」「冗談ですか。それでお話は?」「なぁ~今日のお前、変に冷たくないか?」「そ、そうですか?」「何か隠してないか?」「い、いえ。何も……」「俺に隠れて美味いもんでも食べようとしてるとか……」「そういうときは、ちゃんと先輩を誘いますよ」「そうか……それじゃ、俺を意識してるとか?」「……い、いえ」「お、いま間があったし、噛んだ!」「間はないですし、噛んでません!」「ふ~ん、そうかぁ~。お前が俺を意識してんだ。ふぅ~~ん」「……委員会のミーティングがあるので行きます!」「あ……怒って行きやがった。少しからかい過ぎたか。はんせーはんせー……なんてな」

天才かよ~~~~~!!!知ってたけどお前、恋も天才的駆け引き上手だな?!?!?
ブン太って最初から女子と会話するのに慣れてるっていうか、クラスでも女子に人気なんだろうな~……


昼 オシャレの話題。先輩の髪って赤っぽくて綺麗ですね~からの「教師受けはわりぃけどな。俺は気に入ってる」「はい!私も好きです」「……恥ずかしい事でかい声でいうやつだな」「あ、すみません……」「別に謝らなくてもいいだろ。……俺、お前の髪は好きだぞ」「は、はい!?」「なんか撫で心地良さそうだ。撫でてみていいか?」「だ、ダメです!失礼します!!」「チッ……逃げられたか」

え?まだ付き合ってないよね?もしかしてもう私ブン太の彼女なの?え?ときめきメモリアルGirls Sideか。


夕方 食べ物の話題。ケーキバイキング好きですよね?って聞いたら誘う前に「行く!」ってwwww
四枚余ってると話したら他のやつなんていらねーだろうがってヤキモチ妬いてくれてHAPPY。


休日、またまたデートに誘われたので今度はボーリングへ。早めに待ち合わせ場所に行ったら「あんまり早く来過ぎんなよ。俺も待たせたくないからよ」ってカッコ良すぎじゃないですか?中三でこんだけできたオトコなら成長したらどうなっちゃうの?なんなんだこの男……千石清純とはまた違った意味で生まれついてのホストか???ちなみに柳さんは私の到着時間をデータから導き出して最適な待ち合わせ時間に来てくれるのでいつもとてもありがたい。
ボーリングも天才的なブン太。ターキー!!⑦と⑩のスプリットになったのも狙い通りで、⑦ピン跳ね飛ばして⑩ピンに当ててのスペア。テニス以外でもこういう技巧的なテクを魅せ付けるモテ要素の塊。
苦手とかないんですかって聞いたら秘密♪って……

その後ご飯でおススメの店に連れていってもらった。ヒロインを引っ張っていく姿はまさに青春。だが行き先はケーキバイキングだ。普通のごはんを食わせろ。

数えきれないほどケーキ食べたブン太。太らないのは普段からパワーリストも付けてるしね。ヒロインが、ジョギングでも始めようかなって言ったら、時間が合えば一緒に走ってやる!いっそのことテニスやってくれれば……と呟くブン太。アーー…ブン太と結婚したら朝ご飯の前に二人で公園を軽くジョギングとかしてから二人で朝ご飯つくって笑い合いながら食べてぇなぁ……


全ルート共通の学園祭前のハプニングイベント発生。餡子業者が食中毒出して営業停止に。この展開は正直ハプニングイベの中でもなんかジワジワとくるものがある。
この辺りの展開はどれも同じで、自分たちの力で餡子作って成功!からの慰労会と言う名の水泳大会もブン太大活躍!からの出し物のストリートダンスも優勝!と物語は進んでいく。


学園祭を一緒に見て回るのだが、夕方に金魚すくいするイベントが良い。大物狙って「妙技・火の輪くぐり」で見事ゲットしてくれて……その後、金魚の袋を持ってたら「左手じゃなくて、右手に持たねぇ?」って。
「そしたら、左手が空くよな?」
「俺の右手も空いてんだよ」
「空いてるんだから、握ってもいいよな?」
「放すなよ?」

はい♡
もう今これを打ち込みながら胸を押えている。苦しい。リアルの私には蓮二さんという素敵な彼がいるのに、丸井ブン太という天才的に存在がイケメンな男には抗えない。どうしたってときめいてしまう。


学園祭も終盤、社交ダンスの時間。
「社交ダンス、踊るんだろ?俺がパートナーになってやってもいいぜ?」「え、いいんですか?」「おう、願ったり叶ったり……じゃねぇ!し、しょうがねぇな。踊ってやるよ」「はい、お願いします」「んじゃ、お嬢さん。お手を拝借」

「お前は、その……」「はい?」「お前は……なんつーか……ああ、ダメだ。やっぱこういうの俺、苦手」「え?」「あー、いやいや。何でもねぇ……まいったな」「先輩、どうかしたんですか?」「んー……お前さ、俺の事、どう思う?」「どうって……あの、かっこいいと思います」「そ、そうか!……他には?」「なにをやっても上手で……全国大会に行けちゃうくらいすごい人で……私なんか……ほんとは……」「ああっ!ち、ちょっと待った!」「え?」「こりゃ苦手だとか何とか言ってる場合じゃねぇよな。ここで言わなきゃ一生後悔しそうだ」「え?」「いいか、ちゃ~んと聞いてろよ」「はい」「○○○、俺と付き合ってくれ!」「えっ!?」「わかんねぇか?俺、お前が好きなんだよ」「ほ……本当ですか?」「こんな時にウソは言わねぇだろ」「う……嬉しいです……私……」「じゃあ……OKなんだな?」「はい、もちろんです…私……ブン太先輩のこと…大好きですから」「サンキュー……俺も好きだぜ」「はい……」「俺にな、苦手なものがあるって話、したよな」「ええ」「俺、告白とか、そういうの苦手でよ」「あ…」「でもよ、さっきはそんな事言ってられねぇと思ってな……カッコ悪い告白、しちまったな」「ううん、そんな事ないですよ。先輩は…素敵でした」「は、はは……あ~あ、お前の前では、この俺も凡人だぜ。……けど、お前の前でなら、それもいいか」

 


柳さんと付き合ってなかったら確実に今この場でブン太との婚姻届出してるわ。
ブン太、ここまでカッコイイ面というかズルくない?!みたいなカッコよさを見せつけてきてくれたのに肝心なところでちょっと崩れるというか、等身大で……。
ブン太の彼女、絶対に一生幸せじゃん!!おめでとう!!って気持ちになった。


エピローグ
ホワイトデーなのにブン太からのリクエストでケーキ作って持っていくヒロイン。お前が作った方が美味いんだから~とか言われたら許しちゃうよね。食べた後に買い物に誘ってくれて、夏に見た映画デートの時のシルバーリングを買いに行こうぜって言ってくれる。覚えててくれたんだ……と感動してたら「当たり前だろ。で、それが俺のお返しって事。わかったか?」
「買ったらさ、すぐ付けてやるからな。デートの時はずっとしてるようにしろよ」「彼女なんだからな」

先輩もモテるからリングしててほしいと言うと、「ばーか。心配なんかするなって。そうだな。リングでも何でも付けてやるぜ。お前のためならな」と返してくれる。最後までモテの権化、天才・丸井ブン太だった。

 


私は甘酸っぱい青春という物を微塵も体験してこなかった喪女だ。甘酸っぱいどころか腐りきった青春を過ごしてきたがゆえにリア充に対する恐怖と偏見が凄まじい。大学時代、貴重な図書館の椅子をイチャイチャするカップルに占領され本気で呪っていたし、脳みそ空っぽの発情期のゴミめと思っていた。しかし、丸井ブン太が彼氏だったなら間違いなく私は今以上にノータリンで一日中丸井ブン太という男のことを考え、当たると噂の横浜の占い師に相性診断してもらいに遠出し、SweetやSteady.を授業中に熟読し丸井ブン太にふさわしいオンナになろうと努力したであろう。丸井ブン太という男は、喪女でもリア充になりたいと思わせ、きっとなれる魔法をかけてくれる男なんだと思う。
現実は、私は青春時代に丸井ブン太と付き合えなかった。もし、ブン太が彼氏だったら、今頃私は都内でOLをしながら結婚式の準備をしていただろう……。
でも!!!私は柳蓮二さんと付き合っている立海大附属中学3年女子なので大丈夫です!!!!今でも十分ハッピーー!!!ブン太君夢をみせてくれてありがとう!!!!!


最後に、私が常日頃からブン太に対して思っているのは「一番好きなキャラじゃなくても『あ~このキャラが人気なの分かるわ』と最も思わせる男」だ。
この学プリでも余すところなくそんな部分を魅せ付けられた。一挙手一投足がモテる男のソレなのだ。油断したら心持ってかれる。油断せずに行こう。

 

 

【蝶々事件ラブソディック】真実(の愛)はいつも一つ以上!

 「蝶々事件」
名前に事件が入っている。もうこれは買うしかない。
しかも大正&サスペンス?
と好きな属性盛られていてついつい発売日に買ってしまった。
残業後にダッシュで買いに行った。

攻略順は、遙様か将成を先にやった方がいいという公式情報もあり、
将成→遙様→シドニー→イ織→お楽しみの理智 でやる。(後からシドニーとイ織に制限があり理智はまさかの最後に開くキャラだと知る)

 

※備忘録兼感想なので完璧に完全にネタバレしている。注意!
ヒロインの名前は「えれな」。田舎暮らしで両親は他界。謎のあしながおじさん「id」が援助してくれてここまで来た。
そのおじさんから名門イエーヴァ女学校に転入させるという便りが届き、晴れて横濱での新生活がスタートするが、横濱では非徒(アラズ)という化け物が人を襲う事件が起き始めていた……というところからストーリーが始まる。
あしながおじさんは確実に攻略キャラの一人だな。俺は詳しいんだ。


ハマにきたヒロインは早速ひったくりに出会う。幸先悪い。ここは足○区なのでは?
それを助けてくれるのが攻略キャラの神藤将成(cv小野友樹)、DTっぽい黒髪の軍人だ。こういう堅物そうなDTキャラが大好物なので早速湧き上がる。
そして突き落とされた。めtttttttっちゃ怖い。キレられた。
こういう真面目な堅物、しかも軍人キャラは最初の出会いが大概悪いというか「なんだ貴様は、怪しい奴め」みたいな台詞が99.9999%ある。それでもその厳しさに萌えるのだが、この将成は普通にビビる。隙が無い。まあこういう奴ほどデレたら裏切らないのは鉄則なので頑張ってゆこう。
そしてそのお兄さんの神藤理智(りとも)(cv浪川大輔)。帝大で生物学の助教授をしている優男なのだが……どう考えても怪しい。非徒に襲われた人間は身体の一部が切り取られているとかいうのも、生物学の研究に関わってそうだ。それに何より私はこういう乙女ゲームにおける怪しい男への勘は鋭いんだ。

 

女学校に転入したヒロインは寮生活を送ることになる。同室になったのは弧射堂遙様(こしゃどうはるか様)
この遙様はメイン攻略キャラである。そして美人なお姉さまだ。声は、あゆむらせこと村瀬歩氏。遙様は完全に女にしか見えないし女として生きている男という設定なのだ。(後に男バレイベント発生)
弧射堂遙様は歌劇団スターで皆の憧れ。そんな遙様と同室になったので庶民のヒロインは馬鹿にされまくり反感を買いまくる反感バーゲンセール状態。跡部様の夢小説でよくこういう目に合ったから慣れたもんだ。


この遙様と姉妹の契りを交わし、「エス」になる――というなんとも甘酸っぱい展開。男だと分かっていても、声も完全に女性だし普通にお姉さまにしか見えない。
ところで遙様のお付きの人、万葉(かずは)声がのんたんだし好きなのだがサブキャラ。またしてもサブキャラの方が好みの呪い。万葉と恋はできないのか?!


イ織(cv松岡禎丞)とかいうキャラも出てきたがショタのくせに生意気で首にキスしてくるしめっちゃ怖い。イ織の秘書の周防はcv興津さんなんだがこいつはネッチョリしてるし怖い。絶対悪人だ。


軍の上層部のお偉いさんが源家(イエーヴァ女学校を創立した家)と懇意にしており、民間でまだ受けられない結核の予防接種を源家のおかげで受けられるみたいなエピソードが入るのだが、どう考えてもそのワクチンは危険なクスリだろ!!!実験に使われているだろ!!!


大体の学校の女はみな感じ悪く友達ができないのだが、みどりちゃんという女の子が友達になってくれた!めっちゃ可愛い。最高。
他の女みたいに遙様と近付こうとヒロイン利用する感じではなく、クリスチャンのみどりちゃん(韻を踏んだわけではない。全人類ヒプノシスマイクを聞こう)は「ヒロインが教会育ちと聞いて敬虔なクリスチャンだと思い話しかけたかった」 と言ってくれる。
最高の女だ。


みどりちゃんと知り合った直後に洋子とかいう今時逆に珍しい意地悪な女が出てくる。そんな様子を知った遙様が気を聞かせて劇に皆を招待してくれることに。
ウキウキで帰宅するも、その帰りにお母さんの形見のハンカチを失くしてしまうヒロイン。過去に母親から貰ったプレゼントを失くして大号泣した時のことがフラッシュバックし、ここで不覚にも泣いてしまう喪女。こんなところでダメージを受けている場合ではない。
洋子が見つけて拾ったみたいだが…この女絶対にこのハンカチ捨てたりするだろ!!!


ハンカチを探しに街に戻ると非徒に襲われる。が、シドニー(cv諏訪部順一)という謎のイケメン外国人が助けてくれる。なんとか夜、寮に戻るが遙様が部屋にいない。怖い思いした日に一人って踊り明かしでもしないと耐えられなくない?

翌日、洋子が学校に来ておらず、ざわ…ざわ…としてると洋子が殺されたことを知る。軍がやってきて、昨日いっしょにいたヒロインたちは取り調べ受けることに。そして一人だけ事情聴取の為に軍に連れてかれた。将成めちゃ怖い。
遙様が寮を抜け出していることは二人の秘密と約束しており、自分によくしてくれた遙様との約束は破りたくない口を閉ざすヒロイン。それをなんとか破りたい将成。水責めまでしようとしたところ、将成の同僚の加瀬が助けてくれた。加瀬は気さくだし良いやつだ。ワクチン打ってたシーンが気になるけど……

翌日イ織と遙様が助けに来てくれる。
なんとイ織は学園長だったのだー(棒)まあ情報出てたフルネームが源イ織だしね。分かるよね。
加瀬の計らいもあって、ヒロインは解放するけど軍は学園に赴いて調査することに。
その時の加瀬が具合悪そうなんだが、確実にワクチンのアレだ。嫌な予感しかしない。
遙様は、ヒロインが自分との秘密を守るために尋問に耐えていたと知りなんか気持ちが揺らいでる。落ちたな。


ここまで大体共通、だと思う。

よく分岐が分からなくなったがとりあえず将成√で進めていくので
ここから個別感想

将成√

ヒロインの身元調査で神藤兄弟のお父さんの名前が出てきた。なんでもヒロインの両親に何かあったら頼るようにと言われていたとか。
あと、神藤父とヒロイン父は互いに困った時に助け合う約束以外にも、年の近い子供同士(=将成とヒロイン)を結婚させる約束していた。
それを聞いてショックで崩れ落ちるヒロイン。そこまで?!

良いな――――――!!地位も金もあってイケメンな男との結婚約束されてるとかーーーー!!
なんてやってたら

 


みどりちゃん殺された。
むり。やめたい
軍が駐在しているのに堂々と殺されたみどりちゃん。ていうか学園長と理智は友達だし怪しくない?!(この時完全に軍にばら撒かれたワクチンのことド忘れしてて理智が犯人だと思っていた)


加瀬が出てきてアアアアと気づいた。
加瀬、変なワクチン打たれてたしな……あまりにも普通の態度だったから忘れていた……
なんか加瀬と教会に二人で戻ったらまるでみどりちゃんの死に際知ってるかのような語りで、やっぱりな!!!加瀬は非徒になってた!!!!
そしてここで遙様の男バレ!将成が助けに来てくれる!とイベントラッシュ

仲間だった加瀬を手にかけて辛そうな将成。怪我を負った彼を「命の恩人だから付き添わせてください!」と一緒に怪我の手当てに付きそうヒロイン
ここで更に絶望的展開。怪我治しに行ったらついでにワクチンを打たれてしまう将成。


怪我したばかりなのに働こうとする将成に、休んで下さいと頼みこむヒロイン。
あまりにもうるさいと置いていくぞと言われて「それでもいい」を選択すると「なぜそこまで」と動揺。落ちたな。
ちなみに何故かと問われればこの問題は乙女ゲームにおけるサービス問題だから正解を選んだだけだ。

その後に「変な女だ」いただきましたーーーー


シドニーのタレコミでヒロインが非徒を呼び込む特異体質では?と軍にもばれ、囮捜査に使うためにヒロイン連れ去ろうとする将成。
止める遙様に「男だとばらされたくないだろう」と脅すけど、遙様も「加瀬が犯人だと公表されたくないでしょ?私は学校でも歌劇団でも人望あるのよ」って言い返すところが滅茶苦茶にいいオンナなので見て欲しい。


遙様が男だと判明しても尚おなじ部屋だと知った将成に家で暮らすようにと連れて来られた。お義父さんがいい人だからうれしい。
あとこの辺りから将成がデレ始めるというか崩れてくるヨッシャ

なんやかんやで色々新事実が浮かび上がるのだが
ヒロイン父は生物学の研究を、アッ
理智も生物学、アッ
って感じでツライ


家に塚田さん(将成が尊敬してる上司)と理智が遊びに来る。
お義父さんもヒロイン父との思い出話とかしてくれて楽しむヒロイン

二人が帰宅した後で「ずいぶん楽しそうだったな」って将成!!!!
嫉妬イベも通過っと……( ..)φ


進展がないので独自に囮捜査をし、非徒に襲われてしまうヒロイン。怪我したヒロインの血をみた瞬間に崩れ落ちる将成。帝国海軍として必ず守り抜いて見せる!と言ってくれた。順調だ。


お義父さんに言われてデートへ。将成もヒロインのこと知ろうとしてくれてる様子。
レストランで迷っていると、ヒロインが頼まなかった方を将成が頼んで一口食べた後に甘くて食べられないからとくれた。
ヒロインも惚れたなこれは


囮作戦の一環として偽の結婚式挙げることになるシーン、将成が結婚すると知った同僚が駆けつけてくれるところグッときた。なんかこういう友情みたいなの……いいじゃん?

誓いのキスするところでほんとにキスしそうになるハプニングも起きつつというか明らかに様子がおかしい将成。控室に戻ってからなんか将成に襲われた。
明らかにワクチンのせいで非徒になってる!!!気づけ!!!!将成も潔く己の身の不調を認めろ!!!


偽結婚式やら将成突然のケダモノ化などのイベントが立て続けにあったせいか風邪をひくヒロイン……をすごい心配する将成。これは母親が風邪で死んだとかじゃね???とか言ってたらマジだった。あるある展開。
女性に当たりがキツイのもここら辺のエピソードで理由が明かされる。


ヒロインに惚れ始めているので囮捜査にも迷いを見せ始める将成。王道!!
あとここでやっとお互いに名前呼びに。でも実はヒロインのこと苗字で読んでる時の方が個人的には好み


お義父さんに囮捜査のことがバレて、詳細を説明することに。
そしてお義父さんの方も、ヒロイン父が研究していたのは人を兵器として造り替える研究でお母さんオルガの血を使っていた という秘密を教えてくれた。


軍上層部の宇田川はイ織と手を組んでいたというかイ織のお父さんが研究継いでいた。なんか宇田川とイ織は目的は違うけど協力していてヒロインを求めているらしい。そんなこんながとあるパーティーの最中にヒロインの知る所となるわけで、なんか色々あって非徒がパーティー会場に来て、宇田川は死んでイ織も逃げての大混乱。
ただでさえしっちゃかめっちゃかなのに、「ヒロインが非徒を操っている!」というでっち上げをパーティー客の目の前でしだす塚田

え?え?
とここにきての突然の急展開についていけずにいると、なんか塚田に牢屋にぶち込まれる。

塚田は最初からヒロインを利用する気だったのだ。
シベリア出兵した時に博士のことを知って、博士の研究を入手するために博士と仲良かったお義父さんに近づいたとか
なんとか色々明らかになる。けどここで「ヒロインたちを解放しろ!」という気持ちよりも「あんな良いお義父さんを利用するために近づいたとかこのクソ野郎が!!!!」という方面の怒りが凄まじかった。


牢屋の中で、やはり予防接種が引き金だった将成は苦しみだして襲ってくるもヒロインの涙で正気に戻る。あーーーこの王道展開は普通にいい。
ヒロインも「私のせいでごめんなさい」と苦しむ。
こういうお互いがお互いを苦しめてしまって謝るみたいなシチュ物凄い興奮するのでもっと欲しいです。


なんか世間的には完全にヒロインが悪者にされてるし、将成の仲間たちも塚田の部下なので塚田の指示通り牢屋のある建物を包囲している。どうあがいても逃げられない状況。

ここで選択肢。

ハピエン
将成は言葉でみんなを説き伏せることに成功。ここがとにかくこの√で恋愛シーンを差し置いてぶっちぎり一番最高だと私は思うのでプレイしてほしい。あと塚田は自殺してしまうので余計むかつく。いつまた非徒化ウイルス発症するかは分からないがまあヒロインとラブラブしてれば問題ないでしょ!てな感じで完。

そしてお待ちかねのバッドエンド回収!!!!!!!!
正直これを楽しみにしていた。
最後選択肢で不正解だとバッドエンドに。将成は非徒になってしまう。(非徒になってもイケメンはイケメンでずるい)

ヒロインは非徒になった将成に「オレを殺せ」と言われ、無理だと即答。
ヒロインの優しさを知っている将成は、こんなことできるわけがない とわざと外に飛び出して特務の仲間たちに殺される。
それをヒロインは追いかけ、そして同じく殺される。最後告白するが、でも将成にその声が届いてるかは分からない。


といった良い感じのバッド。イマイチ刺激は足りないが求めるバッドとしては○。
あと話の中で、非徒以外で巷を騒がせているのが怪盗なのだが、フーンってスルーしていたらOPでシドニーが完全に怪盗みたいな恰好していたことに今更気づいた

 

 

遙様√
大体の流れは将成と同じ。男の姿をここで初めて見たけどイイネ。
ここでは理智がなんか調査させてくれってヒロイン調べるシーンがあって、怖い。

あとヒロインが、「両親なくなった後に心の病で臥せっていた」というのだが、その後に「天使をみた」とか言い出してちょっと急に貴女との距離感が掴めないわよ
この天使も何か重要な伏線なのだろうなとは思うが現時点では如何せんまだ推察する情報がない。多分パッケージの怪盗シドニーは白マントだし金髪だし、天使はシドニーなのではないかという予測は立てられるがヒロインの元に現れていた理由は予想付かず保留。


将成√でもあった囮捜査パート、襲われてる被害者の傾向から、モガの格好して歩く囮捜査することに。
恥ずかしがって下を向くヒロインだが、捜査が上手くいかないから毅然とした態度でって前向いて張り切ってたらナンパされた。

多分ここで健気さを演出してヒロインへの好感度上げたいのかな?という感じのアレだと思うのだがこういう見方をするのはよくない

囮捜査、なんとか非徒をひっかけられた時のモガの格好してる遙様が声男に戻っててゾクゾクする。
ていうか結局モガばかり襲われてた理由なんなのだ???

 

ここまでで新たに分かった事としては遙様の家は女性が継いでいる陰陽師の家系で、(お姉さんが死んだので多分代わりとして)遙様が当主をしているということ。
そして遙様の家族はかつて非徒に惨殺されたので並々ならぬ恨みを持っており、それが遙様が非徒を殺すことに拘る理由だということ。

ああもうこれ確実に周防が遙様の仇だな!と思わせる不穏な周防。

遙様の仇のやり方は家族がいる家に行って子供残して皆殺し、頭部めった刺しからの貼り付けにして子供にもせつける胸糞

という話をしていたらやっぱり非徒が登場、どう見ても周防。

周防(仮)に襲われて手も足も出ない遙様。ヒロインも襲われて舐められたりするココ普通に気持ち悪い!!!!!!!
なんかネッチョリ舐められるのと匂いを思いっきり嗅がれるシーンだけはどんなイケメンでもキモイ


ヒロインの謎の力が覚醒して一応周防(仮)は退ける。
この時に周防が「オリガの~」とかなんか言うんだが母親はオルガだしこの辺はまだなんかありそう


部屋に戻ってから甘いシーンもある。


以前理智にしてもらった検査結果からは何も分からなかったので両親の知りあいの神藤父に話を聞くことに。
この√ではここで真相を知る。ところでスヴァローグ計画ってかっこいい

両親が研究したせいで遙様の家族は殺されたのだから遙様を想う資格はないというヒロインに「頼られたいのは自分の方」と言う遙様、この時しゃべり方が段々男の方に戻ってしまっていくのがワアアアアアアアア


真実を知るためにヒロインの住んでいた教会に来るも、両親のことは告解室での懺悔だから話せない神父様。だが、両親が火事ではなく殺されたのだという新事実は教えてくれた。


ヒロインの家に行くけど研究資料は誰かが持ち出した後のよう。しかしそこには両親が周防と共に映っている写真があああ
しかも館には血痕のついた穴が数か所開いていてそれを繋ぐと、十字架に


色々と謎が解けていく中で遙様の家に伝わる神のような存在も御莉我(オリガ)ということを教えてもらう。


遙様の家に行って調べることにするがその為には女装しなければならない。
以前なら何も思わなかったが遙様は最近は男でいたいと思うと打ち明けてくれた。
本来なら陰陽師の力は女しか使えないから今までは女として生きてきたが最近は男でいたいと思うせいで呪いの力が弱まっているのかもしれないとか。

 

というか、なんとなく万葉は遙様……殺された本物の遙さんという女性の恋人とかだったのかなーと思っていたらやっぱり婚約者!!!!
本家のおばあ様は今の遙様が男だと知らないのか


場面はまた変わって本家で万葉がおばあさまと話している内容は
・弧射堂家はエランという、ロシアに吸収されたキエフ人の妻を迎え入れた時から格段に力が増した
・その時から妖怪退治を生業にし始めたが力は女しか使えなかった
・弧射堂家は男が産まれたら殺さねばならない


ここでヒロインに、自分は本当は殺されるはずだったが姉と同じように弧射堂遙として育てられたと告白。まあ分かってたけどね!!!
遙様は、本物の遙様が死に際に「弧射堂遙として生きろ」と言ったことに縛られて、それ以外は何もないうつろな人間だったけどヒロインに出会って純粋に一人の人間としての意思が芽生えたっていうのがたまらん

そして屋敷に戻ったら周防に襲撃されとる。はあ?
おばあ様にも周防にも遙様が男だとバレてしまいもうしっちゃかめっちゃかに。そしてご丁寧に色々語り初めてくれる周防。
ヒロインも弧射堂家も祖先は同じオリガ。その血は不思議な力を持っていたが他の雑多な血と混じると変化していき、女は何もないがその血を持って生まれた男は化け物になってしまう。
弧射堂家も同じでその為に男性は殺してきたという。
伴性劣性遺伝です」のところなんかフフッってなっちゃった


完全にピンチでヒロインの血を得ようと顔近づけてくる周防。それをみた遙様が覚醒して姿とか変化するが、最後に周防にやられてしまう。
ここでヒロインが自分の能力を使って周防を止めて、自分の手で殺そうとするところ最高。


遙様がとどめをさすと言うので遙様に任せようとしたらクソババア様が遙様の方を殺せとかぬかしやがる。

それに対しヒロインが「あなたこそ醜い化け物のようです」っていうの最高に痺れる。

 


ここで選択肢。最後の重要な選択肢まで分かりやすい!!!親切設計かな???!
バッドはおばあさまに逆らえない万葉に捕らえられて地下牢へ。
一緒に逃げようと言うけれど、「自分は非徒としてヒロインに惹かれていた。ヒロインを好きだと言った事さえもう自信が持てない」と遙様。
万葉が来るがクソババア様の説得は無理だった様子。万葉とヒロインを結婚させて弧射堂の子供を産めという。
ヒロインだけでも逃がせという遙様に「俺は『遙様』との約束を守りたいだけです」って万葉あああああ

このエンド、ニルアドの某バッドと似てる
万葉はお姉さんの方の、死んだ遙様のこと好きだったんだなってもう切なすぎて
3P……三人で幸せにエンドですね。序盤で「あ~万葉と恋できね~かな~」などとほざいていた私は盛大なフラグ回収をしてしまったのであった。
こういうの好きな人はぜひ月華繚乱ラブロマンスもやってください。


ハピエン
捕らえられるところまでは同じ。
ハピエンでは万葉もちゃんと気持ちを汲んでくれる
周防も倒し元凶のイ織に研究を破棄させて女学院も閉鎖。
結局、遙様は人と化け物の間を行ったり来たりする不安定な存在だけれどもヒロインが隣で支えるというエンド

 


シドニー

シドニー、二人の√やっただけだとよく分からない外人なのだが、この怪盗がどう物語に関わるのか予想付かないので楽しみ。


前半大体の流れは同じ。シドニー√だと学園長主催のパーティーが開かれることに。殆どのキャラが集合してお互いに自己紹介といった感じ。ここではまだみどりちゃんが生きているので癒される。
理智やシドニーも集まったところで周防がやってくる。ヘラヘラしやがってこの人殺し!!!!!!!!ファッキューー!!
この時周防が理智を見て「理智様……!」みたいな反応をするので私の中で真っ黒だった理智の印象がさらに漆黒になった。絶対に関係者だ。理智ぉ……お前が関係者だったら、みどりちゃんの死にはお前も責任がある!!絶対に許さないからな……


パーティーではお宝を披露することになっているので怪盗から予告もきている。多分ここでシドニーが怪盗ブランだと知る展開なのだろう。

パーティーにありがちな、ヒロインが一人静かな場所を求めて抜け出す場面。迷い込んだ部屋に本物のお宝があることを知るが運の悪いことに周防に出くわす。本当に気持ち悪いんだコイツ。当然「はぁはぁ……味わわせて……はぁはぁ」といった気味の悪い展開になるも怪盗ブランが助けにきてくれる。

ヒロインを庇って怪我をする怪盗ブラン。その後、ヒロインが怪盗ブランはシドニーだと気づき警察の目をごまかすために恋人のふりをする場面はとても良い。何故なら冒頭でシドニーが同じように恋人のふりをして助けてくれたことがあるのだ

そんなときめき展開にホワ~っとする間もなく直後に我が癒しのみどりちゃんがまた殺されてしまう……みどりちゃん生存ルートはないのか?!ヒロインがみどりちゃんと出逢わなければきっとみどりちゃんは生きられるのだからもう冒頭でみどりちゃんに出会いたくない……つらい……


事件以来ゴミのような記者どもが学校に押し寄せてきている。記者は人の心が分からない……私は哀しい……
記者に囲まれてしまったヒロインをシドニーが助けてくれるのだが、これはもう正直惚れる。シドニー最初から優しいし紳士だし普通に自分自身のシドニーへの好感度が高い。
浮かない顔のシドニー、自分が怪盗に入ったせいでその騒ぎに乗じてみどりちゃんが殺されてしまった可能性もある と後悔しているのだ。
もう、シドニーは本当に良い男だ。みどりちゃんのことでそんな風に言ってくれるなんて…!


場面は変わって学園長はサイコなのかなんなのか、またパーティーにヒロインたちを連れていくと言ってきかない。だめだ。この後このイ織√で彼を好きになれる自信がない。

パーティーでまた周防に粘着されそうになっているとシドニーが華麗に助けてくれるのだが、その後にユアンカーゾンという新キャラが登場。滅茶苦茶に顔がいい。しかも貴族で女たらし。最高か?ヒロインが事件現場にいたと聞いて「メンタルケアが必要じゃないか」といってくれて泣ける。おい将成聞いてるか????


その後流れで加瀬に遙様のところまで送ってもらうことになるのだがもう、やめてくれ!!!!!また加瀬に襲われた!!!そして倒される加瀬!!!!


しんどい展開はこの後も続き、ヒロインは無理やり学園に連れて帰られ、そこで学園長から父親の研究のことを聞かされる。本当にイ織を好きになれる気がしなくて今から気が重い……あとここでショックでヒロインが気絶して、アーーそういう感じねフーン。
案の定学園長の屋敷に軟禁されるヒロイン。毎日採血を迫られているが何故か周防が体調が優れないからやめておけと言って止めてくれてるとか。不気味。

そしてそんな周防を見て、過去の記憶がフラッシュバックし両親惨殺の時のことを思い出すヒロイン。

???「泣かないで」
この謎の人物の声が理智っぽいんだけどその後の声は明らかにシドニー
そして幼女なヒロインはその99%シドニーだろう謎の男に「天使さま……」って予想通りか!!!!!!!!!!!!!!


しかしことごとくイ織の発言が脳を沸騰させるんだこれが。
だって「狂ってる」って言ったら「非徒を生み出す女のくせに」とか言われてハァ?????ってならない人います?????


なんかもうイライラしまくって進めているので怪しい雰囲気を察知できずに睡眠薬入りの食事を思いっきり食べまくるヒロインにまでウガアアアアアとなっている喪女。ビークール……乙女ゲーに精神をのまれてはいけない……


その後当然のように怪盗ブランもといシドニーが助けに来てくれる。学園長がユアンのパーティーに呼ばれたのも作戦の内でその隙に助けに来てくれたというわけだ。
優しいシドニーにもちろん惚れるがそれ以上にユアンがいいキャラすぎて安心する。


屋敷ではヒロインが逃げ出してイ織たちがぐぬぬ……となっている。ざまあみろ。「今お前のそばにいる奴は本当に信用できるか?」みたいな学園長の独り言……
おめーーーーよりは信頼できるわ!!!!!!!!!
仮に裏切られてもお前に利用される5億倍マシ!!!!!!と怒り狂う喪女。


ユアンの家に匿ってもらうヒロインは自分の知った真実を話す。
これ以上迷惑はかけられないというと、「自分を頼って欲しい」とシドニー
ここ山場シーン。


ユアンシドニーとの会話を聞いていると、2人はイギリス人ではないのではないかと思えてくる。ロシアに何か大きな関りがある人物な気がするんだよな~。なんて思っていると、ロシアのことを何も知らないヒロインがシドニーにロシアについて教えてもらう展開に。その中で皇室が~とか話題に出てきたので「もしや二人の内どちらかはロシアのやんごとなき人では???」という疑念が湧き上がるな~と思っていたら、
「亡命した者の中でも貴族や学者や政治家は情報を他国に流さないように見張られている」「亡命した者たちは祖国を求める。少しでも祖国を思い出させるものをよすがとして」

ってもうこれ完全にシドニー自身のことやんけ


場面はまた変わり、シドニーがまた何者かと話している。話の内容からシドニーがイギリス側の人間ではないことは明らか……しかもユアンのことを見張るように言われているらしい。これ、もしかして、ユアンがロシアのやんごとなき人でシドニーが見張……ウワアアアアアアアアアいやだなあ


将成と会って予防接種の情報などを流すシドニー。将成はなんだかんだ言っても正義のために動く実直な人間なので味方につけられると安心するし味方になって欲しい所。将成との会話からユアンも色々疑われ始めてると知り、そのことを本人に告げる。でもユアンシドニーが自分を見張っていると知ってた……。ああああああああああもうユアン!!!幸せになって;;;;;


今現在10章で、今までの流れからすると10章の選択肢で分岐。
シドニーに寄り添いたいor守りたい の二択。
寄り添うはバッドだろうなーと思いそちらから。

会話がもうすでに不穏というかヒロイン置いて一人で解決しに行くつもりだろ!!という感じ。
ここで伝家の宝刀、睡眠薬口移しシーン

私が初めて睡眠薬口移しシーンに出会ったのはAMNESIAのトーマなんですけど、その展開があまりにもどツボだったせいで睡眠薬口移しというシチュだけで興奮して萌えてしまう病に罹患しているので「ヒュゥーーー!」と思わず心の中の愉快なボブが出てきてしまった。


そして小粋な心の中のボブごと崖から突き落とされた。
シドニー……お前私を売りやがったな!!!!!!!!!!!!???!?!?

 

非徒の研究資料と引き換えにされるヒロイン。
まだだ……まだ慌てる時間じゃない。最後には「やはり貴方のことは裏切れなかった」的な、お前の命は里よりも重かったのだサスケェみたいな展開になるのが乙女ゲーだ。


取引成立しそうになると潜んでいた海軍がやってくる。イ織本当にきたねえ野郎だ……
しかしここで将成大活躍。予防接種は非徒のウイルスだったと皆に知らせ、「おいおい聞いてねーぞ!」という空気にするのだがそうは問屋が卸さない。

イ織はヒロインの血から作った薬で海軍たちのウイルスを呼び覚まし非徒にしてしまう。
遙様も加勢してくださり、大混戦の最中やっぱりヒロインを守ってくれるシドニー。信じてたぞ!!!
そして例の如く覚醒して非徒を封じ込めるヒロインだったがその力を見られてしまう。
どうなっちまうんだというところでイギリス軍を連れたユアン登場。ユアンはやはり元ロシアの人間だった。


最終的に非徒は協議の元どこかの国で管理するという事に。あの時逃げたシドニーの行方も分からない。そして特別な血を持つヒロインももう自由には生きていけないだろう。
ユアンは自分がロシアの王族だと教えてくれるがここまでプレイしてきた人間はもうとっくに気付いてると思う。


そして、シドニーのことを想い涙を流しながら眠りにつこうとするヒロインのところにシドニーが忍び込んでやってくる。
その姿をみて天使さまはシドニーだと気づくヒロイン。
当時シドニーが幼いヒロインの元に現れたのは、ヒロインの父親に非徒治療薬を求めるためだった。というのも、ソビエトでは非徒の研究が続けられ、数千人もの人間にその薬が投与されたというのだ。ソビエトのスパイだと思われていたシドニーは実際はソビエトの反対勢力であり二重スパイだった。

 

シドニーから話を聞かされたヒロインは、それでも自分は救われたという。ヒロインにとってシドニーは正真正銘の天使だったわけだ。
そしてシドニーにとってもヒロインが懐き次第に笑顔になっていくのは救いだった。
こういうお互いが実は人生においてとても重要な位置づけの人間だったという展開とても良い。幼いころに出会っているというのもロリコン的にポイント高い。


この後怪盗らしくヒロインを盗んで逃げるシドニー。そこへ現れるユアンユアンは実はあの時協力してくれていたのだという。
普段なら「まーありえるよね」となるが先ほどから一つの章の中だけで展開があっちゃこっちゃしていて脳の情報処理が追い付かない
あーそっちのパターンか!と納得していたらユアンシドニーに向かって頭を垂れて「貴方こそが真の皇帝」と爆弾発言。
ロシアの皇族のあれこれの伏線はユアンの部分でもう回収したと思って完全に油断していた。

ユアンシドニーパトロンをしていて、彼を信頼していたのもそういうわけだったのだ。以前にシドニーが「ユアマジェスティ」的なことを言った時に珍しく「やめてくれ!」と声を荒げたのも、そういうことだったのか。


ユアンはあの時の無念を晴らそうとしているがシドニーは争いをなくすことが望み、相容れない。しかしヒロインの説得でユアンの考えが揺れたその時、敵に撃たれそうになったシドニーを庇ってユアンは死んでしまう。

なんだ……なんなんだこの怒涛のやるせない展開は。

過去回想で、実は亡命するときに赤ん坊だったヒロインと出逢っていたことが分かる。泣いている赤ん坊のヒロインをあやす幼きシドニー。そういう……ルート中でシドニーが傍にいると眠ることが出来るヒロインみたいな図が何度かあったのはそういう……
それ以外にも、リスク分散のために研究資料を仲間で分けて持ったというくだり。パーティーで怪盗ブランが盗もうとしたお宝の中にその資料の一部があったというそんな伏線まで!!!これはさすがに予想不可能
二人は結局海外に逃げてめでたしめでた……?!
これは……ハッピーエンドじゃないか!!!!!!

将成と遙様は最後の選択肢だけで分岐したのに……


ということで今度こそバッド。
「どうせ10章で分岐でしょwwww」と高を括りセーブを怠っていたため最初からやり直す羽目に。

以下バッド。

シドニーを庇って撃たれるユアンの場面までは同じ。
しかしその後「我らは……ともにあらねば……」と言ってユアンに撃たれるシドニー。ヒロインはシドニーの言った通り一人海外に逃げ、ひとりで生きてゆくというエンド

 

 


イ織√

正直に言って、ここまでやってきて私のイ織への好感度はマイナス5億くらいだ。元々顔が可愛い系のショタっぽい見た目のキャラが好きではないということもあり初見は好感度0くらいだった。だがしかし3人攻略してきて正直このイ織に怒り憤怒し激怒したことはあれど感謝したりときめいたりした記憶が一ミリもない。ヒロインを小ばかにしたような笑顔しか脳裏に浮かばない。監禁して無理やり採血しようとしてきた恐怖の感情しか思いだせない。
そんな絶望的スタートからなので感想もマイルドにできる気がしない。
多分イ織は過去にツライい目に合っておりそれを知ったヒロインが同情か~ら~の~恋に落ちる という悪役攻略キャラの見本のような展開になるのではないか。そしてイ織も辛く当たっても慈愛に満ちたヒロインに惹かれていくとかいうそういうやつだな俺は詳しいんだ!!!!!!


ということであまり読むのはおススメしない以下感想。


宝を見せるパーティーを開くところまではシドニーと共通らしい。しかしイ織√なので彼とダンス踊ったりする。


ピアノの音が聞こえて辿っていくとイ織が弾いている。レクイエム弾いてると言うので「洋子さんの死を偲んで?」と聞くと「死は苦しみじゃない。むしろ永遠の私服の喜びに満ちた開放感をもたらしてくれるものだ」
とか言い出した。そっち系か~~~~~~~~~

自分も非徒だというイ織。下等な非徒は化け物みたいになって暴れるけど自分は特別なんだとか言ってるけど非徒は非徒だよ。下等とかそんなの関係ないよ。


「反社会的人格、両親の欠如、他社に対する共感性の欠如、過大な自尊心、自己中心的な行動……これらはすべて非徒の特徴」
ってそれはつまりサイコパスが高等な非徒ってことか。

なんかもうここのスチルとかものすごいディアラバを感じる。

みどりちゃんが殺されてすぐに別のパーティーに同行させられるのもシドニーと同じ。
いや、もう本当に駄目だ。ヒロインを脅したり必要以上に接近してきたり、こういう上から目線キャラにときめきより先に「は?」と思ってしまう性が楽しむ心を上回ってしまう!!!!

そして助けてくれる遙様に余計に惚れてしまう!!!!!!

パーティー会場でシドニーと話してる時にイ織のことを話題に出されたヒロインが「不快感が顔に出てないか心配」みたいなこと思ってるのに爆笑した

 

お偉方に囲まれて話してるイ織だけど家族の話になると途端に微妙な雰囲気に。そうかそうかお前は家族との不和とかそういうところで弱いところを見せてヒロインが同情からの恋愛に発展していく、そういうタイプの√なんだな?!
だがお前のせいで我が愛しのみどりちゃんが死んだこと、我は忘れまい……


イ織のお兄さんは結婚したらしいが君は?という話になってしまい、ヒロインが婚約者として紹介されてしまう。
「違います!」と言っても誰も聞いてない。もーーーーーーこういう権力者の影に隠れて本当のことが伝わらないみたいな展開もくっそ苦手なので泣きそうだ


加瀬に襲われるところもシドニー√と同じ。その後またイ織に脅されてイ織の屋敷に行くことに。ヒロインは怪我をしてしまっているので手当てするのだが、イ織がその傷を……舐めるッ!!!!


非徒ウイルスはただ投与されただけでは化け物になるわけではなくヒロインを呼び水として発症する。
ところで突然話は変わるが去年TYBがVITAに移植されたので未プレイの人はやってください。

いやしかしここまでマジでマジでマジでひたすらに苦しい。正直詰みそうだ……

ヒロインが純粋すぎるせいもあってもう笑うレベルでイ織の手のひらで踊らされる。追い詰められすぎて死のうとした時も結局イ織の手のひらの上なので自殺せずに生きてイ織と対峙することを選ぶ。

外出の許可を得た時に「あ、ありがとうございます!」と言ったりその他の場面でも多分ヒロインがいい子だということを象徴する台詞なのだとは思うが、もうこっちとしては「礼や謝罪をする相手じゃない!!!外出許可ってそもそもイ織が軟禁してるのが悪いだろうが!!!!そこは謝っちゃだめだろ!!!!!!!」となる。常に心がザワザワイライラソワソワしてるのでもうすべてにツッコミを入れてしまう。

 

外出する場面で何故かイ織がついてくるわ行き先を指図するわで、やっと一人になれる……と安堵していた私は絶望した。連れていかれた先も洋服屋でお高い服を無理やり買おうとするのだがヒロインは気後れして一着だけ自分で選びます!という。
ここの洋服を買ってくれるシーンは多分シナリオ的に盛り上がるというか萌え的な場面だと思う。多分私がイ織に対しての好感度があったならいいシーンだなと思わせるようなシーンなのだろうが残念なことに「服を無理やり買おうとしてヒロインの気持ちにつけこみやがって!早くひとりにしてくれ!!!こわい!!!!!!」という感じであった。


そのあと普通に会話していることに気付いたヒロインが「酷いことをされているのに……」と思うシーン。ああああああああああもう完全にヒロインはイ織に惹かれ始めてるじゃん?!?!?!?!?!?!

正直私はヒロインと敵対してるやつとの恋愛は好きだ。
相手が悪い人だと分かって入れも恋してしまうヒロイン……みたいなのも好きだ。

 

だがこれは!!!!!違うんだ…………!!!!!!!
まずイ織が今の所マジで悪というかサイコなのでそっち側に感情移入とか肩入れが出来ない。報いを受けろとしか思えない所業をやりまくっているからだ。

そしてヒロインもこの短時間で少しでも気を許してしまうのか?!?!?!服を買ってもらい、海を見せてもらっただけで!!!!!!!その男がお前に!!皆にしたことを思い出せ!!!!!!
今はまだ「好き…」とか思ってはいないようだが確実に少しイ織に同情というか気を許し始めている空気!!!!


心を閉ざした喪女はマジで心を開かないからな……

 

その後もレストランに連れていかれそこでも「わたし……何故か学園長のことを……」みたいな空気になってもうプレイヤーである喪女とヒロインの考えの乖離が激しすぎる……


イ織が夢で過去のことをみているようだが、やはり過去につらい経験をしていた系のやつだこれ。

夜、わけあってイ織のピアノを聴くことになる。ああもうどんどんヒロインがほだされちゃってるよ……えれなちゃん!私たちあんなにイ織への憎しみで意気投合してたじゃない!!!!イ織のせいでみどりちゃんは死んだのよ!!??


そしてここでスチル挿入。ヒロインがウトウトして目が覚めたらイ織と寝ているところだった。寝ているイ織が苦しんでる。もう分かっていた展開……イ織もイ織でヒロインの優しさに照れてるし!!!!!


またまたパーティーに連れていかれるヒロイン。「少しは仲良くなれた気がしたけど……」って!!!!騙されやすい!詐欺とかに引っかかりそう。


パーティーで「愛人の子のくせに」「不気味」と感じの悪い夫人がイ織の陰口言っているのを聞いてしまった正義感の強いヒロインは「それはおかしいですよ!!!!」と文句を言いに行く。
分かる。ていうかこの婦人どもの陰口にはイ織にキエエエエエエとなっている我ですら普通にムカつく。オメーら別に監禁されたりドヤ顔で嫌がらせされたりしてねーのに陰口言うなや!!!!!少なくとも外面は良いイ織に文句言っていいのは実害受けてるヒロインだけだ!!!!!

文句言いに行ったら案の定返り討ちにあってイ織に助け出される。
「ふふ、変な女」イ織にもいただきましたーーーー!!!!!!


イ織のお兄さんも入れ違いでパーティーにきてなんか不穏な感じである。
屋敷に帰ったヒロイン「一体どれが本当の学園長なの?」あるある~
とかやってたらイ織の過去回想。理智が病気のイ織の元にお見舞いに来てくれる。もうすぐ死ぬことを悟って弱気になるイ織に「父の友人の研究で助かるかも」という理智。


もう完全に二人ともいがみ合ってるのはポーズだろという感じですぐいい雰囲気になるやつ。
なんかもう普通にイ織に同情し始めてしまっている。そうだよ。私は流されやすい女なんだよ。結局こうなるんだよ。好感度マイナス5億くらいから好感度0の好きでも嫌いでもないくらいになってきたよ。
そしてイ織のお兄さんが予想以上の小物でクズなので相対的にイ織への怒りが収まっていくよ。

どんどん惹かれ合っていく二人。
イ織は非徒の薬ができることをもうあまり望んでいないようだ。
しかしゲス野郎周防のせいで事はどんどん進んでいく。
ロシア側に拉致られるヒロイン。助けに来たと言われて「イ織さんは変わったんです!」と擁護したら「洗脳されているんだな」って、まあ、ストックホルム症候群の気がないとは言い切れないけど……

イ織が助けに来てくれてヤッター!となるのも束の間、両親の死はイ織のせいだと知ってしまい、思わずイ織の手を払いのけてしまう。そしてイ織はそれが引き金で元の冷酷で残酷な出会った時のイ織に……

 

イ織が仕組んで暴動を起こし始め、その暴動で出た怪我人に輸血の形でウイルスを投与するのだと気づくヒロイン。

なんとかしてイ織を見つけ、そこで告げられる真実。イ織は非徒の薬を投与された時から成長が止まり、非徒特有の身体能力もないのだという。人間でも非徒でもない半端な存在であることがイ織を追い詰めていた。そして自分を死から救い何者でもない存在へ変化させた薬が、ヒロインの両親を殺して手に入れたものだと知らなかったのだという。(でもそれを悔やむ心があるのなら最初からヒロインに優しくしろよと思ってはいけませんか?!)


イ織は結局ヒロインとの関わりの中で人間らしい心を少しでも取り戻していたのかは知らんが、色々思うところもあるのか死のうとする。それを止めたいヒロインは散々イ織に仕掛けられていた「ゲーム」をしようと逆に持ち掛ける。
それは「俺が何者か分かったら褒美をやろう」と一番最初の出会いのシーンでイ織に言われたゲームだった。
ここの伏線はとてもいいと思う。自分が何者か分からないと言ったイ織にそれを今言うか!!っていう


非徒は首か心臓をやられないと死なないとの事なので、それ以外で人間なら死んでしまう肺を刺す。生きていたらイ織は非徒、死んだら人間。
つまりこのゲームはヒロインにとってイ織が非徒じゃないと負け。

バッドエンド

このゲームはえれなの負けで幕を閉じる。イ織は結局人間だった。イ織にとっては死に際に自分がまだ人間だったと分かりある意味幸せではあるだろう。
そしてイ織の後を追うヒロイン……


ハピエン

バッドではイ織を刺せずにいたところに向こうから手を添えられて無理やり刺す形になり結局殺してしまったがハピエンのヒロインは一味違う。
ナイフの刃を自分で握り「イ織さんはイ織さんです」と言うのだ。

ようやく終わりか~と安心していたら出たよゲス野郎周防!!!!
新薬投与されたnew非徒を引き連れてやってきて大ピンチ!となるも遙様たちが助けに来てくれる。
周防も殺してその場は収まる。

イ織とヒロインは治療薬を作るために海外へ。という大団円。


いやあ~~~~~正直マジでイ織には思うところがないわけではないというかリアルストックホルム症候群を味わえるというか終盤には普通に楽しめる√だと思ったのであった。

 


理智√

出逢って速攻疑念を抱き続けてきた理智のターン!
共通ルート部分を選択肢なしで進んでいく。

初っ端の選択肢で、金沢に来たことがあるという理智に
どうしてですか? という選択肢を選ぶと正解。なんでも、どうしても見たかったものがあるらしい。『海とか城かな?』って絶対それはないと思う絶対なんかヤバいやつ見に行ったぞ。
名前を聞かれて「香月えれなです」と答えた時の理智、も~~~~怪しい!!!

理智の過去回想が時々入るのだが、母親が死んで骨になったときの理智が「あると思ったのに」っていうの怖い。何がだよ。魂とか探してるのか?!

ヒロインが共通で色々やってる間に裏で理智はこんなことしてましたよ~みたいな演出というかそういう流れで絶妙に気味悪さを演出している。

そして、理智はあれか。人の気持ちが分からない系のサイコか。


序盤のみどりちゃんたちと観劇に行くときに理智と遭遇するシーン。色々追加されてて、理智がサロメを観に行くことやサロメが特に好きだという情報ゲット。サロメは私も好きだけれども、内容的にも、会うの2回目の年下の女学生に「僕はサロメが一番好きなんですよ」と言うのどうかと思うぞ?!「好きな小説はドグラマグラです」って好きな女の子に言っちゃうみたいなそんな感じ

この観劇後にクラスメイト達と話すシーン、みどりちゃんが「わたしは自由な恋愛がしてみたいわ」って言う台詞があって、もうね、もう……

また過去回想。母親の遺品をどんどん処分しようとする理智。着物は誰も着ないし、部屋も片付ければ客間にできるだろ?ってああもうこれ完全に人の心が分からないやつだ。そして最初の過去回想で死んだ母親に「ない」とか言ってたのは確実に「心」だ……


神藤父とヒロイン父が知り合いだったと発覚するくだりで、何故か神藤家に両親が死んだという手紙が届いてなかった ということは共通ルートでも出てくる話だ。そしてやっと気がついた。これは理智が手紙処分してたな?!


この後微妙に流れが変わり、ヒロインは神藤家に両親のことを聞きに行くことに。許嫁の話を進めるお義父さんに困っていると理智が助け船をだしてくれる。ここで理智に「優しい方ですよね」「人の気持ちを察して気遣えるなんて優しい証拠だと思うんです」というヒロイン。
「気遣いなんて経験を積めば誰でもできると思いますよ」ってホラ!完全に人の心が分からずに経験と頭の良さで世渡りしてきたタイプ!

~過去回想~
母親が将成の方を許嫁に推していたのは、単に歳が近いからではなく理智が一般的な子供とは違うと怖さを感じていたからだった。


部屋で佇んでいる理智がヒロインのことを自分にとって特別な存在だと確信してるようなシーン。もうコッッッッッワイ!!!!

というか流れ変わったしこのままみどりちゃん生存√かな?!と希望を見出していたら、みどりちゃん、死んでしまった。また殺された。もうどのバッドエンドよりもこの瞬間が一番鬱になる。

しかし悲しみに浸る間もなく新たな展開。みどりちゃんの死に号泣するヒロインを慰めていた理智が急に苦しみだして倒れた。どうやらヒロインの泣いている姿を見たことが引き金になった模様。
その後、他の√でもあった加瀬に教会で襲われるシーンで理智が助けに来てくれるのだが、非徒をみても全然動じない。
恐怖すら感じてない様子の理智だったが、怖がるヒロインが理智にしがみついたとたんに顔が青ざめ、恐怖を感じている様子に。
これはあれか。ヒロインの感情をそのまま受け取って自分のものとしている感じか。
遙様と将成が助けにきて戦闘を始めるがやられてしまう。遙様を助けようとするヒロインの気持ちが分からない理智。
「どうしても助けたいなら、強く願ってください」という理智の謎めいた助言を信じ強く願うと一瞬非徒に隙が出来る。
そしてそれを銃で一発で倒す理智!う~ん、こわい!


この後神藤家にお世話になることになったり、囮捜査を軍が進めようとしたり、両親の死を理智が調べてくれようとしたりする。

また過去回想が入り、理智の心のなさがどんどん露呈する。幼い理智はヒロイン父の手紙を読んでいた。やっぱり生物学の研究はヒロイン父の影響っぽい。
「化け物(非徒)とは人の心を持たないものである」という手紙の文も色々な引き金になっていそう。


酔っぱらった理智に強く抱きしめられながら眠るというウフフな展開が入り一息ついた。

もう、なんなのだこの√は……ビックリハウスか??????

しかも直後の過去回想で幼い理智が「母さんが死んで燃やされて骨になったら心をこの目で見られるかな」みたいなこと考えてて、この予想は当たっても嬉しくない……こわい……
あと他人の気持ちも分からないから顔の変化を見て、小さい将成を主に勉強道具としてコミュニケーション学んでいくっていうのが……
母親の死に際に手を握られた時に「手を離してもいい?繋いでいても何もならないから」と言った理智に「人でなし」と言い残して母親は死ぬ。
ヒロイン父の手紙に「化け物は失敗作」とあったことにより自分も失敗作なんだと思う理智。
父親に成りすましてヒロイン父と手紙のやり取りをしていた理智はどんどん研究にも詳しくなっていき、非徒ウイルスを誰かに試したいと思い始める。
イ織のお見舞いに行って非徒になることを勧めたのも結局自分の欲の為だったのか……

 

かつて香月一家に会いに来ようとした理智は待ち時間に立ち寄った教会で周防と出逢ってしまう。
まだまともな頃の周防に、経験と学習から身につけたコミュニケーション能力で巧みに近づく理智。周防が香月博士の助手だと気づき、話を進める。
理智の発言に感化されて周防は超えてはならない一線を越えて犯罪者になってしまったんだな……

というか蝶々事件ってどこが蝶々なんだよと思ってたら、非徒に紅い蝶々の痣ができるとかそんな設定知らないんだが?!見落としてた?!?!?!


初対面の時から理智は何故かヒロインの感情にないはずの心が揺さぶられる感じなのか、両親の死で発狂するヒロインに中てられる理智。

そして一時的にでも自分に『感情』を与えてくれたえれなは理智にとって神に等しかった。

「貴方は神だったのですね」「僕は神じゃない。だってあの子が神だから」「ならば貴方は悪魔ですね」という周防と理智のやり取りがもう、ね……

「失敗作の僕だけど、せめてあの子にふさわしい新世界を創ってあげよう。」「えれな、これから僕のすべて、行いも、言葉のひとつすらも、それらすべてが君への讃歌だ」

 

本気でヒロインを神として祀り上げて新世界つくろうとしてる。理智はヒロインをだましていたことに何の罪悪感もない。裏切ったとも思っていない。本気で怖い

まだ普通に過ごしていたころに理智とカフェにいくくだりがあったのだが、そこでブランマンジェが好きだというシーンがある。その時はフーンとしか思わずにスルーしていたが、ここで理智が「脳は柔らかくて海外では洋菓子のブランマンジェによく例えられる」と書かれた本を読んでいる回想が入り、怖すぎる。怖くない?怖い。

 

色々あり、理智に軟禁される展開に。真実を聞かされて完全に絶望するヒロイン。そりゃそうだ……

しかし、人の心がない理智には害意もない ということに気がつく。

 

理智に騙されていたと知ったヒロインが、死に際の母親と同じ嫌悪の表情を浮かべていたと気づいて「なんであんな顔をしたのかよく分からないけど、僕が失敗作だからかな」と思うあたりがなんとも形容しがたい。

その後、悩んでいても仕方ないと隙を見てドアが開いた瞬間に逃げようとしたら理智に抱き締められて逃げられないようにされてしまう。ホラー映画か!

ここで理智に熱があることを知って病院に行かせようとするけど鍵が壊れて出られないので「私のベッドで寝てください」「何故僕に優しくするんですか?」という恋愛イベントも発生。

なんとかしてウイルスばら撒くのを止めようと
「こんなに私が苦しんでるのに新世界創ろうとするんですか?!」
って滅茶苦茶論理的に諭しても
「ええ」って返答されてしまい
(会話にならないわ……)って思うシーンがなんかもう逆にフフってなってしまったよ……

 

心がない理智に中々分かってもらえずに絶望し茫然とするヒロインだが、あきらめない。理智と積極的に関わっていくことにより今までの理智の全てが嘘ではなかったんだと思う。

 

最初の頃は説得できずにいたヒロインだが、

「私の身体は守られても私の心は死んでしまう」「心が死んでいたらそれはもう私ではありません」

と言う。上手いな~

 

ハピエン

 

理智に心がなくても、ずっと騙されていたのだとしても、理智を好きになっていたヒロインは必死に理智を理解しようとする。そして、理智が幼いころから誰にも抱き締めてもらってないのだということに気づく。
赤子が抱き締められてこの世界にいてもいいんだと自然に理解するその過程を、父親が戦争に行き母親も病気だった理智は失っていたのだ。

 

周防が言うには、理智には悪意も好奇も善悪もない。虚無なる瞳は鏡のように相手を映すだけ。だからこそ操ってしまうのだという。

そんなの責任転嫁じゃないですか!と怒ると、その通り。すべては私の心が弱いから……と急にしおらしくなり、生きて治療薬を作って罪を償ってくださいというヒロインに従う周防


ハピエンでは少しずつ心が分かってきた?
イ織も別に自分を被験体にした理智を恨んではない、何故なら見舞いに来てくれていたのはどんな理由であれ理智だけだったから。

三人は治療薬を作り償っていくというエンド。


バッドエンドはヒロインの言葉が届かず、理智の瞳に飲み込まれていき……

記憶喪失となったヒロインはまたイエーヴァに転入。もちろん理智が仕組んでいる。

ラストのスチルの理智の目がめっっっっっっっっちゃ怖い。

 

 

理智√は理智が普通に怖くてイ織以上に怖くてルートに入る前は一番好きだったはずなのに……というものすごいギャップを味わえた。

ただハピエンで周防もイ織もなんで改心したのかというか周防とかええ?!ここで改心?!みたいな感じでちょっとご都合主義は感じた。以上!

 

 

 

全体の感想

・スキップ機能が良い
・研鑽ってなんか普段の使用率のわりに出てくる率高くない?
・選択肢が分かりやすすぎる
・みどりちゃん生存してほしかった……

というのと、このゲームが他のゲームと違うのは全エンド曲が違う!!!!

将成のHAPPYED
遙様のBADED
シドニーのBADED

理智BADED

 の曲が特に好きだった。

 

恋愛ゲームとしてはとても良かったと思う。

だが恋愛ゲームに恋愛以上のものを求めているタイプだとそこはあまりない、というかほとんどの伏線や真相が大体予想付いてしまうからそういうの予想したり考察したりどんでん返しを求めているタイプには微妙かもしれない。(シドニー√はそういう部分では一番面白かった)

普通に良作。完!!!!!!

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