乙女ゲーマーはお兄さまに恋してる

乙女ゲーヒロインを操作して恋愛することになった喪女の波乱万丈の乙女ゲーム生活を描いている『(ヒロインの)精神潜入ロマンティックラブストーリー』

バクダンを仕掛けられるゲームのヒロインの髪型がバクダン

以前書いてた記事をほぼまるっと載せている。

積みゲーが多いのでさすがに再々プレイする暇があったら新たな男を救いに行かねばならないからである。

 

 

今回の「バクダン☆ハンダン」は再プレイ。
ネタバレ満載。

オトメイト
攻略人数6+隠し1
OP:ジェットコースターランデブー(蛇足)
ED:君と…(蛇足)、隠しEDはブレイクビーツ(いとうかなこ)
D:北野マコト
シナリオ:やまだ有見(メイン?)
プロットが我孫子さん。


二週目から隠しキャラが登場。
三週目から?かキャラクリアが条件か分からないけどOPの歌い手の人が冒頭に登場。
CGは一人約12枚


以下最初にキャラごと感想。

*士道昴流
びっくり顔が萌える。鈴村さんの堅物ボイス好きなので第一印象良かった。クールだけど熱いキャラ。
サングラス三つも常備しててどこの眼鏡キャラだ。話は相当真相に近い方。
着ぐるみのスチルが面白すぎて全員分載せてほしかった!というかここの若狭くん一番かわいい。クマさんの調辺さんキュートすぎ。
キススチルが一番好きなのは彼。横顔イケメンすぎ。いや、正面も個人的に一番イケメンだけど。
コーヒーを飲む昴流に合わせようとしたヒロインのホットミルクにコーヒーを分けてくれて、徐々に慣れればいいって言ってくれるシーンは最高。
即席AEDに関してはポカーン。再プレイだからあれだけどやっぱりポカンとなる。

一回死んだ男、昴流……やばすぎる。
しかもそのあとのどんはんで起き上がるの卑怯すぎて笑ってしまう感動シーンだけど笑う!その後も謎解きを物理で解決するし……剣引っこ抜くとか……
BADENDは一番やるせない感じだった。


*若狭永遠
CV梶さんの可愛い系アイドルキャラ。こわがりな部分が結構出ていた。アイドルなのに笑えないというのが悩み。アイドルはいつでも笑顔でいなきゃならないっていうけれど、そんな偽物の笑顔をファンに向けていいのか?と悩んでいた。
笑顔にこだわるのは、昔自分を助けてくれたらしい女性が「笑顔が一番」と言っていたから。これは流星ルートとつながってる。
BADENDでは「やっぱり付き合うのナシ☆」みたいなノリで軽く振られて逆に清々しかった。


*芽御師航大
CV森田さんの引きこもりゲーオタ。一見すると幽霊みたい。照れ顔がキョドっててかわいい。こんな自分にも優しくしてくれるなんて……!とヒロインに段々ひかれてったタイプか?ゲームばかりしてたから腕の筋肉はついてるとかいってお姫様抱っこして助けてくれたのはちょっと面白かった。過去の事件の目撃者でありそれがトラウマのきっかけになった。
BADENDでは紙切れ一枚残してサヨナラ~まだヒロインと向き合う勇気はないらしい。

ゲームが一緒に置いてあったけど、リセットされてニューゲームになっていた……。
名前は目押しからきてるのか??


*調辺歩
成田さんのお声が心地よい。おっさんキャラはすきだけど乙女ゲーでは趣味範囲外なので期待値は中くらいだった思い出。彼のルートもまた真相に近い。マイちゃんかわいいよ一緒に寝ようねマイちゃん。
一本やるか?とポッキー的なお菓子渡されたあたりでヤベエってなった。
川の字で寝るところのスチルがないのがもったいなさすぎると思う。
彼の師匠は流星の父ですという事が分かるのはこのルート。まあ昴流ルートでも勘付けるけど。
キススチルの時はさすがにお菓子咥えてないんだって思った。仄かにチョコの香り漂うキスってのは萌えだ。
銃持った姿があまりに似合いすぎる。まさにさきちゃんの言う通り映画のワンシーンのよう。
M2がちゃんと地声で喋るのはこのルートくらいだよね確か?誘拐の時の夢の中?と最後のところで。
私はM2さんが好きなので、こうして再びプレイしてる時もつらい。でもM2いいやつだよアンタ!ってなる。
BADENDは一番後味悪い。M2の電話出れないし、調辺さんに事故の後遺症残っちゃうし、ふられるし!!振られたり別の女に取られるバッドエンドが一番嫌いなんだ!!!


*卜部君麻呂
諏訪部さんボイスが麗しい占い師。妖しい。と思ったら割と最初で裏切ってくるけど良い人。水晶どうやって浮いてるんだ?!と気になってしょうがなかった。
流星ルートではもはや彼がヒロインのようである。
彼のルートではヒロインは船を降りて探しに行きすぐに卜部を見つけて事情を聞くというテンポのよさ。そんな簡単にお前の心の闇聞かせてくれるんか!とびびった。なんかお父さんが憎いらしい。お父さんは悪だった。雑誌記者を処分?あれ、これはどこかでキイタヨウナ~!どこのホストのお父さんのことかな?
占い師になったのはネットで知り合ったM2さんのおかげだそうで。「新宿の兄」って呼ばれてたのは笑った。
というか彼はヤンデレ系なんだよね。雨の中のスチルは狂気滲み出ててときめきはしないけどすごくグッとくるから好きです。
最後の章でどんはん三連ちゃんするシーンは楽しかった!どんはんシーンごとに声色変わってるの感動するよね。
あと、昴流が「彼女が卒業するまでキス以上は許さない」みたいなこと言ってきたのすごいツボでした。
さいご自首して二年後に再会。ヒロイン髪伸びたらかわいかった。
BADENDは、BADENDらしいもの。他とは違う!!殴られて気絶して目が覚めた病院ですべてが終わったと告げられる。。。みんな多分死んで人質も、、、みたいな。嫌いじゃない。彼の闇&病みとマッチしたタイプのBADだった。

 

*御手洗流星
CV日野ちゃまの見た目厳ついホスト。とにかく守ってくれる。強面だけど優しい典型タイプ。両親がバス事故で死亡。母親は「元気が一番」とよく言っていた。あれ……これはどこかで聞いたコトガー
OXステージで十字架に張り付けられてる卜部さん、最初は可哀想だったけど、最後ボスのおなかに卜部さんが!ってあった時は想像して吹き出した。
あととにかく怪我が痛そうで、血がにじみ出てるのにオラオラーって敵に突っ込むのすごいなあって感じでした。
BADENDは爽やかな振られ方な方だと思う。そこまで傷つかなかった。
名前ってもしかしてホストで女たらしだからみたらしなのかなって思った


*魅神真(隠し)
多分2週目から攻略可能?
そう。彼こそ隠し!隠しルート大好きな私が推さないわけがない!M2!!
いや~~~~最初の台詞(電車じゃない方)のしらじらしさ!!
逃げたい?って聞いてきたのは、ただの質問とか世間話じゃなくて、純粋にヒロインは逃がしてくれようとしてたっていうのが。。
もし何かあってもオレが助けるよとかいうセリフも、軽く言ってるなと初見の時は思ったんだけど、ねえ……全部本当なんだって分かってからプレイしてるからこの時点ですでにもう辛さが……
彼は過去に捉われるあまり、真実から目を背けてしまって一人孤独につっぱしっちゃって……断罪と言う名の復讐にも捉われてしまっていてすごくつらいんだよね……彼の言い分もわかるけど、彼の思うようにしちゃいけないっていうジレンマがすごくよかった。
真くんのためになにができるんだろうって考えたり、ゲームの中止を訴えながらも、彼に同情や優しい言葉をかけるのは綺麗事だってちゃんと考えるさきちゃんもいいなって思った。
あと「キミって絶対ろくでもない男に引っかかるタイプだよね」っていうセリフが物凄い好き。自分に言われてるかと思ってドキッとした
彼は罪を犯したから当然裁かれるし長い間会えないけど、待ってると言ったヒロインに対して何年かかっても戻ってくるってちゃんと約束してくれるところでもう……
とにかく目頭が熱くなるルートでした。私は、周りを巻き込んで復讐するキャラとかヤンデレとかそういうの苦手なんだけど、真くんに関してはあまりそういうの感じなかった。
そしてBADENDがとてもとてもよかった。心中エンドは二次元では大好物なので!そして、「キミに許されないと分かっていてもキミと死にたい」というようなことを言う真に対し「許すよ。世界中の誰もが許さなくても私は許す。ずっと真さんのそばにいてあげる」と返事をするさきちゃああああん;;;;私はこういう精神が好きというか一番しっくりくるので大満足でした。


全体感想
・黒子がかわいい癒し。
・どんはん楽しい。上でも書いたけどどんはんのトーン変わるのも良かったし、ヒロインに部分ボイスあるのも個人的に好み。
・乙女ゲーというより、謎を解明しつ恋愛って感じかなと思った。謎とか話の真相7:恋愛3ぐらい?
いやいやもう少し恋愛要素あったけど、普通にシナリオにのめり込んじゃったから余計そう感じたのかも。
 というか恋愛要素が控えめでも本筋が面白いから飽きたりすることがない。
 七日間(正確には大体六日目だけど)で恋に落ちるって構造なので駆け足感はあるけど、TYB大好きな私には屁でもなかったぜ!!吊り橋効果もあるよね!!!って考えれば違和感なんて感じない!!
・叔父さんからの熱い励ましメールに笑う。
・ヒロインの性格がよかった。個人的にあんまりボーイッシュというか女子力?ない子は好みと違ったり感情移入しにくいのもあるんだけど。さきちゃんはそういう面ではすごい好みなわけではないけど、私が苦手な勝気すぎヒロインでも弱すぎヒロインでもなかったから普通にプレイが快適でした。ただ、年上に対しての敬語が取れるくだりはな~~年上キャラには敬語でいてほしい派なので!敬語からにじみ出る歳の差の壁感が燃えるんだよ!
・どツボなキャラはいなかったが、無理なキャラもいなかったので全員楽しめた!好きなのは昴流かな~もちろん一番は真ですが。
・乙女ゲー関係者じゃないスタッフがメインとなってるんだよね…?ということで、糖度は低めだけど、演出とか話とかは斬新で面白かった。イラストも乙女ゲっぽくないからこそこのゲームに合ってて良かったし、個人的に好きなのでもっとCG見たいと思ったり。
・ゲーム内ゲームっていえばいいのかな?普通に全部面白そうだったからミニゲームとかついてたら良かったのに~とも。

進めるのが楽しくて一気にプレイしてしまうストーリーでした。全員が伏線を担っているものはやはりいいなあと。楽しかった!