乙女ゲーマーはお兄さまに恋してる

乙女ゲーヒロインを操作して恋愛することになった喪女の波乱万丈の乙女ゲーム生活を描いている『(ヒロインの)精神潜入ロマンティックラブストーリー』

【学プリ】ダメじゃん、喪女をフリーにしちゃ……

学園祭の王子様(2人目)

二人目は無駄に男前こと佐伯虎次郎!!
記事を書くために再度攻略したのは半年前……テニミュ再燃をきっかけに舞台沼にも再燃してしまい記事を完成させるのに時間がかかってしまった。
毎回思うが、テニスにどっぷりハマっている時の時間の流れはオタクには早すぎる。供給が多過ぎて休む暇がないし常に幸福だ。オタクにとってこれほど幸せな悩みがあるだろうか?いや、ない。

 

というわけで、一人目のブン太で大体の流れは書いたので二人目以降は更に省略していく。


六角は焼きもろこし屋と焼きそばとかき氷をやりたいという意見が出たため、全部一緒に『海の家』として出店することに。

とりあえずサエさんに会話を吹っ掛けるも好感度0なので当然のごとく失敗、爽やかに断られる。

 

23日朝 探索していると本館委員会本部で跡部様と遭遇。
しかしテニプリのゲームやアニメオリジナル等でも思うのは、跡部様という存在のおかげで本編外のイベントへの導入が容易に行えるのはすごいという事だ。
この学園祭もそうだが、テニプリにおけるテニスと無関係のイベントを不自然でなく開催するのに跡部様の「俺様がルールだ!」という一言を添えて跡部様主催で開催すれば「そうですね!跡部様がおっしゃるのなら!」と納得できる。すごい。

とまあ跡部様讃歌は置いといて、サエさんに話しかけると固定イベント発生。テニスを教えてくれることに。
「キミ、なかなか素質あるんじゃない?」とか「楽しかったよ。機会があれば一緒にプレイしたいね」とか爽やかに言ってのける。そんな爽やかなサエさん、自由参加のアトラクションではアイドルユニットに参加。

 

23日昼 特殊話題でラケットの話題を振るとオジィの話になって終了。

 

23日夕 学園祭の話題。準備大変そうですねと言うと「そうだね。それにキミは運営委員だから俺たちよりもっと大変だろ?」と気に掛けてくれる。
「あまり無理しない方がいいよ。俺たちでフォローできることはしていくからさ」
「皆さんのお役に立てるよう頑張りますね」
「……無理はしない方がいいって言ったばかりなのに」「キミは、面白い子だね」

―― 一度でも夢を通って来た者ならだれもが言われたであろうこの台詞。大して面白いことを言ったわけではないが、相手の予想斜め上の反応を返すと面白い女認定してもらえる。決して奇行に走った女を面白い女認定してくれるわではない。奇行に走ったうえでこの反応をされたのならその相手は単純に引いてるか奇行種が好きな変態の可能性が高いので要注意だ。
ともかくこの一言はハッピーエンドへのスタートライン。モブ女には真似できないヒロイン力(ぢから)を見せつけてやろう。


24日朝 テニスを教えてくれるイベントの続き。フォームの確認をしてくれるサエさんの手が触れる……ヤバ……これはヤバ……
ヒロインも「顔が近くに!」などとドギマギしてるのに素知らぬ顔で接してくるサエさん。天然タラシ。
しかも「キミ、何かコロンつけてる?」と聞かれ、否定すると「へぇ、そうなんだ。いやぁ、いい香りがしたんでちょっとドキドキしちゃったよ」とか言うんだコイツは!!!!
これを無意識でやってるとしたらとんだ罪作りボーイ!!!

 

24日昼 模擬店の話し合いで簾藤が足りないことが発覚。サエさん狙いなので彼を指名して倉庫に探索へ。
倉庫といえばフワ~オ♡なハプニングがつきもの。
「気をつけなよ。崩れそうな荷物もあるみたいだから」とフラグ立ててくるサエさん。案の定雪崩が起きるお約束。中学生なので別にエッチな展開とかにはならない。


24日昼 オシャレの話題。髪サラサラですねと言うと
「キミの髪の方がきれいだね。触ってみたいよ」
「せっ、先輩っ!!からかわないでくださいってば!」
「いや、これは結構本気。ね、触っていい?」
「恥ずかしいからダメです!」
「残念。じゃ、また今度お願いしようかな?」

爽やかなだけじゃなく年相応なちょっといじわるな面も見せてくるサエさん。
こりゃあ女共は黙っていられないわけだ。
六角に入学したらとりあえずみんな最初はサエさんに惚れるやつだ。そしてサエさんはテニス部らしいからちょっと見に行こうとか言って友達と応援に行ったらベンチに座る木更津亮を美人な女子マネージャーだと勘違いして勝手に落ち込みたい。


24日夕 学園祭の話題に。氷の発注をする際に気温を考えて少し多めに発注したら褒められた。こんなに直球に褒められたことはないと照れると「ふーん、そうなんだ。じゃあこれからはいつも手放しで褒めてあげようか」だってよ!!生きてるだけで褒めてくれる佐伯虎次郎botかよ!!!!!


25日朝 ようやく恋の話題を振れるようになったので早速好きな女の子のタイプを聞くと「女の子じゃなきゃだめ?」と冗談言われた
別に私は女の子相手じゃなくてもええけど今回はヒロインいるから困らせんな!


25日昼 テニスの話題を剣太郎が一年で部長なのはすごいというような話に。剣太郎だけじゃなく俺も応援してねとのこと。(私は木更津亮を応援しております!!!)


25日夕 固定イベント
暑いねという話をしていると熱中症でフラフラして倒れてしまうヒロイン。サエさんが医務室まで運んでくれた。重くなかったか心配すると「あはは。なんだ、そんな事。大丈夫、軽いものだよ」……。王道イベントだが普通にキュンキュンしやがる。

その後特殊話題で熱中症を選択。命の恩人です!このお礼はいつかきっと、先輩が熱中症になった時にお返ししますと言う。
「あははは……だったら、四六時中俺にくっついてないとね」
「先輩の許可さえあれば」
「いいよ、ずっと一緒にいようか?」
「うっ!真顔で返されるとつらいですよ」
という会話のあとに
「(結構本気だけどね)」って思ってる佐伯虎次郎!!!!!ウォォォォオオオ!!このグイグイ行く感じ!!ロールキャベツ系男子!(古い)


26日昼 テニスの話題。動体視力がいいんですねという話!!そうだ!!サエさんは必殺技はないがこの動体視力で他のやつらと渡り合ってきたんだ!!
「色々と便利だよ。テニス以外でもね」
「? 例えば何ですか?」
「そうだね。キミの可愛いかおの変化を一瞬たりとも見逃さないとか」
「せっ先輩っっっ!」
「ははは。冗談冗談」

冗談がお好きなサエさん。イケメンだから冗談が許されるのであってイケメンじゃなかったら今時訴訟ものだ。


26日夕 固定イベント。かき氷のシロップを買いに買い出しへ。かき氷って食べると舌の色が真っ赤になるよねとサエさんと話した。
ああ~サエさんとお付き合いしたら夏祭りでイチゴ味のかき氷食べて真っ赤になった舌を見せ合って笑い合ったりするんだろうな~……まぁ私は柳さんと夏祭りに二人で浴衣で遊びに行って綿あめを必死で食べてたらいつの間にかはぐれちゃって焦るんだけど後ろから風車を持った綺麗な手がふっと差し出されて振り返ると柳さんが微笑んでいるのだけど。


27日昼 サエさんを見るイベント発生。不二と話してる。準備は順調か聞かれて、ヒロインが頑張ってると褒めてくれているサエさん!!
しかも見てるのがバレてサエさんに呼ばれたし不二に自己紹介したら照れちゃって可愛いねとか言われた。
それを見てたサエさんが「あまり苛めないでやってくれよ」「俺に用事なんだろ?行こうか?」って、ヤキモチか!?!?!?最高!!!ヤキモチ妬かれるのって最高にゾクゾクするよね!!サエさんは違うけど私は個人的に高プライド野郎にヤキモチ妬かれるシチュがたまらんので全高プライド男はヤキモチを妬け。ただし妬きすぎて睡眠薬飲ませたり監禁するのはヤンデレに任せておけ。

ヒロインが「私をからかう時の顔が不二さんと似てました」というと「キミをからかっていいのは俺だけにしたいんだけどな」
あああああもう落ちてない?気がついてないだけでもう私サエさんと付き合ってるのでは??

その後も何度かちょっとしたイベントをこなし、サエさんの術中にはまっていく。フリーにしてもらえない。

 

とうとう帰りに送っていってくれるイベント発生。あだ名で呼ばないねって話になり、サエって呼んでと言われる。妥協案でサエ先輩と呼ぶことにしたけど、お望みなら虎次郎先輩でもいいけどねとのこと。

 

デートに誘われて遊園地へ。デートイベントでも相手は制服なのが少し残念。サエさんに夏らしくていいねと服装を褒められた。個人的に服を褒められるとテンション上がるから燃える。
ループコースターからのレストラン、そしてバッティングゲーム。飲み物を買いに行こうとするサエさんに付いて行こうとすると「おっ、俺を徹底マークする気だね?」と言われてしまった。しかも、
ヒロイン「はい、逃しませんよー」
サエさん「あはは、じゃ、一緒に行こう」

だよ?え?本当にこれで付き合ってないのか?ときメモGSかよ。

そんな風に浮かれているとサエさんが別の女と話しているところを見てしまう。ま!こういうのは姉妹だと相場が決まっているけどね!!!別に焦らないよ!!!!実際ほんとに第二の女だったみたいなのは黒い蜂のメーカーとかでしか出て来ないから大丈夫!!


29日朝 恋の話題を選択。サエさんはモテるのに告白を断っているのは好きな人がいるからですか?と聞くと
「まあね。それに俺は付き合いだしたら相手にうるさいかもしれない」「好きな子にはいつも近くにいて欲しいし、わがままをいっぱい言って俺を困らせて欲しいしとか」

来たよ束縛願望!!

そんなサエさんとヒロインの会話

「それって女の子の方からみて嬉しい事ばかりな気がします」
「キミは嬉しいと思うんだね?」
「はい」
「なら良かったよ。安心した」
「?先輩の好きな人もきっと同じように考えてますよ」
「そうみたいだね。気付いてないみたいだけど」
「鈍感な人なんですか?」
「はは。そうだね、超が付くくらいだね」
「大変ですね」
「そうでもないんだよ。じゃあね」

ここで嬉しそうなサエさん……
鈍感ヒロインは苦手なんだけどここは鈍感であるがゆえにサエさんが少してこずってて萌える部分はある。


特殊話題でこの前話していた女の人の話題に。
「あれ?もしかして気にしているのかい?」「へぇ……どうして?」と畳み掛けるように聞いてくるサエさん笑
予想通り佐伯姉だったわけだが、(多分)好きな女の子にヤキモチ妬かれてたらそりゃ嬉しいよね。


29日夕 広場に行くと何も選択してないのにサエさんから話しかけてくれてイベントスタート。好感度高くなってる証拠!
ゆっくり話がしたかったらしく、「時間がもっとゆっくり進めばいいって思ってる」とサラリと言ってくれるし、ヒロインも同じように寂しがってると知って安心している佐伯虎次郎(中学三年生)激モエ。「俺にも心の準備があるから~」などと匂わせ発言まで。
その後もいつもの調子でからかってくるサエさん。サエさん冗談言ったりからかったりするの好きだな。


30日昼 サエさんがいるところに行くとまたもや何もしてないのに向こうから話しかけてくれた。束縛か!?(違う)
声をかけてくれて嬉しいと言うと
「ホント?だったらこれから何回でも声かけるよ」
「うふふ、あんまりしょっちゅうだと困りますけど」
「なんだ、見抜かれてたか」

ああこの、この感じよ。ああ。ああ……
うふふってなるよね……


二度目のデートに誘われたので海へ。釣りなどを楽しんだ。
足を滑らせてしまうも「落ちなくて良かった。あまり心配させないでくれよ」「ほら、俺の手をしっかり握って……いいね?」
からの夕日が綺麗だねっていう王道イベント。

その後が最高。

「もしも、の話だけど……キミの好きな人が、他の女の子と楽しそうにしゃべっていたら……キミはどう思う?」「この前姉さんとの時にヒロインが気になるって言ったしね。キミの好きな人が同じようにしてたら?」「きぶんよくない?」
「はい」
「自分だけを見てほしい?」
「は……はい……」
「……」
「あ、あの……」
「ど、どうしたんですか?私の顔に、なにかついてます?」
「うん」
「えっ!?なに、なにが?」
「かわいい目と鼻と口」
「もう……からかわないでください」
「あはは。からかったわけじゃないけどね」

佐伯虎次郎~~~~!!お前~~!!ヒロインが束縛してくれる女か試してやがるな~~~~!?!?!?!!?
お前ってやつは~~~~!!!!

 

長いようで短かったサエさん攻略の道のりも終盤。
ルート成功の証としてサエさんは慰労会で勝利したし学園祭当日もサエさんのチームが優勝した。ここまでは共通。


その後夕方に学園祭をみて回っていると女の子の客が多く、そこからサエさんのファンの話に。サエさんもモテますよって言ったら「俺が振り向いてほしいのはたった一人だけだからね」と言われた。それを聞いてサエさんに好きな人がいるんだと落ち込むヒロイン。
リンゴ飴を買いに行ってくれたサエさんが戻るとヒロインがいない。うっかり移動してしまっていたヒロインは樹っちゃんに出会い、サエをフリーにしちゃだめなのねと言われる。
樹っちゃん……本当に良い奴……なんで攻略できねえんだよ……樹っちゃんとほのぼの恋愛するルート作れよ……ていうか木更津亮と恋愛するルートも作れよ!!!!!双子キャラなんてとんでもなく√作りやすいだろうが!!!!!!


追いかけてきてくれたサエさんに勇気を出して「また……はぐれちゃうといけないから……手を繋いでいいですか?」というヒロイン!!自分から言えるのすごい。
サエさんも「うん、そう。そうやってしっかりつかんで放さないでほしいな」と言ってくれた。


キャンプファイヤーでの社交ダンスに誘ってくれたサエさん。
「お嬢様、シャルウィダンス?」って言ってくれるの!!爽やかすぎる!!王子様か!!!いや!!テニスの王子様に出てくるキャラはみんな王子様だった!!!
そして踊りながら
「キミは俺のこと、どう思ってる?」「あ、待って!……やっぱりこういうやり方は卑怯だったね。そう、まず俺がはっきりしないと」
「あ、あの……」
「好きだ」
「えっ!?」
「俺は、キミが、好きだ。キミは……どうなのかな?その……俺のこと……」
「好きです!大好きです!」

となってめでたく両想いに。
これで比嘉中メンバーが攻略可能で「わんのことどう思ってる?」みたいなこと聞いてきたらこことリンクして最強に面白かったのにと思いませんか?なんで比嘉は学園祭に参加できないのですか?
ゴーヤ屋台とかサーターアンダギー屋台とかで本当は参加してて隠しルートとかだったりする??


エンディング後、いつかのデートの時のように夕日を見ながら会話。
「キミには、俺だけを見ていてほしい。俺も、キミだけを見ているから」
「はい。でも……」
「でも?」
「サエ先輩はカッコイイからどうしても他の女の子から注目されちゃって……」
「くすっ……ヤキモチかい?」
「ダメですか?」
「そんな事ないさ。キミにわがままを言ってもらえるのも嬉しいんだから」
「心配性……なんですね、私」
「大丈夫、俺の目にはキミしか映っていないから。ほら、よく見てごらん」
「あ……」
「……」

でエンド。


ここまで駆け足で感想を述べてきたが本当にサエさん√は爽やかの一言に尽きる。
爽やかだが、時に冗談やからかいで刺激も忘れない……モテる理由が分かりすぎて怖いストーリーだった。
ちなみに今後記事を書くことがあるかもしれないが、ドキサバとダブルスのサエさんルートも大概にヤバいのでぜひとも攻略してほしい。(※なおダブルスの王子様でサエさんが出るのはBOYS側……つまり男主人公ソフトである。あるのだが……私が腐っているから見てしまった幻覚なのか或いは真実だったのか記憶が定かではないので本当にプレイしてほしい)

そして最後に。
木更津亮木更津淳が攻略できるゲームずっと待ってるからよ!!!!!!