乙女ゲーマーはお兄さまに恋してる

乙女ゲーヒロインを操作して恋愛することになった喪女の波乱万丈の乙女ゲーム生活を描いている『(ヒロインの)精神潜入ロマンティックラブストーリー』

恋愛女番長【恋愛番長 命短し、恋せよ乙女!Love is Power】

今回プレイしたのはこちら
「恋愛番長」である。
世間は少し前、喧嘩番長乙女で盛り上がっていたが、恋愛番長なのである。

ざっくりとしたあらすじは、恋ができないヒロインが恋愛のカリスマ的存在の恋愛番長たちと一年間期間限定で恋人となり恋を知る という話だ。
分類的にはギャグなのだが、このゲームは死ネタエログロ異彩を放つBADENDでおなじみのrejetから出ている。
BADエンドで番長に校舎裏に呼び出されて「お前は一年経っても恋を知ることはなかった。番長がついていながら恋ができないなど許されない。お前には消えてもらう
みたいな展開は一切なかったのでHAPPY至上主義でrejetを避けている方も安心してほしい。

ところで恋愛番長はOPが滅茶苦茶テンション上がる。

 

OPを見て気分を盛り上げたところで攻略スタートだ。
こんかい攻略していくのは
恋愛番長 cv森久保祥太郎
ヤス cv寺島拓篤
さわやか番長 cvKENN
セクシー番長 cv鳥海浩輔
プリティ番長 cv梶裕貴
ツンデレ番長 cv中村悠一
ミステリアス番長 cv小野大輔
である。

キャラの説明は不要だろう。これほどまでに「名は体を表す」ということわざを体現してくれた攻略対象にいまだかつて出会ったことがない。
ヤスだけ分かりにくいが、ヤスは恋愛番長の舎弟でオタクな眼鏡ボーイだ。この作品での貴重な眼鏡だ。別に犯人ではない。


ところでキャラと性格というか属性、そして声優を見ると気づくことがある。
いや、もしかしたら某の思い違いかもしれないが、この番長たち……中の人を彷彿とさせるキャラクターなのだ。
中の人からキャラを作ったのか?キャラから中の人を決めたのか?それは私には分からないが、でもこれは確実に中の人を意識したというか意識せざるを得ないだろう。
しかしここはプロ乙女ゲーマーを目指すものとして、純粋にキャラに向き合っていこうと思う。

 

我が分身となるヒロインなのだがまさかのデフォルトネームなしであった。
乙女ゲーム用の名前を入力していざ尋常に番長とタイマン勝負である。


プロローグ。皆が彼氏の話で盛り上がる中、『どうしてそんなに盛り上がれるんだろう』と不思議がるヒロイン。
しかも、彼氏なんかいらない同盟という同盟を結んでいた友達が教室に入ってきた瞬間に「彼氏ができたの!」と堂々の離反宣言
初っ端から喪女の傷を連続で抉ってくる好スタートだ。さすがrejet。乙女の心にトラウマを残すという部分はしっかりこの作品にも備わっている。

「誰かにときめいたことなんてほとんどないよ」というヒロインに『分かる~!私も乙女ゲーム以外で人を好きになったの小学校低学年だよキャハハ!』とシンパシーを感じていたところ

ヒロイン「告白されて彼氏ができても付き合うことの何がいいのかさっぱり‪分からなかったりしてうまくいかない」

やはり乙女ゲームのヒロインは格が違う。現実の喪女がシンパシーを感じていい存在ではなかった。
もう完全に裏切られた気分である。

 

まあなんにせよヒロインは恋ができないので、「黄色いハンカチを学校の一番高い所に結ぶと恋愛番長が恋の悩みに乗ってくれる」という噂を聞いて試すことに。
屋上に来たヒロイン「虹色のハンカチにしよう」

こういう捻りが乙女ゲームのヒロインには大切なのだろう。さっそく一つ学んだ。

ハンカチをみて大量の番長が来てくれたのだが、攻略対象ではない。それなのに無駄に声優陣が豪華である。
このライバル番長たちが悩みを解決してくれる!となった所で空が七色に光って本物の番長たちが登場。登場もグライダーやパラシュートにヘリコプターなど只者ではないのが出会う前からひしひしと伝わってくる。


本家番長たちが揃い、自己紹介をしてくれた。
さわやか番長は語尾に「爽快っ☆」がつくほどのさわやかさを見せつけ。ヒロインをハニーと呼ぶさわやかっぷり。
セクシー番長はセクシー大学に在籍しているらしい。
プリティ番長はヒロインをヒヨコちゃんと呼んでくるのだがどう見ても本人がカラー的にもヒヨコだ。
ツンデレ番長は王道テンプレツンデレという感じ。ちなみに先ほどヘリから登場したのがこのツンデレ番長で、お金持ちらしい。
ミステリアス番長は愛と宇宙の神秘について考えているとの事。

あとなんかボブとかいう褐色に水色リーゼントのキャラが出てきて戸惑ったりもしたが、この番長の中から一人選んでカップルになって恋のハウツーを教えてもらうことになった。

ボブは既婚者だから選べないというどうでもいい情報はさておき、「この中から選ぶの!?」と困惑するヒロインだが「でも噂になってるってことはたくさん悩み解決してきたんだよね……せっかくだし!」と番長を選ぶことに。今回のヒロインは前向きなうえにテンポよくシナリオを進めてくれるタイプのようだ。


初見の好きそうな予想が

ツンデレ2ミステリアス3ヤス4恋愛5さわやか6セクシー7プリティ
なのでミステリアス番長からやろうとしたら攻略制限がかかっていた。何故かプリティとツンデレとミステリアスは最初は攻略制限がかかっている。ちなみに全部攻略し終えても何故制限がかかっていたのかは全くその意図が分からなかった。


なお、この作品の進行は4月から一か月ごとにパートが分かれていて、様々な季節のイベントやデートが挟まれるシチュ寄りのシナリオだ。
よって感想も特筆すべきイベントだけというか備忘録を書く部分があまりなかった。
ただ物凄いツッコミどころ満載だったのでそういう部分だけ書いた。最初に言っておくと好きなキャラも特にいなかった。恋愛やNLに関しても、フルコンプした今も「特には……」といった感じで書いているので、好きな方は見ないことをおススメする。

 

セクシー番長

小手調べにセクシー番長から倒すことにした。セクシー番長、ニット帽をかぶっている。番長たちの中で最も中の人が脳内をよぎるのがこのセクシーさんだ。

 

・学校にセクシー番長が来た。セクシー大学に通う大学生がなぜ?!という疑問より、来て早々馴れ馴れしく話しかけてきたうえにくっついてきた。
 ヒロインもえっ?!みたいな感じになっているが、いくら期間限定の恋人になったとはいえまだ共通部分でしか話したことのない男がべたべたしてきたので当然の反応だ。
 ヒロインと共に困惑していたら会話の途中で突然「恋愛経験値問題」なる問題パートが挿入された。

この恋愛経験値問題は選択肢と共に全キャラ全パートで出てくる。その名の通り恋愛に関する問題で、「こういうときには××するよな?」みたいな問いかけに答える形式となっている。
私は終始これに悩まされたというか踊れされた。

会話の中で、「ここで問題だ」的な問われ方をされるならまだよい。『数々の恋愛を繰りひろげてきた乙女ゲーマーには容易いものよ……(妖艶微笑』という感じなのだが、大抵の場合会話の途中で唐突に問題が出されるのだ。

問題が「恋人には思いやりが大切だよね」みたいな問題なら会話で突然言われてその後回答選ぶ時にも「あ、今の台詞は問題か~」で済むが「恋人のいうことはなんでも聞くべきだろ」みたいな問題が出された時は、その後にそれが問題だと分かるまで「は????何言ってんだ???」と一瞬なってしまうことが多発した。
あと回答を喜怒哀楽で選ばなければならないので、喜と楽 怒と哀の差がよく分からず攻略みないと無理だなと思った。

 
・気になる人と親密になりたかったら距離感をつめることが大切と説かれたのだが会って間もないのに距離感つめられすぎて正直引いた。
 ヒロインの「単に体を触りたいだけの人かと思った」という発言はこのキャラに限ってはあながち間違いではないのでは?

 その後も肩を抱かれ、照れてやめてと頼んでるのに「腰を抱かせて」と言うセクシー番長にはドン引きを通り越して恐怖だ。
 「セクハラじゃん」というツッコミにも「これはお前の恋愛経験値を知るためにやっててオレの欲望のためじゃないからセクハラ呼ばわりは非常に心外だ」と怒られた。
 地獄だ。

 なぜ小手調べにセクシー番長を選んでしまったのか、まだ四月なのに後悔しかない。


・「相手に気に入られたいのなら少しくらい嫌なことは受け入れるべき」などという恋愛経験値問題を出され「嫌な所があるのはお互い様だからね」とまで言われた。
 ここまでどう考えてもヒロインだけが嫌な思いをしていないか……???
 
こういうことにも慣れろと言ってきたセクシーに「いつもスキンシップばかりだと慣れないことで緊張してセクシーさんと一緒にいても楽しくないって思っちゃう気がする」と言ったヒロインにはスタンディングオベーションだ。

 

・自習のお知らせを何故かセクシーが持ってきてざわめく教室。ちゃんと勉強しているヒロインのところにきてみんなの前で「オレの彼女」とか言ったので私はキレた。勉強を邪魔してあまつさえ皆にわざわざ公言して恥をかかせられたのだ。
個人的に衆人環境の中で目立つ好意をしたりイチャイチャなどもってのほか!恥ずかしすぎるだろう!と思うので苦行すぎた。
しかも「勉強を教える代わりにひざ枕をしろ」と強制され、シートを教室の床に敷いたのである。しかもそのせいでヒロインは転んでしまった。もうドン引き&恐怖&怒りだ。
この先ヒロインがセクシーを本気で好きになっても私はセクシーを好きになれる気が一ミリもしない。周囲の注目集めるようなことをするだけでも嫌なのにこんな恥ずかしい行為をさせられるのは、こういうシチュが大の苦手な私にとってはバッドエンドよりもきつかった。

・セクシー「オレをどうにかしようと考えるなんて100無量大数年早いよ」   は???

・運動会。番長たちは応援に来てくれたが、セクシーは恋人のくせに暑いからと木陰で休んでいやがった。
「運動はベッドの上ですればいい」    は????

選択肢で、下ネタも大丈夫と答えたら「ジャンジャン飛ばす」と言われたけど既に飛ばされてますけど。

応援と称してデコチューされて狼狽えてたら風紀番長がやってきた。メガネに黒髪、そして真面目。今の所私が一番好きな男だ。
最初の登場から好きだと思っていたけどセクシーとの戦いに疲れた今、本当にこの風紀番長と恋愛がしたい。

セクシー番長をエチレンガスと呼ぶ風紀番長「エチレンガスとは周囲を腐らせるガスの名です」

風紀番長「このような公の場でよくもそのような恥ずかしい行為を堂々と行えたものですね。恥を知りなさい!」
その通り!!!!私もそう思う!!!!


あと、運動会の御褒美にジュースくれたのだが、飲み終えた後に「それオレも数口飲んでたから間接キス」って事後報告されてウワ……ムリ……


・突然デートに誘ってきたセクシー番長。もちろん突然だから時間ないじゃん?遅れるじゃん?ヒロインが謝ったら「オレのために服を選んでて遅れたんだろ?ありがとな」って言われたんだけど、突然誘った方が悪くない????まずは突然の誘いを謝罪、その後来てくれたヒロインに感謝だろうが!!!!!って思ったから喪女なんだろうな。


・文化祭。これは共通パートだった。
なぜかHRに番長たちがいて文化祭に参加することになってた。バンドをやるらしくてヒロインはボーカルで参加することが決まっていた。

「でも文化祭は学校の生徒が中心のものだから番長たちが参加した挙句目立つのは……」って言ってくれたヒロインは最高。
そんなツッコミをしつつも他の生徒が楽しみにしていると知って「みんなが楽しみにしてるみたいだから頑張るね」ってヒロインが物分かりよくて泣ける。

その後にバンドの方向性で揉めてバラバラになった時も「文化祭、みんな楽しみにしてるんだよ!?3年生の私たちなんて高校生活最後だから、特に!」「そんな気持ちなら初めからやるって言わないでよね!」って怒ってくれて、あああああヒロインがしっかりしてるといい……


・文化祭の後夜祭のキャンプファイヤー見る?って誘いのメールが来たのだが「木陰に紛れてしっとり運動する方が、オレは好みだけど。」ってもうセクハラ番長に改名するか????

 

・モブに囲まれるセクシー番長。近付こうとして邪魔扱いされるヒロイン。それを発見したセクシー、謎のセクシーポーズでセクシーフェロモンを振りまき、モブ女たちは倒れる。

・セクシー「たくさん恋をしてきた子は活き活きしてるよな」  わかる。私もすごい活き活きしてるし。

・7月。共通パート。ツンデレの買い取った島に遊びに行くことに。執事にも「ツンデレ様」って呼ばれてて笑う。

日焼け止め塗ってあげると言ってきたセクシーをデータ番長が阻止してくれて、オトメ番長がパラソルくれて癒し番長がビーチベッドをくれた。スチルもある。最高。
癒し番長「ご遠慮なさらず、お嬢様。」 最高。癒し番長も好き。cv鈴木千尋だし。優しいし。ライバル番長の方が好きなキャラ多い……

 散歩していたら遭難。ここも共通。
セクシーが助けにきてくれた。お腹が空いたというヒロインにクッキーをくれるセクシー。「一枚ください!」って言うヒロインなんか可愛いな~と和んでたら
口にクッキー咥えて口移ししているスチル
セクシー「はい」←(口に物を咥えて話している。笑わずにはいられなかった)


その後風紀番長も助けにきてくれた!!!私を魔の手から救うためにわざわざ山に分け入ってきてくれた!!!!!
ヒロインとセクシーは何故か引いているが私はしこたま喜んだ。ここでセクシーか風紀か選ばせる選択肢は卑怯なり。


・デートで買い物にきた二人。買い物に付き合ってくれてお礼言ったら「可愛くなろうとしている女の子が見られるのは楽しいからいいよ」と言ってくれるところは純粋に良いと思うし、初めてセクシーさんへの私の好感度が上がった。


・9月。芸術祭を見に来てくれる約束をしていたのに、セクシーは自分たちの展示があって来てくれない。その催しが、女の子に格言を言って色紙にして渡すというモノ。ヒロインは、モブ女に囲まれてるセクシーを見てヤキモチを焼いてしまうが「気のせいだ!」とごまかす。それなのに「ヤキモチ焼いたでしょ」とセクシーから言われ、「彼氏がモテてるのを楽しむくらいの余裕があるのが彼女ってものだと思うよ」とまで言われて、なんかもう……モヤるわ~~~と思っていたらヒロインもモヤっていた。
「自分が当番の間に展示に来てほしかった」と言ったら「それは謝るけど言い方がよくない、駆け引きのコツは自分の気持ちをひたすら押し殺すことだ」
って
ハァァアアアアアア?!?!?!?!ってキレかけたらそれ恋愛経験値問題でズコーーーー!!
「ずっと待ってたのに じゃ嫌味に聞こえる」って注意されたが、こちとらずっと待ってたんだが!?!?としか思えない。


・10月は修学旅行が共通パート。番長が敵味方勢揃いしてお祭り騒ぎで楽しい。一応その後に攻略対象とのシーンもある。

 

・勉強会をすることになり、カフェに他の番長たちも集まっていた。そこでセクシーから「あーんで食べさせ合うのは二人きりでやるべきだよな」と言われたのだが じゃあひざ枕をよりによってクラスメイト達の見ている教室で床にレジャーシート敷いて無理やりやらせたお前はなんなんだ????????????

勉強会なのにドリンクバーで騒ぎ始めた番長たちに嫌気さしてカフェを出てきたヒロイン。そしたら風紀さんに見つかって家まで送ると言われ、もう喪女大興奮。ヒロインはお説教嫌だな~とか考えてるけれど。
しかもセクシーが追いかけてきて「女がこんな時間に出歩くな!」みたいな一悶着あったけどもう私は風紀さんとの逢瀬を邪魔されてスン……ってなって終わった。

 

・12月、共通パートはツンデレ番長が貸し切ったカフェでのクリスマスパーティー
マジシャン一座と称してオトメ、小悪魔、ドS番長がやってきた。力業でスプーン曲げするオトメちゃんかわいいし、セクシーと二人きりよりライバル番長たちとワチャワチャしてる時の方が楽しい。


・風紀さんからせっかく年越しのメールもらったのに、セクシーに覗き見された挙句「年越しの瞬間はセクシーさんとキスしてました」って勝手に送信しやがった。なんなんだ?なんなんだおまえは 


・2月、バレンタインで皆忙しい。せめて恋人の自分には気付いてほしかったと落ち込んでたらボブがバルーンアートをくれた……ボブッ!!!
メールしても放置で、放課後一人さみしく残ってたらライバル番長たちが現れた。忙しすぎて彼女のことほったらかしにするなんて男のすることじゃないだろ とか言ってくれてどんどんライバル番長たちの方ばかり好きになってしまうこんなん。たとえ作戦の内だろうとこんな状況で優しくされたら惚れない!?頼むからライバルたちと付きあわせてくれ。
と私が考えている間にもヒロインは
「何か月も私の悩みに付き合ってくれた人をそんな風に割り切れないよ」とライバル番長たちの誘いを断る。

さすが、ヒロインはヒロインだな……
私もそういう風に考えられる女になr……
風紀番長「いつでも私たちは貴女を迎え入れます。その時は、いらしてくださいね」

あああああああああああああああムリだやっぱライバル番長たちのほうが好きだ。

 

あの人にとって私は大勢いる悩める乙女の中の一人に過ぎなかったんだ……と落ち込んでいるとボブが番長のスケジュールを見せてくれた。そこには14日にヒロインとデートするために直前までスケジュールを詰め込んでいるという内容が書かれたいた。


確かにヒロインを想ってのことなのはわかったけど、それを説明しないのはどう考えても番長側の落ち度じゃないか!?


なおここまで2月共通パートであり、その後攻略対象と仲直りからのバレンタインエピソードが入る。

セクシーは特に面白い内容でもなかったのでスルー。


【エンディング】

ノーマル→忘れた
ドリーム→見事両想い、お付き合いすることに。
パーフェクト→見事両想い、お付き合いしヒロインはセクシー大学に進学

 

 

プリティ番長

可愛い系が苦手なうえにセクシーがアレだったのであまり乗り気でないスタート。

セクシー√ではライバル番長が風紀番長だったが、プリティ√では癒し番長!!!!
駄目だ。この√もライバル番長にときめいて終わる予感がする。

 

・形だけど王道な告白を経て恋人スタート。デートで買い物にきてプリティ番長に可愛いと言われた時に「可愛いといわれなれてなくて免疫ない」というヒロイン、喪女の素質はあるけど所詮過去に彼氏持ちだから決して喪女とは分かり合えない。

あと、買い物の途中で癒しお兄ちゃんが来てくれてそっちにばかり意識が飛んでしまった。

 

・5月、他の乙女のお悩み解決を一緒にすることになった。このパートはヒロインがヒロインらしいな~と感じる話だった。

 

 

・7月、初デートということでプリティくんは本気モードで来てくれる。しかし当方、可愛い系ならずっと可愛い系でいてほしいというか、可愛いを売りにしてるキャラが男を出して低音で囁いてきたりするの苦手なので特にときめきもなく終了。

 

 

・常々ヒロインの私服がダサいと思っていて、なんかジャージ?みたいなパーカー?とにかく小学生女児が着てそうなピンクのピンクと白のダサトップス。
今日はオシャレしてきたの!みたいな時まで同じ服なので微妙に萎える

 

 

・「焦らすのも恋愛テクの一つだよね!」という恋愛経験値問題をだされ、「愛があればそんな駆け引き必要ないよね★」とのことだったのだが、セクシー番長から得た教訓全否定である。

・癒しさん「お嬢様、待ちぼうけですか?」  ハァーーーーーー最高♡

・クラスメイトにウエディングドレスのモデルを頼まれるヒロイン。婚期遅れるから嫌だと断ってるのに引き下がらないこの女はいったい何なんだ(婚期にデリケートな喪女)
結局プリティ番長がモデルになってくれた。

 

 

・癒しさん「僕は僕なりに君のことを見てきたから。」  ここで耐え切れず恋愛番長2を買いに走った。(※恋愛番長2ではライバル番長たちが攻略対象)

 

 

・ヒロイン「恋をするのは怖い。恋を知るのは、怖い……。私の中で、何かが大きく変わってしまうことが、怖くてたまらない……。」
分かるよその気持ち。私も乙女ゲーム初めて人生大きく変わったし久しぶりに合った同級生に「そんなキャラだった……?」って言われたし^^


【エンディング】
ノーマル→友達エンド。恋も分からなかった。女友達と遊園地にきたけど、以前プリティと来た時との楽しさの違いが分からないとのこと。


ドリーム→プリティが告白してくれてめでたしめでたし。セクシーの時はこっちからの告白だったし、やはりするよりされる方がいいな。


パーフェクト→一度は別れるけど最後に太陽の絵文字なる謎のおまじないを教えてもらい、別れた三日後にその絵文字付きのメールが届いてプリティと付き合った。

 

 

 

恋愛番長

その名の通り、この作品のメイン。だけど攻略し終えての感想はいまいちパンチが効いてなかったというかいい意味で普通だった。

 

・待ち合わせして登校することに。遅れてしまったのに「待ってる時間も楽しい」「デートは待ち時間から始まってる」って……ときメモGSならキレられてたよ。

 

 

・初デート、服に気合入れて(いつものダサジャージ)、でも感想聞くのは変だから聞かずにいたら微妙な反応され、モヤモヤしたままカフェに来たけど歩き回って足は痛いし選んできてくれた食事が嫌いなものでテンションどん底のヒロイン。

ヒロインがモヤモヤする気持ちも分からなくはないな~と思っていたけど、そのあと「公園で体を動かすデートなのに破けそうな服だし靴もヒールだから心配になる」って番長に言われて、オイ!!!ヒロインそんなTPO無視した格好だったのかよ!!画面だといつものダサい私服だから分からなかったよそりゃヒロインが悪いよ!!!!
しかも、え??スチル出てきたら服はやっぱりいつものダサいパーカー?なんだけどこの下にヒール履いてるのトンチキコーデでは……

 

 

・ここにきて初めて、ドS番長(cv鈴木達央)癒し番長(cv鈴木千尋)オトメ番長(cv鈴木裕斗)の三兄弟がS木三兄弟という名だと知る。完全に中の人つながりだ。

 

 

・雨の日に子猫を拾う二人。雨だったけど最後に虹が出たからレインと名付けるエピソード。自分が中学生の時に雨の日に友達と見つけてこっそりお世話していた子猫の名前がレインだったので無駄に感動した。

 

 

・恋愛番長「試したり駆け引きは俺たちに必要ねえ」  ここでもセクシーの立つ瀬がない

 

 

・番長との恋愛に慣れてきたヒロイン、デート中に友達と電話するわ会話の相槌テキトーだわで番長にカマかけられた爆笑。
「マズイ。適当にうんうん言ってるのばれたかな?」「良かった、気にしてないみたい」「私たち上手く付き合えてるよね」

初々しかったヒロインはどこへ消えた

 


・進路が決まらないヒロイン、「番長は気楽でいいよね。恋愛のことだけ考えてればいいんだし」
ここまでしっかりしていて空気も読める良いヒロインだったのにビビる。

 

 

・小悪魔番長にちょっかいをかけられてたら恋愛番長が助けに来てくれ、「俺のいない間にエンジェルに手を出そうとするなんざ、ヤス的に言うなら1億と2000年早いぜ」
かんっっっっぜんに中に人ネタだ。アクエリオンだ。

 

 

・演劇のヒロインに抜擢されたヒロイン。なんやかんやで相手役は恋愛番長に。劇のタイトルが「解決ソナーの恋」

かんっっっっっっぜんに中の人ネタだ。怪人ゾナーだ。

 


この演劇の本番、ヒロインが衣装を忘れてくるというこれまた個人的に苦手な展開で心が死んだ。しかも、衣装がなくてもやれる!みたいなかんじで良い話風になっているが、その衣装が衣装係の手作りだとかだったら……と考えてしまうとこのシーンは苦しくなる。


【エンディング】
ノーマル→恋を知ることはできなかったと言われる。しかも「まあ恋だけが人生じゃないぜ」などという根底から色々覆す発言により、「なんだかすべてを否定するようなこと言うね」「悔しいからもう一年トライする、次は専門学校よ!」


ドリーム→番長からまだまだだなと言われるが、俺的には合格だ!とキスされてハピエン


パーフェクト→番長と連絡が取れないまま卒業。これから専門学校で新たな生活!となったところに番長登場。各地を彷徨いながら、予定通り一年でヒロインと別れるか無視して攫おうか と考えていたらしい。めでたく両想いということで、ヒロインの方がちょっと上手?小悪魔な感じでハピエン。

 

 


さわやか番長

・さわやかのライバルは小悪魔番長cv柿原徹也。似合う~

 

・体育祭でさわやかダンシング
七夕窓から入ってきて夜デート
とか色々あるけど、普通にさわやかだな~という感じ。

 

 

・小悪魔番長とのデートを勧められて行ったはいいが、さわやかが気になって途中逃げ出すヒロイン。今回のは浮気は駄目だという指南だったらしいが、「ハニーに本当に好きな人ができるのがいいはずなのに、なんかやだなって思った」とさわやかが言ってくれて、あーーこういうのを求めていたんだよ。乙女ゲームっぽい。

 

 

・遊園地デート。「今日は天気がいいから、絶好の乗馬日和だね。」「ちゃんと僕が手綱を握っているから、そんなに怖がらないで?」とメリーゴーランドで言ってくれるのだ!!!!!!!!!!500000000000点!!!!!!私が個人的にメリーゴーランドに一緒に乗ってくれるキャラが好き(ときメモGSでもメリーゴーランド選択時の反応を重視する)なのでこれは好感度アップ。

 

 

・恋愛番長の物まねをするさわやか番長、完全に森久保祥太郎の物まねをするKENNで面白いから聞く価値あり。

 

 

【エンディング】
ノーマル→さわやかボーイズ(※さわやかの周りにいる親衛隊みたいなさわやかなボーイズのこと)のマネージャーになる。恋は叶わなかったけどマネージャーも楽しい!というさわやかなエンド。


ドリーム→番長規約で、依頼人の女の子のそばに一年以上いられないから旅立つというさわやか番長。旅立ちの日、さわやか番長に恋をしたヒロインは爽快に登場。「依頼人と番長の関係がダメなら私が番長になります!だから連れてって!!」実際規約の話は嘘で、晴れて両想いハピエン


パーフェクト→さわやかと変に距離が空いたまま卒業式が近づくある日、モブから告白されるヒロイン。そういえばシナリオで恋してから色々かわいくなったみたいに言われていた。
卒業式の日、校内放送で外を見て!と流れてグラウンドをみたらさわやかボーイズたちが並んで「アイラブハニー」と文字を作っていた。
みなが窓から見ている中公開キス。証人がこんなにいるからもう離れられないね!でハピエン。同じ衆人環境下でのイチャイチャでもこちらはさわやかだし嫌がってないからセーフ。

 

 


ヤス

 

・初デート、早めに行ってなぜか怒られる。女の子が遅れてくるもんッス!向こうから小走りで「ごめーん待った~?」って言いながらやり直し!!と指導されるヒロイン……

 

 

・お弁当を作ってきてとお願いされる。恋人なら絶対ハズせないイベント!みたいに押し切られるけど面倒だな……と乗り気じゃないヒロイン。
ここでデータ番長(cv木村良平)が登場。彼のアドバイスを聞いてとりあえず作ってみるか~とお弁当を作るヒロイン。お弁当を喜んで食べてくれるヤスの顔を見て「こういうのもいいかも」となった。
ちなみにデータ番長は二人の邪魔より二人からデータを取りたいらしい。

 

 

・ヤスが普通にクラスにいるから大丈夫なの?!バレるよ?!と慌ててたら大丈夫ッスよと軽く返された。クラスメイトだけじゃなく教師まで普通に接してる。
これはあれか?モブっぽいからすんなり馴染んでるみたいな特異体質か?!?!

 

 

・5月、GWの話になるもまさかの五日全てにデートの予定入れているヤス。「GWは好感度急上昇を狙える絶好のチャンス」「あの超難関と言われてるシオンちゃんだってGW連続デートで通常から友好になるッス」
まあときメモGSやってる身として分からなくはないけど。

 


・データ番長「恋のデータバンク、データ番長登場!」 なにその口上

 

 

・思った通りヤスはゲームやネット、雑誌から恋愛に関する情報を入手していることが発覚。その通りに事をすすめようとしてから回っている。
データ番長に、2人はまだ恋人にすらなれていない!と指摘されて落ち込むヤス。結局GWも一度も逢わず……ヒロインも自分でよく考えて、恋人同士がなんあのか調べているヤスを手伝うことに。「恋人なんだから助け合おうよ」と。

この√は恋に初心者な二人という他の番長√とは違った感じの√で面白い。

 


・二人で学校のカップルに聞き込み調査。恋やデートがどんなものなのか調べて、自分たちもこういう風にやってみよう!と前進。
あとここでやっとヤスがタメ口になる。

 

 

・ヤスは外国語2桁話せる。メガネは伊達じゃない。

 

 

・相合傘や文化祭イベントなどあったが、敬語もなくなったことだし他の番長みたいにクセがなくて等身大で初々しいカップルでとても良い

 

 

・ヒロインの元カレが登場。これが例の……「ちょっと付き合ってみようって付き合っただけなの!」ってなんなんだよ…喪女には未知すぎる……しかもデートに誘われてやがる……

 

 

・元カレの話をうっかり話の中でしてしまっても「ちょっとはムッとしたけどそれはそういうこともあったんだでとめとく。君の昔の話が聞けたのは嬉しいからあんまり気にしないよ」てヤス!!!!!!!!!!番長見習のくせに!!!!!恋愛もろくにしたことないくせに!!!!!!!!すごいできた彼氏だな!?

 

 

・修学旅行。露天風呂で貸し切りだ~とくつろいでたら間違えてヤスが入ってくるお約束イベント発生。
ヤスのお腹に、罰ゲームで「チェリー」って書かれているのだがヒロインは「さくらんぼ好きなのかな」って……ヒロインによくあるこういうのなんとかならないのか。

 


・冬休み明け、一緒に登校するの久しぶりだねという会話の中で「おれには1万と二千年くらいに感じたかも。」
ってここでもまた中の人ネタ。無駄に何度も再生してしまった。


【エンディング】
ノーマル→大学生になっても恋を教えてね!という感じでお互いに自然に別れるけど、2人とも心の中ではあのときの告白のことをどう思ってるのか……と悩んでいる。恋愛はまだまだだけどこれからも頑張るぞ!といった感じのエンディング


ドリーム→エンド手前で愛してるとか言われて浮かれていたが別れを告げられた。凹み悩みまくるヒロイン。しばらくした後、空からヤスが降ってきて「おれと付き合ってください!!」
ヤスは架空の彼氏彼女でいるのがつらくて別れたけど、その後不安でなかなか会いに行けなかったとのこと。


パーフェクト→エンド手前で良い感じになっているのでその雰囲気のまま卒業式。ホワイトデーのお返しを渡してくれようとするヤスが「おれと付き合ってもいいって思ってくれてるなら受け取ってほしい」と言われてヒロインは勿論受け取る。ヤスはその後認められて番長になる。
ホワイトデーのお返しの飴の中に一つだけ指輪が入ってたのにちょっとずつ食べてたから大学はいるまで気付かなかったヒロイン。

 


ミステリアス番長

 

・初デートの誘いが来たけど初デートなのに夜に待ち合わせ。「夜!?って思うのが頭固いのかな~」ってヒロイン言ってたけどそれが正常な反応だよ。

 

 

・ミステリアスだと長いからミスティと呼んでと言われた。ミスティはロマンチストだし話がポエムっぽいし不思議。

 

 

・ミスティのライバル番長はドS番長(cv鈴木達央)
デート先でドS番長に絡まれるシーン「本当はこうされるのを望んでたんだろ?」 私のど地雷な台詞キタ^^

 

ミスティが助けてくれるのだが
白背景にミスティが立ってて「かい・がん!」と叫んで炎のエフェクトが出てなんかとんでもない事が起こってるのは分かる。

 

 

・文化祭お疲れ様と言ったら「疲れてないよ。僕のエネルギーは星の力を借りているからね」
まさかこいつ宇宙人か???????

 

 

・雨が降りそうな中一人で帰宅するヒロイン。ミスティからメールがきて「先に帰ったのまずかったかな」と思っていたら雨が降り出しなんかミスティも登場。
「僕を置いて先に帰ってしまったから…きっと神様が僕の代わりにないているんだね」


こういうポエミーというか歯が浮くようなセリフを素で言うキャラは好きなのだがミスティはなんかズレてるんだよな……

 


・雨の中イチャイチャ?していたらまた邪魔しに来たドS番長
ミスティ「あなたの叫びは、この雨の心地良い情緒を潰す。とても好ましくない旋律だね」
ドS「ああ?何言ってんだ?日本語しゃべれよ?」

めちゃくちゃ笑った。

 

 

・ミスティの口調、「~~だね」「~~だよ」みたいな感じなのに謝るときに「ごめんね」じゃなくて「すみません」なのが違和感

 

 

・七夕ということで星空を眺めていたら明らかに星じゃない赤い光が猛スピードで流れていった。
ミスティ「あれは恐らく……赤い彗星!」
ヒロイン『さっきの星、通常の3倍の速度で空を横切ってたの!?』

なんでそのネタをここで入れたんだ。

 


・共通の遭難イベント。助けにきてくれたミスティとコンパス見て帰ろうとしたらコンパスが狂っていた。
ミスティ「君と2人きりだから、僕の心が震えて、うまく針を読み取れないのかなって……」

磁場の影響だよ。

 


・どこに住んでるか聞いたら「それは禁則事項だよ」
涼宮ハルヒの憂鬱を思い出すよ中の人的にも。

 


・ミスティがあまりに謎だから不安に思ってたらドS番長がきて「俺の命令聞くなら秘密教えてやるよ」って甘い誘惑してきたから乗ろうとしたらミスティが来てしまった。ここのミスティのスチル、ミスティが電気を帯びてるんだがこれはそういう比喩表現なのか本当に電気帯びてるのかどっちんなんだ!?

 

 

・ミスティと良い感じの雰囲気になり、パートナーなら気になってること聞いてもいいよね?と今までのミスティに関する不思議体験について質問するヒロイン。
しかしミスティは「恋人なら何もかも包み隠さず話すべきなのかな」とここで卑怯にも恋愛経験値問題を出してくる。「さてここで問題です。君は僕に何もかもを話しているというの?」

これは……ズルくないだろうか!?!?!?!?!?隠していいことと悪いことがあるだろう。
例えば前科あるのにそれを隠したまま付き合ってるとかそういうのは駄目だろう。ミスティのはそっち系の話だろう!!!!!
恋人が得たい知れないとか普通に嫌では!?!?!?!


でもヒロインはヒロインなので「ミスティは大切にしてくれるし今はちっとも分からなくても我慢しなくちゃね……」と身を引くのだ。

言っておくがどのエンディングを迎えてもミスティが自分の正体やその他不思議な出来事について語ってくれることは一切なかった。

 

 

・ヒロインのテストの平均点が37点でちょっと引いた。受験生ではなかったのか。恋に現を抜かしすぎでは?
その後ミスティが猛特訓してくれるエピソードが入るのだが、その後にやったテストの平均点も76点と微妙なのである。本人もミスティも喜んでいるが、このテストは小テストである。小テストの平均点76点は受験生的に大丈夫なのか?得意科目は90点台取れたと言っていたことから、他の科目は76点以下だったことが分かるしヒロイン恋なんてしてないで勉強したらいかがだろうか。

 

とまあ戯言はさておき、テスト結果が良かったからとアメ玉をもらった。このアメ玉、最初の頃にも一つ貰っており「5つ集めるといいことがある」と言われたのだがスルーしていたら再登場である。そんな伏線があったのか。


と思ったがこのアメ玉、どのエンディングを迎えても確か5つ集まらなかった記憶がある上に何が起こるとかも全く言及されずに終わった。

 


・祭りの準備をミスティとすることになるエピソード。貴重なスチルの1枠が、ミスティのイカ捌きスチルで埋まる。
思うのだが世の乙女ゲームで貴重なスチル枠を大して萌えもしないシチュのしかもヒロインとの絡みのないスチルに使うのは乙女ゲーム法で禁止した方がいいのではないか。


せっかく祭りで売るやきそばの具材を下準備したのに、翌朝誰かに喰い割らされている悲劇。
ミスティがボソッと「あとで叱っておかなくては」と意味深な発言。

完全にミスティの身内の犯行じゃないか。


屋台は成功したものの、「結局犯人は誰だったのかな?ミスティさん知ってそうだけど……」とヒロインもなんとなく察しているのだが、それを指摘するとまた悲しそうな顔をされてはぐらかされるのが目に見えているのでここはスルーの選択をする。
ここでせっかくスルーしたのにミスティが「犯人を知っているかも」と言い出すのだ。でもそうか……本当のことを話してくれるんだな……とちょっと嬉しく思っていたら、
「境内を歩いてた犬の口にキャベツがついていたよ。彼にも悪気はないと思うよ」

ってお前……ぜっっっっっっったい嘘だろうが!!!!!!!!!!!少しでも信じたヒロインと私の清らかな心に謝れ!!!!!!!!!!!

 

・遊園地でのデート、観覧車が止まるお約束イベント。密着する胸キュンシチュエーションで、ちゃんとスチルもある。
あるのだが……ヒロインの服がダサいのだ!!!!!!!出た!!!!小学生女児パーカーに白いミニスカunder theジーパン!!!!!!
今時小学生女児でももっとオシャレな恰好をしている。こういう恰好のオタク時々アニメショップで見る。

 

 

・エンディング直前、ミスティもヒロインと同じ気持ちでいてくれてる…?と察したヒロインは告白しようとする。しかし「番長として付き合ってくれているだけでは?」という思いが中々消えず勇気が出ない。
このシーンで、いつものように「ミスティさん」と呼ばずに「ミステリアス番長に聞きたい。告白は怖い?」と質問するのがすごくいい。

 


【エンディング】
ノーマル→告白しようとしたら遮られた。次の街に行くから別れを告げに来たとのこと。「残念なことに恋の本当の楽しさを知ることができなかった。」「すべては僕の実力不足なんだ。」「君はまだ、恋愛がなんたるかをきちんと理解してないんだよ」
ってはぁあああああああああああああ?!?!?!?ヒロインは立派に貴方に恋していたと思うけど?!?!?!

このゲーム、好感度の累積値によってエンディングだけ変わるタイプのシステムなので、直前まで完全に良い感じになっていたもこういう事態が起こる。

ドリーム→「君は僕のことが好きなんだね?」と直球で聞かれた。ミスティ曰くヒロインはまだ恋を知ることはできていないからまだ架空の彼氏として指南していかなければならない。でもヒロインの気持ちに答えたい。
「そうなると架空の彼氏ち言えなくなってしまう。……困ったものです。」←ここ古泉一樹でしょ。

パーフェクト→ヒロインが告白する。告白の言葉がどのルートの中でも一番良かった。告白し終えたら、「合格!」と言われて四つ目のアメ玉をもらった。これも試験だと思われてる!?とショックを受けるヒロインだったが、「告白を聞いてこんなに胸を高鳴らせている僕は指南する者としては失格だ」といって両想いのハピエン。
ヒロインが最後に「結ばれたら、それで終わりじゃない。努力することは尽きない。」「でも、努力して、今日みたいな幸せが手に入るんなら、どんなことだって頑張っていける!」
と思うところが素晴らしかった。

 


ずっと思っていたのだが、ミスティーーーーーーーーーーーーーーーー!!!って叫びたくなる

 


ツンデレ番長

コッテコテのテンプレツンデレで逆に今時珍しい。一番萌える√。

 

・初のメールが、なんで俺を選んだんだめんどくせえ仕方ねえから付き合ってやるぜ恋愛音痴女
みたいな内容で、これ、ツンデレっていうかただの失礼なヤツ

 

 

・ライバル番長はオトメ番長。かわいい。ツンデレ番長のことをオウジサマと呼んでいる。

 

 

ツンデレ番長があまりにもツンデレにかこつけてバカにしてくるからとうとう不満爆発したヒロイン。そしたら「お前に恋のハウツーを教える義務がある。だからまず腹に抱えてる本音を聞きたかったんだ」って言われた。
でも、別にツンデレ番長がわざと怒らせるようなこと言わなければそもそも腹に何も抱えなかったでしょ

自分を想ってしてくれたということでヒロインはお礼を言ったら今後一切お礼言うなと怒られた。
ツンデレ番長「全国ツンデレ協会の決まりで……、『べ、べつにお前のためじゃないんだからな!』という口上を、言わなきゃならねぇだろうが!」

ここがこのゲームで一番笑った好きなシーンです。


・体育祭、お金持ちのツンデレ番長は全部執事に代行させていてそれが腑に落ちない。次は自分で出てと頼むヒロイン。断られるかと思いきや、要望には応えるって最初に約束しただろ!とちゃんと本人が出て頑張ってくれてGOODキター

 

 

・文化祭の後夜祭でツンデレ喫茶をやることになったヒロインのクラス。
ツンデレ番長「4ツンデレレベルでオーダー入ってるぞ」
ヒロイン「お、お水なんだからね!」

 

 

・後夜祭で休憩してたら飲み物を持ってきてくれたツンデレ番長。
ツンデレ番長「これはミスって余ったのを持ってきただけだ。か、勘違いするなよ!?」
ヒロイン「うん。別に勘違いなんてしてないよ?」
ツンデレ番長「な、なんだと!?人がせっかく、お前の為にと……」

ってツンデレ番長の√は終始こんな感じですごい面白かった。

 


・他のカップルの手作り弁当をうらやましそうに見ていたツンデレ番長にヒロインもお弁当を作ってくるのだが、ツンデレなので「庶民のなんかいらねえ!」と言ってくる。
選択肢でストレートにを選ぶと「本当は食べたいんでしょ、ほら!」とストレート。「ストレートは放るな!」って番長がつっ込んできてうけた。

この√のヒロイン、相手が相手なので他の√よりしっかりちゃっかりしていて、
「これも恋の指南になる」と自らあーんして食べさせようとする。

あとここでオトメ番長がくるんだけど手作り弁当は彼女?彼?にも夢だったらしく、野太い声で「その弁当よこしやがれヒゲ野郎!」って争ってて、なんかこの二人は平和だし二人ともいい人だしいいな~と思うのであった。

 


・七夕、願いを聞かれて「王子様に会いたい」といったところ、全国ツンデレ協会の決まりで七夕は年に一度のデレDAYらしく、姫扱いしてもらうことに。
プライベートビーチに連れてきてくれた時にツンデレ番長が言い放った
「この辺りの海域は、俺のものだからな」

というセリフが頭から離れない。

 


・新年と同時にツンデレ番長が来て、ヘリで初日の出をみるというお金持ちキャラらしいイベント。

 

 

・バレンタインのエピソードはどのキャラも前半はセクシーで書いたように共通で、毎回ヒロインはチョコを用意できずごめんね……といったシーンが入るのだが、ツンデレ番長だけはこちらがチョコの話を切り出す前にチョコをねだってきて可愛いなってなった。

 

 

・2月後半、ツンデレ番長はもはやデレデレ番長』『ツンデレ番長はもうツンじゃない』『ツンデレ番長 番長降格大ピンチ!?』等の記事が新聞部から出回り、騒動のせいで姿を現せないツンデレ番長……逢えなくて悲しんでいるとそれを見かねたオトメ番長がわざとおとりになってくれる。本当にオトメちゃんは最初から最後まで邪魔も特にしないしいい子だった……!

やっとツンデレ番長に会えたヒロインは、素直な気持ちを教えてくれと言われて告白する。他の√では告白は必ずエンディングで行っていたのに急展開である。
それを聞いたツンデレ番長は、全校生徒が集まる中、「デレデレ番長に改名か!?」との質問に

「いいか、テメェの女が素直にかわいくなってんだ。普通デレるだろう!?」「ツンデレと言うからには、デレて当然だ!」と宣言する。
オーディエンス沸いてていいシーンなのに笑える。

でもここは純粋に本当にデレがキュンキュンする屈指の良シーンだと思う。


【エンディング】
ノーマル→あんなに両想いだったのにお別れ。「ほかの女の子の彼氏にもなる予定?」と聞いたら「お前にしたみたいに、ツンツンした後にきちんとデレてやるよ」って返されてなんかすごいショックを受けている自分がいた

ドリーム→何故かツンデレ番長に避けられたまま卒業式。帰ろうとするとオトメちゃんが来てくれた。騒ぐ気になれなくて二次会は断ったと話すと「アタシも誘おうと思ったけどやめておくね。元気になったらまた誘ってもいい?」ってオトメちゃん!!!!!!好きだ!!!!!!
その後ツンデレ番長を見つけて、この一年で学んだことを聞かれたヒロインは「恋に大切なのは素直になること」と答える。
「その答えが聞きたくなかった。答えられたら合格で、もう番長は必要ないから……」と避けていた理由を話してくれるツンデレ番長。
しかし、ヒロインはここで番長に中々好きだから行かないでと言えずにいたので「実行に移せないなら不合格だ。もう一年延長だな!」とまた一緒にいられることに。
ツンデレ番長なんか好きじゃないんだからね!」とヒロインが言った後に「……大好きだバーカ」って優しく言うのは反則だと思う。

パーフェクト→屋上にいるとツンデレ番長がやってくる。ヒロインは屋上が好きだと話すのだがその理由が屋上は空を遮るものがないからツンデレ番長と行ったヘリとかビーチとか思い出すからという可愛いやつ。

その後、ツンデレ番長にまたプライベートビーチに連れていかれ、告白される。
告白後がもうデレデレでお幸せにという感じ。

 

 

あと全体的な感想として、


・選択肢の振れ幅がすごい。

例:眠れなかったというツンデレ番長にワケを聞いたらお前の夢を見たからだと言われた後の選択肢

 □私も…

 □フーン


・can see clearly nowに似てるBGMがある。
・攻略中、今いる場所が画面上に出る仕様で、背景が空だと空にいるわけじゃないのに「場所:空」ってなってるのおかしくない???

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・恋愛経験値問題を散々出されたけど、そもそも恋愛に正解ってあるの???
・モブの声をライバル番長たちの中の人があてているので面白い。
皆、ハッピーエンドでも本名を教えてくれない

 

などがある。

この作品は恋愛とは何かを色々な視点から教えてくれるので恋愛初心者にはいいのではないだろうか。恋愛経験値問題も、普通に恋愛のイロハ的な感じで参考にできると思う。私はすでに500人以上と付き合った恋愛女番長なのでそういった部分で特に新しく得るものはなかったが、


・ヒロインには順応力が大切。

・付き合ってから好きになればいいよみたいな台詞とかあるけど、付き合っても好きになれないの物凄い苦行だからやっぱ好きな人と付き合った方がいい

 

ということを学んだ気がする。

 

 

これは個人的に出てくると嬉しいヒロインの部屋シリーズ。

うーん。あの私服も納得の部屋。

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